最近コロナの影響で、外出するにはマスクが必須ですよね。
そこで気になったのが子供、特に2歳3歳くらいの幼児のマスクについて。
以前は小学生なんかだと給食当番などでマスクは使いますが、幼児のうちからマスクって使わなかったですよね。
けれど今は、保育園へもマスクをしていかないといけません。
でも2歳や3歳くらいの子供って、マスクをなかなかつけてくれないですよね。
息子も4歳の今はマスクを嫌がらずにつけるようになりましたが、ここまでマスクに慣らすのに結構大変でした。
今回はそんな息子がマスクを嫌がらずにつけてくれるようになった方法と、取れやすいマスクを取れにくくする方法、
そして2歳3歳でも使えるおすすめのマスクを紹介したいと思います。
ぜひ幼児にマスクをつけさせたいと思っているママは、参考にしてくださいね!
\今でも買える子供用ウレタンマスク/
そもそも2歳3歳児にマスクって意味があるの?
そもそも2歳3歳の幼児がマスクをして、何か意味があるの?って思う人も多いかもしれないですね。
確かにガーゼで作ったマスクなんかだと、ただの布だしすぐにずれてしまったりしてあまり意味がないというのももっともです。
けれどある程度しっかりマスクを着用することで、コロナウィルスを始めインフルエンザなどの感染を防ぐことはできます。
口と鼻からの呼吸を一度マスクのフィルターを通すことで、多少なりともウィルスをカットすることはできますよ。
また子供が風邪気味だったりするときに、周りへの感染を防ぐという意味でもマスクは効果的です。
くしゃみや咳をずっとしているのにマスクをしていなかったりする子をみると、ちょっと子供を近寄らせたくないななんて思ってしまいますよね。
そんな周りへの配慮としても、なるべくマスクはできたほうがいいと思います。
そしてもうひとつ、マスクで防げる大きな問題が花粉症。
最近花粉症の低年齢化が進んでいて、保育園のお友達にもけっこうな割合で花粉症の子供がいます。
花粉症は一度なるとなかなか治らないので、まずはならないということが大事です。
花粉症予防のために一番いいのは「体内に花粉を入れない」ということ。
体内に一定量以上のスギ花粉を取り込んでしまうことでなってしまう花粉症。
なので春の時期はなるべく小さい子供でもマスクをしていたほうが、花粉症予防になります。
3人に1人は花粉症といわれている時代なので、ぜひ子供を花粉症から守るためにもマスクをさせてあげたいですよね。
我が家の息子のマスク歴史
息子が初めてマスクを必要になったのが、2歳のときのこと。
1月のインフルエンザが猛威をふるっているときに、どうしても小児科を受診しなければいけなくなってしまいました。
マスクなしで行ったら、インフルエンザをお持ち帰りしてきてしまうことが目に見えている状態。
さすがにノーマスクで小児科には連れて行けないなと思い、薬局で慌てて子供用のマスクを購入しました。
それがこちら。
よく見るタイプの不織布でできたもの。
1枚あたり100円位しますが、仕方ないと思って購入しました。
で、マスクをつけさせていざ小児科へ!と思ったのもつかの間、車の中でマスクをポーイっ!!と下に落とした息子。
その後も病院でも何度もはずしてはつけ、はずしてはつけの繰り返し。
結局無事インフルエンザはもらってきませんでしたが、下に落ちたマスクをつけるのとノーマスクでいるのと、どっちが安全なんだかもはやわからない状態でした(笑)
やっぱり普段からマスクをしていないと、いざという時に困るなと思ったのが2歳の冬のことです。
それからは手作りのマスクを作ってみたり、いろいろマスクに工夫をしてみたり、これまた夫婦そろってマスクをした息子を褒めちぎってみたりなんかして、ようやくマスクをつけてくれるようになりました。
4歳になった今では、特に嫌がりもせずにマスクをつけてくれています。
ここに来るまでにけっこうあの手この手と尽くしてきたので、ここからはその方法をお伝えしますね。
2歳3歳児がマスクを嫌がるときの対処法
私が実際に試した、子供にマスクを好きになってもらう方法をお伝えします^^
まずは好きなキャラクターから
やっぱり一番子供にとって有効なのは、大好きなキャラクターをマスクに用いること。
手作りでマスクが作れる場合は、ぜひお気に入りのキャラクターの布で作ることがおすすめです。
最近はけっこういろいろなキャラクターのダブルガーゼ生地が売っているので、子供が喜ぶものがきっと見つかるはずです。
我が家は赤ちゃんのときのスタイ(よだれかけ)を作ったときのあまり生地があったので、その布で作ることに。
ただそれだけだと息子に気に入ってはもらえないので、こんな風に大好きなアンパンマンのボタンをつけてあげました。(使い込んでいるのでヨレヨレでごめんなさい!)
これが大正解!
アンパンマンのマスクつけよう~♪とお誘いすると、喜んでつけてくれるようになりました。
けれどこれだけだと、ボタンを見たくて自分ではずしてしまったり、ボタンをちぎろうとしてみたり。。。
いまいちずっとマスクをつけてくれるっていう状況にはなりませんでした。
けれどマスクをつけたい!って思ってくれるようになっただけでも、まずは第1段階はOKです。
もちろんマスクを作るのは面倒ってママは、市販のマスクを買えばいいですよ。
最近は100均でもキャラクターのマスクが3枚100円なんかでいろいろ売っています。
ちょっと割高にはなりますが、しばらくマスクをすることに慣れるまでは子供が喜ぶマスクを買ってあげたほうがマスクをつけるきっかけにはなるかなと思います。
マスクをつけている間はいいことあるよ♪
マスクをつけることを拒否しなくなったので、次は第2段階。
一定時間マスクをつけていることに慣れる必要があります。
これにはお気に入りのDVDを活用してみました。
マスクつけている間だけ、このDVD見れるよ~♪っとマスクをつけることを促してみたところ、まんまと乗ってくれました。
子供がマスクを嫌がる理由って、息苦しかったり耳が痛かったりもあるかもしれないですが、一番の理由は違和感なんだと思うんですよね。
普段何もないところにマスクがあることで、なんか気持ち悪い!なんか息がしづらい!そう思ってすぐにはずしてしまいます。
けれどDVDや遊びに夢中になってくると、マスクのことは全然気にならなくなってしまうんですよね。
なのでマスクに慣れるまでは、しばらくマスクをつけているときだけ○○できるっていうルールを決めてもいいかもしれないですね。
息子もこの作戦で、マスクをしてることも忘れてDVDに夢中になってました。
いつも見ているものとかだとすぐに飽きてしまうので、普段見れないようなちょっと特別な番組とか、はたまた子供が大好きなおもちゃの動画なんかでもいいと思います。
もちろん時間を決めて、だらだらと見せないことも大事です。
一定時間つけていることができれば、だんだんとマスクをしたまま呼吸をすることにも慣れてきてくれますよ。
家族みんなでマスクする
やっぱり子供にマスクをするようにいうからには、親もマスクをしていないとですよね。
パパもママもマスクしてるのに、○○ちゃんはしないの?なーんて誘ってみたら、案外「私も!僕も!」ってマスクをしてくれるかもしれませんよ。
あとはマスクをしている時にはとにかくほめる事。
「マスクしてるとおにいちゃんみたいでかっこいいなぁ」とか「マスクしてると大人と一緒だね!」なんてほめてあげると、子供も鼻高々で自信げにマスクしてくれます。
3歳くらいになるとだんだんと教えてあげたい!とか自分は何でもできる!っていう自信が出てきます。
そういった頃には、パパやママが子供に「マスクってどうやってつけるんだっけ?○○ちゃん教えてくれる?」なんて聞いてみると、張り切ってマスクをつけて教えてくれるかもしれませんよ。
とにかくマスクはかっこいい!すごいんだ!って思ってくれるように、周りのみんなでほめてあげてくださいね。
無地マスクでもひと工夫
市販のマスクを購入する場合、キャラクター入りのものは子供が喜ぶけれど、どうしてもお値段が高いのがネックですよね。
そんな場合は市販の子供用の無地マスクに、ひと工夫するだけでとっても喜んでくれますよ。
- 直接マスクにイラストを描く
- シールを貼る
- スタンプを押す
- マスキングテープを貼る
一番おすすめなのは、100均などで小さいシールを買っておき、毎日どのシールを貼るか子供に選んでもらう方法です。
これなら自分で選んだっていう満足感もあるし、納得してマスクをしてくれるんですよね。
我が家では2歳3歳とアンパンマンブームがすごかったので、このシールを常備していました。
いろんなキャラクターがあって、選ぶのも楽しいんですよね。
ちなみにトイレトレーニングの時にも、このシールはお世話になりました(笑)
シール以外にも、マスクに直接ウサギや猫の鼻とひげを描いてあげるだけでもとっても喜んでくれますよ。
自分でスタンプを押させてあげるのもおすすめ。
いろいろアレンジできるので、ぜひ毎日マスクをつけるのが楽しくなるような方法を見つけてくださいね。
マスクが取れやすいときの対処法
我が家の息子がマスクをするようになって、もうひとつ困ったのがすぐに取れて落ちてしまうということ。
息子の耳は俗に言うたち耳で、しかも丸まっているのですぐにマスクが耳から外れてしまうんですよね。
家の中だとまたすぐにそのまま払ってつけさせていますが、さすがに外出時に落としたマスクをそのまま口にさせるのは抵抗があります。
そのためマスクがどうすれば落ちなくなるのか、いろいろ研究してみました。
その結果たどり着いたのがこの2つの方法です。
紐を八の字にしてマスクを作る
手作りマスクの場合は、マスク用のゴムを長めにしてぐるっと頭の後ろにまで回るように作りました。
写真で見たほうがわかりやすいと思います。
こんな感じで八の字になるようにゴムを通しています。
そうすれば子供が着けたときに、頭の後ろをぐるっと一周ゴムが回るので耳にかける必要がありません。
これだとマスクをはずしたいときにも首にかけておけるし、寝ているときにつけていても外れるっていうことはありません。
ちょっと長めにゴムは使う必要がありますが、とっても便利ですよ。
市販のマスクはグッズで落ちないように
市販のマスクの場合は、紐を八の字に付け替えるっていうわけにはいきません。
なので耳にかけずにマスクを固定するグッズを作ることにしました。
それがこちら。
これでマスクのゴムの部分を止めて、頭の後ろに来るようにするだけです。
長さも調整できるので、大人でも使うことができますよ。
リボンとプラスチックのフィッシュクリップという部品を買うだけなので、合計400円くらいでできてしまいました。
手縫いでもリボンを2ヶ所縫うだけなので簡単です。
作ってみてから同じような商品が売っていることに気づきました(笑)
どちらの方法も耳にかかっていないので、多少左右にずれたりはしてしまいます。
けれど落ちるということはなくなったので、とっても楽になりました。
息子も耳から外れそうなのを気にする必要がなくなったので、こっちのほうがいいと言っています。
もし立ち耳や耳が小さくて、すぐにマスクが取れてしまって困っている場合は試してみてくださいね。
あとは、こういったウレタンマスクだとしっかりと顔に沿ってくれて耳にもかかりやすいので、落ちにくいですよ。
小さ目サイズで色も可愛いので、2~3歳くらいの子供でも問題なく着けられます。
ぜひ試してみてくださいね!
ウレタンマスクの洗い方については、こちらにまとめています。
2歳3歳のマスク まとめ
そんなわけで我が家の息子はいろいろと試行錯誤をした結果、どうにかマスクをつけれるようになりました。
手作りマスクはそろそろ小さくなってきたので、最近は使い捨ての白マスクを使っています。
今はもうシールを貼ったりお絵かきをしなくても、嫌がらずに白マスクをつけてくれるようになりました。
親の気休めかもしれませんが、やはり子供の健康を守るにはマスクって大事だと思います。
子供の健康を守るためにも、ぜひ小さいうちからマスクをつけれるようになってほしいなと思います。
マスクがなかなかできずに困っているママの参考になれば嬉しいです。
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