神奈川県内で七五三詣りで人気の『寒川神社』
初詣やお宮参りで訪れる人も多いのですが、我が家は近くに住んでいるのに1度も行ったことがありませんでした。
今回息子の5歳の七五三参りへ、初めて寒川神社へ行ってきました。
神社での祈祷の申し込み方や祈祷の値段、お参りの流れ、駐車場の場所など、いろいろと戸惑うこともあったのでまとめておきたいと思います。
これから寒川神社へ七五三詣でに行こうと思っているパパママは、ぜひ参考にしてくださいね。
混雑を避けたい方は、こちらの記事もおすすめです。
寒川神社の祈祷申し込み方法
寒川神社へ七五三参りやお宮参り、厄除けなどに行った際には、ご祈祷を依頼することが多いと思います。
寒川神社でご祈祷を依頼する場合は、神社境内の『客殿』で申し込みができます。
参道を通って境内に入り、正面に現れる神門の右側にあるのが客殿です。
御祈祷受付と書かれているので、すぐにわかると思います。
客殿の中はこのように、いろいろな御祈祷の申し込み書が書けるようになっています。
きちんと七五三詣の申込書がありました。
それ以外にも八方除けの申込書などもありましたよ。
七五三詣の申し込みは、住所・氏名・年齢を記載するだけです。
申込書を記載したら、初穂料と一緒に受付へ申し込みをします。
今回は11/15を過ぎた月曜日のお昼頃だったので、かなり空いていました。
けれど神社に到着した10時半頃に比べると、12時前には少し人数が増えてきていました。
11/15前後の土日祝などは、この客殿にもかなり行列ができるそうなので、なるべく神社へついたら早めに祈祷の申し込みをした方がよさそうですね。
寒川神社の祈祷料金は?
御祈祷をお願いする場合の初穂料は、このように定められています。
七五三の初穂料は『大式の五千円以上』と書かれていたので、私も五千円でお願いしました。
前もって、以前寒川神社で七五三詣をしたママ友にも聞いてみたのですが、みんなそろって五千円にしたと言っていましたよ。
特に封筒などに入れる必要はなく、受付でお財布から直接支払いをしても問題ありませんでした。
いくらが一般的なの?お金は封筒に入れるべき?と悩んでいたのですが、前もってママ友に確認しておいたので安心して受付できてよかったです^^
寒川神社の祈祷受付時間
寒川神社の祈祷受付時間は、以下のとおりです。
- 朝8時~夕方5時
- 年中無休
- 正月のみ受付時間が早くなります
朝8時頃は七五三シーズンの土日祝でも、そこまで混んでいないようです。
けれど10時頃を過ぎるとだんだんと混み始め、お昼前が一番混雑しています。
また午後になると少しずつ空き始めるので、お昼頃になるのであれば少し時間をずらした方がいいです。
寒川神社の祈祷は予約できる?
寒川神社の祈祷は、残念ながら予約はできません。
直接寒川神社へ参拝し、客殿で申し込みをするしか手段がありません。
七五三の混雑時にスムーズに祈祷をお願いできる方法としては、参集殿での会食を申し込む方法があります。
詳しくはこちらにまとめていますので、参考にしてくださいね。
寒川神社七五三 祈祷の流れ
今回我が家は、11/15以降の月曜日に七五三参りへ行きました。
朝から着付けを依頼して、寒川神社に到着したのが10時半頃。
その後息子の着物が着崩れる前にと写真をたくさん撮っていたので、祈祷の申し込みをしたのが12時前くらいでした。
七五三の御祈祷を申し込むと、このような番号札とご祈祷のときに使う玉串の代わりの祈願札と書かれたもの(名前がわかりませんでした><)をいただきます。
ちなみにこの番号札の7番は、この日7回目の御祈祷の回ということ。
基本的に御祈祷の時間は決まっておらず、前の回が終わって次の回の人数がある程度集まった時点で行われるとのことでした。
申し込みを済ますと、奥にある待合室に通されます。
待合室にはソファーがたくさん並んでおり、かなりの人数が待てるようになっていました。
お茶とお茶菓子も、セルフサービスでいただくことができます。
先ほどいただいた番号札の裏には、玉串のあげ方が書かれているので目を通します。
御祈祷のときに、みんなの前でこれをするの?とちょっとドキドキしながら頭に叩き込みます。
結果的にはみんな一斉にするので、心配いらなかったのですが。。。^^;
待つこと20分ほど、7番の札の方はどうぞと放送で呼ばれたので、一斉に本殿の方へと向かいました。
ここからは携帯はNGとのことだったので写真はありませんが、流れだけをお伝えしますね。
まずは本殿に入る前に、白い羽織るものを手渡してもらうので、大人は各自着用します。
子供も小学生以上くらいの子供は受け取って着ていましたが、七五三の着物を着ている子供たちはそのまま着ないで問題ありませんでした。
その後手を洗う場所があるので、そちらでお清めのため手と口をすすぎます。
そこから本殿へと通されるので、順に並んで向かいます。
本殿の中へ入ると、長いすがたくさん並んでいるので前から詰めて座ります。
場所はこのお賽銭箱の向こう側ですね。
待合室から進むと、この御本殿の右奥から入る形になります。
寒川神社は本当に大きな神社なので、ご祈祷も1回に200名以上が受けることができるそうです。
今回は半分くらいしか席が埋まっていませんでした。
祈祷が始まると、まずは七五三詣の子供の住所と年齢が読み上げられます。
その後安産祈願や八方除けの方の名前も、次々と読み上げられます。
その間、なるべく静かにしておく必要はありますが、3歳くらいの子供がちょっと騒いだりしていたのも広いのでそこまで気になりませんでした。
最後に玉串を受け取り神様にあげるのですが、七五三詣の人がまず全員起立するように言われます。
そして玉串の代わりに、受付時にいただいた祈願と書かれた札を神様の前に供えます。
2拝・2拍手・1拝ですが、きちんとその時にも案内をしてくれるので迷わずにすることができました。
また先ほど心配したように1人ずつではなく、みんな一斉に前に出て横1列でするので、特に間違えたりしても目立つことはなく安心しました。
法事などのお焼香で、間違えないか緊張してしまう人も多いですよね。
今回私もどうしようかと思いましたが、そこまで心配することはないので安心してくださいね^^
御祈祷自体の時間は、人数が少なかったからか10分ほどで終わりました。
ただし混雑時期に最大人数で行うと、その分読み上げる名前も多くなるのでとっても時間がかかると思います。
20分以上かかると思うので、なるべく子供の機嫌がいいタイミングを狙うことがおすすめです。
途中でぐずってしまうと、立つわけにもいかずに大変なので、なるべくタイミングを見計らってみてくださいね。
ご祈祷が済むとその後出口に向かい、授与品をいただいて終了です。
授与品は七五三用のものと、そうではないものがありました。
きちんと名前を伝え、自分のものをいただきます。
今回は月曜日でお休みだったのですが、その後祈祷をした人のみ入れる『神嶽山神苑(かんたけやましんえん)』という裏の庭園へ行くことができます。
神嶽山神苑案内
- 期間:3月上旬~12/13まで
- 時間:午前9時~午後4時
- 本殿にて御祈祷を受けた人のみ入苑可
とってもきれいな庭園で、七五三の写真を撮るにもぴったりのロケーションだそうです。
ママ友もこちらでたくさん写真を撮って、年賀状にしていました。
我が家もこちらへ入る気満々だったのですが、月曜日はお休みだそうです。
休みがあることを知らなかったのでちょっと残念だったのですが、だからこそ月曜日は空いているのかもしれないですね。
ちなみに月曜以外にも、12/14~3月上旬までは閉苑しているようなので注意してくださいね。
寒川神社 七五三の授与品は?
御祈祷が終わると、七五三用の授与品をいただくことができます。
大き目の紙袋で、中にはいろいろと授与品が入っていますよ。
家に帰ってきて袋を開けてみたところ、これだけのものが入っていました。
寒川神社七五三詣の授与品
- 記名板剣神札
- 御守
- お菓子
- おもちゃ(らくがき帳・クレヨン・折り紙・工作バルーン)
- 巾着
箱や袋の中はこんな感じです。
子供が喜ぶものがたくさん入っていて、息子も大喜び!
御神供のお菓子はアーモンドの砂糖菓子で、ちょっと子供受けが悪かったですね。
けれどらくがき帳や工作バルーンのセットはうれしいですよね。
早速息子は風船を膨らまして遊んでいました。
ちなみに一番右のオレンジの巾着は、ちょっと使い道が微妙です^^;
裏には縁起がいい鶴と亀のイラスト入りです。
息子の話では、保育園で他のお友達がこの巾着を着替え袋にしているんだとか。
まぁ子供がいいというのであれば、そういう使い方もありますね(笑)
けれど普通にはなかなか使う機会がない巾着だなと。
もう少し使えそうなデザインにしていただけると嬉しいのですが・・・^^;
寒川神社の千歳飴は?
七五三に欠かせない千歳飴も授与品の中に入っているかなと思っていたのですが、残念ながら入っていませんでした。
御守などを販売している売店に聞いてみたところ、寒川神社境内の売店では千歳飴は販売されていませんでした。
けれどKOYOで購入できると教えていただいたので、急いでパパに走ってもらいましたよ(笑)
KOYOはこちらの、寒川神社を出てすぐの第2駐車場の入り口にあります。
駐車場の入り口左手にある建物の、1階の売店で千歳飴が販売されていました。
境内で販売してくれれば便利なのですが、何かこちらで販売しているのに意味があるのでしょうかね。
購入した千歳飴は700円です。
おめでたいレトロなデザインがとってもかわいい袋です。
写真うつりもとってもいいので、やっぱり記念に購入したいですよね。
裏には寒川神社の文字も入っていて、中には紅白の千歳飴が3本入っていました。
もし千歳飴を購入したい場合は、KOYOの1階の売店で販売されているのでそちらでお買い求めくださいね。
また千歳飴を子供に与えるときは、長いままだと危険なので必ず細かく割って与えるようにしてください。
子供が長いまま食べていて、万が一こけてしまったら本当に危ないので注意してくださいね。
寒川神社の参拝マナー
もうひとつ気になったのが、寒川神社を参拝するときのマナーについてです。
普段からあまり神社などへ行く機会がないため、実際に現地でどうすればいいの?と思うことも多かったのでこちらにまとめておきますね。
詳しくは寒川神社のHPにも書かれていたので、そちらを参考にさせていただきました。
1.鳥居の手前で一礼
まずは寒川神社の入り口、神池橋にある三の鳥居前で一礼します。
鳥居は神社の入り口にあたるので、『お邪魔します』という気持ちをこめて一礼するのが礼儀だそうです。
入り口は神池橋側以外にもいくつかあるのですが、こちらから入る方が1番多かったです。
鳥居をくぐったら、参道が続きます。
参道の真ん中は神様の通り道なので、真ん中を避けて通るようにしましょう。
息子と旦那も、たまたま真ん中は避けて通っていました(笑)
参道の終わり左手に、手水舎があります。
こちらで手を口をゆすいで、身を清めます。
柄杓(ひしゃく)があれば使うのですが、柄杓がなかったので手を直接洗いました。
子供の手でも届く高さだったので、助かりました。
参道が終わると神門があります。
こちらを通るときも、一礼して真ん中を避けて通るようにします。
御本殿で御祈祷を行わない場合は、御本殿正面でお賽銭を入れて参拝します。
参拝の方法
- 賽銭を入れる(投げずに静かに)
- 2拝
- 2拍手
- 願い事を込めて祈る
- 1拝
御本殿の中ではご祈祷が行われているので、静かにお祈りするようにしましょう。
寒川神社の駐車場情報
もうひとつ気になったのが、寒川神社の駐車場についてです。
寒川神社には第1・第2・第3と3つの駐車場があります。
合計で400台ほど駐車ができるそうです。
駐車場はすべて無料です。
今回我が家は第2駐車場に車を停めました。
七五三シーズンはかなり混んでいるとも聞いていたのですが、実際我が家が行った平日には空いていてすぐに停めれる状態でした。
第2駐車場はトイレもあり、KOYOという売店やレストランもあるため一番人気の駐車場です。
ですが今回着付けをしてもらった『和装院 華ぐや姫』の小山さんに聞いたところ、やはり11月の土日祝は駐車場もとっても混雑するとのこと。
10時を過ぎると、どの駐車場も満車で少し駐車待ちが必要なくらいだそうです。
先日の3連休でも、そんな感じで駐車場待ちで並んでいたようです。
午後になると多少空いてくるようですが、やはり11月前後の土日に七五三参りにいく場合は、なるべく9時半まで、もしくは午後に時間をずらした方が駐車場の混雑には巻き込まれなくてすみそうですね。
ただし午後になってしまうと、御祈祷が混んでいて遅くなってしまう可能性も考えられます。
できることなら土日祝の朝早め、もしくは平日が1番おすすめです。
また寒川神社から歩いてすぐの場所には、公営の駐車場などはありません。
少なくとも1キロ以上歩いた場所でないと、駐車場がないんですよね。
大人の足であれば1キロくらいはなんでもないですが、着物や袴を着た子供を歩かせるとなるとかなり大変です。
やはり少し並んだとしても、寒川神社の駐車場に停める方が安全だと思いますよ。
まとめ
今回寒川神社へ七五三詣りへ初めて行ってきましたが、わからないことが多く戸惑うことも多かったです。
けれどきちんと下調べをしていけば、特に迷うこともなくスムーズにお参りができると思います。
ぜひこれから寒川神社へ七五三へ行く方は、時間帯なども含めてスケジュールを立てておいてくださいね。
特に土日に行く人は、混雑で思った以上に時間がかかってしまうことも考えられます。
万が一子供のお腹が空いたときのことなどを考え、食べ物や飲み物なども持っていっておいた方が安心ですよ。
七五三の1日が、楽しくスムーズに過ごせますように!
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