皆さんスノーストライダーって知っていますか?
ストライダーは最近よく自転車に乗る前の子供が乗っている、ペダルとブレーキなしの自転車のような乗り物ですよね。
ストライダーに乗っていると自転車にすぐに乗れると評判なので、2歳くらいからの子供にとても人気です。
実はそのストライダーにアタッチメントを装着するだけで、雪遊びにも大活躍させる方法があるんです。
それが今回ご紹介するスノーストライダーです。
スノーストライダーって何?
ストライダーに専用の『スキーアタッチメント for SNOW STRIDER』を取り付けて、雪上をストライダーのように滑れるスノーストライダー。
子供は雪の上ではなかなか思う通りに動きがとれず、遊べる遊びが限られてしまいます。
まして小さい体でスキーブーツを履いてスキーをしたりするのはとっても大変です。
かといって雪だるまを作ったり雪合戦をするだけだとすぐに飽きてしまいますよね。
せっかくの雪遊びなので体を動かさせてあげたい!けれどスキーにはまだ早い。
そんな子供にもってこいなスポーツがスノーストライダーです。
スノーストライダーは、雪がないところでストライダーに乗ることさえできれば同じ感覚で滑れるのでとっても簡単です。
ソリ遊びよりも格段に子供が楽しんでくれますよ!
スノーストライダーは何歳から乗れる?
ストライダーに乗れる子供であれば、2歳から5歳くらいまで楽しむことができます。
うちの息子は2歳の誕生日にストライダーを買ってあげたのですが、2歳半の冬からスノーストライダーデビューしました。
2歳半のときは少しなだらかな場所を滑るくらいでしたが、1年後の3歳半ではかなりスピードを出して滑れるようになりました。
2歳の時点だとストライダーはあんまり得意じゃない息子でしたが、スノーストライダーだとこけても痛くないからかとっても楽しんでいました。
また普段公園などであまり坂道をストライダーで走ることはないですが、スキー場では基本的には下り坂を滑ります。
自分で蹴らなくても足を離すだけで進むので、それが楽しかったようです。
だんだんとスピードをつけても怖くなくなり、普段の公園でのストライダーでもスピードを出して走れるようになりました。
『スキーアタッチメント for SNOW STRIDER』はどこで買える?
スポーツショップやアウトドアショップでストライダーを扱っているお店なら、店頭で販売している場合があります。
けれどあまり見たことはないので、大きなショップでないと取り寄せになることも多いです。
基本的には楽天やamazonなどのネットショップで買うほうが、確実に購入できると思います。
こちらの商品はストライダー専用のアタッチメントなので、ストライダーに似たような商品だとサイズが合うかなどわかりません。
ストライダー以外では使用しないでくださいね。
アタッチメントの取り付け方はとっても簡単なので、平日は公園でストライダー、週末はスキー場でスノーストライダーとなってもすぐに取り外しができます。
『スキーアタッチメント for SNOW STRIDER』の取り付け方
スキーアタッチメント for SNOW STRIDERの部品は以下のものになります。
- アタッチメント本体2個
- ベルト太2本
- ベルト細4本
ストライダーのタイヤ部分とアタッチメントを、ベルトで固定するだけなのでとても簡単です。
写真のように前と後ろそれぞれ3箇所ずつ、計6箇所をベルトで固定すれば出来上がりです。
しかもベルトはマジックテープなので取り外しも簡単。
5分もあればつけたりはずしたりできます。
つけるときにはアタッチメントの向きに気をつけてくださいね。
2つのアタッチメントに特に前用、後ろ用はないのですが、アタッチメント自体の向きが前がきちんと反っているほうにしないともちろん滑らないです。
我が家は一度向きを確認せずにつけてしまって、「今日はなんか滑らないなぁ」なんてしばらく気づかなかったことがありました(笑)
取り付けるときには注意です!
スノーストライダーの準備
ストライダーと専用のアタッチメントがあれば準備OK!というわけではありません。
雪の上で滑るので、他にも準備が必要です。
- ヘルメット
- グローブ
- スノーブーツ
- ゴーグル(できれば)
ハンドルバーパッド(できれば)
ヘルメット
ヘルメットはスキー用のものでなくても、普段ストライダーに乗っているときのものでもいいと思います。
けれどスキー用のもののほうが耳の部分が暖かくなっていたり、後ろにゴーグルを固定するボタンがあったりするので便利です。
スキー用のものでないヘルメットをかぶる場合は、頭や耳が寒くなるので中に薄手のニット帽などをかぶらせてあげると安心ですよ。
グローブ
雪の中なのでグローブは必須です。
雪遊び用の防水のものにしましょうね。
ストライダーはブレーキがないので、指が分かれていないミトンタイプでもOKです。
2~3歳の小さい指を5本とも手袋に入れるのはとっても大変なので、小さい子供はミトンタイプのほうが便利ですよ。
スノーブーツ
雪遊びの時は、必ずスノーブーツを用意してください。
長靴だとあっという間につま先が冷えてしまいます。
ブーツはお値段もけっこうピンキリなんですけど、少しお高いもののほうがお勧めです。
どうしても足がぬれてしまうと冷たくなって、せっかくの雪遊びも楽しくなくなってしまいます。
アウトドアブランドのスノーブーツだと防寒防水もきちんとしており、1日遊んでも靴下がぬれているなんてことはありません。
すぐにサイズアウトしてしまいますが、少し大きめのサイズを購入して1年目は靴下を厚めのものを履いて調節すれば、2シーズン使うこともできますよ。
またスノーストライダーをする場合はブレーキがないので、足でブレーキをかけないといけません。
靴底がしっかりとしていてブレーキをかけやすいブーツでないと、スピードがついたときになかなか止まれなくて怖い思いをすることになってしまいます。
きちんと靴底も確認して購入してくださいね。
こういったブーツがあればいいと思いますよ。
できればあった方がいいもの
なくてもできなくはないですが、用意しておいた方が子供にとってもいいかなと思うものもあります。
ゴーグル
ゴーグルはあったほうがいいと思います。
それだけで顔の寒さを防げますし、雪が降っている日にストライダーでスピードを出して滑ると、雪が目に入ったり顔に当たって痛いです。
またゲレンデは一面真っ白なので、晴れの日は雪が反射してかなりまぶしいです。
子供の目を守るためにもゴーグルは用意したほうがいいかなと思います。
高いものもありますが安いものもけっこう出ていますよ。
うちが購入したのはこちらです。
ハンドルバーパッド
ハンドルの間の部分にバーパッドがないストライダーだと、転倒したときにあごや歯をぶつけて痛い思いをしてしまう可能性があります。
できればハンドルバーパッドもあったほうが安全です。
スノーストライダーはどこで滑れる?
スノーストライダーが使用できるスキー場は、こちらのストライダー公式HPに記載されています。
ゲレンデ情報からお近くのスキー場を調べてみてください。
スノーストライダーを持っていない場合でも、キッズパークにもともと貸し出し用のそりと一緒にスノーストライダーがあるスキー場もあります。
ストライダーは持っているけどアタッチメントを買おうか迷っているという場合は、一度そういったスキー場へいってみて試してみてもいいと思います。
お子さんがスノーストライダーにはまりそうだとわかってからアタッチメントを購入したほうが、「せっかく買ったのに子供が乗らなかった」なんてことにならないですしね。
またほとんどのゲレンデはキッズパークなどの専用エリアのみでの滑走が可能ですが、中にはゲレンデを滑れるスキー場もあります。
そしてこのゲレンデ情報の中に、いくつか『全面滑走可能』と記載されているスキー場がありますがこれは要注意です!
必ず行く前に直接スキー場に、リフト乗車が可能を確認したほうがいいです。
去年一度、関東エリアに全面滑走可で掲載されている『鹿沢スノーエリア』へ確認なしで行った時のこと。
現地でリフト券を買う前にスノーストライダーが本当に全面滑走可能なのか聞いてみました。
すると返ってきた答えが、「全面滑走は可能だがリフトにスノーストライダーをもって乗車はできません。」とのこと。
それって全面滑走可って言うの?と疑問に思いましたが、歩いて上るのであればゲレンデのどこを滑ってもいいということでした。
鹿沢スノーエリアはセンターハウス前からすぐ傾斜がけっこうきついスキー場なので、ちょこっと滑るにもかなりの急斜面を登らなければいけません。
結局は3歳の息子にそれは無理と判断し、少し戻った湯の丸スキー場へ変更しました。
『○○ゲレンデのみ滑走可』『全面滑走可』と記載があるスキー場へ行く際は、必ずリフトにスノーストライダーをもって乗れるかを確認してから行ったほうが安全です。
ちなみに去年我が家が行った『湯の丸スキー場』と『YAMABOKUワイルドスノーパーク』はリフト乗車OKでしたよ。
まとめ
子供ができてなかなかスキーやスノボへいけていないパパ&ママも、子供がスノーストライダーデビューをすれば一緒にスノースポーツを楽しむことができます。
我が家も息子がまだスキーデビューには早い為、一緒に楽しめるものは何かないかな?と探した結果、スノーストライダーと出会いました。
そして2歳から一緒にゲレンデで楽しく遊ぶことができました。
実際にスノーストライダーをしている子供はまだまだ少ないようで、去年1シーズンでスノーストライダーをやっている子供を見たのは2~3回だけです。
我が家は4歳の今年も、スキー&スノーストライダーでウィンターシーズンを楽しむつもりです!
ぜひ今年は雪遊びデビューをしようと思っているお子さんに、スノーストライダーにチャレンジしてほしいです。
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