サラダや煮物にしたり、大根おろしを鍋につかったりと、いろんな料理に使える大根。
けれど大根って1本や半分など大き目で売られていることがほとんど。
ついつい安いからと1本丸ごとで買っては見たものの、なかなか使い切れずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
大きい大根って、使っても使ってもなくならないんですよね
そんな大根が、冷凍保存できるととっても便利じゃないですか?
けれど大根を冷凍するとまずくなる、ぶよぶよになると思っている人もいるようです。
そこで大根は冷凍すると本当にまずいのか、冷凍する方法とポイント、解凍方法まで詳しくご紹介していこうと思います。
また最後には、冷凍大根を使った美味しいレシピもご紹介しますよ。
大根を冷凍していいか悩んでいる人、大根を冷凍したけどまずくなってしまったという人は、ぜひ参考にしてくださいね。
冷凍した大根がまずい?ぶよぶよなる原因は?
冷凍した大根って、本当にまずくなってしまうんでしょうか?
確かに大根は水分が多い食材なので、冷凍することで食感が失われて味は落ちます。
水分が多く冷凍して解凍することで水分が抜けてしまうため、冷凍した大根をサラダなどの生食用として食べることはおすすめできません。
それに大根のおでんや煮物を冷凍しても、水分が抜けてしまう事で繊維が気になったり、はたまた柔らかくなりすぎてグズグズ、ぶよぶよの食感になりやすいのです。
なので大根は、冷凍しないほうがいいとも言われている食材の一つなんですね
けれど買いすぎてしまったときや頂き物で大量に大根があるとき、どうしても冷蔵庫の保存だけでは追いつかないこともありますよね。
そんなときはきちんとした冷凍方法、解凍方法をすればおいしく食べることができるんですよ。
そんな大根の上手な冷凍方法について詳しくご紹介していきます。
大根の正しい冷凍方法とポイント
大根を美味しく冷凍するなら生のままでしょうか?
煮物やおでんは冷凍できる?それに大根おろしにしてからは?
いろいろな調理法がある大根は、どの状態で冷凍できるのか悩むところです。
けれどじつは今述べた方法、どの方法でも冷凍をすることができるんですよ!
ではそれぞれの冷凍方法について詳しくご説明していきますね。
生のまま冷凍
ではまず、大根を生のまま冷凍する方法についてご紹介します。
まず大根の皮を剥いて、いちょう切りや短冊切り、輪切りなど好きな形にカットします。
使う用途が決まっていると、あらかじめ切っておくことができるので時短にもなりますね。
カットした大根をしっかりとキッチンペーパーで水切りします。
その後使う分ごとにラップに包み、ジップロックに入れて空気を抜いてしっかりと封を閉めます。
できるだけ平らにして包んで冷凍すると、短時間で全体を冷凍することができますよ。
またラップで小分けにしない場合は、薄く広げて冷凍することで使う時に使いたい分だけ取り出せるので便利です。
煮物やおでんを冷凍
煮物やおでんに大根を入れて、余ってしまうことってありますよね。
実は味が染みた大根を冷凍することでより味が染みるので、実はこれはおススメの方法だったりします。
けれど冷凍した煮物などを解凍することで、水分が抜けてしまって繊維を感じやすくなったり、また逆に柔らかい大根はグズグズになってしまう事もあります。
その為冷凍するつもりで作る大根の煮物は、なるべく厚めに皮をむき、また煮物の時点で柔らかく煮すぎないことがおすすめです。
冷凍する分だけは、煮すぎないように早めに鍋から上げておくのもおすすめです
冷凍する時には、煮汁ごとジップロックなどに入れて冷凍が可能です。
ただし短い時間で冷凍できるように、なるべく重ならないように平らにして冷凍をするようにしましょう。
すりおろした大根を冷凍
たくさんすりおろした大根も冷凍してしまいましょう。
すりおろした大根の水気をキッチンペーパーでしっかりと切って、使う分ずつラップで包みます。
平らにしてからジップロックに入れて、空気を抜いてしっかりと封を閉めます。
なるべく薄くのばして、箸などで線をつけておきましょう。
そうすれば使いたい分だけ、割って取り出すことができますよ。
また製氷機に大根おろしを入れて凍らすのも、使い勝手がいいのでおすすめです。
大根おろしをよく使う人は、冷凍しておけばその都度下ろさなくていいので便利ですね。
大根を冷凍する時のポイント
どの方法も、冷凍する時のポイントは一緒です。
- 水気をしっかりと切る
- ラップで平らに包む
- ジップロックに入れて空気を抜いてしっかりと封をする
水気があるとそれも冷凍されて、解凍するときにより水分が出てしまうので、冷凍する前にきちんと水気を切ることが大切になってきます。
また急速で冷凍できるように、なるべく薄く広げて冷凍しましょう。
アルミのバットなどがあれば、その上に乗せて冷凍庫に入れるだけで熱伝導が早く冷凍時間も短縮できておすすめです。
霜がついたりしにくいように、しっかりと空気を抜くことも忘れずに!
それだけ注意すれば、大丈夫ですよ。
冷凍大根を上手に解凍する方法は?
では続いては、大根を美味しく解凍できる方法もお伝えします。
冷凍した方法によっておススメの解凍方法が変わってきますので、それぞれご紹介しますね。
生のまま冷凍
生のまま冷凍した大根は、そのまま生食で食べることはおすすめできません。
その為加熱することになるのですが、凍ったまま調理に使うのが1番おすすめです。
短冊やいちょう切りにした大根をそのまま味噌汁や炒め物に入れたり、輪切りにした大根は煮物にすることができます。
1度冷凍したことで大根の細胞が破壊されて、それを煮ることで味がしみこみやすくなります。
なので煮物にするときには、1度冷凍してから使うと時短になっておすすめですよ。
霜がついている場合などは、使う前にサッと水で濡らしてキッチンペーパーでしっかりと水気を切ってから使うと、水気が気にならずに調理することができます。
煮物やおでんを冷凍
煮物やおでんの場合は、冷蔵庫に移してゆっくり冷蔵解凍するのがおすすめです。
一気に加熱してしまうと、どうしても中の水分が出てしまってぶにぶに、グズグズになりやすいです。
なるべく冷蔵庫で解凍し、それを食べる前に少し温める程度がいいですね。
冷蔵庫に移す場合は食べる前日あたりから冷蔵庫に移しておくと、使う頃に解凍されているはずです。
少し水気は出てしまいますが、味が染みた大根の水気なので気にならずに食べることができます。
すりおろした大根を冷凍
すりおろした大根は電子レンジではなく、冷蔵庫解凍がおすすめです。
すりおろした大根は温めて食べることが少ないので、冷たいまま解凍しましょう。
使う半日前くらいから冷蔵庫に移しておいて解凍します。
量が少ない場合はもう少し短時間でも解凍できます。
またみぞれ鍋や調理に大根おろしを使う場合も、凍ったままより冷蔵庫で解凍してからの方が使いやすいです。
薄く延ばして冷凍しておけば、そこまで解凍にも時間はかかりません。
使う少し前に冷蔵庫に移しておけば、短い時間で溶けるので問題ないですよ。
冷凍大根を使ったおすすめレシピ
それでは最後に、冷凍の大根を使ったおすすめの大根料理レシピをお伝えしますね。
ふろふき大根
本当なら下茹でをしたりと時間がかかる、ふろふき大根。
けれど生の大根を1度冷凍してから使うことで、下茹でも不要、味もあっという間に浸みてとっても時短になるんです。
大根をたくさん買いすぎてしまった時は、まずは輪切りにしてそのまま冷凍庫へ入れておけば、いつでも簡単に作れるので便利ですよ。
ツナと大根の煮物
いちょう切りにしておいた大根も、冷凍しておくと煮物にサッと使えて便利です。
ツナの出汁がしっかり浸みて、とっても美味しい煮物があっという間に出来上がり。
薄めのいちょう切りは豚汁や味噌汁用、厚めのいちょう切りは煮物用と分けて冷凍しておくと便利です。
コン根スープ
大根はスープに入れても美味しいですよね。
クツクツ煮込んで、しっかりと味が染みた大根は体の芯まで温まります。
大き目に切った大根も、冷凍大根なら火の通りも早いので便利です。
寒い日の朝ご飯などにも、ササっと作れて重宝します。
豚バラ大根の甘辛生姜煮込み
大根とお肉の組み合わせって、本当に美味しいですよね。
お肉のうまみが大根にしっかり浸みて、ご飯が何倍でもいただけるごちそうになります。
豚バラでサッとできる煮物は、出来上がったものを冷凍しておいても後一品という時に役立ちますよ。
豚バラと大根の少ない材料でできるのも、お財布にも嬉しいですよね。
茄子と鶏肉のみぞれ煮
大きな大根を買った時には、大根おろしをまとめて作って冷凍しておくのもおすすめです。
普段はちょっと面倒に感じるみぞれ煮も、大根おろしができていれば楽に作れますよね。
朝冷蔵庫に大根おろしを移しておけば、夕ご飯の時には少し水を切って使うだけなのでとっても便利。
みぞれにすることでしっかりと味が絡んで、ご飯が進むおかずになりますよ。
鶏肉の洋風みぞれ煮
和食にしか使えないと思われがちな大根おろしですが、実は洋風にしても美味しいんですよ。
トマトやアンチョビの旨味が、大根おろしによく絡みます。
パンやパスタにも合うので、ぜひ試してみてくださいね。
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大根を冷凍するとまずい?まとめ
大根を冷凍するとまずいと言われているのは、水分が多いことが原因です。
しかししっかりとポイントをおさえて冷凍、解凍すればよりおいしく大根を食べることができますよ。
さらに大根を煮物にするときには、冷凍大根を使うことで味が染みやすく、時短で美味しい煮物を作ることができます。
大根がたくさんあって困っている場合は、ぜひ冷凍をして時短に活かしてみてはいかがでしょうか。
大根の冷凍方法について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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