子供と一緒にスキーへ行くとき、いったいどんな格好をさせればいいのかって迷いますよね。
マイナス○度とかの世界、寒くないように暖かい格好をさせてあげたいと思うのが親心です。
1歳からスキー場へ子供を連れて行っている我が家。
年齢とともにインナーに着せるものをいろいろ試して変えてきました。
そして4年目の今年、たどり着いた最強のインナーは『モンベルのジオライン』です。
保温性があるうえに、汗をかいても速乾ですぐに乾いてくれます。
去年自分が購入して、あまりに快適だったので今シーズン息子用にも購入しました。
少しお値段はしますが、年中使えることを考えるととってもお手頃だと思います。
これから子供にスキーをさせたいなと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
スキーのインナーに必要な要素は?
スキーと聞いてまず思い浮かぶのが、寒いからヒートテックを着させないと!ではないでしょうか?
私も最初の2年ほどはそう思って、息子のインナーは普段保育園に着させているヒートテックをそのまま着せていました。
けれどスキー場へいくたびに汗をかいている息子。
特に1、2歳の頃は上下が繋がっているロンパースタイプのスキーウェアを着させていたので、熱が逃げずに本当に汗だくになっていました。
そしてその汗がなかなか乾かないのがヒートテック。
ヒートテックって普段着るには暖かくてちょうどいいんですが、吸湿発熱繊維と言われているだけあって汗をかいたときにさらに発熱するようになっているんです。
その発熱がかなり厄介で、ちょっと動くとすぐに汗をかく子供はさらに発熱してどんどん汗をかいてしまいます。
そり遊びや雪合戦なんかをしたら、ひと遊びした後には頭までびっちょりなんてことになってしまうんですよね。
なのでヒートテックをはじめ、水分で熱を発する吸湿発熱系の肌着は子供のスキーインナーには向いていないんです。
保温性があれば特に発熱までしなくても、自分の体温で十分暖かいです。
逆にスキーの時のインナーに必要なのは、速乾性です。
汗をかいたときに、いかにすぐに乾いて体を冷やさないか。
子供にとってはそのほうが大事だなと感じました。
寒さって大人が思っているほど子供は感じていないんですよね。
大人目線で寒いのはかわいそう!と思って着込ませるより、寒ければ着ればいい!くらいの感覚で薄着にしておいたほうがいいと思います。
そこでモンベルのジオライン!
そこでいろいろと調べてみたのですが、スキーのインナーとして一番いいなと思ったのがモンベルのジオラインです。
アウトドアメーカーのモンベルが、理想的なアンダーウェアを作るために糸一本から独自開発されたインナーなんです。
何がいいかって、本当に保温性と速乾性に優れているんですよね。
なんと濡れた状態からでも30分で乾いてしまうほどの速乾性があるんです。(LWの場合)
自分用のものを購入してみて思ったのが、1枚着るだけで暖かいけど動いてちょっと汗をかいても冷えずに熱がこもるような感じもありません。
ジオラインを着る前までは私もずっとヒートテックを着たままスノボをしていたのですが、ちょっと雪が深いところへ入ってこけてしまったりするだけで、けっこう汗をかいてタラっと背中から汗が垂れたりすることがありました。
けれどそういうことが一切なくなって、とっても快適なんです。
そんなジオラインにキッズ用のラインがあることを知って、しかもサイズが息子にちょうどいい105センチからだったので迷わずに購入しました。
モンベルジオラインの種類
モンベルのジオラインには3種類厚さがあります。
- L.W(ライトウェイト)
- M.W(ミドルウェイト)
- EXP(エクスペディション)
違いは薄さだけで、同じ素材から作られています。
私はスキー場へいくときにはM.Wをインナーに使っているのですが、薄いのにとっても暖かくてヒートテックよりも暖かいと感じます。
実際に自分が着てみてM.Wだと汗かきの息子には暑いと思い、息子用には一番薄いL.Wを購入しました。

お値段は上で2,000円、タイツは1,715円です。ちょっとヒートテックよりはお高めです。

サイズは105を購入しました。
息子の身長がちょうどいま97センチくらいなのでちょっと大きめですが、これが一番小さいサイズです。
ちなみにキッズラインのサイズは105.120.135.150と15センチ刻みになっているので、全部2シーズンくらい着れそうですね。
こちらがモンベルジオラインの特徴。

- 究極の保温性
- 究極の速乾性
- 究極の快適性
と書かれていますが、本当にその通り。
一番最後の制菌効果もアウトドアにはとてもよくて、3.4日同じインナーを着ていても臭わないとのこと。
繊維に銀イオンが練り込まれているので、バクテリアを減少させる効果があるんだそうです。
そこまでずっと着続けたことはないですが、2泊3日でスキーへ行ってもインナーは1枚でいいのって助かりますよね。
気になるようなら速乾性もあるので、夜のうちに洗って干しておけば朝には乾くはずです。
どちらにしろ少しお高いインナーだからこそ、1枚ですむっていうのが嬉しいところです。
パッケージから出してみると、えっ?こんなに薄くて大丈夫?と思うくらい薄いです。

指が透けてしまうくらいで、着るまでは本当に温かいの?とちょっと不安になるくらい。
けれどこれが本当に暖かいんです。

こちらは上のラウンドネックシャツです。

上下どちらも袖や裾がすぼまっているので、熱を逃がしにくいようになっているのがいいなと思いました。

ウェスト部分は太いゴムになっており、締めつけたりもしなそうです。
ちょっとおなかが出ている幼児体形の息子ですが、特に苦しがったり痛がったりすることもなかったです。

サイズ感は、現在身長97センチの息子が着てみても結構ぴったりでした。
手首と足首がしまっているので折り返したりする必要もなく、逆に105センチ以上の子供が着るには少し小さいかも?
けれどインナーなんで、多少短くても問題はないとは思います。
1つ上のサイズは120になるので、110センチを超えたくらいからは120サイズにしようと思っています。
伸び縮みはする生地なので、たぶん105サイズだと90センチくらいから110センチくらいまでの子供であれば着れるんじゃないかなと思います。
モンベルジオラインを実際に着させてみて・・・
ジオラインを購入してからスキーへ2回行ってきましたが、本人は特に寒がりもしなかったのでL.Wでちょうどよかったみたいです。
特に2日目は途中でお友達と雪合戦をしてがっつりと遊んだのですが、ヒートテックを着ていたときのように汗だくになることもありませんでした。
恐るべしジオライン・・・
もっと早く知っていればよかったなと思いましたが、実際一番小さい105サイズは先シーズンだとかなり大きかっただろうし、そう考えれば今年がジオラインデビューにちょうどよかったのかなとも思います。
できれば90サイズくらいから作ってくれたら嬉しいのにな、なんて思いますけどね^^
スキーインナーの上に着るものは?
一番上にスキーウェアは着させるとしても、中にはトレーナー?ロンT?それとも寒いからセーター?
昔はみんな中にハイネック、そしてさらにセーターなんかを着ている人もいましたよね。
けれどそれはスキーウェアの保温性がなかった時代の話。
実は最近のスキーウェアは子供用でも防水、防風、保温性にとっても優れているものが多いので、中に着るものは思っている以上に薄着で大丈夫です。
我が家の場合はモンベルジオラインLWの上に、上は厚めのロンT、0度以下の寒い日にはその上に薄手のフリースを着させています。
ハイネックは首から熱が逃げないので着させずに、ネックウォーマーで防寒しています。
そして下はある程度暖かい日はジオラインの上にそのままスキーウェア、寒い日はスパッツやレギンスを1枚はかせています。
寒いからといって厚着をさせてしまうと、そり遊びや雪合戦などちょっと体を動かしただけで本当に汗だくになってしまう子供。
そのまま汗が冷えてしまうと体も冷えてしまって風邪をひきかねません。
速乾性があるインナーを着た上には、大人が寒いかな?と思うくらいでちょうどいいですよ。
寒いと言ったときに1枚中に着れるものを持っておけば、さらに安心です。
モンベルジオラインはどこで安く買える?
モンベルジオラインを購入するには、monbell店舗やアウトドアショップ以外にもネットショップで購入可能です。
ただ大人用は多少楽天やAmazonに出品されているのですが、キッズのジオラインは全くないんですよね。
- ラウンドネックシャツ:定価2,000円→1,500円
- タイツ:定価1,715円→1,100円

子供のスキーインナーはジオライン! まとめ
そんなわけで我が家は現在、家族3人でモンベルのジオラインを愛用中です。
旦那はヒートテックを卒業し、普段の生活でもジオラインを着用するくらいにはまっています。
それくらい着心地がいいし、温かいことは間違いないですよ。
息子のはL.Wを購入したので、雪山だけでなく暖かくなってからのハイキングや山登りにももちろん着させたいと思っています。
年中同じものが着れると思うと、お値段も安く感じますよね。
ぜひお子さん用のスキーのインナーを探しているパパ&ママの参考にしていただければと思います。
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