最近低年齢化している花粉症の発症。
小学生はもちろんのこと、幼稚園児や保育園児などの幼児でも花粉症の子供がとても増えてきました。
子供の花粉症の症状で一番ひどくなりやすいのは、鼻づまりと目のかゆみです。
特に目のかゆみは手でこすってしまうことで、余計に重症化しやすいんですよね。
汚れた手で目をこすってしまうと、眼球に傷がついたり結膜炎になってしまうこともあるので注意が必要ですよ。
そんな目のかゆみ対策に一番有効なのは、花粉症用のメガネをすることです。
街でもよく花粉症対策のメガネをしている子供を見かけることが増えてきましたよね。
今回は2歳3歳4歳の幼児でも使える花粉症用のメガネを集めてみました。
また子供のメガネの選び方と、メガネを嫌がる場合などの対処法もあわせて書いています。
子供でもかわいく安全にかけられるメガネを選んで、ぜひ花粉対策をしてあげてくださいね。
2歳3歳4歳でも使える花粉対策メガネ
では、さっそく幼児でも使える花粉対策めがねをご紹介したいと思います。
スカッシー SSサイズ
花粉症用のメガネで1番人気のスカッシー。
サイズ展開も豊富で、色や柄もたくさんあるのでとっても人気があるんですよね。
楽天やアマゾンでの口コミもとってもいいです。
一番小さいSSサイズだと、対象年齢が2歳~6歳なので小さめサイズなのもうれしいところ。
耳にかける部分は自由に曲げることができるので、ずれ落ちないように頭や耳にしっかりフィットできるように調整可能です。
UVカット率も99%以上なので、目の紫外線対策にもいいですね。
ガードの部分も、柔らかいシリコン素材でできているので、万が一眼鏡をかけたままこけてしまっても安心ですよ。
AXE 花粉用保護メガネ
AXEの花粉用保護メガネの一番の特徴は、やわらかい素材でできたサイドガードです。
万が一メガネをかけたままコケたりぶつかったりしてしまっても、ガード部分で目のふちを切るという心配が少なくてすむのが嬉しいですね。
やんちゃな男の子なんかにはぴったりです。
サイドガードの取り外しもできるので、きれいに水洗いすれば清潔に保つこともできますよ。
またUVプロテクションを採用しているので、サイドガードをはずしてノーズパッドをつければ紫外線対策のメガネとしても使えます。
真夏など花粉はないけど紫外線が気になる時期などには、ガードがない状態で使えるとスマートですよね。
またシリーズの『EC-102J』は、レンズがブルーライトカット機能がついているので、ゲームやタブレットなどをよくする子供にも安心です。
カラーも豊富なのも、嬉しいポイント。
子供の好きな色を選んでもらってお気に入りの眼鏡にしてくれれば、付けるのも嫌がらずに喜んでつけてくれますよ。
miki HOUSE 花粉防止メガネ
miki HOUSEが出しているとってもかわいい花粉防止メガネです。
こちらも対象年齢は3歳から7歳で、小さめサイズです。
男の子はブルーのチェックにイカリ柄、女の子はピンクの水玉にリボン柄でとってもかわいらしいです。
シンプルなメガネだと子供が嫌がってかけてくれない時には、こういったかわいい柄のほうが気に入ってかけてくれるかもしれませんね。
UVカット率も99%以上ですので、紫外線対策にも使えます。
こちらのガード部分は取り外しができない硬い素材のため、万が一こけてしまった時にはケガをしてしまう可能性は考えられるので注意してくださいね。
Zoff AIR VISOR Sサイズ
Zoffの花粉対策メガネ AIR VISORは、見た目がとってもオシャレです。
マスクと併用することを考えて、不快な曇りが出にくい防曇レンズが標準装備。
レンズが曇ると危ないので、曇りにくくなっているのは安心ですよね。
ガード部分はフレームと一体型なので、取り外しはできません。
耳にかける部分も少し柔らかくなっているので、大きい場合はしっかり曲げて耳でホールド力をアップすることもできます。
カラーがグレー、ブルー、ブラックと男の子向けのものばかりなので、女の子でピンクや赤のメガネがいいなという場合は向いていないです。
花粉症ゴーグル
ゴーグルタイプの花粉対策メガネは、完全に目とメガネの間に隙間ができないので花粉をさらにシャットアウトできます。
顔にあたる部分はスポンジなので、ぴたっと顔に密着して隙間をつくりません。
3歳~12歳対応ですが、バンドの長さを調整できるので小顔でも使えるのが嬉しいですね。
メガネのように外れにくくないので、やんちゃな男の子なんかにもぴったり。
戦隊物のヒーローになった気分で、喜んでつけてくれるかもしれませんね。
通気穴は2~3ヵ所開いていますが、どうしても曇りやすいのがゴーグルタイプの難点です。
汗をかいたりしてしまうと内側に熱がこもって曇ってしまうので注意してくださいね。
幼児の花粉症メガネのサイズと選び方
2歳3歳4歳くらいの幼児って、顔の大きさが本当に異なりますよね。
小顔の子は小学生になってもかなり小さいですし、逆にうちの息子みたいに体は小さいのに顔は大きいって子もいます(笑)
メガネを選ぶ時に確認しておいたほうがいい長さはこの2ヶ所です。
A・・・顔の横幅(こめかみからこめかみまでの長さ)
B・・・顔の奥行き(鼻の上の部分の延長線から耳までの長さ)
同じ年齢でも顔や頭の形によってこの部分のサイズはかなり違うので、めがねを購入する前には一度測ってみることをおすすめします。
メガネの購入ページにこの2点のサイズは記載があるので、必ず購入前に確認してくださいね。
また心配であれば一度近くの眼鏡屋さんに行って、花粉症用ではなくても子供用のメガネを一度試着してみてもいいと思います。
一番ぴったりくるメガネのサイズを測っておけば、選ぶときに参考にしやすいですよ。
もし購入したメガネが少し大きかったりする場合は、メガネ用のバンドを使うこともおすすめです。
メガネの落下防止にもなるので、動きの激しい子供にはとくにあったほうがいいですよ。
花粉対策メガネをかけることのメリット・デメリット
花粉症対策のメガネを購入する前に、どんなメリット・デメリットがあるのかも知っておいたほうが安心ですよね。
メリットばかりではないので、前もってメガネの危険性なども頭に入れておくといいですね
花粉症メガネのメリット
そもそも花粉対策のメガネって、実際効果はあるんでしょうか?
実際に我が家の息子も使っていますが、やはりかけるとかけないでは大違いと本人が言っています。
それにメガネをかけた日とかけていなかった日では、たしかに目の充血具合もかなり違いますね。
メガネをかけることで完全とは言えないながらも、かゆみの原因となる花粉から目を守ることができるのは事実です。
通常のメガネと違って顔とメガネの間にもガードがついているため、さらに花粉が入りにくくなっているのが花粉対策のメガネの特徴です。
完全に顔にフィットはしなくても、かなり花粉が入る入り口を狭めることができるので効果を期待できますよ。
またメガネをかけていることで目をこすったりしにくくなるので、汚れた手ですぐに目をこすってしまって困っている場合にも効果的です。
さらに花粉から目を守りたい場合は、ゴーグルタイプのメガネをつけると隙間がないので花粉をかなりシャットアウトできますよ。
花粉症メガネのデメリット
花粉症メガネのデメリットは、こけた時などにガード部分で顔を切ってしまう危険があるということです。
実際に国民消費者センターにも、花粉症用のメガネにより転倒時に怪我をしたという事例が何件か報告されています。
ひどい事例では、まぶたの上を10針以上も縫う怪我をしたといったこともあるようです
動きが激しい子供やよくこけてしまう子供には、ゴーグルタイプかガード部分もやわらかい素材でできているメガネを選んだほうが安心ですね。
またもうひとつのデメリットとして、せっかくメガネを用意しても子供がメガネをかけることを嫌がってしまうということが考えられます。
たしかに視界が狭くなり、普段ないものを顔につけるというのは小さい子供にとってハードルが高いですよね。
4歳くらいからならある程度わかってくれますが、2歳3歳だと嫌がる子も多いです
短時間メガネをかけることで少しずつ慣らしていき、本人にも納得してつけてもらうようにしてくださいね。
子供がメガネをかけるのを嫌がる場合は?
4歳くらいなら「これをすれば目がかゆくなるなるよ。」と伝えればわかってくれるかもしれませんが、2歳だとまだそういったこともよくわからないです。
メガネを嫌がる場合は、とにかくメガネをかけたときに褒めてあげることが大事です。
「メガネかけるとかっこいいね!」「おにいちゃんになったみたいだね!」
なんて言ってあげることで、だんだんとその気になってくれるかもしれませんよ。
またパパママも普段はコンタクトでもメガネを持っていれば、そのときだけはメガネをかけておそろいにするのもいいですね。
あとはメガネをかけた時だけ普段見れない大好きなDVDを見せてあげるとか、大好きなお菓子をあげるとか、ご褒美的なものを用意するのが一番効果的かもしれません。
夢中でDVDを見ているうちにメガネをかけていることを忘れてくれれば、あとはそれを繰り返して慣れるだけです。
とにかくメガネをかけることに違和感がなくなるまで、おうちで少しずつ練習をしてみてくださいね。
2歳3歳4歳の幼児の花粉症キッズメガネ まとめ
最近の調査では花粉症になる人の約半数は、5歳までのうちに発症するなんて結果も出ているようです。
なので3歳4歳くらいで花粉症を発症するのも当たり前の時代なんですね。
息子も2歳から発症し、すでに花粉症歴5年目です。
花粉症になって一番つらいのは子供本人ですが、見ている親としてもどうにかしてあげられないものかといろいろ考えてしまいます。
目のかゆみがひどい子供には、効果的な花粉症メガネを買ってあげて少しでも症状が和らぐように対策してあげてくださいね。
幼児の花粉症メガネについて悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。
花粉症対策にはマスクも効果的です。
子供のマスクについての記事はこちらから。
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