ただいまラン活真っ最中の我が家。
池田屋の展示会に始まり、土屋鞄やイオン、百貨店などもいろいろ見て回ってきました。
見れば見るほどラン活のドツボにハマりつつあるのですが、やっぱりここにきて土屋鞄か池田屋のどちらかにしようというところまでは決まりました!
ただこの2択から、なかなか決めきれないというのが今の本音。
どちらもいいところがある反面、もうちょっとこうだったらなぁと思う部分もあるんですよね。
今回はそんな私の頭の整理をする為にも、土屋鞄と池田屋ランドセルの比較を徹底的にしてみたいと思います。
そして、最終的にどちらに決めたのかやその理由もご紹介しますね。
これからラン活をしようと思っているママや、今我が家と同じくその2つで悩んでいる!というママは、ぜひ参考にしてください^^
今回書く内容は、すべて2020年度ランドセルの情報になります。
今後デザインや価格が変わる可能性もあるので、詳細は各メーカーへお問い合わせの上お買い求めください。
土屋鞄と池田屋ランドセル 大きさ重さ比較
まずは土屋鞄と池田屋ランドセルの、大きさや重さを比較してみたいと思います。
デザイン名 | 重さ | |
土屋鞄 | クラリーノⓇエフ | 約1,150g |
牛革 | 約1,390g | |
コードバン | 約1,490g | |
池田屋 | ベルバイオ | 約1,100g |
クラリーノⓇ | 約1,300g | |
牛革 | ||
コードバン | 約1,400g |
息子は小柄なほうなので(現在105㎝弱)、軽さはランドセルを選ぶうえで結構重要視をしています。
重いというイメージが強かった土屋鞄ですが、比べてみるとそんなに違いはないんですよね。
池田屋に比べるとそれぞれ約50~100gくらい重いかなといった感じです。
50gなんてさすがに、手で持って比べてみてもわからないくらいの差ですね。
どちらも息子に背負わせてみましたが、やはり人工皮革に比べると牛革の方が重いということはわかるようでした。
が、実際に教科書と同じくらいの重さを入れて背負わせると、案外人工皮革と牛革の差の200~300gの差がわからなくなってしまったんですよね。
体と『こっちが重い!』と即答する息子も、2.5キロの重りを入れると『こっち…かな?』と自信がなくなるくらいの違いになるんです。
空のランドセルで背負うことなんて、小学校へ行き始めると基本的にはないです。
そう考えると、200~300gの差はそこまで気にするほどでもないのかなぁという気もしています。
重さで比べると、土屋鞄も池田屋も平均かちょっと軽めの印象で、ほぼ互角といった感じですね。
土屋鞄と池田屋ランドセル デザイン・見た目を比較
続いてはデザインや見た目を比べてみます。
どちらも工房系のブランドだけあって、とってもシンプルで余計な飾りはなく飽きがこないデザインですね。
土屋鞄のデザイン
土屋鞄といえば、おしゃれで高級感があって洗練されたランドセルというイメージがあります。
実際に実物を見てみても、やっぱりその通りでシンプルな中にもこだわりが感じられて、人気があるのもわかるなぁというデザインやお色ばかりでした。
特に気になるのが、やっぱりこのカラフルな背あてのお色。
背負っていても見える部分ですし、他の子と差をつけられるポイントですよね。
デザインはシンプルなので、ポップな色合いが一段と引き立ちます。
ランドセルの内側も、背あてがカラーのものは同じお色です。
ベルトの長さ調節は、バックルでするタイプになります。
内ポケットや小マチも、たっぷり入って大容量。
以前はA4クリアファイルに対応していなかった土屋鞄ですが、2019年度からは対応しているので他社と変わらない大きさです。
サイドのステッチもシンプルなので、デザインの邪魔をしていないのが好感が持てますね。
土屋鞄のランドセルデザインは、素材が異なってもすべて同じになります。
なので選ぶ基準としては、素材とカラーが1番のポイントになります。
あとはアトリエシリーズだけは、蓋の裏側がとってもカラフルなイラストになっているので、その可愛さで選ぶという人も多いようですね。
1つ気になったのは、土屋鞄の場合はベルト部分はすべてランドセルと同じ素材なんですね。
なのでクラリーノⓇエフシリーズならベルトもクラリーノ、牛革タイプならベルトも牛革です。
シボがカッコいいので牛革もいいなぁと思ったのですが、息子が背負ってみるとちょっとベルトが硬そうなんですよね。
小柄で肩幅が狭い息子だと、硬いベルトがイマイチ体にフィットしていないように感じました。
もちろん牛革なので、使っていくうちになじんでは来ると思うのですが、新しいうちはしばらく肩が痛いとか言い出さないかなぁとちょっと不安が残りますね。
逆にクラリーノの方は、ベルト部分もとっても柔らかくていい感じでした。
ベルト部分だけで言うと、牛革よりクラリーノの方がいいなと感じましたね。
池田屋ランドセルのデザイン
一方の池田屋ランドセルは、本当に昔ながらのランドセルといったデザインです。
よく言えばとってもシンプルでランドセルらしいデザイン。
悪く言えば地味というか、面白みがないという人もいるかもしれませんね^^;
サイドのデザインも、余計なステッチもなくてスマートです。
ランドセルの裏側も白一色で、時間割ポケットはなし。
中は昔ながらの茶色ですね。
私も30年前に使っていたランドセルは、こんな感じの色だった覚えがあります(笑)
小マチやポケットもシンプル。
かなり大容量で、しっかり入りそうです。
あとは背あての部分が、池田屋は全くステッチなどがなくのっぺりしたクッションになっています。
背中が蒸れそうなのですが、よーく見ると通気の為の穴が開いているので蒸れないんだとか。
背負った感じは特にこの背あての部分に違和感もなかったようなので、逆に背中にフィットしていいのかもしれませんね。
あと池田屋ランドセルは、ランドセルがどの素材のものでもベルト部分は牛革素材になっています。
牛革なので硬めなのかなと思ったのですが、意外にそんなこともなくとっても体になじむ柔らかさでした。
小柄な息子でも、フィットしていい感じにランドセルを支えてくれていましたね。
クラリーノやベルバイオを選んでも、ベルトは丈夫な牛革を使っているというのも嬉しいポイントですね。
また池田屋ランドセルは、牛革とクラリーノモデルに関しては、内ポケットの枠と周りのラインがステッチのカラーと同色になります。
逆にカラーステッチがよくても2色になるのが嫌な場合は、ベルバイオしか選択肢はなくなってしまいます。
デザインだけで比べると、やっぱりおしゃれ度は断然土屋鞄の方が上って感じですね。
池田屋にもランドセルらしさがあっていいのですが、今一つあか抜けない『THE・ランドセル』感を感じるランドセルかなといった印象です。
土屋鞄と池田屋ランドセル 機能を比較
続いては、それぞれの機能面について比べてみたいと思います。
デザインはよくても実際に使いづらいランドセルだと、6年間使い続けるのが大変です。
その辺りはどうなっているのか、それぞれが前面に押し出している機能をピックアップしてみますね。
土屋鞄の機能
土屋鞄の機能としては、まずは背あて部分。
弾力性の違う2種類のウレタンを使い、体にフィットしやすくなっています。
しかも溝をしっかりと作っているので、空気が通りやすく熱がこもりにくい構造になっているのが嬉しいところ。
またベルトは8つも穴があり、長さの調整が可能です。
1番長くすると170㎝の大人でも背負えるくらいだというので、身長が伸びそうな男の子でも安心ですね。
ランドセルの裏側には、時間割表が入る透明のポケットもついています。
ランドセルのロック部分は、2つの横穴で手動で回すマグネット錠です。
1つ機能としてマイナスポイントなのは、ランドセルの上の部分についていてほしい取っ手がないこと。
机の横などにかけやすいような金属の持ち手はついていますが、ここに指を通して持つとなると結構痛いんですよね。
ランドセルを移動させるときなどに、パッと持てる取っ手がついていたらもっといいのになぁと思ってしまいました。
土屋鞄のランドセルは、機能面よりどちらかというとデザイン面重視といった印象がありますね。
そこまですごい!と思うような機能は、見当たらないなぁというのが正直な感想です^^;
池田屋ランドセルの機能
一方の池田屋ランドセルは、デザインがシンプルな代わりに『さすが!』と思う機能がいっぱい詰まっています。
まずは何と言っても、ベルトの調整をする部分に金具のバックルがないんです!
これは『ギボシベルト』といって、先端が丸くなった金属を穴を差し込むだけで長さの調整ができるようになっているんですね。
なので小さな子供が背負っても、バックルが腕に当たったりとがっている部分が洋服に引っかかったりする心配がありません。
とってもスマートで合理的ですよね。
このギボシベルトを知って、本当に子供のことを考えた優しい作りだなって感動してしまいました。
もちろん内ポケットの上の小マチを調整するベルト部分も、バックルではなくギボシベルトになっていますよ。
シンプルでとってもいい機能ですよね。
またロック部分も、珍しい縦型の穴になっているんです。
横型の穴だと、穴に入れる時点で2カ所や3カ所の中から自分で選ばないといけないので以外に大変なんですよね。
縦型の池田屋ロックなら、一度縦の穴に入れてから3段階に調整できるので迷うこともありません。
ちょっとしたことですが、1年生になりたての頃なんかは特に便利だなと思います。
また池田屋ランドセルは、持ち手部分は金具がないタイプです。
この持ち手を机に横に引っ掛けておいても、丈夫なので破れたりしてしまう心配もないそうです。
大人の手でも持ちやすい持ち手なので、子供がランドセルを下ろすときに手助けしたりするときにも便利ですよね。
最後にもう1つ、ランドセルの脇についているホックにもこだわりがあるんだとか。
公園の遊具や自転車、自動車などに給食袋が引っかかってしまったりすることってあるんですよね。
池田屋ランドセルのフックは、15キロ以上の負荷がかかるとフック自体が取れる仕組みになっているんです。
なので万が一巻き込み事故に合いそうな場面でも、ランドセルごと引きずられてしまわないので安心です。
それにフック自体も片手で紐を引っ掛けたり外したりしやすいような、V字の構造になっているのも優しいポイント。
金具を指で押さえて紐を引っ掛けたりはずしたりするのって、低学年のうちは結構大変なんですよね。
片手で楽にできてしまうなら、1年生から心配することもなさそうですね。
と、まぁ機能面を比べてみると池田屋の圧勝な気がしてしまうのは私だけでしょうか(笑)
私の中では、デザインは土屋鞄、機能は池田屋だなぁと感じています。
いっそのこと、土屋鞄のデザインや色で、池田屋の機能がついているランドセルがあれば完璧なんですけどね(笑)
そううまくはいかないので、やっぱりどちらかに選ぶしかないんですよねぇ。
悩ましいところです。
土屋鞄と池田屋ランドセル 値段を比較
続いては気になるお値段の比較です。
それぞれ製品によってお値段が細かく分かれているので、ざっくりとしたお値段をまとめてみますね。
デザイン名 | 値段 | |
土屋鞄 | クラリーノⓇエフ | 6.2万円~7.2万円 |
牛革 | 7万円~7.7万円 | |
コードバン | 9.4万円~12万円 | |
池田屋 | ベルバイオ | 5万7240円 |
クラリーノⓇ | 5万8320円 | |
牛革 | 6万5880円~7万2360円 | |
コードバン | 6万5880円~7万2360円 |
比べてみると、人工皮革、牛革、コードバン共に池田屋の方が5,000円~2万円ほどお安い価格設定になっています。
ただそこまで極端にお値段が違うといったこともなく、他のランドセルと比べても中間より少し高いくらいの価格帯かなといった感じですね。
6万円前後がランドセルの予算だという家庭が多いそうなので、それに合わせた価格帯かなという気がします。
ただし購入方法を選ぶことで、割引が受けられるのは池田屋ランドセルになります。
というのも、土屋鞄は公式のオンラインショップか店頭での購入しかできません。
けれど池田屋ランドセルは、公式HP以外に楽天にも公式の楽天ショップを持っているんですよね。
なので、ポイントをもらえる分かなりお得に購入することができますよ。
3倍でもこのポイント還元。
楽天スーパーセールなどのタイミングで購入すれば、最大10%のポイントをもらうことも可能です。
1割引きと同じ状態になるので、かなりお得ですよね。
なので池田屋ランドセルを購入するときは、普段から楽天を利用している人は楽天で句乳するのがおすすめですよ。
普段楽天などを利用していないのであれば、池田屋ランドセルのHPからでも購入は可能です。
土屋鞄と池田屋ランドセル 保障を比較
6年間使うランドセル。
時にはチャックが壊れたり金具が外れたりと、壊れてしまうこともあるかもしれません。
そんな時に修理の対応を無料でしてくれるかというのも、ランドセルを買う上ではポイントになりますよね。
土屋鞄と池田屋ランドセルの保証
実は土屋鞄も池田屋ランドセルも、どちらも6年間の無料修理保証がついているんです。
これって本当に安心して使えるので、嬉しいですよね。
友達とけんかして壊れてしまったとしても、雑な使い方をしてしまって壊してしまったとしても、理由は何であれしっかりと修理をしてくれますよ。
もちろん使用するうえで問題がないような、傷や汚れについては修理対象外です。
けれど、壊れたときにすぐに修理に出せるというのは、土屋鞄も池田屋もどちらも安心だなぁと思います。
土屋鞄と池田屋ランドセル 我が家が決めた理由
ここまで比較してきて、少しずつ私の頭の中も整理できてきた気がします。
皆さんはいかがですか?
で、結局我が家か土屋鞄と池田屋で迷った結果、最終的にはこちらに決定しました。
じゃじゃーん!!
はい、結局池田屋ランドセルの『ベルバイオスムース クロ×ブルー』に決定しました。
ここまでさんざん悩んだのですが、最終的に決めた理由としてはこんな感じです。
- デザインよりも機能面重視
- 土屋鞄の背あてのカラーが、高学年になると子供っぽく見える気がしてきた
- 軽さとフィット感が池田屋の方が上
- 息子が『やっぱり池田屋の方がいい!』と言い出した
といった感じでしょうか。
まずデザインについては、どうしても比べてしまうと土屋鞄の方がカッコいいしおしゃれなんです。
けれど我が家が住んでいる場所は、都会ではなく完全に田舎。
学校へ向かう子供たちのランドセルを見ても、どちらかというとおしゃれな感じのランドセルってあまり見かけないんですよね^^;
男の子は黒か青って感じで、それ以外の色はほとんど見ないです。
だったらやっぱり、機能面を重視して軽くて丈夫で傷にも強くてシンプルなほうがいいかなぁと思い始めました^^;
それに土屋鞄の第1候補だった、背あてがグリーンのタイプのランドセル。
今5歳の息子が背負うととっても可愛らしいのですが、6年生の160㎝近い男の子が背負った姿を想像してみたんですよね。
そうすると、ちょっとこのポップな感じが子供っぽく見えてしまうかもなぁという気がしてきました。
もちろん今小さ目な息子なので、たぶん6年生になってもそんなに身長が大きくなるとは思えないんですけどね。
けれど個性的なランドセルって、やっぱり飽きやすいとも言いますし、シンプルなのが1番かなぁと考え直したんですね。
そして何より、本人の意思がだいぶ池田屋に寄ってきたようなのが1番の決め手になりました。
それまではどっちがいいか、撮ってきた写真を見せてもその時々で回答が違うかったのですが、最近になって突然
『やっぱり池田屋の方がいい!こっちの方がカッコいいから!』
と言い出しました。
数日様子を見たのですが、変わる気配もないのでこれで決定かなと判断しました。
もちろん本人には、
『6年間使うものだし、今決めたらもう変えられないからね』
ということは伝えているので、おそらく『やっぱりあっちが…』なんてことはないと思います^^;
早速実家の母に伝えて、楽天で購入してもらいましたよ。
母もポイントがつくし嬉しいわ~♪と喜んでいました(笑)
あとは来年にランドセルが届くのを、待つだけ!
今まで『早く決めないと売り切れるかも!』という焦りと
『6年も使うものだからしっかり決めないと!』というプレッシャーに挟まれて大変でしたが、ようやくその呪縛から解放されてすっきりです!
土屋鞄と池田屋ランドセルの比較 まとめ
というわけで、我が家のラン活はこれにて終了です~。
始まってみるとあっという間だったラン活ですが、3月ごろからいろいろ資料を取り寄せたりして、初めは一体この膨大な数のランドセルからどうやって決めればいいんだろうって途方に暮れていた私。
けれど少しずつ先輩ママ友の話を聞いたり、自分で調べたりしながら土屋鞄と池田屋の2ブランドに絞ることができました。
そして今回、最終的に池田屋ランドセルに決められて大満足です!
買ってしまえば、あとは6年間たっぷり大切に使い込んでもらうだけ。
どんな小学校生活になるのか、想像しながら楽しみにランドセルの到着を待ちたいと思います。
2020年度のラン活は、大型GWや消費増税の影響もあって平年に比べても異常に早いと言われています。
まだ春だし、夏ごろまでに決めれば大丈夫ーとのんびり構えていると、欲しいと思ったランドセルが売り切れてしまっている可能性もありますよ。
せっかく6年間も使う大切なランドセルなので、後悔せず納得の1つが見つかるまでしっかりと探してみてくださいね。
土屋鞄と池田屋のランドセルで、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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