最近CMでよく見るミューズノータッチ泡ハンドソープは、泡の色が変わるというすぐれもの。
しっかりと手をごしごしすれば、色がついていた泡が白く変わるんですって。

これなら普段泡をつけたらすぐに流しているだけの息子も、しっかり手を洗ってくれそうです。
それに食いついた息子が『ほしー!!』と言うので、我が家も泡の出る自動ハンドソープディスペンサーデビューしちゃいました。
キッチンと洗面所用にミューズノータッチ泡ハンドソープとサラヤエレフォームポットの2種類を購入したので、どちらが便利でコスパがいいのか徹底比較してみましたよ。
結果的にどっちもとても便利だったのですが、それぞれメリットデメリットがありました。
もし迷っている人がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
追記:2019/1月
ミューズノータッチ本体が、使い始めて3ヶ月ほどで故障してしまいました><
けれどメーカーに相談してみたところ、こころよく交換対応してくれましたよ。
その様子はこちらにまとめています。


ニューズノータッチ泡ハンドソープとサラヤエレフォームポットを購入してみました


今回息子がほしいと言うミューズノータッチ泡ハンドソープとあわせて、キッチン用にサラヤエレフォームポットも一緒に購入してみました。
ミューズを2つ購入してもよかったのですが、洗剤ボトルが見えるのがキッチンに置くにはいまいちなんですよね。
なので見た目がシンプルなエレフォームポットを選びました。
この2つのディスペンサーを比較してみた結果をここからご紹介しますね。
ミューズとエレフォームポット お値段は?
どこで購入するかによっても異なるとは思うのですが、今回どちらも送料がかからないAmazonで購入しました。
購入時点(2018/9月)でのお値段は以下の通り。
- ミューズ:1,236円


- サラヤエレフォームポット:2,308円


差額は約1,000円です。
けれど実際は、付属品などもかなり違うので、値段的にはミューズが圧倒的にお安いですね。
本体と洗剤セットで、どうしてこんなに安く売れるんだろうって思ってしまいます。
けれど後々専用の洗剤を購入してもらえることを考えると、本体はあまり利益を取らずに販売しているのかもしれませんね。
ミューズノータッチ泡ハンドソープの付属品


- 本体
- 詰め替え用洗剤(220ml×1)
- 単3乾電池×2個
- 説明書(パッケージ裏)
ミューズノータッチ泡ハンドソープは、購入すればすぐに使えるようになっています。
洗剤と乾電池がついているので、他に用意するものは不要です。
乾電池も以前は4つ必要だったようですが、今販売されているものは2つしか使いません。
説明書もパッケージの裏に書いているだけなので、エコですね。
サラヤエレフォームポットの付属品


- 本体
- 説明書
- ロウト
一方のエレフォームポットは、本体を購入した場合は付属品は説明書と洗剤入れ替え時に使うロウトのみです。
洗剤も電池も、自分での用意が必要です。
ちなみに乾電池は単3が4つ必要です。


また洗剤は、基本的には専用洗剤を使用するようにと記載されていました。
専用洗剤というのは、SARAYAから出ている『ウォッシュボンSフォーム』もしくは『ヤシノミ洗剤 泡タイプ』です。




専用洗剤以外を使用すると、故障の原因になり保証できませんと説明書に記載があります。
けれど口コミを見る限りは、市販の泡タイプの洗剤でも使用できるようです。
今回はもともと家にあったキレイキレイで使用してみることにしました。(別の洗剤を使用する場合は、自己責任にてお願いします。)
なので今回自分で用意したのは、単3乾電池4個と詰め替え用ハンドソープです。


本体が届いただけだと使えないので、エレフォームポットを購入する場合は注意が必要ですね。
見た目と大きさ比較
続いて大きさと見た目の比較をしてみました。
本体はどちらも白で、シンプルなデザインです。


幅はほとんど同じくらいで、高さはミューズのほうが3センチくらい高いです。
けれど見た目の色に関しては、かなり違いが出てしまいますね。
ミューズのほうは、洗剤を差し込んで使うため完全にボトルが見えてしまうんですよね。
洗剤がキレイな色ではあるのですが、白に統一したい人にとってはちょっと派手すぎる感は否めないですね^^;
ちなみにミューズのボトルのラベルは剥がせるようになっていると書かれていたので、実際に剥がしてみました。
こちらの正面側のラベルは、キレイに剥がすことができました。


けれど裏のラベルは、剥がそうと思えばはがれるのですがベタベタが残ってしまいます。
写真ではわかりづらいですが、シールの粘着部分がボトルに残ってしまうので時間がたつと汚くなってしまいそうです。


たぶん使い方や注意点が書かれているので、こちらは剥がせないようになっているんでしょうね。
なので今回は諦めて、正面だけ剥がして裏はそのままにして使用することにしました。
シール剥がしの用のスプレーなどを使えばきれいに取れるかもしれませんが、そこまでする必要はないかなと思ったので今回はやっていません。



カウンターキッチンなどで使いたいときは、裏側も見えてしまうのでちょっと気になるところかもしれませんね。
あとミューズのボトルの色は、洗剤の香りによって異なります。
白に統一したい人は、オリジナルタイプの詰替えボトルを購入すればいいですよ。
けれどなぜか白いオリジナルボトルがセットになった本体は、販売されていません。
一度別のボトルで購入して使い切ってから、オリジナルボトルに変更するしかなさそうです。
泡の感じと量は?
もう1つ気になるのが、泡立ち具合と泡の量ではないでしょうか?
それぞれの泡を比べてみました。
ミューズノータッチの泡


ミューズノータッチは、泡の量は一定で調整することができません。
その分少し少なめで出てくるようになっています。
250mlで250回分と書かれているので、1回1ml出てくるということですね。
子供の手で1回分って感じでしょうか。
泡はしっかりと泡だって出てきますが、少し荒いかなという気がします。
今回はグレープフルーツの香りを購入したので、少しピンクに色づいた泡が出てきます。


そしてゴシゴシと手を洗って泡をこすると、だんだんと泡が白くなってきます。


息子にもやらせてみましたが、泡の色が変わるのが楽しくてしっかりとゴシゴシしていました。
普段は泡をつけたら、ちょっとこすってすぐに流していた息子。
これなら1人でもしっかりと洗ってくれるのでありがたいですね。
そのうち飽きてしまうかもしれませんが、この色が変わるというのは子供に手洗いさせる時にはかなり有効だと思いますよ。
サラヤエレフォームポットの泡
一方サラヤエレフォームポットの泡は、裏側のスイッチで2段階に調節が可能です。


左が少なめ(2ml)、右が多め(3ml)です。
そして実際に出した感じは、こちらが少なめ。


こちらが多めです。


1mlの差とは思えないくらい、多めだとかなりたっぷりな量が出てきますね。
男性の大きな手でも、十分足りるくらいの量だと思います。
そして泡の感じも、結構きめ細かくてしっかりとした泡が出てきました。


けれどこれは中にキレイキレイの詰め替え用ハンドソープを入れているからかもしれません。
口コミにはメーカー指定の専用洗剤だとかなり水っぽい泡になると書いている人もいました。
なので使用する洗剤によって異なると思うので、あくまでキレイキレイを入れた場合と思ってくださいね。
泡比べしてみました
実際に泡を並べて比べてみると、量や泡立ち具合がわかりやすかったので参考にしてくださいね。


左からエレフォーム多→エレフォーム少→ミューズの順に並べています。
並べてみると、エレフォームの少ないほうとミューズが同じくらいの量ですね。


けれど泡の感じがかなり違うのがわかるでしょうか。
エレフォームのほうがきめ細かい泡になっています。
ちなみに今まで使用していた、手動のポンプタイプ1回分の量も並べて比べてみました。


こちらもボトルはビオレU泡ハンドソープとなっていますが、中身はキレイキレイです^^;
手動のポンプを1回押した量と、エレフォーム少、ミューズが同じくらいの量でした。


我が家はキッチンでエレフォームを使用し、洗面所でミューズを使用しています。
キッチンだとほとんど使用するのが私で、しかもお肉を触った後など洗剤がたくさんほしいことが多いんですよね。
なので泡の量は多い方で使用しています。
詰め替えができる?できない?
詰め替えできるかできないかというのが、この自動ディスペンサーを選ぶにあたって一番大きなポイントになるかもしれませんね。
ミューズノータッチとエレフォームにも、大きな違いがあるので注意してくださいね。
ミューズノータッチは詰め替えはできない
基本的にミューズは専用洗剤がボトルごと販売されているため、詰替えはできないようになっています。
そしてその専用洗剤のお値段が結構お高いので、買うのを迷う人も多いようですね。
ちなみに特売などでお安くても、1つ(220ml)で450円ほどはしてしまいます。
普通に泡タイプのハンドソープだと、詰替え用で450mlで250円やそれ以下で販売されているので、倍くらいのお値段してしまうんですよね。
最初に使い始めるお値段はお安いですが、長く使うことを考えるとちょっともったいないなと思ってしまいます。
ミューズのボトルのふたは簡単には開かないようになっていて、この小さな穴に本体から出ている突起が刺さることで洗剤が出るようになっています。


ちょっとわかりにくいですが、この真ん中の穴の中にプラスチックの栓があります。
ボトルを本体に差し込むことで、この栓が開くような仕組みです。


調べてみるとこの栓を竹串などで押しながら、注射器や先が細いスポイトのようなもので詰替えるといったことも可能みたいです。
そういった方法を紹介している記事もたくさんありますね。
けれど何かひと手間加えないと、ミューズの場合は詰替えが難しいです。
詰め替えができれば、中身は他の泡タイプのハンドソープでも問題なく使用できるようですよ。
手軽に使うには、専用のボトルをそのまま購入してくればさすだけなので簡単です。
追記:ミューズノータッチの詰め替えを試してみました。
ミューズノータッチを使ってボトルが空になったので、自分で詰め替えを試してみましたよ。
案外簡単で、しかもいろいろ詰め替えの方法があってそこまで手はかかりませんでした。
よければ参考にしてくださいね。


サラヤエレフォームポットは詰め替え可能
一方サラヤエレフォームポットは、先ほども紹介したとおり詰め替えが可能です。
説明書には、専用洗剤を使用するようにとの記載があります。


けれど実際には、他の泡タイプのハンドソープでも問題なく使用できるようです。
口コミを調べてみても、特に他のハンドソープを使用したため故障したといったものは見当たりませんでしたよ。
今回は我が家も自宅にあったキレイキレイを入れて使用してみましたが、特に問題なく使用できています。
詰め替え方法もとっても簡単です。
本体の上のふたを開けると、中に入れ口があります。


ゴム製の栓をはずして、そのまま中にハンドソープを入れるだけです。
付属のろうとを使えば、こぼすこともなく簡単に入れられますよ。


入れ口が広いので、ろうとを使わなくても問題なく入れられそうです。
入り口いっぱいまで入れると、220ml入るようです。


これなら詰替えも簡単ですし、時間もかからないですよね。
先ほどのミューズのボトルに注射器などで頑張って詰替えるよりは、とっても簡単に詰め替えができますよ。
コスパ的にはどう?
コスパで比べてみるには、本体がどれくらい故障せずに使えるのかっていうのが結構大事ですよね。
調べてみたところ、ミューズもエレフォームも早い人だと3ヶ月ほどで泡が出なくなったり、まったく反応しなくなる人もいるようです。
けれど長い人は2年使ってもなんともないって言う人まで。
こればっかりは機械なので、当たりはずれがあるんでしょうね^^;
なので今回は1年半使用できたと仮定して、比べてみようと思います。
4人家族で1日1人2回使用(1日8回)した場合で計算してみました。
1回1mlなので、1日8ml使用。
ミューズ専用ボトル1本250ml入り
1ヶ月に1本使用として計算すると・・・
450円×17ボトル→7,650円
本体購入金額:1236円(1ボトル込み)
合計 1年半で8,886円
泡の量を少ない方(1回2ml)で使った場合 1日16ml使用。
詰め替え用ボトル(他社メーカー)450mlで250円で計算。
1ヶ月で約1袋強使用するため、1年半で20袋で計算すると・・・
250円×20袋→5,000円
本体購入金額:2308円
初回電池200円で計算。
合計 1年半で7,508円
この計算でいくと、コスパ的にはエレフォームのほうがお安いってことになりました。
けれどミューズは1回手を洗うのに2回ハンドソープを出さないと、大人だと足りない人もいるかもしれません。
そうなるとさらにボトルの消費がはげしくなるので、一段とお金がかかってしまいますね。
逆にもしミューズのボトルを改造したりして、詰め替え用のほかの洗剤が使えるようになるとかなり安くなると思います。
どちらにしろ、もともとの購入金額は1,000円しか違わないので、後は中に入れる洗剤のお値段で変わってくるってことですね。
それぞれのメリット・デメリット
最後にしばらく使ってみて感じた、それぞれのメリット・デメリットについてまとめてみました。
個人的な感想も入っているので、参考程度に見てみてくださいね。
ミューズノータッチのメリット・デメリット


メリット
- 安い
- 電池と洗剤もセットのため、すぐに使い始めることができる
- 電池を2本しか使わない
- 洗剤の色が変わるので、子供がしっかり手洗いできる
- 専用の洗剤を買えば、詰め替えが必要ない
- 洗剤の残量がわかりやすい
デメリット
- 詰め替えができない(できるが手間が必要)
- 泡の量が調節できない
- 泡が荒い
- ボトルが見えてしまう
- 電源スイッチが底にあるので使いにくい
とにかくミューズのメリットは、最初の費用が安いところですね。
電池もハンドソープも込みで1,200円程度で購入できるので、とりあえずどんなものか試してみたいのであれば一番手頃です。
また詰め替えとかは面倒なので、コストより手軽に交換できるほうがいい人には向いていますね。
逆にデメリットは、やはり詰め替えが面倒なところでしょうか。
ボトルは必ずミューズ専用のものを使用しなければいけないので、詰替えるとすれば何らかの方法でボトルにハンドソープを補充するしかありません。
コストダウンしようと思うのであれば、何かしら手を加えなければ市販の詰め替え用の洗剤は入れられないですね。
サラヤ エレフォームポットのメリット・デメリット


メリット
- 見た目がシンプルでなじむ
- 泡の量をスイッチで切り替えできる
- 泡がきめ細かい(キレイキレイを使用した場合)
- LEDで電池切れのタイミングを教えてくれる
- 専用洗剤でなくても詰替え可能(説明書には専用洗剤以外の使用は故障の原因と記載あり)
- 電源スイッチが後ろ側にある
デメリット
- ミューズに比べると値段が高い
- 電池・洗剤がセットではない
- 洗剤の残量がわかりにくい
- 電池が4本必要
ミューズに比べると、最初にかかる費用が高くなってしまうのがエレフォームポットです。
電池もついていないし、洗剤も自分で用意が必要です。
けれど初期費用がかかるかわりに、使い勝手はとてもいいなと思います。
ランプで電池切れが近くなったら教えてくれたり、泡の量を調節できるのはとっても便利。
それに詰め替えがしやすいので、なくなった時に入れ替えるのは楽チンです。
これで壊れにくければ最高なんですが、これは今後使ってみてどうなるかですね。
長く使えるのであれば、エレフォームのほうが見た目的にもシンプルでインテリアにもなじみますよ。
結局どっちがいい?
で、結局どっちがいいの?って話になると思うのですが・・・
こればっかりは使い方や好みによるかなと思います。
私的にはどちらもとっても便利で使いやすいのですが、泡の量や泡立ち加減で比べるとエレフォームポットのほうが好きです。



泡の量を調節できるのも、やっぱり便利ですよね。
子供が使うのであれば少ないほう、大人が使うのであれば多いほうがちょうどいいです。
そして何より、詰め替えが簡単にできるのが一番のポイントでしょうか。
あとはそれぞれ、どれくらいの期間使えるのかというのがポイントになってきそうですね。
また何か故障したり使えなくなることがあったら、追記していきたいと思います。
けれどどちらもとっても便利だということは、間違いありません。
特に子供がいる家庭では、自分で泡を出して手を洗ってくれるのが本当に助かります。
一度使ってしまうと、元のポンプタイプには戻れなくなってしまいますよ。
追記:さらに、もっと良いソープディスペンサーを見つけてしまいました!
買い替えするならこちらのUmimileソープディスペンサーガイチオシです。
⇒Umimileソープディスペンサーの口コミ。ミューズ/サラヤと徹底比較!


ミューズvsサラヤ まとめ
そんなわけで、今回はミューズノータッチ泡ハンドソープとサラヤエレフォームポットを徹底的に比べてみました。
結果的にはどっちもとっても便利で、これからずっと使い続けたいなと思いました。
それぞれいいところと悪いところがありますが、使う場所や場面によって使い分けてみてもいいと思います。
我が家は今回紹介したように、キッチンはエレフォームポット、洗面所はミューズというのが一番使いやすかったですね。
ぜひ購入を悩んでいる方は、参考にしてもらえればと思います。
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