こんにちは!りっこです^^
2019年6月に、2週間かけてキャンピングカーで北海道旅行をしてきました!
子連れ犬連れ、行き当たりばったりの珍道中の様子はこちらから。
北海道一周旅行の14日目、糠平温泉郷で日帰り入浴を利用したのが『中村屋』という旅館です。
温泉街なので日帰り入浴を利用できるところは多いのですが、その中でも1番の人気のお宿の様子。
調べてみるととっても行きたくなったので、迷わず中村屋を選んでみました。
実際に行ってみると、ホスピタリティ溢れる接客と体の芯から温まる温泉。
そして宿泊しなくても夕食、朝食のみでもいただけることなど、本当にキャンピングカー旅行をしている我が家にとっては嬉しいことづくめの旅館でした。
そんな『糠平温泉 中村屋』をご紹介したいと思います。
中村屋の近くの観光スポットは、楽天たびノートで探すと便利ですよ。
北海道旅行14日目の様子はこちらにまとめています。
中村屋の近くにある『タウシュベツ川橋梁』についてはこちら。
『糠平温泉 中村屋』へ行ってきました
中村屋は、糠平温泉郷のちょうど真ん中あたりにある老舗の旅館。
我が家が今回車中泊させてもらった『ひがし大雪自然館』からも歩いてすぐです。
外観は昔からある大きめの旅館といった感じ。
オリジナルののれんがとっても可愛くて、おっ?と思わせてくれます。
入り口の脇部分は、何やら外装工事中のようでした。
のれんをくぐって中に入ると、中はなんともノスタルジックな空間が広がっています。
昔ながらの古い作りを生かしつつも、とってもオシャレで雰囲気があります。
これは作ろうと思っても、なかなか作れないセンスですよね。
受付のカウンターで日帰り入浴の代金を支払ったら、中へ入ります。
ソファがたくさん並んでいる休憩所。
漫画や雑誌などもたくさん置いてあるので、宿泊した時には夜にゆっくり過ごすこともできそうです。
漫画もズラッと…
他にもポテトチップスや甘納豆などのお菓子が置いてあって、自由にいただくことができるんです。
さらにお飲み物やおやつを注文することもできるんだとか。
日帰り入浴だった我が家にも『どうぞー』とすすめてくださって、なんて親切なんだろうって感激しちゃいました。
本当にホスピタリティにあふれた旅館だってことが、この休憩所だけでも感じられますね。
本当に温かい旅館ですね
『糠平温泉 中村屋』日帰り入浴について
今回我が家は日帰り入浴で中村屋を利用しました。
日帰り入浴は午前と午後のどちらも利用できます。
- 日帰り入浴時間:午前7時半~10時/午後:14時~20時(最終受付19時半)
- 料金:大人500円、小学生300円、幼児200円
朝風呂も利用できるのが嬉しいですね。
内風呂の様子
受付で料金を支払ったら、早速お風呂に向かいます。
長い廊下を1番奥まで行って、階段を下りた先にお風呂があるとのこと。
建物はかなり大きいので、廊下も長いです。
ところどころに飾られている小物もオシャレ。
一番奥まで来たら、階段を下ります。
お風呂の手前には、こんな冷たいお水をいただける場所が。
お風呂上りじゃなくお風呂に入る前にお水をいただいた方がいいそうです。
お言葉に甘えて、一杯いただきました^^
こちらが内風呂です。
男湯と女湯の中は結構違うようですね。
今回は左側が女湯でした。
ちょうど私が入った時には誰もいなかったので、写真も撮らせていただきました。
脱衣所も清潔感があってオシャレです。
ベビーベッドもあって、赤ちゃん連れでも大丈夫。
オムツ用のゴミ箱もきちんとありました。
木のぬくもりを感じられる作りですね。
では早速、中に入ってみたいと思います。
お風呂の中は、天井が高くかなり年季を感じる作り。
お湯はもちろん、源泉かけ流しです。
温度は少し熱めですが、お湯がとってもぬるぬる滑らかで気持ちいい。
においもそんなになく、無色透明のお湯なんですが、とにかくよくあったまるし肌もすべすべになるいいお湯です。
しかもお風呂の中に座れる椅子もあるので、半身浴もゆっくりできます。
今回の北海道旅行で入った温泉の中でも、1位2位を争うくらいのいいお湯でしたよ。
すぐに湯あたりしてしまう私はあまり長く入っていられませんでしたが、それでもちょっと使っただけなのに体の芯から温まって、しばらくポカポカしてました。
長く浸かりすぎると、汗が滝の様に出てなかなか洋服が着れないくらいに温まってしまいそうです。
まさかの混浴露天風呂があった!
そしてこの中村屋。
もう一つの特徴が、露天風呂が少し離れた場所にあるのですが、なんと『男女混浴』ってこと。
しかもタオルや水着を着けたまま入るのはNGの、完全にすっぽんぽんで入らなければいけない露天風呂なんです。
えっ!それはちょっと…
とりあえずどんなお風呂なのかを見にいってみました。
こちらの扉の外にあるようです。
いちおう女性専用タイムがあるようですが、その時間は残念ながら日帰り入浴では入れない時間。
なので宿泊をすれば、専用時間に安心して入ることができるってことですね。
扉を抜けると、露天風呂まで階段が続いています。
脱衣所はきちんと女性用と男性用には分かれていました。
男性側も誰もいなかったので、露天風呂の様子を覗いてみると…
めっちゃ気持ちよさそうなお風呂―♪
だけどお湯はやっぱり無色透明、お風呂の中までガッツリ見える!
これはさすがにタオルも水着もなしだと、かなり勇気がいりますね…
せめてお湯がにごっていたら、まだ入っちゃえば見えないか!って思えるんだけど、ここまでクリアに見えてると恥ずかしいを通り越して開き直るしかなくなっちゃいます(笑)
けれど夜になると、ライトを消したりもできるようですよ。
そうなったら本当に『星の里』の名前の通り、満点の星を見上げることができるんだとか。
宿泊してたら、女性専用時間に絶対入りたい!
けれどさすがに日中の混浴時間帯には、こんなおばさんの裸体をさらすなんて人さまに迷惑すぎるので諦めました(笑)
ぜひ勇気のある人は、混浴露天風呂にも挑戦してみてくださいね。
『糠平温泉 中村屋』朝食のみで利用
夜はお風呂だけで利用した『中村屋』ですが、宿泊をしなくても食事だけでも利用することができるんです。
HPの隅っこのほうに書かれていたのですが、それを目ざとく見つけた私(笑)
予約制なので当日の夜ご飯ってわけにはいきませんが、翌日の朝食は大丈夫ってことだったのでお願いしてみました。
中村屋 食事のみの料金
食事のみの料金設定は、とってもリーズナブルです。
- 夕食
大人1人3,240円(入浴とセットの場合は3,400円)
開始時間は18時~19時 - 朝食
大人1人1,080円(入浴とセットの場合は1,400円)
開始時間は7時30分~8時30分
夕食は糠平周辺で採れた山菜や野草、十勝の畑でとれた食材中心のお料理。
朝食は和洋バイキングで、宿泊者が少ない時のみ1人分ずつ用意してもらえるそうです。
バイキングなんて久しぶりだし、朝からどんなごちそうが食べられるのか楽しみ~♪
驚くほど豪華な朝食の様子
ってことで、お風呂に入った翌日の朝8時頃に、中村屋へ朝食をいただきに行ってきました。
食堂の入り口には、使用している食材の種類や生産者などがズラッと並んだものが。
こちらの奥が食堂になっています。
開き扉がなんともオシャレ。
食堂の中は、かなり広めでテーブルと椅子がたくさん並んでいます。
天井も高くて、ログハウスのような感じですね。
暖炉があったりして、森のレストランといった感じ。
そして楽しみにしていた和洋食のバイキングは、思っていた以上の品数でとっても豪華!
地元の野菜や食材を使った料理ばかりで、どれも新鮮で本当に美味しそう。
特に和食がかなり種類も豊富で、全品お皿に盛りたいけれど1回ではお皿が足りないくらいの多さです。
野草の天ぷらなんかもありました。
こちらはレッドムーンというじゃがいもを使った肉じゃがと、野菜たっぷりのミネストローネ。
パンは勝産小麦をつかった焼きたて!
パンやヨーグルト用のジャムやハチミツも、たくさん揃っています。
飲み物も、おいしいよつ葉牛乳やスムージー
さらにコーヒーや紅茶、
そしてさらに、朝からミニビールやワインまで!(運転手は絶対に飲まないでくださいね)
もう本当に豪華すぎて、これで1,080円で本当にいいの?って思うくらいの内容でした。
しかも幼児は無料でいいとのことで、息子の料金は支払ってないんです…
本当に申し訳なくなるくらいの豪華さでした
で、欲張って全種類制覇しようとお皿に乗せてみたけれど、結局1回では半分くらいしか乗り切らなかった私のご飯がこちら。
ランチプレート1,500円って言っても、安い!って感じるくらいの内容です。
もちろんこの後、おかわりでさらにもう1回他のおかずも取りに行きましたしね。
もう朝からお腹がはちきれんばかりの満腹になってしまいました。
ちなみに無料でいただいてしまった息子の朝ご飯でさえ、こんなに豪華になってしまいました。
そして中でもとっても美味しかったのが、こちらの納豆。
豆の大きさがびっくりするくらいに大粒で、しかも味がとっても濃くって本当に美味しかったです。
十勝の渡辺食品というところの納豆のようなんですが、これはみんなに1度食べてみて欲しいなって思うくらいに美味しかったです。
他にもどのお惣菜もお野菜も、薄味で控えめな味付けでとっても食べやすかったですよ。
どれも素材の味を最大に生かしているんだなって感じるお料理でした。
これは夜ご飯も、3,000円払ってでも食べたかったなー。
車中泊や日帰りの人でも、ぜひお風呂とご飯を中村屋でいただくのがおすすめですよ。
『糠平温泉 中村屋』のそのほかの魅力
他にも中村屋の魅力はたくさんありました。
看板犬のあずきちゃんは、ニューファンドランド犬の女の子。
朝の散歩の途中でも会えたのですが、犬好きでとってもかわいらしいワンちゃんでしたよ。
本当に大きいから、存在感が半端なかったです。
中村屋の受付入って右側にあるお土産コーナー『おみやげのまるみ』は、都内のインテリアショップ並みにおしゃれな空間でした。
地域の特産品や
食事の時にもいただけたドレッシングやジャムなども並んでいます。
あずきなどの北海道産のお豆は、量り売りもしてくれるんですって。
他にも革製品を使った小物や
衣類、エプロンまで販売されていました。
地元の野菜も購入できたりして、本当に1時間くらい見ていられそうなくらいの充実度。
ちなみにこちらの『おみやげのまるみ』だけでの利用も可能とのこと。
なので宿泊やお風呂などの利用をしなくても、糠平温泉郷へ観光へ来たときにはぜひ寄ってみて欲しいです。
普通の『THE・お土産屋』とは一味も二味も違った、ここでしか手に入らないものがたくさんありますよ。
『糠平温泉 中村屋』基本情報
糠平温泉 中村屋は、1度行ったら忘れられないくらいに印象に残る、とってもいいお宿でした。
今回は宿泊はしませんでしたが、お風呂とお食事をいただいただけでも、そのホスピタリティの高さなどが伝わってきました。
お部屋も昔ながらの和室以外に、リノベーションをした和洋室やペット可のお部屋まで、お値段や宿泊用途によって使い分けることもできそうです。
今度行くことがあれば、ぜひ宿泊してみたいなと感じたお宿でしたよ。
名称 | 糠平温泉 中村屋 |
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住所 | 〒080-1403 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷 |
電話 | 01564-4-2311 |
日帰り入浴 営業時間 | 可(午前7:30~10:00/午後14:00~20:00) |
日帰り入浴 料金 | 大人500円、小学生300円、幼児200円 |
宿泊料金 | 1泊税抜9,500円~ |
HP | http://nukabira-nakamuraya.com/ |
『糠平温泉 中村屋』まとめ
たまたま調べて出てきた『中村屋』なのですが、お湯も食事も素晴らしくって本当に大満足でした。
北海道旅行最後のお風呂と最後の朝ご飯が、期待以上に素晴らしい思い出になったのも、中村屋のおかげです。
ぜひ糠平温泉へ次回行った時には、宿泊してみたいなと思います。
そして泊まった時には、露天風呂にもリベンジしたいと思います^^
北海道の中でもあまり行くことがない場所かもしれませんが、タウシュベツ川橋梁などの観光へ行く際には、ぜひ中村屋おすすめですよ!
これから糠平温泉郷や中村屋へ行こうと思っている人は、参考にしてくださいね。
中村屋の近くの観光スポットは、楽天たびノートで探すと便利ですよ。
北海道旅行記一覧
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- 6/8(2日目)苫小牧~恵庭
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- 6/12(6日目) 旭川~秩父別
- 6/13(7日目)秩父別~天塩
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