トライスキーやボーゲンヘルパーを外すタイミングは?我が家の体験談。

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子供にスキーを教えるときに、ハの字をキープするためにスキー板の先端につけるグッズ。

最近はトライスキーやボーゲンマスター、ボーゲンヘルパーなどいろいろな種類が出ています。

これって子供にスキーを教えるときに、本当に助かるグッズなんです。

我が家の息子も3歳でスキーデビューしたのですが、最初からしばらくの間はずっとつけていました。

そのときの記事はこちら

けれど一度使ってしまうと、なかなか外すタイミングがなくてそのままになりがちです。

子供も安心して滑れるのですが、ずっと使っていると外したとたん滑れなくなったなんて話もちらほら聞きます。

我が家もこのまま頼りっぱなしになるのは嫌だなと思い、少し滑れるようになったら外すことにチャレンジしてみました。

そのときの様子を踏まえつつ、ボーゲンマスターのメリットやデメリット、外すタイミングをまとめてみました。

目次

ボーゲンヘルパーやトライスキーを使うメリットとデメリット

やっぱり子供の足の力だと、なかなかボーゲンの形(ハの字)のままキープするってことが難しいんですよね。

我が家は3歳でスキーを始めましたが、たぶん幼稚園児でも小学生でも初めてスキーを履いた時には滑ることに精一杯で、なかなかきちんとハの字を作ることができません。

そんなときにボーゲンマスターを使うといい感じで板の前だけを固定してくれるので、自然とハの字になってブレーキをかける練習もしやすいです。

きちんとした足の形やフォームを身につけるためには、とっても簡単で使いやすいグッズだと思います。

これからスキーを子供に教えようと思っている人にはぜひ使ったほうがいいとお勧めしたいです。

けれどこのグッズを使うことのデメリットもいくつかあります。

まず一つ目は、外すタイミングを逃してずっとつけたままだと、ボーゲンヘルパーに頼りっきりで自分の足だけだと滑れなくなってしまう心配があること。

とっても楽にハの字を作れるけれど、そればっかりに頼っていたらうまくなりません。

タイミングを見計らって外す練習をしないと、ボーゲンマスターなしでは滑れなくなってしまいます。

また板の先をくっつけて固定しているので、ボーゲンマスターをつけているときは左右の足をバラバラに動かすことができません。

平らなところを移動するときには外さないと、自由に進んだりすることさえできません。

そのためリフト乗り場では外して、上まで行って滑り始める前に装着しなければいけません。

3~4歳の子供であれば移動するのにそのまま抱きかかえたりもできますが、小学生くらいの子供になるとそうもいきません。

だからといって取ったり外したりを繰り返すのもとっても面倒。

そのうちになくしてしまうことも考えられます。

なのである程度滑れるようになったら、早めに外せるように練習したほうがいいと思います。

我が家がボーゲンマスターを外したタイミング

息子がある程度滑れるようになってきていつ外そうかなとタイミングを見計らっていたのですが、結局4回目まではつけていました。

4回目である程度ブレーキを自分でかけれるようになり、ひとりでコースも降りてこれるようになりました。

このままこのシーズンはつけたままでもいいかなと思っていたのですが、そろそろ3月後半になり雪もやわらかくなってきたので、こけても痛くないこの時期に一度外して練習しておくかなと思ったのです。

そのときの様子がこちら。

まだ3歳だったのでボーゲンヘルパーを外したとたんかなりバランスを崩しやすくなりましたが、きちんとボーゲンの形が身についていたようで案外スムーズに進みました。

ゲレンデは緩斜面でスピードがつきにくいところを選びました。

雪もかなりやわらかくて、こけても痛くないしちょっと足をハの字にするだけでブレーキがかかります。

ボーゲンマスターを外しても、思っていたよりきちんと1人でもハの字をキープしていられました。

息子が実際に外してみてよかったなと思ったタイミングは、以下の条件を満たしたときでした。

  • ボーゲンマスターをつければきちんと一人でブレーキをかけながら滑れること
  • ある程度スピードがついても、自分で止まれること
  • 春になり雪がやわらかくなってこけても痛くない
  • 緩斜面できちんとハの字を自分でキープできるゲレンデ

特にゲレンデの状態を選ぶのが成功の秘訣かなと思います。

やっぱりボーゲンマスターを外してすぐは、板の前が重なってしまったり逆に足が離れすぎてしまってこけてしまうことが多いです。

そんな時に下が柔らかい雪だと、こけても痛くないしそれだけで子供たちも安心してチャレンジできますよね。

あとは雪がやわらかいとブレーキがかかりやすいので、ボーゲンマスターなしでも止まりやすいです。

下がカリカリの大人でもこけると泣きそうになるようなゲレンデでは、やっぱり子供もこけたくないですしこけたら痛いですもんね。

スキーを嫌いにならないためにも、こういうところは大事にしてあげたほうがいいかなと思います。

そろそろ外してもいいかなと思っても、ゲレンデの状態がいまいちの時はもう少し我慢してみたほうがいいかもしれませんね。

あとは案外親が心配しているよりも子供はすぐに慣れてくれます。

ボーゲンマスターありでブレーキをかける練習をたくさんしていれば、外してからでもきちんとハの字をキープできるようになります。

もしまだうまくハの字をキープできなかったり早いなと思ったら、すぐにまたボーゲンマスターをつければいいだけ。

子供のペースを見ながら、一番ベストなタイミングで外せることができればいいですよね。

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ボーゲン補助グッズの種類

ボーゲンを補助するグッズはにはろいろな種類があります。

たくさんありますが、基本的に用途は一緒。

板の前を挟んで板が離れすぎるのを固定します。

けれどものによって真ん中が外れたり、持っているスキーのサイズに合わないこともあるかもしれません。

購入する前にきちんと確認したほうが安全です。

ボーゲンマスター

カザマ ボーゲンヘルパー

※現在売り切れ中です

トライスキー

ちなみに我が家はボーゲンマスターを使っていますが、説明書には真ん中のジョイント部分は必要以上の衝撃時には外れると書かれています。

けれど滑っていてこけた時に外れたことは一度もありません。

構造上かなりの力が加わらない限りは外れることがなさそうです。

なので毎回リフトに乗るときは片方だけねじをゆるめて外しています。

逆にトライスキーはちょっとこけただけでもジョイント部分が外れやすいと口コミがあります。

リフトに乗るときにジョイント部分を外すだけで乗れるのでいちいち緩める必要がないので楽ですが、コケるたびに外れるのも面倒なので一長一短ですね。

そのあたりを選ぶ基準にしてもいいと思います。

また値段がショップによってもバラバラなんで、お安いものを探してみてください。

実際スキー場にもよく売っているのですが、すごく高いです!

下手したらネットで購入するのの倍くらいの値段で売っていることも。

必要になれば現地で買えばいいかと思っていると痛い目にあうので、なるべく前もって買っておいてくださいね。

ちなみにメルカリやヤフオクなどでも毎年出品されているので、そういうところで安く買っておくのもいいと思います。

まとめ

子供がスキーを始めるときにはぜひ使ってみてほしいボーゲン補助グッズ。

私たちが子供の頃にはなかったので実際どうなのかな?と思っていましたが、使ってみると幼児にスキーを教えるときには本当に必要だと思いました。

板の前が固定されるだけで、本当に3歳児でも簡単に滑れるようになってしまいます。

たぶんこれがなかったら、1シーズンだけではちゃんと滑れるようになってなかったんじゃないかなと思います。

今シーズンは4歳ですが、もう一度シーズン始めにはボーゲンマスターを装着して滑らせるつもりです。

そして少しスキーの感覚を思い出してから、また外して滑る練習を頑張りたいと思います。

今シーズンの目標はもう少し傾斜があるところもボーゲンマスターなしで滑れること。

上級者コースとは言わないですが、私たちがいつも滑るコースも一緒に滑れたらもっといろんなコースを滑れて楽しくなりそうです。

スキーってどうしても、少なくとも半年はできない時期があるのでなかなか思うように上達しないです。

けれど子供は体で覚えたことはきちんと覚えていると思うので、少しずつでもうまくなっていけばいいなと思います。

別にスキー選手を目指しているわけではないけれど、ウィンタースポーツを家族で楽しむためにも息子にはスキー好きになってもらいたいですね。

そしてもちろん、いずれはスノーボードにも挑戦してもらうつもりです。

けれどそれはもう少しスキーが上手くなってからかな。

とにかく今シーズンは完全にボーゲンマスターを卒業できるように、またスキー場に通いたいと思います!

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