今日は3連休の3日目。
お天気はいまいちだけど、気温も涼しくて公園日和でした。
そういえば近くに行ったことがない公園があるなと思い立って、5歳の息子と愛犬2匹も連れて行ってきました。
行ってきたのは『あつぎこどもの森公園』
2016年にできた新しい公園で、長くてスピードの出る滑り台と山の地形を活かした空中回廊が気持ちいいと友達から聞いていたので一度行ってみたかったんです。
丸1日遊べるほどではなかったですが、自然の森の中をのんびり散策できて楽しむことができましたよ。
最後にはまさかのヒルに噛まれるというかなりショッキングな出来事もあったので、その様子も記録のために書いておきました。
ちょっと気持ち悪い写真もありますが、あつぎ子供の森公園へ行くときには気をつけておいたほうがいいのでぜひご覧くださいね。
厚木こどもの森公園はこんなところ
厚木市の北にある荻野運動公園を過ぎたところに、あつぎこどもの森公園はありました。
荻野運動公園のほとんど目の前なので、少し道から中に入ったところにあります。
荻野運動公園の前にある、この看板を目印にすれば通り過ぎることはないはず。
奥にあるゴルフ場の看板の下にも、こどもの森公園の看板があるのでここを曲がります。
ここから100メートルほど進むと、右手に厚木こどもの森公園が見えてきます。
あつぎこどもの森公園の駐車場
あつぎこどもの森公園の駐車場は、3連休3日目でも半分くらいは空いていました。
全部で40台くらいは停まるかなという感じ。
公園の入り口の先にある駐車場は、かなりまだ空きがありました。
イベントなど混雑時は、荻野運動公園の第1駐車場に停める事も可能なようです。
なので駐車場に入るために並んだりすることは、ほとんどなさそうですね。
公園の入り口はこんな感じで、人数をカウントしているのかバーを押して入るスタイルです。
こちらが公園内の利用ルールです。
公園内は、ペットはリードをつければ入場可能でした。
自転車などの乗り入れは不可、またゴミ箱の設置はされていません。
また公園内で捕まえた虫や植物の持ち帰りも禁止です。
野生動物も多く自然の環境をそのまま残しているので、このあたりは仕方ないですね。
入り口にはこんな立体ジオラマのような地図もあって、とてもわかりやすかったです。
今日の目的である滑り台や空中回廊が、どの辺りにあるのかよくわかりました。
園内の場所がわかったら、出発です!
管理棟
入り口を入ってすぐに見えるのが、こちらの管理棟。
とってもおしゃれな今時のログハウスのような作りで、暖炉の煙突もあってかっこいいです。
管理棟にはトイレや自動販売機のほか、休憩できるスペースや会議室などがあります。
このあたりに住む魚や生物の水槽の展示。
こちらは休憩室。
壁には公園内で行われたイベントの様子などの写真が飾られていました。
季節ごとにいろいろなイベントが開催されているようですね。
また公園内で捕獲したトンボの標本も。
虫好きの男の子は喜びそうですね。
森の図書館と名づけられたこちらのスペースには、図鑑や自然に関する本がたくさん並んでいました。
管理棟はちょっとした休憩や、帰り間際に一息つきたいときなんかにぴったりの場所でしたよ。
オムツ替えができるトイレも、園内にはここしかありませんでした。
もし赤ちゃんがいる場合はこちらのトイレがおすすめです。
新しくてとても綺麗なので、気持ちいいトイレでしたよ。
管理棟の前には、こんな地層が見れる展示がありました。
この間の茶色い部分は、箱根火山の噴火時に積もった軽石だそうで、その上下は富士山噴火の地層だとか。
すごくはっきりくっきり色が違っていて、教科書に出てくるような地層でした。
このあたりまではきちんと舗装されたコンクリートなので、とっても歩きやすいです。
ススキもいい感じで開いて、秋っぽいですね。
息子はテンション上がって、どんどん進んでいってしまいます^^;
この先からはコンクリートではなく、砂利道になります。
ムササビの道
下り坂を下って左側に見えてくるのが、このムササビの道です。
結構急なネットを上るだけなのですが、こどもは楽しいみたいで息子もあっという間に上っていってしまいました。
私も最初は横を上っていましたが、さすがに上まで上ることは無理。
しかもこのネットの下には、かなり大きなくもの巣がたくさん><
結局途中から私も、頑張ってネットをあがって息子についていきました。
一番上からみるとこんな感じで、結構高いですね。
ムササビの道の脇には階段もあったので、もし子供が一人で上ってしまったときは階段であがることもできます。
けれど結構急な階段だったので、上るのに覚悟は必要ですよ^^;
くぬぎの丘
むささびの道を登り終えて、少し階段を先に進むとくぬぎの丘があります。
こちらは見晴らしもよく、ベンチやテーブルもいくつかあって休憩するのにぴったり。
お弁当を持ってくれば、ここで食べると気持ちよさそうです。
テーブルは5セットほどありました。
ビニールシートを持ってくれば、テーブルが埋まっていてもシートを広げて一休みできそうですね。
遠くのほうに厚木市内?の町並みも見えて、眺めがとってもよかったです。
園内で一番のお弁当ポイントだと思いますよ。
長さ106メートルの日本一長い森の滑り台
くぬぎの丘の少し手前には、今回の目的のひとつであった滑り台がありました。
本当にどこまで続いているのか見えないくらいの長さで、森の中を突っ切って滑れる滑り台ですね。
滑るためにはまず、この長いらせん階段の棟に登らなければいけません。
ここまでもすでに階段を結構上ってきているので大変ですが、これを上らないと始まりません^^;
ちなみに森の滑り台は15時半で閉められてしまうようです。
あつぎこどもの森公園の滑り台は、ローラー滑り台ではなく『超高分子量ポリエチレン製』の滑り台です。
なので滑り台用のお尻に敷くマットはいりません。
何もなくてもとってもよく滑って、しかもお尻が痛くないので大人でも滑りやすいです。
逆に雨の日や真夏の暑すぎる日は閉鎖しているようです。
滑り台を目的に来るときには、注意してくださいね。
滑り台の入り口に座ると、結構な角度でちょっと尻込みしちゃいますよね。
前に滑ろうとしていた2歳くらいの女の子は、ちょっと滑り出してスピードが思ったより早かったのか、途中で泣き出してしまってました^^;
滑り台を滑った感想は、風を切って爽快に滑るのでとにかく気持ちいい!!
木の中を縫う様に滑るのがとっても楽しかったです。
それにお尻もぜんぜん痛くないので、大人にも優しい滑り台でした。
写真より動画のほうがわかりやすいかなと思ったので、上から下までの動画を撮ってみましたよ。
案外スピードが出ているので、30秒弱で下まで着いてしまいました。
結構スピード感があるでしょ?
何度も滑りたくなるような滑り台でした。
これが下から見た滑り台の様子。
下から見ていると、本当に森の中から人が出てくるので見てるのも楽しかったです。
もう一回滑りたい!と思いましたが、そのためにはかなりの階段をまた上る必要があります。
そう考えるとやっぱりもう一度は・・・無理ですね(笑)
ぐるっと園内を回ればもう一度滑り台へ出てくるので、帰り際にもう一度滑れたらいいなという感じ。
わざわざ滑り台のために、長い階段を登る気にはなりませんでした^^;
もう一度滑りたいという息子をなだめて、先に進むことにしました。
滑り台の先には、田んぼが続く昔の里山の風景が広がっています。
こんな昔懐かしい「がまの穂」もありました。
オニヤンマもたくさん飛んでいて、昔の日本の風景って感じですね。
ここから空中回廊に続く階段があるのですが、その手前に塩ポストがあります。
丹沢系の山は、山ビルが多いことで有名です。
公園内にも何箇所か塩ポストが設置されていました。
中にはこんなタッパーに入った塩が入っています。
空中回廊だしそんなにヒルもいないだろうと、塩ポストはスルーしてそのまま進みました。
が!
後でこの時塩をもらっておけばよかったと後悔することになるんですけどね><
この階段をまっすぐ上ってもいいのですが、右のほうに少し気になる建物があったので除いてみました。
作業小屋
園内のもう一つの入り口の手前にあるのが、この作業小屋。
真っ黒で煙突が立っていて、なんだかかっこいい建物です。
ここには囲炉裏やかまどがあるそうで、イベント時にお米をたいたりもするようです。
たたみの部屋は、体験プログラムがあるときの交流スペースになっているんだとか。
今日は空いていませんでしたが、今度イベントがあるときにはぜひ参加してみたいなと思いました。
作業小屋の裏側にはトイレもあります。
トイレは開放されていて、とっても綺麗でしたよ。
トイレが綺麗な公園っていいですよね。
ちなみにこちらのトイレには、オムツ替えができる台はありませんでした。
また自動販売機もあるので、ちょっと一休みするのにもぴったりです。
こちらが東入り口の先の風景。
こちらには駐車場がないのですが、近所の人はこちらから散歩に入っているようでした。
東入り口の脇にある道から冒険の森を横手に見て、空中回廊へ進みます。
山道ですがきちんと階段が整備されているので、こどもでも歩きやすかったです。
日本一長い森の空中回廊
少し山道をあがっていくと、森の空中回廊の入り口が出てきました。
空中回廊は渡り廊下が森の中に続いているような感じです。
途中の木も切らずに、こんな風に回廊に穴を開けてそのまま通しているのがすごいですよね。
途中で2手に分かれたり、階段で上ったり降りたりする部分もありますが、基本的にはまっすぐです。
空中回廊の途中で、やまふしを発見!
こんな虫をたくさん見つけられるのも嬉しいですよね。
本当は空中回廊をまっすぐ進んで一周するつもりだったのですが、途中で寄り道。
こならの丘の方へ上ってみることにしました。
長い階段を上っていくと、そのさきにこならの丘があります。
こならの丘はくぬぎの丘ほど開けておらず、スペースも広くなかったです。
いすとテーブルのセットは一組だけ。
木の間から風景は見えますが、そこまで見晴らしがいいという場所ではありませんでした。
散策路はお散歩が気持ちいい
こならの丘を突っ切って、散策路を進みます。
散策路は整備はされていますが、空中回廊とは違って山道なので少し山登り気分を味わえますよ。
階段を上ったり・・・
下ったりとけっこうアップダウンがありました。
5歳男児は特に問題なく歩いていましたが、3歳くらいだと厳しいかなと思います。
抱っこ紐がないと抱っこして歩くのも大変です。
途中にはきちんとこんな道順を示すものや
管理棟の電話番号が書かれた立て看板に、現在地がわかる地図もあったので迷うことはありませんでした。
森の中をハイキング気分でのんびり歩けます。
先日の台風の影響か、枝が折れてしまった木もいくつかありました。
鳥小屋を設置している木があったので、少し待ってみましたが残念ながらお留守のようでした^^
こんな感じで公園内をぐるっと一周、散策路を通ってもお散歩ができました。
空中回廊だと本当にまっすぐで歩きやすいのですが、散策路は山登りの練習なんかにもぴったりのコースだなと感じましたよ。
我が家がよく行く鳶尾山のハイキングコースに似ている感じです。
ただ、鳶尾山と一つ違うのは、この後に書く例のヤツがいることですね(笑)
他にもリスの道が楽しそう
他にも空中回廊を進むと出てくる、リスの道という遊具がとっても楽しそうです。
写真引用:あつぎこどもの森公園HP
今回我が家は、結局散策路を一周してしまい空中回廊に戻れなかったのでいけなかったので、次回はリベンジしたいと思っています。
リスの道は一方通行で、下からしか上がれないようなので回り方に注意してくださいね。
遊具は他にはありませんが、自然がたくさんなので虫や草花を見たりするにはとってもいい公園だと思います。
本当に森をそのまま残しているので、オニヤンマもたくさん飛んでいたり、普段あまり見ることのないような植物もありました。
夏休みの自由研究なんかの材料探しにも、いいかもしれませんね。
まさかのヤマビルが大量に!
※ここからはヒルの画像がたくさん出てくるので、虫や血が苦手な人はここでそっと画面を閉じてくださいね^^;
そんな感じで結局リスの道へ行きたかったのに、なぜか大回りして散策路を一周。
本当は途中でくぬぎの丘へ出る道があったのですが、先日の台風で倒木があったのか立ち入り禁止になって通れませんでした。
一度管理棟までもどったら、もう1回リスの道にでも行こうかなんて話しながら散策路を歩いていたときに、息子が突然絶叫!!
なに?どうしたの?と息子が指差すほうを見てみたら、なんと息子の足にヒルが!!
本当は空中回廊を歩く予定だったので、入り口にあった塩ポストから塩をもらってこなかったことを後悔。
塩をかければすぐに死んでしまうので、とりあえずその場でとらずに塩ポストまで我慢するように息子に言い聞かせるものの、ギャーギャー騒いでジタバタしているうちに勝手に落ちてしまった様子。
まさか私はいないよね?と思って自分の靴を見たら・・・
まさかの靴にもヤマビルの姿が^^;
ヤマビルって血を吸うと丸いナメクジみたいになるのですが、吸血前はこんなスリムな体なんですよね。
その後も少し歩いて靴を見ると、またヒルがついてる・・・
結局その後、5回くらい靴についているヒルを棒で落としました(笑)
やっぱりヒル、恐るべし・・・
そんなこんなで大騒ぎしている間に、もう一度空中回廊まで戻る気力も失せたのでとりあえず管理棟へ。
管理棟でもう一度、靴の中や靴下の中にヒルがいないかを確認してみました。
すると案の定、息子の靴下の中にはこんなに血を吸ったヒルを発見!
靴下が短くて短パンだったので、仕方ないですね^^;
管理棟の人にお願いして塩をもらい、すぐに塩を振って撃退!
あっという間に口を離して、ぽろっと落ちました。
血がひどいほうは、ヒルが塩で溶けてしまって血が出たところ。
噛み付いていたのは左側です。
同じように旦那の足にも1匹。
私は途中で何度かヒルを落としたので、何とか噛みつかれずにすみました。
で、あとは一番危険そうな犬達の足を見てみると・・・
やっぱりいた~っ!!
肉急の脇に上手に噛み付くんですよね。
結局2頭の足合わせて8本中、6本の足にヒルがついていました^^;
しかも2匹のヒルがついている足なんかもあって、結局犬だけで8匹ものヒルが・・・
犬のほうも塩をかければすぐに取れたり、肉急に挟まったまま小さくしぼんで死んでしまいました。
やっぱり空中回廊を歩けばよかったと後悔・・・
まさかの惨事に、とりあえず我が家のこの公園のイメージは『ヒルがすごい公園』担ってしまいました(笑)
たぶん空中回廊のみの散歩だったら、こんなにヒルにやられることはないと思います。
けれど散策路を歩く場合は、本当にヒルがたくさんいるので必ず手足は出さない服装で、さらに塩ポストにあるお塩をティッシュやビニールにでも入れて持ってから入るほうがいいですよ。
特にヒルに噛まれても、ダニとは違ってアレルギー反応などはないのですが、なんと言っても気持ち悪いですからね^^;
しかもまったく痛くもかゆくもないので、しばらくするまで気づかないんですよね。
靴下の中や首筋なんかに入られたら、大量の血を吸われてしまいますよ。
なるべくなら噛まれたくないですし、見つけたらすぐに退治したいものです。
さすがに丹沢山系、こんなところにもヒルがたくさんいるんだなと改めて感じさせられました。
あつぎこどもの森公園詳細
住所 | 神奈川県厚木市中荻野916-2(管理棟) |
電話 | 046-210-3433 |
開園時間 | 夏季(4月〜9月)⇒9:00から17:00 冬季(10月〜3月)⇒9:00から16:00 |
HP | https://atsugikodomonomori.com/ |
まとめ
はじめて行ったあつぎこどもの森公園は、森をそのまま残した昔ながらの風景がのこる、とってもいい公園でした。
春や秋の天気のいい日に散歩をすれば、とっても気持ちいいと思います。
遊具はあまりないですが、虫網と虫かごを持ってくればいろいろな虫が捕まえられると思いますよ。
ただし、園内で採った虫の持ち帰りは禁止なので気をつけてくださいね。
そして散策路を歩くときには特に、塩ポストから塩を持っていくのをを忘れずに!
真冬はヒルは活動していないので大丈夫だと思いますが、春から秋の期間、特に雨上がりの時期などは危険です!
念のためにティッシュに包んだりして塩を持ち歩いたほうが安全ですよ。
服装もなるべく首元、足元が見えない服装がおすすめです。
我が家も次回行くときには、ヒル対策を万全にしてから行こうと思っています。
これからあつぎこどもの森公園へ行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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