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知床五湖 高架木道へ行ってきた!所要時間や服装は?地上遊歩道との違いも。

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こんにちは!りっこです^^

2019年6月に、2週間かけてキャンピングカーで北海道旅行をしてきました!

子連れ犬連れ、行き当たりばったりの珍道中の様子はこちらから。

北海道一周旅行の12日目は、念願の知床半島へ到着!

本当は知床観光船に乗りたかったのですが、あいにくの強風で1日船が欠航してしまっていました。

なので知床五湖へ行って、高架木道を散策してきましたよ。

りっこ

とってもきれいな木道で見晴らしもよくって、最高の景色でしたよ!

特に服装などの準備も何もなく行きましたが、全然問題ありませんでした。

今回はそんな高架木道について、詳しくまとめてみたいと思います。

これから知床五湖の高架木道を散策しようと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

りっこ

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知床五湖へ行った日の様子はこちらから。

知床の中心にある道の駅うとろ・シリエトクは、知床の観光拠点としてもとっても便利です。

目次

知床五湖の高架木道詳細

知床五湖は、その名の通り知床半島のちょうど真ん中より少し先の方にある5つの湖。

知床半島の観光スポットとして、とっても有名な場所です。

知床五湖を観光できるのは、雪解けの4月下旬から11月初旬までの間だけ。

りっこ

雪の時期はさすがに観光はできないので注意してくださいね

そして知床五湖を観光する方法は2つあります。

1つは整備された高架木道を歩く方法。

こちらは無料で誰でも歩くことができ、いつでも散策は可能です。

もう1つは地上遊歩道を利用して回る方法。

こちらの場合は、時期によって必ずガイドツアーを利用しなければいけない時期や、レクチャーを受けてからでないと回ることができない時期があります。

その辺りは後程くわしくご紹介しますね。

今回我が家が利用したのは、高架木道を使った散策。

手軽に利用できて、子連れでも問題なく歩けたのでとってもよかったですよ。

高架木道は完全バリアフリーなので、ベビーカーや車いすも利用できるのも嬉しいですね。

施設名知床五湖
住所〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村
電話0152-24-3323
開館時間7:30(10/21 ~ 8:30)
開館期間 4月下旬 – 11/8(閉園)
料金無料(駐車料金500円/地上遊歩道は有料期間あり)
HPhttps://www.goko.go.jp/

知床五湖の高架木道 服装は?

高架木道はこの通り、とってもきれいに整備されていて歩きやすいです。

特に服装も、気にしなくて大丈夫。

  • 季節に合った格好+1枚羽織れるもの
  • スニーカー
  • 帽子

山歩き用の長袖長ズボンや、登山靴のようなしっかりしたシューズも必要ありません。

その時期の季節や天候に合った格好で問題なし!

海が近いので風が強いこともあるため、1枚羽織れるものがあればなおいいですね。

ちなみに我が家が行ったのは6月の中旬の晴れ時々曇りの日。

半そでや長袖1枚だと少し肌寒いかなという感じでしたが、長袖のパーカー1枚羽織ればちょうどいいかなという感じでした。

息子の服装がこんな感じ。

半そでのTシャツと長袖のインナーを重ね着した上に、長袖パーカー。

歩いて暑くなったらパーカーを脱ぐくらいでちょうどよかったです。

ただし高架木道は、日陰が全くないので晴天の日や真夏などは帽子がないとかなりきついです。

帽子は忘れずに持って行ってくださいね。

また足元もスニーカーや歩きやすいパンプスくらいなら問題ありません。

ただしさすがにヒールがある靴はちょっと厳しいですね。

木道なので木の間にヒールが挟まる可能性もありますし、アップダウンもあるのでかなり疲れると思います。

コツコツと足音もかなり大きくなってしまうので、女性もやっぱりスニーカー程度の靴が1番おすすめです。

ちなみに知床五湖パークサービスセンター前にコインロッカーがありました。

荷物が多い人などは、高架木道を歩くときだけ荷物を預けてもいいかもしれませんね。

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知床五湖の高架木道 所要時間は?

高架木道の長さは片道800メートル。

一周するわけではなく一湖まで行って帰ってくる往復のコースなので、全長1.6キロになります。

こちらのパンフレットには40分と書かれていますが、実際途中で休憩したり写真を撮ったりしながらゆっくり歩くと、1時間ほどかかりました。

途中に展望台も何カ所かあるので、ゆっくり景色を楽しんだりしたいなら余裕を持って1時間は時間をとっておきたいですね。

また併設されている知床五湖パークサービスセンターで、お土産を買ったり軽食を食べたりすることもできます。

全部合わせて1時間半くらいの時間をみておけば、ゆっくり楽しむことができますよ。

知床五湖 高架木道と地上遊歩道の違いは?

先ほども少し書きましたが、知床五湖を散策する方法は2つあります。

  • 高架木道(無料)
  • 地上遊歩道(有料期間あり)

高架木道は特に受付なども不要で、誰でも自由に散策することができます。

けれど木道からの景色しか見ることができないので、知床の自然ともっと触れ合いたい、他の湖も楽しみたいという人には少し物足りないかもしれませんね。

一方の地上遊歩道は、その名の通り地上へ降りて知床の原生そのままの自然を間近に見ることができます。

地上遊歩道の方法は時期によって、3つに分かれています。

 植生保護期ヒグマ活動期自由利用期間
時期4/20~5/9
8/1~10/20
5/10~7/3110/21~11/8
散策方法レクチャーを受けた人のみ散策可ガイドツアー(有料・要予約)に参加のみ自由に散策可
(無料でレクチャーを受講もできる)
料金大人250円
小人(0歳-11歳)100円
ツアー会社などにより異なる無料

※上記日程は2019年のものです。年によって少し異なるため確認願います。

今回我が家が行った6月は、ヒグマ活動期の為ガイドツアーに参加しないと地上遊歩道を歩くことはできません。

5歳以下の幼児でも要相談で参加は可能なようですが、時間も決まっている上にヒグマに本当にある可能性もある為ちょっと厳しいかなと。

一応当日の小ループガイドツアーはまだ空きがあったのですが、高架木道にしておきました。

小ループツアーは予約なしで当日申し込みのみ(予約不可・当日先着順)、大ループツアーは前もっての予約が必要とのことです。

詳しくは知床五湖のHPに書かれているので、そちらをご覧くださいね。

知床五湖HP 地上遊歩道

地上遊歩道へは、知床五湖フィールドハウスの中の入り口からでないと入ることができません。

ヒグマ活動期はガイドツアーに参加せず、勝手に入るということはできないようになっていますよ。

また高架木道の1番端には、地上遊歩道から上がってくる階段があります。

こちらは一方通行で、高架木道側からは入れないようになっています。

階段の先には、地上遊歩道が続いています。

本当に森の中を歩くというようなコースなので、特に大ループコースを回る場合はある程度しっかりとした服装や靴などの装備も必要になりそうですね。

それにヒグマ活動期中のツアーでは、本当にヒグマに遭遇することも結構多いようです。

ヒグマ活動期ではない時期でも、ヒグマの目撃情報があったりすると地上遊歩道を全面閉鎖されることもあります。

ガイドツアーに参加せずにレクチャーを受けて散策するときは、ヒグマ遭遇の危険もあるので注意が必要ですよ。

りっこ

さすがに自分達だけで回っていてクマに遭遇するのは、レクチャーを受けていても怖すぎますよね

個人的には高架木道でも、十分に景色や知床の大自然を味わうこともできたので大満足でした。

足に自信がない人や、子連れの人などは高架木道でも十分じゃないかなと。

もし地上遊歩道を歩いてみたいという人は、なるべくガイドツアーを利用するのがおすすめです。

ガイドツアーは知床五湖のHPから予約できます。

ガイドさんを指定して予約ができるので、チェックしてみてくださいね。

知床五湖HP 引率者一覧予約ページ

また当日地上遊歩道を散策できるかどうかは、知床フィールドハウスのTwitterなどを確認するといいですよ。

このように当日の遊歩道の利用可否などを通知してくれています。

確実に地上遊歩道を歩きたいという人は、前もってチェックしたから向かってくださいね。

知床五湖フィールドハウスの最新ツイートはこちら

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知床五湖の高架木道を散策してきました。

そんなわけで、ここからは実際に我が家が行ってきた知床五湖高架木道の様子をお伝えしますね。

道の駅うとろ・シリエトクでお昼ご飯を食べたら、知床五湖方面へ向かいました。

ここでなんと、ヒグマに遭遇!

というか、私は後ろの席にいたので見れなかったのですが、運転していた旦那いわく中くらいのクマが道路を横断していったのだとか。

この辺りから森に入っていったそうです^^;

りっこ

本当にクマがいるんだ!

北海道を回る途中ででキツネや鹿はたくさん見てきたけど、まさかクマに遭遇するとは思っていなかったのでびっくり!

ヒグマ活動期真っ最中だったので当たり前かもしれないのですが、本当にいるんですねー。

そんなこんなで、知床五湖のフィールドハウスへ到着しました。

6月の平日だったので、人も少なく駐車場も半分以上空いていました。

けれどこれが夏休みやGWになると、すごい混雑で朝早く来ないと駐車場へ入る渋滞が起こるそうですよ。

時期によっては気をつけないとですね。

駐車場へ入る時に、500円の駐車料金を支払います。

駐車場から森のほうを見てみると、きちんとクマよけの電気柵が張られていました。

ってことは、やっぱりこの辺りまでクマが来るってことですよね^^;

駐車場からすぐのところにあるのが、知床五湖フィールドハウス。

ガイドツアーを利用するときに受付などをする建物ですが、今回は高架木道を歩くのでこちらを通らずに左のほうへ向かいます。

こちらが高架木道の入り口。

本当にバリアフリーで、どこにも段差がなく木道へ入ることができます。

高架木道の入り口には、写真撮影にピッタリな大きな看板が。

ちなみに高架木道は、行って帰っての折り返し往復コースです。

利用する注意点は

  • 飲食禁止
  • ペット立ち入り禁止
  • 禁煙
  • 自転車禁止

などたくさん書かれていましたよ。

ちなみにドローンも禁止?っぽかったです。

ただ『注意』としかなっていないので、完全に禁止ではないのかも?

ちょっと曖昧な表記の看板になっていました^^;

木道の途中には、3カ所の展望台もあります。

全長800メートル、往復1.6キロと散策するにもちょうどいい距離ですね。

では早速行ってみたいと思います!

木道はまだできて新しいようで、とってもきれいでした。

木道の脇にはこれまた電気柵がしっかりと張られていて、クマ対策もバッチリ!

ただ手すりがせっかくあるのに、とげが刺さってしまうとのことでこのような張り紙があちらこちらに。

確かに木が割れていたりして、こんな感じでとげが刺さりそうな場所がたくさんありました。

息子も手すりに手を滑らせながら歩いていたので、すぐにやめさせましたよ。

小さい子供連れの方は、気をつけてくださいね。

木道を歩いて少しすると、1つめの展望台『連山展望台』に到着です。

一面が見渡せるとっても景色がいい場所で、向こうのほうに海も綺麗に見えます。

そして後ろを振り返ると、知床連山の山々が立ち並んでいました。

本当にいい景色です。

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しばらくその後も緩い登りが続きます。

こうやって見ると、『天に続く木道』って感じですね(笑)

海もだんだん近くなってきましたよ。

歩くこと10分ほどで、2つ目の展望台『オコツク展望台』に到着!

こちらにはベンチもあって、一休みするのにぴったり。

飲食禁止の為お弁当を持ってくるということはできないのですが、ここで景色を見ながらお弁当を食べたら本当に美味しいだろうなぁって思える場所です。

オコツク展望台からは、少しゆるい下りになります。

最終地点の一湖までももうちょっと。

少しずつ一湖が見えてきましたよ。

そしてこちらが、高架木道の1番端の『湖畔展望台』です。

一湖の水面に、知床連山が写り込んでとってもきれい。

こちらは少し階段の様になっていて、座って休憩することもできるようになっていました。

階段の脇には、地上遊歩道からの出口になる門がありましたよ。

一方通行なのでこちらから入ることはできません。

地上遊歩道のコースも、最終的にはこちらの高架木道につながっていて高架木道を歩いて終了になるんですね。

なのでどちらも歩きたいと思っている人は、地上遊歩道を選べば大丈夫ですよ。

少し休憩したところで、また来た道を戻ります。

行きとは違って、山々を見ながら進む帰り道。

後ろを振り返ると、海が広がっています。

帰り道も、少し登ってまたゆったり降りる感じです。

全体を通して、そこまで斜度がきついところがあるわけではないので、とっても歩きやすかったですよ。

人が少なかったというのもよかったのかもしれませんが、とにかく気持ちいい木道でした。

たぶん真夏だと、日をよけるところが全くないので暑くて大変かもしれません。

けれどいい季節に行くと、本当に景色もよくって最高な場所ですよ。

ぜひ知床へ行った際には、足を伸ばしてみて欲しいなと思う場所でした。

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知床五湖フィールドハウス

高架木道から戻ってきたところで、フィールドハウスものぞいてみましたよ。

中はそんなに広くないですが、ガイドツアーの受付ができる窓口や総合案内窓口がありました。

小ループのガイドツアーは当日限定先着順なので、確実に希望の時間で利用したい場合は少し早めに来た方がいいかもしれませんね。

当日のガイドさんも、写真入りで紹介されていました。

知床五湖のジオラマがあったのですが、とってもわかりやすかったです。

こうやってみると、地上遊歩道の小ループは本当に地上を歩くのが一瞬なんですね。

これで1周2,500円(大人)と考えると、ちょっと高いかなと。

それくらいの距離であれば高架木道でも十分楽しめるので、地上遊歩道を歩くなら大ループのほうがおすすめかなと感じました。

総合案内のお姉さんに、最近のクマの出没状況を聞いてみたところ、結構な確率でガイドツアーでも目撃されているんだとか。

ホワイトボードに目撃情報や足跡情報などがまとめられていました。

確かにこの1週間だけでも、かなりいろいろな場所でヒグマが目撃されているみたいですね。

そういえば来る前にも、道路を横断するクマを見ましたよと伝えたところ、詳しく聞かせてくださいとのことでいろいろとお伝えしました。

熊に出会った場所や時間、熊の大きさやどちらからどちらへ向かっていったのかなど、目撃情報があった場合はすべて控えているようですね。

8月からはガイドツアーなしで、レクチャーのみで地上遊歩道を歩くことができるようになります。

けれど実際はまだその時期でも、ヒグマに遭遇することもないわけではないとのこと。

なので可能であれば、ガイドツアーに参加したほうが安心だとおっしゃっていました。

フィールドハウス内には、クマのはく製もありました。

少し小さ目でしたが、かなりリアル。

こうやって見ると可愛いですが、実際に出会ってしまうとどうすればいいかわからなくなってしまいそうですね。

ヒグマの実寸のイラストもありましたが、身長105センチの息子よりも高い体高。

これはオスのヒグマとのことですが、この大きさで立ったらかなりの大きさですよね。

目撃情報もたくさんあるということを実際に聞いて、ますますちょっと怖くなってしまいました^^;

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知床五湖パークサービスセンター

フィールドハウスの隣には、知床五湖パークサービスセンターという建物がありました。

こちらでは、主にお土産や軽食が販売されています。

軽食は鹿肉バーガーや鹿肉カレー、あげいもやおにぎり等々。

飲食できるスペースもあったので、休憩するのにちょうどいいですね。

またお土産こーなの一角には、『熊出没注意!』のグッズがたくさん。

他の場所で見ても『まぁ、北海道だからねー』って感じでしたが、ここで見るとかなり本気のヤツに見えてしまいますね(笑)

りっこ

パロディっぽく見ていたのですが、実際にクマを目撃してしまうとそうは見えなくなってしまいました

知床五湖 高架木道まとめ

そんなわけで、ゆっくりと知床の大自然ときれいな景色を楽しむことができた『知床五湖 高架木道』

もともとそんなに期待しておらず、観光船に乗れなかったので時間つぶしに行ってみただけだったのですが、ここは知床半島へ来たときには外しちゃいけない観光スポットだなと感じました。

観光シーズンには観光バスなどもたくさん立ち寄るようなので、かなりの混雑があるようです。

ツアーで利用する場合以外は、なるべく朝早めの時間を狙うのがおすすめです。

ぜひこれから知床五湖を観光しようと思っている人は、参考にしてくださいね^^

北海道旅行記一覧

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