公文の体験教室へ3歳で行ってみた結果、我が家が通わなかった理由

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1年に何回かTVで見る「くもんの体験教室」のCM。

私自身が小学生の頃くもんへ通っていて、算数の暗算がとても得意になったこともあり、公文式の勉強法については肯定的です。

息子が3歳を過ぎてからひらがなにとても興味を持ち始め、アンパンマンの絵本などで半分くらいのひらがなが読めるようになった今年の2月。

保育園からすぐのところにくもんの教室があることを知り、3歳半で早いかなと思いつつも体験教室に行ってみることにしました。

りっこ

結果、うちの子にはやはり少し早すぎたようで、くもんへは通うことになりませんでした

けれど方法によっては、継続して通うこともできたかなと思う部分もありました。

なので今回は3歳児が通った、公文の体験教室の様子についてお伝えしたいとおもいます。

そのまま習い事にはできなかった悪い例として、参考にしてみてくださいね^^;

目次

くもんの体験教室とは?

公文の体験教室は毎年定期的に行われており、通常は2月・5月・11月の年3回開催されています。

体験教室の期間中は、2週間の間に4回までくもんの教室に通うことができます。

体験教室だからといって特別な時間が設けられているわけではなく、通常の教室の時間に行ってくもんの教材を勉強し、体験期間中も宿題が出してもらえます。

りっこ

なので実際にくもんに通い始めてから行うことと、同じことを体験できるということですね

もちろん体験なので費用は無料

体験したら必ず入会しないといけないわけでもありません。

4回の体験終了後にお断りをすることもできれば、途中でも子供にあっていないと思えば4回体験が終わる前でも終了することができます。

また1度体験をして通うことにならなくても、また半年後や1年後に改めて体験教室を受講することも可能です。

体験教室に通うことで、実際の教室の様子が見れたり子供が合うか合わないかを見極めることが可能です。

もちろん子供と先生との相性なんかも、4回も通えばある程度分かりますよね。

なので、くもんへの入会を考えているならまずは1度、体験教室へ通ってみるのがおすすめですよ。

りっこ

子供がくもん式にあっているかを確認してから入会できるのが、親としてはうれしいですよね

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3歳児が行ったくもん体験教室の流れ

インターネットから体験教室の申し込みをしたところ、翌日には通いたい教室の先生から直接携帯へ連絡が入りました。

まずは一度現在の状況などを知るために、体験教室の前にお子さんといらしてくださいとのこと。

なので土曜日でもいいか確認し、仕事が休みの日に子供と教室へ行きました。

りっこ

わざわざ体験教室の前にも1度行くとは思ってなかったので、びっくりでした

当日行ってみると普通のお家の庭に増設したような部屋があり、そこがくもんの教室でした。

先生は少しお年を召した(65歳くらい?)おばさまでした。

りっこ

テキパキされていて、いかにも「くもんの先生」と言う感じ。(私の偏見ですが)

私が小学生の時に通っていたくもんの教室の先生も、それくらいのお年で厳しい方だったなぁと思い出しました(笑)

子供は初めての場所、初めての先生に少し戸惑い気味。

中に入れさせていただくと、早速現在のレベルを知るためのテストのようなことをはじめられました。

「ひらがなは読めますか?」と聞かれたので、半分くらいは読めますと伝えました。

すると絵が書いたひらがなのカード(「あ」だとありの絵など)を息子に見せ、「これは何の字?」と聞いていきます。

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読めた字、読めない字をそれぞれ分けたら、今度は読めた字のカードをさっきの裏(字しか書いていないほう)で息子に見せて、同じことを繰り返します。

さっきは読めたけど字だけだと読めなかったカードは、読めないほうへ。

最後にもう一度確認のために50音の表を持ってこられ、先ほど読めたカードを1枚ずつ読ませ、読めた字のところには息子にシールを貼らせてくれました。

結果30枚くらいのカードは読めましたが、残りは読めませんでしたね。

今までなんとなくアンパンマンのキャラクターでひらがなを教えていたので、どの文字が読めないのか正確にはわかっていなかった私。

りっこ

なので50音表で見ると、読める字読めない字がわかりやすいなと思いました

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そして次はきちんと鉛筆をもてるかの確認で、ずんずんという実際に教室で使う線を引くだけの教材を持ってこられました。

紙にはアヒルやいるかなどの動物の絵があり、その間にうっすらと線が書かれています。

「アヒルさんからアヒルさんまでまっすく線を引いてみて。」と言われ、息子は線を引きます。

筆圧は結構強いので、まっすぐではないものの線を引くことはできました。

この教材を5枚くらいやらせてくれて、その日は終了です。

本当は数字のほうが弱そうなので、算数をやりたいと先生に伝えてみたのですが、先生の方針(くもんの方針?)でまずはひらがなを全部読めるまでは算数はやらないとのこと。

ひらがなを読めないと問題も読めないので、まずはひらがなをマスターして問題を自分で読めるようになってから、初めて算数の教材をスタートできるそうです。

なので今回は国語とずんずん(線なぞり)の教材で進めていくことになりました。

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そして次回からの日程などを伺って、その日は帰りました。

いよいよ次回から体験教室の始まりです。

くもん体験教室開始

教室は週に4日やっているそうなので、体験期間の2週間の間で好きな時4回きてくださいとのことでした。

また時間は3時頃から夜8時までやっているので、何時に来てもいいですと言われていました。

テストの時に、「3歳くらいの子は他にもいますか?」と聞いてみたところ、2人来ているけど2人とも夕方早い時間にお母さんと一緒に参加されているそうです。

ただうちの場合は、私もフルタイムで働いているのでそんなに早い時間に行くことはできません。

旦那と話し合い、送り迎えについては次のように決めました。

  • 保育園へは旦那が少し早めの5時半くらいに迎えにいってそのままくもんの教室へ送る
  • 私が6時半頃に教室が終わった息子を仕事帰りに拾って帰る。

旦那は自宅で仕事をしているので、教室の間ずっと待っているわけでなければ送りだけは協力してもいいと言ってくれたので、私が早退したりする必要もなく通えそうです。

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緊張の1日目

そんなわけで始まった息子の体験教室。

1日目は問題なく教室まで旦那が送り届けれたとLINEで報告を受けていたので、どんなことになっているかなと楽しみ半分不安半分で仕事帰りに6時半頃に迎えに行きました。

ドアを開けるとその日の分の教材はすべて終わったようで、採点係の先生と一緒にパズルで遊んで待っていました。

※ちなみにこのパズルは、息子が気に入ったので後で購入することになりました(笑)

けれど周りを見ると、全員小学生や中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんばかり。

時間が時間なので仕方ないですが、少し息子には場違いな場所かなと感じました

りっこ

みんなかわいがってくれるのですが、逆に邪魔になってないかなって冷や冷やしました

また待っている時間も含めて先生が一人つきっきりになってしまうのも申し訳ないなと。

通常くもんの教室では、生徒がそれぞれ自分のその日やる分の教材を黙々とこなし、採点をしてもらって間違いを直す。

それを繰り返すために、教室内ではほとんどおしゃべりがありません。

その中で息子は先生の隣に座って、ほぼつきっきりで音読などをしてもらわなければいけないわけです。

教室の他の生徒さんにとっても、気が散るしよくないのではと思ってしまいました。

けれど体験教室は始まったばかり。

息子も楽しかったと言っていることだし、せっかくなので4回は頑張って通ってみようと思いました。

そして次回までの宿題のプリントをもらって帰りました。

楽しかった2日目・3日目

息子自身はくもんのようなワークをこなすのも好きなので、家でも宿題をあっという間に終わらせてしまいました。

もちろん私がついてやらないとできないですが、そんなに宿題に時間がかかることはなかったです。

20枚ずつの国語とずんずんを、早い時には1日で終わらせてしまいました。

りっこ

これくらいの量なら、できそうだなって感じました

朝保育園へ行くときに、「今日はくもんの日だよ!」と伝えると「やった~!」と言っていたので、本人は楽しい様子。

安心して2回目、3回目を通わせていました。

迎えにいったときには他の小学生のお姉ちゃんにかわいがってもらっていたり、少し教室にも慣れてきた様子です。

先生からも、特に問題なかったですよーといわれて一安心。

旦那と私の送り迎えもペースがわかってきたので、この調子なら体験が終わっても通えそうだなと思っていた矢先のこと。

3回目が終わった帰り道に息子が突然

『公文へはもういかない!』

と言い出したのです。

理由を聞くと、「せんせいがこわい」ことと「しずかなこと」がイヤだと言います。

たぶん小学生や中学生ばかりの時間なので、先生もある程度厳しく教えてられるんだと思います。

本人が怒られたわけではないみたいなのですが、先生が他の生徒に注意しているのを見て怖いと感じてしまった様子。

りっこ

それは確かに仕方ないのかもしれませんね

またあのシーンとした中に鉛筆の音だけが響く空間に、3歳なり喋ってはいけないという緊張感やプレッシャーを感じたみたいです^^;

たしかに3歳児にはあまり体験することのない雰囲気。

最後の4回目の体験をどうしようかと迷ったのですが、最終確認のためにも「もう一度だけ行ってみよう。」と息子に言い聞かせて行かせてみることにしました。

やっぱりイヤになった4回目

4回目の体験教室は、旦那が保育園へ迎えに行ってもう一度息子の気持ちを聞いてから連れて行ってもらうようにお願いしていました。

するとやっぱり「今日は行きたくない!」と言ったそうで、結局4回目は行かないまま体験を終了することにしました。

先生に連絡をし、やはり息子には少し早かったようなので今回の入会は見送ることを伝えました。

特に引き止められることもなく、「また時期がきたらもう一度体験にでもいらしてくださいね。」と言っていただけました。

できればせっかくの体験ができる4回は行ってほしかったんですが、ここは無理にいかせても意味がないですからね。

できればまた年長さんくらいになった頃に、本人が行きたいと言えば体験に参加してみようかなと思います。

りっこ

それからは、公文のCMの『くもんいくもん♪』を替え歌にして『くもんいかないもん♪』って一人で歌ってましたw

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3歳で通った場合のくもんの費用と概要

今回は我が家は通うことになりませんでしたが、いちおうお値段などくもんの概要も聞いたのでまとめておきますね。

くもん式は週に2回、1教科あたり約30分ほどの時間になります。

教室中は親は一緒にいる必要はなく、送り迎えだけです。

りっこ

もしかすると3歳くらいの子供の場合、教室によったら親も一緒にいてもいいところもあるかもしれないので確認してくださいね

内容としては以下になります。

  • 月謝:月7,700円(テキスト・教材費込み)
  • 入会費:無料
  • 諸経費:なし
  • 教科:こくご さんすう えいご

以前までは6,000円+消費税でしたが、値上げされた上に消費税も10%になったので、かなりお高くなってしまいました。

ただ、教材費込みで週2回ということを考えれば、そこまで高すぎないのかなとは思いますね。

毎回次の時までにやってくる宿題も持って帰るので、教材はすごい量になります。

それも含めての料金と思うと、妥当なお値段かなと思います。

また教科はこくご、さんすう、えいごの3教科から選べますが、鉛筆を握ったり線を書くことに慣れるためにズンズンという運筆の教材も一緒にはじめることができます。

りっこ

ひらがなが読めるまでは、我が家のように算数はさせてもらえないことも多いようです

英語は今回体験していませんが、タッチペンを使ってできる教材なので楽しみながらできるみたいですよ。

機会があれば、また試してみたいなと思います。

また0~2歳のお子さんにbabyKUMONという教室もあるようです。

こちらはまだ行っているところが少ないようですが、月2,160円からでカードや絵本、音楽などをメインに楽しく遊ぶ内容のようです。

まだ3歳になる前だけどくもん式を考えているというママは、babyKUMONから始めたらいいと思います。

ただしベビー公文は普通の公文式の教室では対応していないことが多いので、お近くにあるか確認をしてみてくださいね。

文式HP ベビー公文

3歳で行った公文の体験教室 まとめ

今回は結局体験は3回通い、入会はしないことになった息子。

けれど3回の間に、読めなかったひらがながほぼ読めるようになりました。

なかなか私が教えても覚えられなかったひらがなをいつの間にか覚えていたので、親以外の人が教える環境も大事だなと感じましたね。

もし私が専業主婦などで、日中の早い時間に同じくらいの子供と一緒に学べるようであれば、息子もくもんへ行きたいと行っていたかもしれないなと思います。

りっこ

けれど仕事の関係上、そんなに早くに通うことはできないので仕方ないですね

また我が家の近くには公文の教室が1つしかなかったのですが、場所によっては通える教室がいくつかある場合もあると思います。

そんな時は、1つの教室が合わなくても、いくつかの教室を体験してみてもいいと思いますよ。

りっこ

特に先生との相性や教室の雰囲気はかなり違うので、うちのようにそれが原因で行きたくない場合は他を検討してみてもいいと思います

息子はくもんへ行くまでは「くもんいくもん♪」とよくCMの真似をして歌っていたのですが、体験へ行ってからは「くもんいかないもん♪」と歌っています(笑)

けれど3歳の子供でもくもん式は早くないし、ひらがなや数字に興味を持ち始めていれば一度体験教室に参加してみてもいいと思いした。

もしかすると何かすごく才能を発揮するかもしれないですよ。

3歳からの公文の体験教室について、調べている方の参考になればうれしいです。

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