太平洋フェリー『新きたかみ』乗船記 ウィズペットルームに愛犬と宿泊

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2019年1月に就航したばかりの、太平洋フェリー『新きたかみ』に乗って北海道へ行ってきました。

今回はシニア犬2頭を連れての旅行なので、奮発して1等ウィズペットルームに宿泊。

とっても快適で、ワンズも人間ものんびり過ごせました。

このページでは、そんな『太平洋フェリー 新きたかみ』の様子をお伝えします。

これからフェリーで北海道へ行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

追記:2021年8月にも新きたかみに乗船しました。その時はウィズペットルームが取れずに、犬たちだけペットルームにお預けしました。その時の様子やコロナ禍での対応などもチェックしてきたので、追記しています。

帰りに乗った『さんふらわあ』の詳細は、こちらをどうぞ。

⇒北海道行きのフェリー『さんふらわあ』と『きたかみ』を徹底的に比較してみましたよ。

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⇒今回の北海道一周旅行の詳細は、こちらにまとめています。

北海道旅行記一覧

目次

太平洋フェリー新きたかみ 受付~乗船

今回の北海道旅行では、行きは仙台~苫小牧で太平洋フェリー新きたかみ、帰りは苫小牧~大洗で三井商船フェリーのさんふらわあふらのと、別の便で往復してみました。

どちらもシニアなワンズの為に、ペットも一緒に泊まれるペットルームを予約です。

行きの太平洋フェリー新きたかみは、2日に1便しかありません。

しかも今回泊まりたい『1等ウィズペットルーム』は、一隻に2部屋しかないという貴重な部屋。

その為、予約ができる乗船2か月前の朝9時には、PCの前で時計とにらめっこしながら予約をしましたよ。

実は本当は6/5に出発したかったけど、4/5に初チャレンジした時には出遅れて惨敗。

仕方ないから4/7に改めてチャレンジしたんです。

りっこ

無事に予約ができてよかったー。

2部屋しかないのであっという間に埋まってしまうので、旅行の日程が決まっているなら2か月前の同日9時ピッタリに予約しないと、ウィズペットルームはなかなか取れないので頑張りましょう。

そんなわけで19:40発の新きたかみに合わせて、午前中に神奈川の自宅を出発。

ナビでは仙台港まで5時間となっていたのですが、余裕を持って早めに出ました。

途中ドッグランのあるサービスエリアで犬たちを走らせてから行こうと思っていたのに、お天気はあいにくの雨。

仕方ないので道中はお昼ご飯の時に1回トイレ出しをしただけで、お散歩はしないまま仙台港に到着です。

行きのフェリーではご飯は持ち込んで食べようと思っていたので、仙台港の手前にあるセブンで買い出し。

仙台港の周辺には、コンビニがけっこうたくさんあるので便利ですよ。

こちらが仙台港のフェリーターミナルです。

仙台港へ到着したのは17:30頃。

乗船開始は出航の90分前の18:10ですが、まずは乗船受付をします。

車は乗船駐車場に、順番に停まっていたので後ろに並びました。

乗船受付には、以下のものが必要です。

  • 予約番号
  • 車検証
  • 予約の決済で使ったクレジットカード
  • 1等ウィズペット利用誓約書(1等ウィズペットルーム利用時のみ)

1等ウィズペットルーム利用をしなくても、ペットルームを利用する場合には別の誓約書があります。

すべて太平洋フェリーのHPにあるので、前もって印刷して記入しておいた方が楽です。

あとは予約時に乗船名簿登録をしていない人は、用意されている乗船申込書も書く必要があります。

私は前もってネットから乗船名簿登録をしておいたので、そのまま列に並びました。

ちなみに受付には、当日の船の空室情報も出ていました。

このタイミングでも、空いている部屋であればちょっとランクアップしたりもできるようですね。

受付を完了すると、車のルームミラーにつける行き先が書かれた紙と、乗船チケット、ルームキーをもらいます。

後は乗船時間の18:10になったら、船に乗り込むだけ。

車は旦那が船まで運転して乗るので、運転手以外は歩いて乗船する必要があります。

なのですが、我が家は中型犬×2頭なうえに、車の中には備え付けのゲージを使っているため犬を船内まで運ぶ手段がありません。

もちろんワンズは歩いての乗船は禁止なので、何かに入れて運ぶ必要があります。

前もって太平洋フェリーに確認の電話をしたときに、乗船用のカートがついたゲージを貸してもらえるということだったので、もう一度借りれるかを確認。

すると、前の人が今使っているから、ゲージが戻ってきて使える様になったら携帯に連絡してもらえるとのこと。

とっても親切に対応してくれたので、嬉しかったです。

それまでは車で待機できるのでよかったー。

少し時間があったので、駐車場に停まっているトラックの脇を散歩してトイレタイム。

部屋の中ではトイレできないのん太が少し心配なので、時間を取ってちゃんと大小どちらもしてもらいました^^

18:15頃に電話が入り、ゲージの用意ができましたとのこと。

船内に持ち込む荷物と犬達を連れて、フェリー乗り場に向かいます。

するとお姉さんが、ゲージを用意して待ってくれていました。

用意してくれたゲージの大きさは、大型犬が余裕で入るくらいのかなりのビッグサイズ。

なので我が家の2頭は一緒に入っても全然余裕でした。

けれどほんと車輪がついただけのゲージなので、持ち手や押す場所もなし。

直接ゲージをガラゴロ押して、船の中まで運びます。

まるで動物園の動物みたいに、たくさんの人に注目されてましたね(笑)

船までの途中は結構坂道になってるので、合計30キロのゲージを押すのは一苦労でした^^;

途中で優しいおばさまに手伝ってもらったりして、何とか船までたどり着きましたー。

船内でウィズペットルームは6デッキの1番端っこ。

我が家は682号室です。

ペットルームはホテルの廊下のような通路を抜けて、さらにドアを1枚通った1番奥にありました。

こちらが今晩宿泊する、1等ウィズペットルーム洋室です。

HPの写真で見ていた通り、とってもきれいで本当にホテルみたい!

息子は初めての2段ベッドに、大喜び♪

早速テレビの前の上のベッドを陣取って、『ここは僕のベッドだからね!』と陣取っていました(笑)

追記:2021年8月に再度新きたかみに乗船しました

2021年8月に、再度仙台から苫小牧まで新きたかみに乗船して渡りました。

その際に変わっていたのは、まずターミナルへ入ったらこんな簡易のブースができていて、もれなく担当のおじさんに体温をチェックされるようになっていました。

熱がないことが確認できると、こんな確認シートを渡されて、こちらをチェックインするときに受付に渡すようにと言われました。

りっこ

万が一熱があった場合は、乗船を拒否されてしまうようですね。

後は受付をするカウンターにも、飛沫を防ぐようにしっかりと対策はされていましたよ。

そしてもう1点、こちらはコロナは関係ないのですが、今回もゲージはお借りして船内へ犬たちを運ぼうと思っていた我が家。

前回と同じようにゲージを貸してほしいと伝えたところ、今は船内にしかゲージがないからすぐに用意できないとのこと。

なので今回は車で直接犬も船の中の駐車場まで乗っていって、車を停める所にゲージを用意するからそこから一緒に乗船してほしいと言われました。

りっこ

前回はゲージを押しながら乗船してかなり大変だったので、とっても助かりました!

ただ車の位置の伝言がうまくいっていなかったようで、実際は車を停めてからもゲージの用意がされていなくて、けっこうワタワタとあわただしくなってしまったのがほんとの所^^;

結果的には無事乗船できたのですが、やっぱり1番いいのはゲージなども持参してそちらに乗せて乗船する方法ですね。

ゲージを借りて犬を乗船させる場合は、歩いて船に乗る人が一緒に連れていく場合と、車で乗船する運転手が連れていく場合の2通りあるので、直接受け付けの方に確認して指示に従うようにしてくださいね。

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太平洋フェリー新きたかみ ウィズペットルームの室内

ではここからは、今回宿泊した1等ウィズペットルーム洋室の設備をご紹介しますね。

人間3人まで、犬は大型犬1頭、中型犬は2頭まで入れるので我が家にぴったり。

というか、思っていた以上に広くて快適なスペースでした。

部屋を入って左側は、2段ベッド。

1階にも2階にも、きちんとコンセントやライトがついていて携帯などの充電もベッドの中でできました。

上の段にはきちんと柵があるので、寝相の悪い息子でも安心。

ベッドの大きさは、シングルよりも少し狭いかなといった感じです。

なので添い寝で寝るにも、ちょっと5歳児と寝るには狭いですね。

たぶん2~3歳くらいまでなら大丈夫かもしれませんが、下の段のベッドだと柵も無く落ちやすいので注意が必要です。

向かって右側のベッドの正面には、テレビもついていて特等席です。

もちろん息子は、この場所をキープしてました(笑)

部屋に用意されていたのは、スリッパと水のみ、ペット用のいろいろ一式。

中身はコロコロやペットシーツの替え、あとはお掃除シートまで用意されていました。

使いませんでしたが、パジャマもちゃんとありましたよ。

それにポットや粉末のお茶、ドライヤー、ティッシュまで。

ドライヤーは大浴場にもありますが、混雑している時間で並んでいたので部屋にあってとっても助かりました。

この下には、冷蔵庫もありましたよ。

化粧台に鏡、クイックルワイパーも完備です。

空気清浄機まで置いてあるのには、ちょっと驚きでしたね。

あと部屋には、トイレとシャワーが完備されています。

大浴場を使ったのでシャワーは使いませんでしたが、お風呂が混んでいる時なんかにはサクッとシャワーに入れるのが嬉しいですね。

もちろんタオルも用意されていますよ。

部屋には空調もあるので、冷暖房を使うことができました。

この日は船内はなんだか寒かったので、暖房を入れてちょうどいいくらい。

あとはペット用のゲージも、右側のベッドの下に設置されていました。

船内に運んだ時のゲージと同じ大きさなので、かなり大きめです。

2つゲージが必要な場合は、スタッフの方が持ってきてくださるとのこと。

こちらの空いているスペースにもう1つ持ってきてもらおうと思ったのですが、思わぬ落とし穴が。

この左側にもう1つ同じゲージは入るのですが、入れてしまうとそちらの入り口が開かないんですよね><

ってことは、ゲージに入れたらわんこを出せなくなってしまうということ。

完全に船内にいる時はゲージから出さないのであればそれでもいいと思うのですが、さすがに16時間入れっぱなしにはできないですよね^^;

ということで、せっかくお願いしたゲージはやっぱりお断りして、空いていたスペースにももう1枚のペットシーツを敷いて水のみスペースにしておきました。

いい感じのスペースで、早速くつろぐお二人さん。

けれど結局は、夜寝る時にはこんな感じで床の上に寝そべって寝ていました。

ゲージの中じゃないので、犬達も足を伸ばしてゆっくりできるのがいいですよね。

追記:太平洋フェリー新きたかみのペットハウス

2021年8月に、2度目の新きたかみへ乗船した時は、残念ながらウィズペットルームが取ることができなかったんです。

なので犬たちだけは、ペットハウスへ預けて乗船することにしました。

りっこ

本当は一緒のお部屋がよかったけどで、仕方ないよねー

ペットハウスを利用する際は、乗船受付時に2枚の紙を渡されます。

こちらはペットのゲージの番号や、ロックの番号が書かれた紙。

そしてもう1枚が、写真付きのペットハウスの利用方法が書かれた用紙になります。

ペットハウスはペットテラスの中からしか、入ることができません。

さらにこんな頑丈な鍵がかかっているので、買い主しか入れないという徹底ぶり。

りっこ

第3者が入れないっていうのは、すごく安心できますよね

先ほどもらっていた鍵の番号を見ながら、ロックを解除します。

ペットハウスの中は、1頭ずつ入れられるゲージが全部で10頭分。

今回は、我が家の2頭だけで他の犬はいませんでした。

ペットハウス内には、あなり設備も整ってますよ。

おしっこやウンチを処理するためのシートや洗剤、新聞紙など至れり尽くせり。

もちろんエアコンも完備で、この日はとっても暑い日だったのですが、ペットハウス内はすっごく涼しかったです。

設定温度を見てみると、24度とかなり冷え冷えです。

床を汚してしまった時用に、下も流せるようになっていました。

またお水をどうしようかと思っていたら、こんな倒しにくい水飲みセットを貸してもらうことができました。

りっこ

船内のインフォメーションで、ペット用の水飲みが欲しいと伝えれば貸してくれますよ。

気になるゲージの大きさは、中型犬が入ってもこの通り余裕の大きさでした。

これなら大型犬でも、問題なく入れる大きさだと思いますよ。

1つずつのゲージにも、それぞれ違う番号のロックがかかっているので、先ほどの紙を無くさないように要注意ですよ。

ゲージの番号は4桁の数字なのですが、ゲージごとに異なりました。

我が家の犬たちは、こういったところに入れられることに慣れていないので、最初は吠えたりしていましたが、1時間に1度くらい顔を出していると、最後は諦めたのかもうふて寝してましたね^^;

けれど思っていたよりペットハウスは快適で、安心して利用することができましたよ。

デメリットとしては、夜10時から翌朝7:15までは鍵がかかってしまって、おしっこ出しができない事。

なので10時ギリギリに1度おしっこ出しをして、また朝7;15にはまた様子を見に行ってと、いろいろ大変ではありましたね。

りっこ

やっぱりできることなら、ウィズペットルームを予約するのが安心ですね。

ただもしウィズペットルームが取れなかったとしても、ペットハウスに預ければ安心なのでよかったです。

ペットハウスはウェブ予約からの予約時には、1頭分(1ゲージのみ)しか予約をすることができません。
乗船してから船内の受付カウンターへ行って、もう1ゲージ空いている場合のみ追加で借りることができます。
その場合は、その場で現金で1ゲージ分1,000円を支払えば大丈夫です。
ただ混雑期には、もしかすると犬がいっぱいで2ゲージ目を借りられない場合も考えられます。
その場合は、1つのゲージに2頭や3頭を一緒に入れるしかなくなってしまいます。
なのでそういった意味でも、多頭飼いの人はウィズペットルームを取った方が安心ですね。

太平洋フェリー新きたかみの船内

では改めて、太平洋フェリー新きたかみの船内を紹介しますね。

今年2019年の1月に就航したばかりということもあって、本当にとってもきれいな船でしたよ。

6デッキと7デッキが、宿泊する部屋やレストランがある場所です。

船内はこんな感じで本当にホテルの様に、ズラッと部屋が並んでいます。

新きたかみの特徴として、昔ながらのフェリーに多い雑魚寝の大きな部屋がないんです。

なので全部が個室やベッドがある大部屋になっているんですよね。

ちなみに我が家が宿泊した1等ウィズペット洋室は、1番端のこちらの場所でした。

船内はまるでホテルさながらの、このきれいな廊下。

エントランスにあるモニターには、出航まで外の様子が映されていました。

出航後は、現在の位置などが表示されていたので今いる場所がよくわかります。

『スペーストラベル』をコンセプトに作られた船だけあって、宇宙感が満載の船内です。

子供の遊べるキッズスペースも、なんだか宇宙船の船内のようなイメージ。

あまり広くはないですが、床や壁がマット素材になっているので安心です。

床にはプロジェクションマッピングのようなゲームが次々に現れて、息子は大興奮!

子供はあまり乗っていなかったので、貸し切り状態で汗だくになるまで遊んでいました^^;

2021年8月時は、キッズスペースは閉鎖されていました。

船内の案内も、このようにプロジェクターで壁に写されていてとっても近代的です。

ゆったり過ごせるパブリックスペースも、かなり広々。

どこを見ても、ホテル顔負けのシンプルで洗練された内装です。

今までのフェリーの概念を、ちょっと壊されたようなとってもおしゃれな船内でしたよ。

パブリックスペースの近くには、レストランがあります。

今回夜にはコンビニで買ったご飯を食べたので、レストランは利用しませんでした。

けれどバイキングで、とってもいい匂いがしていましたよ。

翌日の朝ご飯をレストランでいただいた様子は、のちほどご紹介しますね。

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太平洋フェリー新きたかみの設備

船内を一周回って、新きたかみの設備を見てきましたよ。

どれも新しい船だけあって、とってもきれいで気持ちよく利用できる設備でしたよ。

まずはこちらが展望大浴場。

お風呂からはもちろん海が見えて、とっても開放的でした。

夜は外は真っ暗ですが、朝風呂にも入れるのでもちろん2回楽しんじゃいましたよ♪

大浴場を利用したくない人でも、シャワールームが別にあったので安心です。

きちんと個室になっていて、中もとってもきれい。

バスマットも完備されていましたよ。

しっかりと脱衣スペースも広めに作られているので、パパっとシャワーを浴びたい時にも便利です。

もちろんシャワールームにも、ドライヤーまで置いてあって完璧です!

続いてはコインランドリー。

旅の帰りなどに利用するときには、フェリーの長い時間の中で洗濯ができてしまうのって楽ですよね。

洗濯機は200円。

乾燥機は30分で100円と、良心的な価格でしたよ。

レンジや熱いお湯が利用できる給湯室もあるので、カップスープやお弁当を買ってきてもここで調理できます。

授乳室などを備えたベビールームもありましたよ。

あかちゃんのオムツ替え台があったり

ミルクや離乳食用のレンジや給湯器もあります。

奥には個室の授乳室もあるので、個室をとらなくてもゆっくり授乳ができるのがうれしいですね。

こちらは船内にある売店です。

お菓子やおつまみ、飲み物はもちろんのこと時間つぶしになりそうな雑誌があったり

アメニティグッズや北海道、仙台のお土産まで揃っていました。

お酒の種類も結構豊富です。

売店は夜9:30まで、朝は8:30からと、コンビニの様に常にオープンしてるわけではありません。

もうちょっと長い時間営業してくれたらいいなと思ったのですが、代わりに自動販売機はたくさんあるので飲み物ならこちらで購入できますね

アイスの自販機もあったのは、ちょっと嬉しかったですね。

もちろんお風呂上りにいただきました^^

お酒の自販機もあるので、もう一本飲みたい!となっても安心ですね。

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ペットエリア(ペットハウス・ペットエリア)

新きたかみの特徴である、ペットハウス、ペットテラスも利用させてもらいましたよ。

我が家が泊まった682号室からは、すぐにデッキに出れるようになっていました。

わざわざゲージに入れたりすることなく、そのままリードでペットテラスまで行き来できるのがとっても便利でしたよ。

デッキに出たら、左側にペットテラスがあります。

22:00~翌朝7:15までは鍵が閉まっていますが、それ以外の時間なら自由に入ることができます。

ホースでお水を流せるようになっているので、おしっこをしたらお水で流す感じですね。

我が家の2頭は外でしかおしっこできないので、このスペースがあって本当によかったです。

ちなみにテラスの半分は、屋根もなく完全に外の状態。

なので雨が吹き込んでいて、天気が悪かった夜にはかなり濡れてしまいました><

翌日の朝には晴れたので、テラスも気持ちいい!

我が家のワンズが遊ぶには少し狭いですが、小型犬ならボール遊びくらいはできるかも。

ちなみにペットルームに宿泊しない場合、このペットハウスに預けることもできます。

利用されている方にお願いして、少し中を見させていただきました。

冷暖房も完備されていて、設備は万全!

これなら真夏や真冬でも、安心ですね。

ちなみにペットハウスにはペットテラス側から入るのですが、ペットハウスにペットを預けた人しか入れないようにロックもされていました。

りっこ

外部から人が決まった人しか入れないというのは、飼い主として嬉しいです。

ただしペットハウスに飼い主が入れるのも、22:00までと翌日7:15からのみ。

夜間は立ち入りができません。

閉じ込められると吠えてしまう子などは、少し厳しいかもしれませんね。

ペットハウスやペットテラスの利用については、こちらに詳細が書かれています。

必ず利用の前には、確認してくださいね。

太平洋フェリー新きたかみ ペット関係のお取り扱いについて

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太平洋フェリー新きたかみ レストランブッフェで朝ご飯

せっかくレストランがあるフェリーなので、朝ご飯はブッフェを利用してみましたよ。

お値段は、大人1,000円、子供800円、乳幼児は無料と嬉しい価格設定です。

ちなみに夜ご飯も大人2,000円でブッフェなので、たくさん食べる家族ならかなりお得かもしれません。

しかも幼児は夜も無料!

我が家は小食なので、2,000円分食べれる気がしなかったのでコンビニ弁当で済ませましたけどね(笑)

レストラン入り口にある券売機で、朝食チケットを購入して中に入ります。

本日のメニューはこんな感じ。

かなり豪華な朝ご飯になりそうですね。

中に入ると、本当にホテルの朝食並みに豪華!

ご飯もパンもありますが、比較的ご飯に合うおかずが多めの印象です。

サラダもたっぷりいただけるのが嬉しい♪

納豆は、和食の朝ご飯に欠かせませんよね!

パンの種類も豊富で、ワッフルまであるのが子供に嬉しいです。

他にもグラノーラがあったり、

ヨーグルトやフルーツまで。

コーヒーやオレンジジュース、リンゴジュース、牛乳と飲み物もいろいろ選べました。

お酒も別途有料で販売されていました。

で、朝は特に食べない息子はこちらのワッフルモーニング。

私はかなり欲張って、朝からガッツリいただきました!

海を眺めながら、朝ご飯をいただけるなんて優雅で気持ちいい♪

ちなみにレストランの店内は、窓際の海を眺められるテーブルがやっぱり人気でしたね。

(これは閉店間際だったので、人が誰もいませんが…)

ほかにもボックス席などもあり、席数にはかなり余裕がありました。

持ってきた食事をする人も多いので、そこまでレストランも混んでおらずゆっくりと食事を楽しめましたよ。

思っていた以上に豪華な食事で、朝からお腹いっぱーい!

苫小牧到着は11:00に到着なので、朝ご飯後も少し時間があります。

天気が良かったのでデッキに出たら、少し空気が冷たくて北海道に近づいてきたのが感じられました。

船内を探検したりお部屋でゴロゴロしていたら、あっという間に下船時間!

おもちゃなどもいろいろ持ち込んだのですが、案外あっという間に過ぎてしまいました。

追記:2021年8月のレストランの様子

20217年8月にも、朝食でレストランを利用してみました。

すると並んでいるメニューは前回とほとんど一緒でしたが、この通りビニールシートが料理の手前にかけられていました。

そして料理を取る際は、マスクとビニール手袋は必須。

また座席の方も、すべてにビニールシートで飛沫対策がされていましたよ。

たたb

食べ終わった席は、随時お姉さんがアルコール消毒をしてくれていたので、この辺りも安心できますよね。

もしかすると船内のレストランはやっていないかも?と心配していたのですが、コロナ対策はしっかりとされながらも、夜も朝も営業はされていましたよ。

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太平洋フェリー新きたかみの下船

太平洋フェリー新きたかみの下船は、乗船と同じように運転手だけが車で下船。

後の同乗者やペットは歩いて下船する必要があります。

乗船時に使用したペットゲージは、泊まっていた部屋のすぐ脇に置いておいてくれたので、ワンズをゲージに乗せて下船です。

下船は下り坂が多いので、乗船の時ほど大変ではありませんでしたよ。

苫小牧港のフェリーターミナルが見えてきました。

フェリーターミナル内ももちろんワンズを歩かせることができないので、1階までエレベーターで降ります。

外に出たところに太平洋フェリーの営業所があったので、ゲージをどこに置けばいいか聞いてみました。

すると、営業所の前に置いておいていいですよとのこと。

なのでここでワンズはゲージから出して、ゲージだけをお返ししました。

太平洋フェリーは乗船時も下船時も、とっても親切に対応していただけたので大満足です。

ペット連れに慣れているようで、誰に聞いてもすぐに回答をいただけたのも気持ちよかったですね。

太平洋フェリー新きたかみで感じた不便

とってもきれいで子連れペット連れでも快適だった新きたかみですが、少しだけ不便もありました。

そこまで気になるほどではありませんが、改善されると嬉しいなと思うのでまとめておきます。

  • 有料のインターネットサービスが部屋でつながらない!
  • ウィズペットルームだと船内放送が聞こえない
  • 犬のトイレ出しが、夜できない
  • 雨の日は、トイレ出しでびしょぬれになる

有料のネットが部屋でつながらない

まずは船内でのインターネット環境。

これは有料のサービスを利用しないと、接続ができないようになっていました。

有料サービスは2時間980円。

ソフトバンクのサービスです。

夜に時間があったらブログの更新などをしたかったので、乗船直後にネットサービスに申し込みをしました。

が!

残念なことに部屋の中では全くネットがつながりませんでした><

新きたかみは客室内でもつながると書かれていたので申し込んだのに、これはちょっとショックでしたね。

たぶんウィズペットルームがかなり船のはじっこにあるので、その関係もあるのかなとは思います。

パブリックスペース等では問題なく接続ができたので、仕方なく朝早起きしてPCを持ってパブリックスペースへ行きましたよ。

1契約で10台までwi-fi接続できるそうなので、部屋でも使えればかなり快適だったんですけどね。

船の中心に近い部屋などでは客室内でもつながるのかもしれませんが、ウィズペットルームでは接続ができませんでした。

太平洋フェリーWi-Fiの詳細はこちら

ウィズペットルームだと船内放送が聞こえない

もうひとつ、はじっこの部屋だからかもしれませんが、船内放送がかなり聞き取りにくいのが気になりました。

特に下船時の案内などが聞こえない時は、困りましたね。

降りるタイミングなどもよくわからなかったので、耳を澄まして聞いているけど聞き取れない…

結局廊下に出て聞くことも多かったです。

それぞれの部屋にスピーカーがあればいいのですが、廊下にまでしかないので室内で聞こえづらいのが不便でした。

犬のトイレ出しが、夜できない

これは管理上仕方ないのかもしれませんが、夜22:00~朝7:15までペットテラスに出れないのが辛かったですね。

部屋の中やペットシートでおしっこできるなら問題ないのですが、我が家の2ワンは部屋の中ではおしっこできません。

なので夜の間におしっこに行きたいと吠えないように、とりあえず22時に閉まるぎりぎりに1度トイレに行って、朝はテラスのオープンと同時にテラスへ。

夜間もなるべくお水を飲んだりしないように、水飲みは下げておきました。

今回は我慢できたのでよかったですが、これからシニア犬になっておしっこのタイミングが近くなるとちょっと辛いなと感じました。

せめて夜12時~翌朝6時くらいまでと、締め切る時間が短かったら嬉しいんですけどね。

雨の日は、トイレ出しでびしょぬれになる

もう1つトイレ出しで困ったのが、ペットテラスに屋根がないこと。

乗船した日の夜は雨が降っていたので、おしっこさせようとフリーにしたらかなりビチョビチョに濡れてしまいました。

もう少し屋根があればいいのになと感じました。

気になった点はこれくらい。

後は本当に快適で、揺れもそこまでなく全く酔うこともありませんでした。

息子もフェリーに泊まるのは初めてでしたが、酔うこともなくとっても楽しんでましたよ。

関東からだと仙台まで少し遠いですが、この快適さは仙台まで頑張って運転する価値があるかなと思いました!

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太平洋フェリー新きたかみ ウィズペットルームの料金

今回我が家が利用した、ウィズペットルームの料金をお伝えしますね。

太平洋フェリーには、チケットを購入するタイミングや旅行の時期、また購入方法などでいろいろな割引があります。

何といっても1番お得なのは、この『早割』

なんと乗船日の28日前までの予約・購入で、最大乗船料金が半額になるんです!

けれど残念なことに、ウィズペットルームは早割の対象外なんです。

なので早割の割引を使うことはできません。

代わりに利用できるのが、乗船料金が10%OFFになるインターネット割引。

もしB・C期間に乗船するなら、往復割引や学生割引、JAF会員割引などを利用すれば同じく10%OFFになります。

半額と比べるとかなり劣る割引ですが、ウィズペットルームを利用するなら仕方ありません。

それでも割引があるだけありがたいと思わないとですね^^;

で、我が家の今回の料金は合計で60,300円でした。

内訳はこの通り。

大人2人分と車の代金が、10%OFFになっています。

ウィズペット使用料の1万円には、インターネット割引は適用されません。

あとは車がキャンピングカーで6メートルギリギリなので、普通の乗用車など5メートル未満の車よりは少し高いです。

幼児は添い寝で無料なのは、かなりありがたいですね。

もちろんワンズをペットハウスに預けたりすれば、もう少しお安くはなりました。

けれどワンズと一緒に快適に船の旅ができると思うと、妥当な料金かなと思います。

それに青森まで車で行ってフェリーに乗るのもいいですが、高速代にガソリン代を計算するとあまり変わらないんですよね。

運転時間がかなり短くなって、寝ている間に北海道に着いてしまうことを考えるとフェリー旅はとってもおすすめです。

太平洋フェリー新きたかみ まとめ

太平洋フェリーは乗船時も下船時も、ペットの対応はとっても親切で気持ちよく利用できましたよ。

それにペットと一緒に宿泊できる部屋は、やっぱり人間にとってもペットにとっても安心です。

実は以前10年近く前にも、犬連れでフェリーで北海道へ行ったことがあるんです。

その時にはワンズと一緒に泊まれる部屋はなかったので、車にワンズを残して乗船しました。(もちろん船側には伝えて)

おしっこ出しに2回だけ駐車場へ入れてもらえたのですが、車の中で暑かったり寒かったりしないかなど、いろいろ心配が尽きなかったんですよね。

それに比べると今回は、そこまで広くない部屋と言えどもワンズとずっと一緒に入れたので本当に安心してフェリーでの時間を過ごすことができました。

特にこの新きたかみは、ペットにも本当に優しくてとっても快適でしたよ。

帰りに乗った三井商船フェリーの『さんふらわあ ふらの』と比べても、快適度はかなり上だと感じました。

ぜひ愛犬と一緒にフェリーでの北海道旅行を考えている人は、参考にしてくださいね。

北海道行きのフェリー『さんふらわあ』と『きたかみ』を徹底的に比較してみましたよ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 来年、初の犬連れ、フェリー、北海道、車中泊を考えています。
    まずは、フェリーと探っていたら、『まいにちRAINBOW』ページがヒット。
    とても、分かりやすく、楽しく作られているので、続きを見るのが楽しみです。
    じっくりと拝見さっせていただきます。
    宜しくお願い致します。

    • こいけさん

      ありがとうございます。
      北海道の犬連れ車中泊旅行、とっても楽しいですよ!
      我が家は今年も行ってきたのですが、こちらも参考になさってみてください。
      https://mainichi-rainbow.com/2021hokkaido

      お天気に合わせて、行きたいところへ行けるのが車中泊旅のいい所ですよね。
      ぜひ前もってリサーチをたくさんされて、楽しい旅になさってくださいね^^

こいけ しげる へ返信する コメントをキャンセル

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