保育園に入ると、6月くらいに突然プールのお知らせがありますよね。
3歳くらいまでの幼児だと、まだプールへ行ったことがない子供だって多いです。
それなのに突然水着や水泳帽を用意してくださいって言われても、いったいどんなものを用意したらいいんだろうって悩んでしまうんですよね。
女の子はビキニでもいいの?それともワンピース?
男の子はトランクスでいい?
日焼け対策にラッシュガードはいる?
初めてのプールだった場合は、なおさら周りの子の様子もわからないので迷ってしまいます。
今回はそんな1歳2歳3歳の、初めての保育園プール水着の選び方についてや、注意するポイントなどをお伝えしますね。
男の子、女の子別に選ぶポイントや、気を付けたほうがいい点をまとめてみました。
これから夏に向けて、子供の保育園用の水着について悩んでいるママはぜひ参考にしてくださいね。
1.2.3歳 保育園の水着選びのポイント
まずは保育園で使う水着を選ぶ、ポイントをお伝えしますね。
1.プールの注意事項の確認
水着を選ぶ前に、必ずしたいこと。
それが保育園からの指定や注意事項を確認することです。
一概に保育園といっても、それぞれの保育園によって水着の決まりが異なるのできちんと確認してくださいね。
よく保育園であるのが、以下のような決まりです。
- 女の子はビキニやセパレートの水着が禁止
- ラッシュガード禁止
- 帽子が付いたラッシュガード禁止
- 水着不要でトレーニングパンツ着用
- 水着の中にトレーニングパンツや水遊び用パンツ着用
このように、保育園によってさまざまな違いがあるんですよね。
特によくあるのが、女の子のビキニやセパレートが禁止のところ。
これは上下で2枚あると着せるのが大変だったり、遊んでいるうちにずれたり脱げやすいからですね。
けれどママ友が行かせている保育園では、逆に着させやすい、トイレに行かせやすいという理由でセパレートの水着をすすめているそうですよ。
保育園によって、真逆の指定があったりするので注意が必要です。
また日焼け防止の目的で着させるラッシュガードも、いいという保育園と禁止の保育園があります。
これも1.2.3歳児で先生が子供たちに着替えをさせないといけないので、なるべく手間がかからないほうがいいという理由ですね。
またフードがあるとお友達の手に引っかかったり危ないという理由で、フード付きのラッシュガードだけを禁止している園もあります。
この辺りはプールのお知らせの手紙に書いている場合と書いていない場合があるので、心配な時は直接先生に聞いてみるのが1番確実ですね。
あと1歳児の場合は、万が一プールの中でうんちをしてしまった場合の為に、中に水遊び用のパンツやトレーニングパンツをはかせるといったところもあるようですね。
そうなるとかなり経済的にも洗濯も大変にはなってしまいますが、決まっているなら仕方ないです。
その場合は水着もそれに合わせたものを選ばなければいけないので、前もって確認しておきましょうね。
またこのような、漏れにくいおむつ機能付きの水着パンツもあります。
こういったものでも対応できるか確認しても、いいかもしれませんね。
2.自分で脱ぎ着するかどうかの確認
1歳2歳くらいの間は、さすがに自分で着替えることはできないので保育士さんが水着を着せてくれるという場合がほとんどです。
けれど3歳児クラスくらいからは、着替えの練習として自分で着替える機会があるかもしれません。
そうなると、例えば首の後ろでリボンで結ばなければいけなかったり、またボタンやファスナーがあると子供にとっては難しくなってしまいますよね。
子供が自分で着替える機会があるかどうかも、前もって先生に聞いておいた方が水着選びは安心です。
せっかく買ったのに、後から『自分でうまく着れないみたいなので、別の水着にしてください。』なんて言われるのは避けたいですよね。
3.プールの場所や入るスタイルも確認
もう一つ確認しておきたいのが、プールの場所やどのようにプールに入るのかということ。
これによって、日焼け対策がいるかいらないかが変わってきます。
3歳児くらいからは保育園にプールがあればそちらに入ることが多いですが、実は1.2歳の間はプールに一斉に入ることは少ないです。
例えば小さなビニールプールやたらいのようなもので1~2人ずつ、チャプチャプ水をかけてもらうだけってこともよくあります。
その場合、特に低年齢だとプールは日陰やあまり日の当たらない場所に出すことも多いんですよね。
息子が行っている保育園でも、1歳の時は保育室の前の日陰にビニールプールをだして、1人2~3分ずつお水の中に座らせてチャプチャプ水をかけるだけというスタイルでした。
それだと日焼けを気にしてラッシュガードの用意をしても、ほとんど必要ないんですよね。
子供は真っ黒になったほうが健康的!と思うママならいいのですが、なるべく日焼けをさせたくない、肌が弱いからあまり肌を出させたくないといった場合には、プールをどこでどのようにするのかも確認しておけば安心ですよ。
逆に3歳くらいで炎天下でみんなでプールに入るといった場合は、ラッシュガードを用意したほうが日焼けを防ぐことができます。
もちろん保育園で禁止されているかは、前もって確認してくださいね。
保育園のプールでの日焼けや日焼け止めについては、こちらにまとめています。
男女別 保育園用水着の選び方
ここからは、男の子と女の子に分けて保育園の水着の選び方をお伝えしますね。
1.2.3歳男の子の水着を選ぶポイント
子供用の男の子水着には、大きく分けて4つの種類があります。
- トランクス型の大き目パンツ水着
- ピタッとした小さ目パンツ水着
- 上半身からつながっているグレコタイプの水着
- ラッシュガードのつなぎ水着
この中で1.2歳児など小さ目の子供にピッタリなのは、上半身もカバーできるグレコタイプの水着です。
小さな子供でも脱げにくく、またお腹や背中の肌を守ってくれるので安心ですよ。
グレコとは、レスリングのグレコローマンの意味。
レスリング選手が着ているユニフォームと同じような、肩紐があるタイプの水着のことです。
グレコタイプだとサイズがピッタリでないとぬげてしまうと思うかもしれませんが、中にはこういったサイズ調整ができるものもあります。
これなら1枚で2年、3年と大きさを調整しながら使えるのでとっても経済的ですよね。
我が家も1.2歳の時は、肌が弱い息子のためにグレコタイプの水着にしていました。
1サイズ大き目を買ってもプールの途中で脱げてしまうこともなく、2年間使えたのでよかったですよ。
逆にトランクスを購入する場合に気をつけたいのが、大き目サイズを買わないということ。
トランクスタイプの水着は生地が大きめなので、1サイズ2サイズ大き目を買ってしまうとかなり動きにくくなってしまいます。
それにお腹がゆるいと、水の重みで水着が脱げてしまうことも。
お腹に紐があってもわざわざ先生は結んでくれないので、なるべくひもなしでもずり落ちないジャストフィットのサイズを選んであげてくださいね。
トランクスタイプは水着としてだけではなく、タウンユース(街着)として着れるタイプのものもあります。
そういった水着を選べば、ジャストサイズを買っても夏の間たくさん着れるのでもったいなくないですよ。
1.2.3歳女の子の水着を選ぶポイント
女の子の場合も、水着にはいろんな形があります。
- ワンピース型水着
- ビキニ・セパレート型水着
- ラッシュガードのつなぎ水着
女の子で1番多く人気がいのは、やはりワンピース型の水着ですね。
1枚でお腹も守れて、脱げにくいのが1番のポイント。
裾にフリルがついているものなど可愛いものもたくさんあります。
セパレートやビキニタイプの水着だと、どうしてもお腹が冷えてしまいやすいんですよね。
また前後がわかりにくかったり、着ているうちにずれてしまうこともよくあります。
それにもうひとつ、セパレートタイプの水着を避けたい理由がパンツが小さいので無くなってしまうこと。
他の子のタオルに紛れてしまったり、紛失を避けるためにはやっぱりワンピースがおすすめです。
日焼けをさせたくない場合に選ぶ水着は?
日焼けが気になるというママにおすすめは、長袖や七分袖のラッシュガードのつなぎタイプの水着です。
これなら肩や背中が焼けることもなく、安心ですよね。
楽天などで『ラッシュガード 水着』で検索すれば、たくさんの水着が出てきますよ、
可愛いものやお手頃のものもたくさんあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
保育園や幼稚園での日焼け対策については、こちらに詳しくまとめています。
合わせてごらんくださいね。
保育園プール水着の枚数は1枚で平気?洗い換えは必要?
保育園では、ほとんど毎日のようにプールへ入ります。
その為、水着は1枚だと足りないかも?と思うママも多いです。
洗い替えを考えて2枚用意したほうがいい?なんて悩んでいませんか?
けれど実際は、1枚の水着で洗い替えはなくて大丈夫です!
私の周りのママ友にも聞いてみましたがほとんどのお友達が洗い替えなしの1枚で対応しているようでした。
というのも、水着はとっても乾きやすいのでプールがある暑い時期だと、1晩あれば簡単に乾いてしまいます。
保育園から帰ってきたら、ちゃちゃっと手洗いをして干してしまえば、朝にはすっかり乾いているので大丈夫ですよ。
週末のプールがない時にだけ、洗濯機でしっかりと洗えば衛生的にも安心ですね。
ただし、帰ってきてから毎日手洗いなんて時間がない!忘れてしまいそう!というママは、2枚持っておいた方がいいです。
洗うのを忘れていても、半乾きのまま持って行けばどうせプールで濡れるんだから…と思うかもしれません。
けれど心配なのは、万が一お天気が悪くなったりして、プールに入らなかった時のこと。
その場合はプールバッグは持ち帰らず、次の日まで保育園で保管ということもよくあります。
そうなると、湿っている水着がプールバッグの中に入りっぱなしになるのでかなり危険です。
雑菌が繁殖してしまい、衛生的にもよくないですし臭ってしまうことも考えられますよね。
なので、毎日の手洗いが面倒だな、忘れそうだなというママは、念のため1枚来年でも着れるようなサイズの水着を買っておけば、万が一の時にも焦らなくて済みますよ。
洗い替えを用意したいのはバスタオル
水着は1枚でも毎日洗えばいいのですが、逆に洗い替え用として2枚準備しておきたいのがバスタオルです。
特にスカート型のプールタオルの場合は、ゴムが入っているところが乾きにくいので1枚だと翌日までに乾かないこともよくあります。
そんな時は自宅にある大き目のハンドタオルなどで対応してもいいと思いますが、もし子供が好きなキャラクターなどのタオルを用意するのであれば2枚あったほうが安全ですよ。
タオルを半乾きのまま持って行ってしまうと、雑菌が繁殖して臭くなってしまいます。
必ずタオルは乾いたものを持っていくようにしましょうね。
1.2.3歳保育園の水着選び まとめ
夏になると毎年ある保育園のプール。
最初は水着や帽子、プールバッグの用意など大変かもしれません。
けれど暑い時期は、やっぱり水に入ると子供も喜ぶんですよね。
それに短い時間でも水に入ると、しっかり疲れてくれるのでお昼寝をぐっすりしてくれたり夜もたくさん寝てくれます。
なかなか家でお風呂以外に水遊びをする機会がない子供にとっては、保育園でのプール遊びはありがたいですよね。
ぜひ子供にピッタリの水着を選んで、楽しい夏の思い出にしてあげてくださいね。
プールが始まると流行ってくるのがアタマジラミです。
我が家の息子がアタマジラミをもらってきたときにした、対処法はこちらにまとめました。
また小さい子供の日焼け止めには、1本で虫よけと日焼け止めの2役こなしてくれるこちらがおすすめですよ。
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