突然『釣りがしたい!』と言い出した5歳の息子。
釣具も何も持っていないので、全部レンタルできて釣り気分が味わえるところがないかなぁと探してみたところ・・・
友達におすすめされたのが、神奈川県伊勢原市にある『大山フィッシングセンター』
小さい子供でも連れるし、その場で釣った魚も焼いてくれるんだって。
しかも持ち込みすれば、そのままバーベキューなんかもできちゃうんだとか。
これは行ってみるしかない!と早速行ってみました。
予想以上に楽しくって釣りにはまってしまい、すでに2回通っています(笑)
あまり詳しい口コミがなかったので、今回はそんな大山フィッシングセンターについてまとめたいと思います。
どこか神奈川県でいい釣り堀がないか探している方、子連れで釣りとバーベキューを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!
大山フィッシングセンターってどんなところ?
初めて大山フィッシングセンターへ行ったときには、『本当にこんなところにあるの?』と思うような道のりにちょっとドキドキでした。
それくらい山奥に来たと感じるような場所にあります。
すれ違いなんて絶対にできないような林道を走ること5分ほど、ようやく前が開けてきて建物が見えて一安心^^;
駐車場は20台は停めれるくらいの、余裕がある大きさでした。

受付をする小屋には、ちょっと無愛想なお兄さんと、明るい奥さんがいらっしゃいます。
初めてだと伝えて、大山フィッシングセンターのシステムを伺いました。
大山フィッシングセンターの料金とシステム
大山フィッシングセンターのシステムはとっても簡単。
釣りをする場所や魚は3種類から選ぶことができます。
- マス釣り(釣り堀)・・・1竿(4匹まで)2,000円(竿・餌付)/1匹増すごとに350円
- ヤマメ釣り(釣り堀)・・・1竿(4匹まで)2,000円(竿・餌付)/1匹増すごとに500円
- 渓流釣り・・・1竿(15匹まで)3,000円(竿・餌は別料金/竿300円/練り餌200円)

釣り堀の場合は4匹まで2,000円で釣ることができ、それ以上釣る場合は1匹あたり追加料金がかかります。
竿と練り餌は付いているので、手ぶらで行ってもOKです。
渓流釣りは上限15匹ですが、釣竿と餌はついていません。
手ぶらで行った場合は竿と餌で+500円かかります。
釣り堀は2つあり、上の小さめの釣り堀がヤマメ・岩魚がいる釣り堀です。

下にある大きめの釣り堀は、マス釣り用の釣り堀。

そしてマスの釣り堀の下に、渓流釣りができる川が流れています。

実際に大山フィッシングセンターで釣ってみました
初めて行った1回目のときに奥さんに聞いてみたところ、1番釣りやすいのはマス、ちょっと警戒心が強いヤマメのほうが難しいとのこと。
そして渓流釣りは結構釣れないよーということ。
けれど友達に聞いた話では、マスだと簡単に釣れてしまってすぐに終了になるって話だったので、ヤマメの釣り堀にチャレンジすることにしました。
お金を支払い釣竿を練り餌、バケツを借ります。
2竿借りると8匹も食べるのが大変なので、とりあえず1竿でお願いしました。
練り餌はこんな感じで、ドッグフードのような匂いがしました(笑)

これを手で練って、釣り針につけるだけです。
早速旦那がまずはお手本をと、釣り開始ですー。

警戒心が強いヤマメなので、あまり水に近づきすぎると警戒して餌を食べないんだとか(旦那談)
うるさい声とかがするのもよくないんですって。
なのでちょっと離れた場所で、しばらく様子を見ることに。
すると5分ほどで1匹目を吊り上げることができました!

けっこう大き目のヤマメをGet!
息子も興味深々で魚を覗き込んでいました(笑)

釣れる事がわかったので、次は息子がチャレンジ!
旦那にタイミングなどを教えてもらいながら、何度か餌を取られつつも我慢して待ちます。

するとまたまた5分ほどで、2匹目が釣れました!

その後も次々に吊り上げ、結局釣りを開始して30分ちょっと位で上限の4匹釣ることができました。
うん、本当に簡単に釣れて飽きる暇もなかったです(笑)
けれど子供がいる時は、これくらい連れてくれないと飽きてしまうからいいかなーと。
マス釣りのほうが、さらに簡単に釣れるようです。
もっと釣りを楽しみたかった旦那は物足りなかったようですが、吊り上げた4匹を持って受付小屋へ。
大山フィッシングセンターで釣った魚はその場で食べれる?
大山フィッシングセンターでは、お願いすれば釣った魚をすぐにさばいてくれます。
生きてる魚を手馴れた手つきで、次々にさばいて内臓を出してくれる様子に食いつく息子(笑)

しかも興味を持ったのが、その魚の内臓がしばらくピクピク動いていること。
心臓とかエラが、魚から取られた後もしっかりと動いているんですよね。
さすがに写真には撮りませんでしたが、その様子をジーっと息子は食い入るように見ていました^^;
そして串刺しにされたほうの魚も、しばらくはパクパクピクピクしてるんですよね。
生命力ってすごいなぁと関心。
ちなみにヤマメの釣り堀には、何匹か当たりで岩魚も泳いでいるんですって。
で、今回は我が家が釣った4匹の中の1匹は岩魚だそうです。(たぶん一番右?)

10匹に1匹くらいの割合で入っているようなので、岩魚が釣れれば当たりだっておっしゃってました。
さばいてもらった魚はそのまま持ち帰ることもできますが、1匹100円で炭火で塩焼きにもしてくれます。
我が家はそのまま400円払って、塩焼きにしてもらいました。
釣った魚をその場で食べれるのって、うれしいですよね。

奥さんが炭火でとっても上手に焼いてくれました。
待つこと10分ほどで、美味しそうな塩焼きが完成~。

焼いてもらった魚は、もちろんその場でいただきます殻~♪

釣りたて焼きたてのお魚の美味しいこと!
しかも塩加減と焼き加減が絶妙です。
息子も美味しい美味しい♪と、ガッツリかぶりついて食べていました(笑)

持ち帰りもできるのですが、そのときにももちろん内蔵を取ってさばいてくれます。
さばいた魚はビニール袋に入れて、こんなペットボトルを凍らせたものと一緒に渡してくれました。

持ち帰るときはクーラーボックスなどを持ってきたほうがいいですが、暑くない時期ならこれでも十分自宅まで持って帰ることができそうです。
(ちなみに持ち帰りをしたのは、この後書く2回目の渓流釣りのときの魚です^^;)
2回目は渓流釣りにチャレンジ
食べた塩焼きのお魚がとっても美味しかった息子と、釣りが物足りなかった旦那。
2人でまた釣りに行きたい!と言い出して、2週連続大山フィッシングセンターへ行ってきました(笑)
今回はちょっとハードルが高い渓流釣りにチャレンジです。
奥さんにも『渓流釣りはちょっと難しいよー』なんて言われたのに、釣る気満々の旦那^^;
またまた釣竿と練り餌、バケツをもらってマス釣り場の下にある渓流へ向かいます。
渓流釣りは本当の川ですが、きちんと階段のように段になっていてそれぞれの段に魚がけっこうたくさんいます。

流れもそこまでなくて、いい感じの渓流です。

写真では見にくいですが、10匹以上はこの中にいます。

渓流釣りは確かに釣り堀よりは難しいようでしたが、思ったより釣ることができました。

すべてマスでしたが、合計1時間ちょっとでなんと11匹!!
もうちょっと頑張れば上限の15匹も釣れそうでしたが、そこまで釣っても食べきれないので諦めました(笑)
コツは旦那曰く、水が流れ込んでいる場所に餌を垂らして、ドサクサに紛れて魚が食いつくのを狙う!だそうです。
水面が綺麗な場所に突然餌を投げ込んでも警戒してしまうので、もともと流れがある場所に突然餌を入れることで、魚がついつい食いついてしまうんだとか。
ちなみに私がチャレンジしても3匹くらい釣れたので、確かに当たってるのかなと思います(笑)
渓流釣りも貸し竿と練り餌で全然釣れたので、もし時間があってたくさん釣りたい!って人はチャレンジしてみてくださいね。
大山フィッシングセンターのその他の設備
大山フィッシングセンターの設備を紹介しますね。
はっきり言って、きれいとは言いがたい設備なのですが(失礼^^;)、魚を釣るだけなら全然困ることはありませんよ。
トイレは入り口の手前にあります。

男女共通で、一応様式ですがそこまで綺麗ではありません><
子供は行くのを嫌がってしまうかも・・・

飲み物の自販機があります。
この小屋の中には、椅子とテーブルがあるのでお昼ご飯を持ってきて食べることも可能。
写真はないのですが、外にもテントが張られていてテーブルと椅子が並んでいます。
焼いた魚はそこで食べることができます。

上のヤマメの釣り堀の周りには、なぜか古い子供用のおもちゃがたくさん放置されています(笑)
雨ざらしなのでかなり劣化はしていますが、車なんかは乗って遊ぶこともできます。
息子がちょっと飽きてしまったときは、ここの遊具で遊ばせてもらいました。
持込でBBQも可能!
もうひとつこの大山フィッシングセンターでうれしいのが、持込をすればBBQもその場でできてしまうということ。
下のマスの釣り堀の脇には、こんな屋根が付いた場所に炭用の焼き場が並んでいます。

炭を起こせば、自分達でBBQなんかができてしまいますよ。

反対側には椅子とテーブルもたくさん用意されています。

食材は持ち込みのみですが、器具はすべてレンタルや購入が可能なようですよ。

春や秋のいい季節のときには、みんなで来て魚を釣りながらBBQをするのも楽しそうですよね。
GWや連休時は、前もって予約をしておいたほうがいいかもしれませんね。
2回目に行った時は、どこかのサッカーチームのレクリエーションとして、子供たちの団体が来ていました。
20人以上の子供がいたので、けっこうわちゃわちゃと騒がしかったです(笑)
土日にはそういった利用も多いようなので、タイミングによっては団体客にぶつかってしまうこともあるかもしれません。
1回目の時には団体客もおらず、一般客も2組くらいしかいなかったのでとっても静かでした。
団体は予約をしているはずなので、もし静かに釣りを楽しみたいという人は前もって電話で確認しておいたほうがいいかもしれませんね。
大山フィッシングセンター詳細情報
大山フィッシングセンターは、電車でも来ることができますが車のほうが便利です。
けれど車の場合、かなり細い林道を通らなければいけないので、車高が高い車や幅がある車は注意が必要です。
前から車が来るとすれ違いが絶対にできないような道を通るので、気をつけてくださいね。
(走っている途中に撮った写真なので、ブレていてごめんなさい><)

住所 | 〒259-1102 神奈川県伊勢原市子易944 |
電話 | 0463-93-5584 |
営業時間 | 8時~17時 |
定休日 | 年中無休 |
HP | http://www.ooyama-fc.com/index.html |
まとめ
そんなわけで、我が家が釣りにハマッてしまった大山フィッシングセンターをご紹介しました。
ちょっと行きづらい場所にはありますが、大自然の中で釣りができて、しかもその場で釣った魚を食べることもできるとってもお勧めの釣り堀でした。
子連れの家族もたくさん来ていたので、子連れでも大丈夫です。
ぜひ釣りを体験させてみたい!と思うパパママは1度行ってみてください。
男の子なら、釣りにはまってしまうかもしれませんよ。
大山フィッシングセンターについて調べている方の、参考になればうれしいです。



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