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【体験談】5歳幼児のスノーボード教え方!子供に教えるコツや順番は?

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5歳の息子に、1シーズンみっちりと夫婦でスノーボードを教えた我が家。

苦労して教えた甲斐あって、シーズンラストにはかなり滑れるようになりました。

今回は子供にスノーボードを教えたいパパママに、実際に5歳児の息子を1シーズンである程度滑れるようにした私達夫婦が行ったことをすべてお伝えしたいと思います^^

りっこ

正直言って、5歳の幼児にスノーボードを1から教えるのはかなり大変でした!

本当にいろいろと試行錯誤しましたが、しっかりと息子と向き合ってスノーボードに取り組むことで得たものもとっても大きかったです。

ここまではちょっと無理―というパパママもいるかもしれませんが、我が家の1シーズンの様子を見て、スクールに入れるなりもう少しスタートを先延ばしするなりの参考にしてもらえればと思います。

ちょっと長くなってしまったのですが、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

5歳の子供に1シーズン スノーボードを親が教えた結果

まずは、我が家が1シーズン息子と頑張った結果、どれだけスノーボードが滑れるようになったかをご紹介しますね。

シーズンラストに滑りに行った4月の様子がこちらです。

※音声が入っているのでご注意ください

いかがですか?

この時が5歳9か月くらいですね。

親バカながら、5歳でここまで滑れたら上出来だなって思ってます(笑)

ただし、ここまで来るのに並大抵の努力ではありませんでした^^;

りっこ

涙なしでは語れないくらいの苦労があったんです(笑)

5歳がスノーボードで滑れるまでに必要だった練習日数

ここまで滑れるようになるために、我が家がスキー場へ通った回数が何回くらいだと思いますか?

5回?10回?

いえいえ、数えてみると、なんと15回も通っていました(笑)

もちろん土日など泊まりで行くことも多かったので、実際には半分の8回くらいで延べ15日間練習したということです。

しかも我が家は雪なんてほとんど降らない神奈川県に住んでいます。

なので県を2つ3つまたいで、長野や新潟まで滑りに行っていました。

りっこ

いったい高速代が、いくらかかったのやら

1月から4月初旬までの土日のうち、半分はスキー場に通っていたってことですね^^;

ま、けれどもともと息子がスノボをしようがしまいが、2週間に1回はスキー場へ行くのが冬の我が家のスタイルです。

それに息子のスノボがあったから、さらに普段より一段と通う回数が増えたといった感じですね。

けれど少なくとも、10回以上は通っていなければある程度滑れるようにはなっていなかったかなって思います。

ましてや5回程度だと、ようやく木の葉落としでコースを滑れるくらい。

なのでとことん頑張って、1シーズンに通い詰めたからこそここまで滑れるようになったのかなって思っています。

息子のスノースポーツ遍歴

息子にとってのスノースポーツは、このスノーボードが最初ではありません。

1歳でそり遊び、2歳からはスノーストライダー、3歳4歳でスキーをやってきました。

おかげで雪の上を滑るスピードに対する恐怖感などは、ほぼありません。

りっこ

というか、かなりのスピード狂です

スキーでも結構飛ばして滑っていたので、スノーボードを初めてからもスピードで怖いということはなかったようですね。

ただ、横向きに進む乗り物というのは初めてだったので、その点では恐怖感は感じたみたいです。

個人的には、スキーを経験してからスノボに移ってよかったなと感じました。

よくスキーとスノボで、子供にやらせるならどっち?なんて質問をされることもあるのですが、やっぱり断然スキーから始めたほうが子供の為にもいいですよ。

スキーを通して雪を滑るのは楽しい♪という気持ちを感じたり、また練習したらうまくなるんだってことを経験していたからこそ、息子も『スノボはいや!』なんて言うこともなく頑張れたのかなぁなんて思っています。

この辺りは考え方もそれぞれですが、私的には子供にスノボをさせたいのであれば、まずはスキーである程度滑れるようになってからのほうが早いんじゃないかなって思います。

詳しくはこちらにもまとめているので、参考にしてくださいね。

ちなみに息子が3歳、4歳でスキーを練習した記録はこちら。

2歳からは、スノーストライダーで遊んでいたので、小さい頃からスピード狂でした(笑)

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子供へのスノーボードの教え方 我が家の場合

では続いては、実際に5歳児にどうやってスノーボードを教えたのか、順番に思い出しながらお伝えしますね。

私達夫婦は特にスノーボードのインストラクターなわけでもないですし、趣味で長年スノボをしているだけです。

りっこ

旦那はかれこれ25年以上?私も15年近く毎年のように滑りに行っています

なので自分で滑るのはもちろん大好きなのですが、教えることに関してはもちろん素人。

そんな夫婦二人で試行錯誤して教えた様子なので、かなり遠回りもしていると思います。

もしかしたらスクールに入れてプロに教えてもらったら、我が家の3日分くらいは1日でできてしまうかも(笑)

なので参考程度に、我が家のスノボ奮闘記と思ってお読みくださいませー。

幼児スノーボードレッスン1日目

実は息子に5歳からスノーボードを教えようなんて、これっぽっちも思っていなかった私達。

1年生くらいになってからでもいいんじゃないの?くらいに思っていました。

りっこ

せっかくスキーが滑れるようになって、コースを滑るのも楽しくなってきたとこでしたしね

けれどまぁ、私達夫婦がスノボだし、本人がやりたいって言ったらいつでもスタートできるようにとブーツと板だけは少し大き目のものをメルカリで購入していました。

で、とりあえず雪山へ行くときは、毎回車に積んでおいたんです。

そんな今シーズン3回目のスキーへ行った時。

たまたまスキー場で同じくらいの男の子がスノボの練習をしているのを見て、

「ぼくもスノボしたい!」と突然言い出しました。

『ほんとに?やるの?スキーより難しいよ?また1から練習だよー?』

なんて本人の気持ちを確かめてみるものの、一度言い始めたら言うことを聞かない息子。

『やる!やる!ぜったいやるーっ!』と言い張ります^^;

りっこ

スキーがうまくなってきたことで、自信もついてたんでしょうね

まぁそこまで言うなら、本人の気持ちが変わらないうちに…と、積んでいた板とブーツを下ろして履かせてみました。

もちろん最初から雪の上で履かせてしまうと、滑って怖がってしまいそうなので、とりあえずはスキー場のレストハウスの中で履かせて様子見。

最初は両足が自由に動かないことにちょっと戸惑っていましたが、慣れてきたら両足でジャンプしたり、体をひねって方向転換をしたり。

『おっ?これはいけそう?』と思い、雪の上でも板を履いてみることに。

大人のスノーボード練習だと、よく最初は片足スケーティングからなんてやりますが、子供にそんなことをやらせるとうまく歩けず一気にやる気がなくなっちゃいます。

なので、とりあえずなだらかな坂を使って少しずつ踵に体重をかけて木の葉落としをする練習から。

と思ったのですが、子供の体重だと軽すぎてなかなか緩い斜度だと滑らない…

仕方ないので、紐を用意して片方を持たせて、反対側をパパが持って引っ張ってみることに。

最初はつま先に体重がかかってしまって逆エッジで転ぶことも多かったですが、だんだんと踵に体重を乗せれるようになって、うまく滑ることができるようになりました。

少しずつ斜度がある場所へ移動して、距離も長くしながら練習します。

まだまだ不安定ですが、だいぶ板をまっすぐにして滑るということがわかってきている感じですね。

この練習で大変なのが、子供を坂の上まで連れていくこと。

いちいち板を脱がせて歩かせると大変なので、仕方ないのでそのまま担いで登ること数回(笑)

装備も全部入れたら、20キロ以上・・・

さすがにこの日は、私たちの体力が限界になって練習は終了です^^;

息子はまだまだやりたそうでしたが、楽しいところでやめるのが1番ですからね。

りっこ

また次回のお楽しみにってことで、1日目を終えました。

ここまでは案外思っていたより順調で、もしやこのまますぐに滑れるようになるんじゃない?なんて甘い期待をしていた私。

けれどもちろん、そんな簡単なわけはなかったです^^;

幼児スノーボードレッスン2日目

スノボ練習2回目は、1回目の練習の翌日でした。

前日は午後からスタートして、半日で何とか自分で立って木の葉落としらしきことはできるようになりました。

それにブレーキも、前を向いた状態だとしっかりと踵に体重をかけて止まることもできるように。

りっこ

これならどんどんレベルアップした練習ができそう♪

なので2日目の当初の目標は、フロントサイド(山側をむいた状態)で木の葉落としができること…

なんて思っていましたが、そんな簡単にできるわけはありませんよね。

とりあえず前日の復習で前向きで木の葉落としを何本かしたら、続いてフロントサイドの練習。

まずはパパと手をつないだ状態で、谷側に背中を向けてズリズリと板を滑らせてみます。

と、この時点でかなりのへっぴり腰(笑)

やっぱり谷側に背中を向けるっていうのは、子供でも怖いんですね。

本人のやる気がなくなってしまいそうだったので、この練習は早めに切り上げて作戦変更!

とりあえずフロントサイドは置いておいて、今度は平らな場所で息子の板を紐で引っ張ってみることに。

これ、何の練習かと言いますと、しっかりと前足に荷重して後傾姿勢にならない為にやってみました。

まだ左足が前なのか右足が前なのか(レギュラーかグーフィーか)スタンスもわからない状態なので、とりあえず左右どちらもを交互に前にして、ひたすら引っ張ります。

で、この時子供に注意させることは、進んでいる方の足の膝を曲げてしっかり前傾姿勢になること。

とは言っても、前傾なんて意味が分からないので、ひたすら『左の膝を曲げて!』とか『板の先を触ろうとしてみて!』なんて言い続けてました。

りっこ

右左も微妙にわかっていないので、進む方向の板の先にシールを貼って『ドラえもん触って!』なんて言ってました

どうしても木の葉落としで滑れるようになってきたときに、左右どちらかが前になってスピードが出るようになってくると、怖くなって後傾姿勢(後ろ足に体重がかかってしまう)ことが多いんですよね。

これはもちろん大人も子供も一緒です。

けれど後傾になってしまうと、さらにスピードがついてしまうしターンのきっかけもつかめなくなって、どんどん怖くなってしまうんです。

なのでなるべく早いうちから、後傾になることだけは防ごうってことでこの練習をしてみました。

りっこ

ちなみに私自身は、この後傾の癖が抜けずにいまだに傾斜がきつい斜面では、後傾になりがちなんです

本人はよくわからず引っ張りまわされているだけで楽しそうでしたが、この練習をすることで少しずつ前足に荷重するってことがわかってきた感じでしたね。

だんだんと慣れてきたら、ゆるい傾斜で左右それぞれを前に滑らせてみて、しっかり谷側の足に体重をかけることも練習しました。

後は、板を履いたままその場でジャンプして、板の方向転換をする練習をしたり。

とりあえず2日目の練習は、ここまでで終了です。

スノーボードが嫌!ってならないように、少しご機嫌を伺いつつも、スキーはせずにスノーボードだけで終わった1日になりました。

2日目の練習をしたのはさかえ倶楽部スキー場

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幼児スノーボード練習3日目

前回から2週間空いた、練習3日目。

この日はとにかくバックサイドで前を向いて、ひたすら木の葉落としの練習をしてみました。

1人で滑ってしまって止まらなくなってしまうと大変なので、板に紐をつけてその紐を持って並走します。

今回はこの練習をする為に、スキー場でも子供専用でそりなどでもOKの場所を選びました。

りっこ

山田温泉キッズスノーパークというスキー場です!

かかとに重心かけて、エッジを引っ掛けないようにということだけを教えると、早速滑り始めます。

今までと違って長い距離滑れるのが楽しくなってきたのか、息子も調子に乗ってだんだんとスピードを出すように…

で、もちろんそれと並走するパパは、かなりのスピードで走らなければいけません(笑)

私と交代で数本滑ったのですが、雪山を走り下りてヘロヘロの両親。

様子を見ていても、とりあえず前向きなら自分でブレーキもかけることができそうだったので、途中からは紐をはずして一人で滑らせてみました。

私達も、もちろん板を履いて一緒に滑ります。

かなりスピードが出ていますよね^^;

りっこ

ちょっと待ってー!!

見てるこちらはヒヤヒヤなのですが、本人はスピード狂なのでかなり楽しかった様子でした。

それに何度か逆エッジでこけることで、エッジに対する意識もできてきたみたいです。

慣れてきたので少しずつ左右どちらかを下げて、またバックサイドに戻る練習もしてみましたよ。

最終的には、右へ行ったり左へ行ったりと、ある程度自分が行きたいコースで滑りながら降りることができるようになってきました。

りっこ

この日で一気に上達したんじゃない?

そしてこの1日の様子を見ていて、息子のスタンスはレギュラーなんだなってことがわかってきました。

本人的にも左が前で滑る方が滑りやすいって言うので、この時点でレギュラースタンスで行くことに決定!

それに、気づいたらレギュラースタンス(左足が前)からバックサイドターンで止まることも、勝手にできるようになっていました。

ここまでできれば、リフトに乗って普通のスキー場で滑ることもできそうな感じです。

この週末は1日だけしか滑りに行けなかったので、この日で終了です。

次回はまた1週間後、この感覚を覚えていますようにー。

幼児スノーボード練習4.5日目

スノボ練習4.5日目は、初めてスキー場でリフトに乗ってコースを滑ってみることに。

といっても、もちろん片足スケーティングの練習なんかはしていないので、板は親が持って本人はブーツの状態でリフトに乗ります。

で、リフトで上についたらダッシュして脇に走る!

まっすぐ走ると後ろからリフトがついてきてしまうので、必ず係のおじさんがいる側に座らせて横に走るように教えてました。

すると案外椅子にひかれることもなく、ちゃんとリフトに乗ることもできましたよ。

で、この2日間はひたすら前回の木の葉落としの続きで、左右交互に少し落としてはまっすぐに戻るというのを繰り返しました。

で、後半は少しずつフロントサイドで木の葉落としをする練習も取り入れてみましたが、やっぱりなかなかフロントサイドは強敵のようです^^;

りっこ

相変わらずのへっぴり腰で、一向にうまくなりません…

この2日間は人も多く混んでいるスキー場だったので、練習する場所も少なくて断念。

とりあえず木の葉落としでしっかりと左右交互に自分でコントロールして降りるということと、後傾姿勢にならないように特に左が前で降りる時には左膝を曲げて荷重するということを意識させました。

4日目、5日目は岩原スキー場でした

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幼児スノーボード練習6日目

引き続きフロントサイドで降りる練習です。

最初はコースで後ろ向きになって練習していたのですが、やっぱりなかなかうまくならない…

どうしても怖くなってしまって、体が立って逆エッジで転んでしまうんですよね^^;

これ以上練習するとめげてしまいそうだったので、練習方法を変えてコースを使ってではなく、短いなだらかな傾斜で練習してみることに。

フロントサイドで降りる練習ではなく、自分でくるっとターンのきっかけをつかめるようにいろいろと模索してみました。

で、その結果、1番よかったのがこちらの掛け声で横に上げた右手を後ろに引くことで、体をひねってターンする方法。

文字で書くとわかりにくいので、動画をどうぞ。

本人に『ターンをするきっかけの合図を決めよう』と相談したところ、なぜか『トランプ』という言葉でターンをすることに(笑)

なので私が『トラーンプ!』と言っていますが、これが息子にとってはターンの合図なんです^^;

けれどこれを何度も繰り返すことで、少しずつフロントサイドターンのきっかけをつかめるようになってきましたよ。

この練習を何十回と繰り返したのですが、もちろん飽きてしまうので途中ではあの手この手で気分転換。

飽きたらリフトに乗って、木の葉落とし練習をしてみたり…

やけに写真がサマになってきました(笑)

あと3回できたらチョコあげる!とか、お昼ご飯のデザートにアイス買ってあげる!なんて食べ物で釣りながら、どうにか本人の意思でくるっとターンができるようになりました。

りっこ

ちょっと勢いで回りすぎちゃってますが、ご愛敬ってことで

けれどこのフロントサイドターンのきっかけが自分でつかめるようになれば、かなりここからは早そうです。

この日は1日ほとんどが、このフロントサイドターンの練習だけで終わってしまいました。

あとから振り返っても、この日の練習が1番大変だったし根気が必要でしたね。

やっぱり子供にスノーボードを教える時の1番の難関は、フロントターンだなと感じました。

6日目の練習をしたのはさかえ倶楽部スキー場

幼児スノーボード練習7日目、8日目

前回の練習から、ちょっと間が空いた2週間後です。

少し前回と同じように、ゆるい斜度でフロントターンの練習を。

その後リフトに乗ってコースに出て、以前挫折したフロントサイドでの木の葉落としのリベンジです。

最初はなかなかうまくいかなかったので、しばらくは手を持ってあげてしっかりと体重が前にかかるようにお手伝い。

その後だんだんとつま先に体重をかける具合がわかってきたようで、少しずつコケずにズリズリと下がることができるように。

まだ右へ行ったり左へ行ったりというのは難しいですが、まっすぐそのまま降りてくることはできるようになってきました^^

8日目は天気もよかったので、朝からロングコースへ。

基本は木の葉落としで滑ってきて、なだらかにな斜面になったらフロントターンのきっかけを自分で作ってみるようにと伝えました

・・・が、なかなかコース上だときっかけつかめないようで、ターンができない^^;

本人も、ターンをしてコケるより木の葉落としで降りたほうが楽しいので、こっちが『ほら!ターンして!』と言っても、なかなかしないんですよね。

りっこ

いい加減ターンの練習しないんだったら、もう帰るよ!

結局は雷を落として、ようやく何とかターンをするように。

1度きっかけをつかめれば、体が覚えるのかスムーズにターンが繰り返せるようになるんですよね。

この日はとっても暖かい日で、午後には雪がシャバシャバに。

スピードもあまりでなくなったので、それで余計に怖くなくなったのか帰る頃にはかなりターンのきっかけをつかむのがうまくなっていました。

このままターンを忘れないように、翌週ももちろんスキー場へGO!です。

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幼児スノーボード練習9日目、10日目

引き続きリフトに乗って、コースでターンの練習を繰り返します。

少しずつなだらかなところでは、フロントターンができるようになってきました。

が、そこで1つ問題が発生!!

ターンのきっかけを、山側にいるこっち(親の方)を見て!と教えちゃったから、ターンをした後に自分が進む方向(左側)ではなくって毎回正面の山側を見てしまうようになっちゃったんです。

山側を見ることで、視線が高くなってしまって後ろのエッジを引っ掛けてこけてやすくなるんですよね。

りっこ

それに、そのままバックサイドターンへ戻るきっかけもつかみにくくなってしまいました

これじゃあいかんと、左手をしっかり体の横に伸ばして指の先を見るように教えるも、この数日で山面を見る癖がついちゃったのかなかなか直らない・・・

手を伸ばしてって言ってるのに、だんだん手が自分の体の正面に来ちゃって、結局前にならえをした状態の手の先を見ていたりで、一向に改善する気配がありません。

なかなか進む方向を見るっていうことが息子に伝わらず、どうしたらいいかと頭を悩ませました。

対策として、フロントターンが終わって山向きになったらすぐにお尻を落として、バックサイドに入るようにと教えてみました。

そうすることで早い連続ターンになって、山側を見ることなくすぐにバックサイドに戻れるようになりました。

とりあえずこれで、しばらくターンの練習をしてみることに。

お尻を落としてバックサイドターンのきっかけがつかめるようになったおかげで、フロントサイドのままスピードが出ることもなく、少しずつスピードも制御できるようになってきましたよ。

幼児スノーボード練習11日目、12日目、13日目

3月も下旬で、そろそろシーズンも終わり!

ということで、気合を入れて3日間でガッツリ最後の特訓をすることに。

連続ターンを少しずつマスターしたおかげで、少しずつターンのきっかけをつかむのがうまくはなってきました。

けれどコースにでると、気を許すとすぐに木の葉落としでずっと降り続けてしまうんですよね。

仕方ないので、1本でなるべくたくさんターンをするようにと、息子に交換条件を出してみました。

  • 下までの間に20回ターンできたら、チョコ一個あげる!
  • 40回できたら、お昼ご飯のデザートにアイスもつけてあげる!

すべて食べ物ですが、この交換条件に食いついた息子(笑)

おかげでがっつりターンができるようになりました。

りっこ

やっぱりこうやって、ゲーム感覚で取り組むと楽しんでできるのでいいですね!

最終的には意味のないくらいターンしてたけど、ターンのきっかけをつかむのはこの2日間でとってもうまくなったので結果オーライです^^

そして3日目は、なんと3月末なのに前日の夜から雪が大量に降って、新雪バフバフの大当たり!

まさかの大雪で、スキー場の整備も追いついておらずにコースはほぼノンピステン状態でした。

さすがにこのタイミングで新雪は厳しいかなーとも思ったのですが、せっかくのチャンス!

息子にも新雪を経験させてやろうと、ゴンドラに乗って頂上まで行ってみました。

さすがにフワフワの新雪ではターンがいつも通りできず、最初は戸惑っていましたがだんだんと慣れてきた様子。

木の葉落としをしてしまうと雪がたまって進まなくなるので、とにかく斜めに進むようにと教えてみました。

最終的には、新雪でもある程度ターンして滑れるように。

少しみんなが滑った後の斜面では、案外ターンもできてきれいに滑れていました。

もちろんここまでくるまでに、涙あり涙ありで結構大変でしたけどね(笑)

けれどこのちょっと滑れるようになったタイミングで、新雪を経験できたのもとってもよかったです。

11日目、12日目の練習は、湯ノ丸スキー場、13日目は杉之原スキー場でした。

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幼児スノーボード練習14日目、15日目 シーズンラスト

4月になり、いよいよシーズンもそろそろ終わり!

場所を選べば5月頃まで滑れるスキー場はありますが、我が家は今シーズンは今回でおしまいのつもり。

1シーズンの集大成になるべく、2日間みっちりと滑りましたよ。

雪もかなり緩んでいるので、ボコボコしているけれどそこまでスピードも出ずにコケても痛くないのがいいですよね。

14日目は、少し長いターンを練習してみることに。

細かく連続ターンをするのは上手になってきたのですが、なかなか長いターンになるとフロントサイドのまま滑るのが難しいんですよね。

胸を張って、しっかり進む方を見てバランスを取るのが大変。

練習方法としては、パパの後にとにかくついていくこと。

早いターンをしてしまわないように、横に長いターンをするパパにしっかりとついて行く練習をしてみました。

まだ少し危なっかしいですが、なんとかフロントサイドでもだいぶバランスをとって耐えることができるようになってきました。

後は自分で好きなように滑ったり、あとはずっとしていなかった片足スケーティングの練習をしたりもしました。

片足スケーティングができるようになったことで、板をつけたままリフトに乗ることもできるようになりましたよ。

もちろん降りる時にはリフトのスピードを少し落としてもらいますが、しっかり自分で片足スケーティングで降りれるようになりました。

そしていよいよ最終日!

なんとこの日は、たまたまスキー場でとってもいい出会いが!

ちょうど同じくらいの背格好の男の子が、同じコースをスノーボードで滑っていたんですよね。

今まで一人で練習していた息子は、がぜんやる気アップ!

声をかけてみたところ、なんと1学年下のお友達だということがわかってさらに感化されたみたい(笑)

しかも偶然、使っていた板が全く同じ!

長さはお友達のほうが10㎝長いものだったけど、なんだか一気に仲良くなってしまいました。

で、お友達と一緒に滑ることで初めて『負けたくない!』って気持ちが出てきたようで、とにかく滑る滑る・・・(笑)

焦って滑ってるからフォームはぐちゃぐちゃになりつつも、こけてもすぐに立つ!

必死で追いつこうと頑張る!

初めて息子のスノーボードで、こんな姿見ましたね。

やっぱり子供同士で切磋琢磨するのって大切なんだなぁと実感。

お友達は上にお姉ちゃんがいる影響もあって、4歳なのに物怖じもせずにガンガン滑るタイプ。

それに引っ張られた部分もすごくあったみたいです。

最後にとってもいい影響を受けることができて、よかったなぁ。

一緒に滑った後は、本人もますます滑るのが楽しくなったようで『スノボ楽しい♪』と言っていました。

そして最初にお見せしたこの滑りが、今シーズンの集大成。

だいぶターンのきっかけがうまくなってきて、本人も滑るのが楽しそうです。

1シーズンで、まさかここまで滑れるようになるなんて思っていなかったので、親の私達もびっくりです。

まだまだ改善点はありますが、とりあえず1シーズン目、スノボデビューにしては上出来です!

りっこ

来シーズンにどこまで覚えているかは、わかりませんけどね

そんな感じで、我が家の全15回のスノボ練習内容をお伝えしました。

コツはとにかく、子供が練習が嫌になりそうになる前に、別のことに切り替えたり気分転換すること。

そしてなかなか伝わらないことは、言い方を変えたり言う人を変えたりして、あの手この手で伝えてみること。

たまに夫婦間でも教え方について喧嘩することもありましたが、逆にそういう時は息子が察知して一生懸命頑張ってくれたり・・・(笑)

りっこ

本当は怒りたくなかったけど、ついつい熱くなって起こってしまう事も度々ありましたね

息子は3歳からスキーでも同じようなことを経験していたこともあり、かなり頑張ってくれましたね。

けれどつくづく、親が教えるのって大変だなぁって感じたことも多かったです。

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子供のスノーボード教え方コツ まとめ

というわけで、かなり長くなってしまいましたが、我が家の息子のスノーボードデビュー奮闘記をお届けしました。

実際ここまで滑れるようになると、リフトも乗れるしそこまでスキー場を選ばなくても行きたいところへ行けるので、かなり楽になりました。

けれどある程度滑れるようになるまでは、親子共にけっこう大変でしたね。

1日リフト券も買わずに、ゆるい傾斜だけを歩いて何往復もターンの練習だけした日もあったりして・・・(笑)

今から考えると、息子もよく頑張ってくれたなって思います。

スキーを教えるよりは何倍も大変でしたが、親子の絆もこれで深まったかな?って気もするので教えてみてよかったです。

ぜひこれから子供にスノーボードを教えようと思っているパパママは、きっととっても大変だとは思いますが、諦めないであの手この手でぜひ子供が滑れるところまで頑張ってあげてくださいね。

りっこ

きっと滑れるようになることには、今より一段と親子の絆が深まっているはずですよ

これから子供にスノーボードを教えようと思っているパパママ、またなかなか教えていてもうまくいかないというパパママの参考になれば嬉しいです。

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