0歳1歳赤ちゃんと帰省時の離乳食対策。冷凍やベビーフードをうまく利用して乗り越えよう

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GWやお盆、年末年始など長期で実家に帰省する時、一番困るのが赤ちゃんの離乳食についてですよね。

特に義実家への帰省の場合は、キッチンを自由に使うこともできないことも多く、どうすればいいものかと頭を悩ませてしまいます。

私も息子が生後半年の頃から年に2回は1週間ほど実家へ帰省していますが、離乳食についてはいろいろ悩みました。

「せっかく始めた離乳食、毎食きちんとあげたいけれど準備も大変。」

「かといって自宅と同じようにはできないし、ベビーフードばっかりっていうのも気が引ける・・・」

りっこ

考えているうちに、だんだんと帰省が憂鬱になってきちゃうんですよね^^;

けれどこれさえ押さえておけば大丈夫!ってことがいくつかあるんですよ。

私も最初は重く考えすぎて大変でしたが、だんだんと慣れて楽になりました。

今日は赤ちゃんと帰省したときの離乳食対策について、まとめてみたいと思います。

目次

帰省先が義理実家の場合の離乳食対策

年に数回しか帰ることのない義実家。

いつ帰省するのかが決まっていれば、前もって離乳食についても準備ができますよね。

それぞれ離乳食のタイミングにおいての考え方をご紹介します。

帰省が離乳食初期にあたる場合

まずは帰省のタイミングが生後5~6ヶ月でちょうど離乳食開始時期にあたる場合。

無理に帰省前に離乳食を開始せずに、帰省から自宅へ戻ってきたタイミングで始めるのがベストですよ。

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにとっての栄養源はほぼ母乳かミルクなので、離乳食は食べる練習でしかありません。

帰省時は何かと生活リズムや環境が変わってしまうので、離乳食初期の赤ちゃんは急に食べなくなったりすることもよくあります。

りっこ

ちょっとくらい離乳食の開始が遅れたって、全然問題ありません。

1人目の赤ちゃんだとマニュアルどおりに開始したい!って思いがちですが、2人目3人目を育てているママをみると「離乳食は面倒だから、なるべく遅らせよう。」なんて7ヶ月くらいから始めているママもたくさんいます。

帰省前に離乳食を始めていろいろストレスを感じてしまうより、思い切って離乳食の開始を遅らせてしまいましょう

帰省時はいつもの母乳かミルクだけで乗り切れば、離乳食について頭を悩ます必要もないですしね。

赤ちゃんにとってもママにとっても、それが最善の方法ですよ。

帰省時に離乳食中期・後期の場合

次に帰省のタイミングがちょうど離乳食中期・後期にあたる場合。

りっこ

さすがに離乳食をお休みするというわけにはいきませんよね。

けれどまだ大人と同じものは食べれないこの時期に、実家で何度も離乳食を用意するのはとっても大変です。

離乳食が進むにつれて2回食、3回食と回数を増やしていきますが、一度回数を増やしたからといって減らしてはいけないというわけではありません。

なので離乳食中期、後期の場合は離乳食の回数を減らしてしまって少しでも負担を軽くしてしまいましょう

2回食の場合は1回へ、3回食の場合は2回へと、とにかく帰省時の負担が少しでも減るように回数を減らしてしまうことをおすすめします。

1日1回離乳食が減るだけでも、準備がかなり楽になりますよ。

減った食事の分だけ母乳やミルクを多めにあげたり、あとはベビーせんべいなどのお菓子をあげてもいいと思います。

この時期の赤ちゃんは、食事だけで完全な栄養を取れている訳ではないのでお菓子でも立派な栄養源になりますよ。

あまり「こうしなければいけない!」と頭を硬くしてしまわずに、ママにとっても赤ちゃんにとってもストレスなく過ごせる考え方に柔軟に対応できればいいですね。

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帰省時に離乳食完了期の場合

いろいろと大人のご飯を取り分けすることもできてくる離乳食完了期

実家への帰省が離乳食完了期に当たる場合は、実家でも取り分けができるようになるべく食べれる食材を増やしておきましょう。

りっこ

たとえば実家でよく出てくる鍋やお味噌汁なんかは、取り分けには最高の献立ですよね。

よく実家の鍋やお味噌汁に入っている食材で今まで赤ちゃんが食べたことがないものがあれば、自宅で前もって練習をしておけば安心です。

初めて食べるものだとなかなか受け付けてくれない赤ちゃんも多いので、少しずつ家で練習をしておきましょう。

そうすれば実家へ帰る前に献立をリクエストしておけば、わざわざ赤ちゃん用の離乳食を作らなくても取り分けだけですんでしまったりします。

お義母さんだって、かわいい孫に自分の手料理を食べてもらえればとっても嬉しいんです。

『お義母さんの煮物すごく美味しいんで、ぜひ息子にも食べさせてあげたいんです!薄味なら食べれるんで、手間じゃなければ息子の分も一緒に作ってください!』

なんて前もってリクエストしておけば、喜んで作ってくれると思いますよ。

取り分けしやすいお味噌汁の具なんかも、リクエストしておけば楽チンですよね。

子供が好きな食材を前もって伝えておいたり、実家で出そうなメニューを自宅でも練習しておくことで、実家での離乳食作りをラクしちゃいましょう。

特に取り分けしやすい料理
  • 味噌汁の具 
  • 煮物 
  • 野菜スープ

義実家への帰省前に必ずしておきたいこと

離乳食期の赤ちゃんと帰省する場合、まずは帰省前にしておきたいことがお義母さんに実家で離乳食を作ってもいいか確認しておくことです。

夫婦二人での帰省だったときは、キッチンへ一歩も踏み入れさせてもらえなかったっていうママも多いかもしれません。

自分のキッチンや冷蔵庫を見せるのが恥ずかしくて、「とにかく何もしなくていいから座ってて!」というお義母さんも結構いますよね。

りっこ

そんなお義母さんでも、孫ができたことで変わってくれる場合もあります。

まずは帰省したときにキッチンを使わせてもらえるのか、冷蔵庫を使わせてもらえるのかを前もって確認しておきましょう。

確認しておけば実家での離乳食対策を前もって考えられるので、いろいろと準備することもできます。

また確認するときに、念のため今どれくらい離乳食が進んでいてどんなものが食べれるかなんかも伝えておいたほうがいいですね。

昔と今の離乳食事情は異なるので、実家では「もう1歳だからなんでも食べれるだろう!」といろいろ用意してくれがちです。

うちの母も帰省にあわせていろんなものを準備してくれていましたが、思ったより息子の離乳食が進んでいなくて食べれないものばっかりでがっかりさせたことがあります^^;

前もって今の進み具合を伝えておけば、食べれないものを準備してもらってがっかりされることもなくなるのでいいですよ。

それにもしかすると「私が離乳食も作ってあげるから大丈夫!」なんて言ってくれるお義母さんもいるかもしれません。

そんな時は遠慮せずに甘えてしまって、今どういうものが食べれるのか前もって伝えておいて準備してもらいましょう。

離乳食を作らせてくれる場合

お義母さんに確認をして離乳食を作らせてくれそうな時は、滞在中のメニューを前もって決めておきましょう

キッチンを貸してくれるといっても長時間占領するわけにも行かないので、なるべく手早くできて作り置きできるようなメニューをいくつか考えておいたほうがいいですね。

りっこ

2品くらい作っておけば、あとはそれとおかゆやご飯+取り分けできる食材なんかで乗り越えられますよ。

1週間くらいの長期滞在になる場合は、冷凍庫も貸してもらって冷凍できるメニューも作っておけば安心です。

その場合、普段普段離乳食作りで使う調理器具などで実家になさそうなものは持っていったほうがいいですよ。

お鍋やボウルなんかは貸してもらえても、すりつぶすすりこぎがなかったり、凍らせる製氷機なんかはない場合がほとんどです。

車での帰省だと荷物が増えても大丈夫ですが、電車や飛行機での帰省の場合は前もって調理器具を送っておいてもいいと思います。

せっかく作らせてもらえても、勝手が違うのでいろいろ戸惑うことも多くなります。

普段使っているものを使ってなるべく手早く作れるようにしましょうね。

持参したほうがいい調理器具
  • 製氷機
  • 保存用のタッパー
  • すり鉢
  • ハンドブレンダー
  • キッチンバサミ

ハンドブレンダーは離乳食作りに最適!

特に私が帰省したときに重宝したのがハンドブレンダーです。

実家へ帰ったときに楽にすりつぶせるようにと購入したのですが、これが思っても見なかったくらい楽でそれからもとっても便利に使っています。

本当に今まで苦労してすりつぶしていたのはなんだったんだ?って拍子抜けするくらい、簡単にできてしまうんです。

茹でたりチンした野菜をあっという間にペースト状にできますし、離乳食が終わった今でもポタージュを作ったりバナナジュースを作ったりするのに便利なので、買ってよかったなぁと思っているものの一つです。

バーミックスはかなりお高いですが、そんな高いものでなくても離乳食くらいなら簡単にできてしまいます。

もし持っていない人も、案外お安く購入できるので帰省を機に購入してもいいかもしれませんよ。

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実家で離乳食を作らせてくれない場合の対策

お義母さんに確認しても、キッチンは残念ながら使わせてもらえなさそうな場合の対策は、やはり自分で用意して持っていくしかないですよね。

また年末年始などで実家のキッチンがお節作りで占領されてしまいそうな場合も、前もって準備して持っていったほうが安全です。

離乳食を持っていく方法もいくつかあります。

離乳食を実家へ持参する方法
  • 作ったものを冷凍で持っていく
  • 前もって冷凍しておいたものをクール便で送る
  • ベビーフードを持っていく
  • 離乳食で使える乾燥食品を持っていく

たとえば実家まで車や電車で1~2時間ほどの移動距離であれば、自宅で作って冷凍しておいた離乳食を保冷バックに入れ、保冷剤をいくつか入れておけば持ち運びは可能です。

りっこ

実家へ着いたらすぐに冷凍庫へ入れてもらいましょう。

けれど長時間の移動が必要な場合は、さすがにクーラーボックスを持っていくわけにもいきません。

そういったときは、クール宅急便で冷凍した離乳食を前もって送っておいてもいいと思います。

お義母さんに冷凍庫だけ貸してもらいたいということを伝えておき、前もってクール宅急便で送った離乳食を冷凍庫へ入れておいてもらえば安心です。

ベビーフードはうまく利用しよう

なるべく手作りにこだわってきたママも、この機会に少しベビーフードを取り入れることを考えてみましょう。

実家への帰省時でも、どうしても外出先で必要になったりすることも出てきます。

今はベビーフードもいろいろな種類があり、無添加の安全なものもたくさん販売されています。

これから先、長時間の外出でどうしても離乳食が必要になったり、万が一震災などが起きたときにもベビーフードは本当に助かります。

毎食ベビーフードを食べさせるわけではないので、少し利用してみてもいいと思いますよ。

ベビーフードが初めての赤ちゃんだと、慣れない味に食べてくれない場合もあります。

前もって自宅でも何度か練習しておき、赤ちゃんが好きな味のベビーフードを見つけておいたほうが安全です。

ベビーフードばかりだと「うちの嫁はろくに離乳食も作っていない」と思われるかも?なんて心配になるかもしれませんが、今は昔と違ってベビーフードを利用するママもとても多いです。

「普段は作っているけれど、今回は準備できないこともあると思って持ってきました!」と胸を張ってベビーフードをあげてもいいと思いますよ。

実家ではみんなで外食する場合だったり、どうしても手作りの離乳食を準備できない場面が多々出てきます。

りっこ

ベビーフードは少し多めなくらいに準備して持っていったほうがいいですよ。

もちろん使わなければ持ち帰って、非常食として保管しておくこともできます。

実家での離乳食に使える助かる乾燥食品

私が帰省時に一番助かったのは、お湯を足すだけで離乳食になる乾燥食品です。

帰省時に使って便利さを実感してからは、自宅での離乳食にもよく使うようになりました。

お湯だけ用意してもらえればあっという間に離乳食になるので、ぜひ試してみてくださいね。

離乳食の主食で使える乾燥食品
  • おかゆ
  • コーンフレーク
  • パン粉

実家でおかゆを作ってもらえる場合はもちろん必要ありませんが、すぐに準備できない場合などはとっても助かります。

麩やコーンフレーク、パン粉もお湯を足せばそのまま離乳食に変身しますよ。

お味噌汁の上澄みなどを少し足して味をつければ、立派な離乳食になります。

離乳食の野菜で使える乾燥食品
  • ポテトフレーク
  • にんじんフレーク
  • かぼちゃフレーク
  • とうもろこしフレーク

案外みんな使っていないのが、この乾燥フレークの野菜

お湯を足すだけでマッシュポテトになったり、にんじんやかぼちゃのすりつぶしになったりもするのでとっても便利です。

りっこ

おかゆに混ぜるだけでも、味付けにも栄養にもなるのでよく使っていました。

実家でわざわざ野菜を茹でてすりつぶしてとするよりも、この乾燥フレークを使用すればとっても楽に離乳食ができますよ。

離乳食中期以降の場合は、ホットケーキやお好み焼き、ご飯のおやきなどに入れたりもできるので便利です。

冷蔵保存もいらないので、帰省時の野菜対策に一番ぴったりですよ。

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忘れちゃいけないその他の持ち物

義実家での離乳食に忘れちゃいけないのが、赤ちゃんの食器&エプロンです。

赤ちゃん用の食器は実家にないことがほとんどなので、普段使っているものを持っていったほうがいいですよ。

特にスプーンなんかは実家に銀のスプーンしかなかったりすると、それだけで離乳食を食べなくなる赤ちゃんだっています。

お皿だって陶器のお皿しかないと、いつもの家のように赤ちゃんがぽ~い!と投げたりしないかママは気が気じゃないですよね^^;

りっこ

プラスチックのお皿と食器は絶対に持参必須です。

またエプロンやスタイの準備も忘れずにしてくださいね。

赤ちゃんの離乳食はこぼすのが当たり前!と思っていても、なかなか義実家で豪快にこぼされたりすると焦ってしまいますよね。

普段は布のエプロンで毎回洗濯している場合も、自由に洗濯できない実家ではできれば使い捨てのスタイを使いましょう。

ちょっとゴミは増えてしまって経済的ではありませんが、どこでも気にせず使えるので安心です。

もしくはシリコン製の洗って使えるスタイを持っていってもいいと思います。

我が家はベビービョルンのソフトスタイを自宅で使っていたので、必ず帰省時には持っていくようにしていましたよ。

けれどコンパクトにたたむことはできないので、外出時には使い捨てのスタイを使っていました。

とにかく安心して離乳食を食べてもらうためにも、スタイは必需品なので忘れないように準備しましょうね。

ちょっとだけ心の余裕を持ってみよう

どうしても神経質になりがちな赤ちゃんの離乳食。

もちろん何事もなく順調に進めばいいのですが、なかなかそんなにうまくも進みません。

うちも息子は食べず嫌いだったり初めてのものだと口にもしてくれなかったり、離乳食ではかなり苦労しました。

一時は離乳食を完全にストップしたこともあるくらいです。

けれど赤ちゃんって自然に食べ物に興味をもつタイミングがあったりするんですよね。

りっこ

無理に食べさせなくても結構大丈夫みたいです。

案外実家への帰省中に食べた新しい食材がヒットして、その後バクバクと離乳食を食べるようになってくれたりもするもんです。

「今はここまで進んでいるんだからこうしなくちゃなんです!」

「この食材はまだ月齢に早いからあげないでください!」

なんてママがピリピリしてしまうと、実家のお義母さんだって協力したくでもできなくなってしまいます。

ちょっと気持ちを緩めて余裕を持ってみてもいいかもしれませんよ。

前もってお義母さんに相談をしてみて、手伝ってもらえる部分は甘えてみてもいいと思います。

案外「じゃあこれとこれを作っとくわね」といろいろ協力してもらえるかもしれません。

あまり気張らずにゆったり構えることができれば、うまくいくのかなという気がします。

まとめ

帰省時はただでさえ持ち物などいろいろと準備するものが多いのに、それに加えて離乳食のことまで考えないといけないとなると本当に大変ですよね。

けれどこれも今だけの悩みなので大丈夫。

1年後にはある程度いろんなものを食べれるようになっているので、そこまで気にする必要もなくなっていますよ。

せっかくの帰省なので、あまりピリピリ神経質にならずに臨機応変に対応できるように心がけてみてください。

りっこ

お義母さんだって、子育ての大先輩です。

普段離乳食で悩んでいることを相談してみたりすれば、思わぬ解決策を教えてくれるかもしれないですよ。

子供の健やかな成長を願うママの気持ちはみんな一緒です。

準備さえしっかりしておけば、あとはお義母さんに頼ったりベビーフードを利用して少し手抜きしてみてもいいと思いますよ。

離乳食のことで頭がいっぱいの帰省だと、本当に楽しく過ごすことができませんよね。

食べるものが用意できなければ授乳やミルクで済ませようというくらいの余裕をもてば、気持ちも楽に帰省を楽しめるかもしれませんよ。

ぜひ年に数度の帰省、赤ちゃんと一緒に楽しんでくださいね。

実家へ帰省時の離乳食に悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。

⇒赤ちゃん連れで実家に帰省するときの渋滞対策についてはこちら。

⇒帰省時のチャイルドシートについてはこちら。

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