ハワイ島へ行ったら1度やってみたかったのが、ヘリツアー。
ビッグアイランドを空から見下ろし、火山や溶岩、そして海や街を眺めるなんて最高の贅沢ですよね。
けれどお天気が変わりやすいハワイ島。
しかも雨季真っただ中の2月に行くということもあって、天気が不安で予約はせずにハワイへ降り立ちました。
実際に行ってみると案外お天気の日も多く、やっぱりこれはヘリに乗りたい!と思って当日の申し込みをブルーハワイアンヘリコプターにしてみました。
お天気もよく最高の景色を楽しめて、日本語ガイドツアーではありませんでしたが全然問題ありませんでしたよ。
今回はそんな我が家がハワイ島で、ブルーハワイアンヘリコプターツアーを体験してきた様子をお伝えしたいと思います。
ぜひこれからハワイ島でのヘリツアーを考えている人は、参考にしてくださいね。
今回のハワイ旅行のまとめ記事を、旅サイト『わーとら!』へ寄稿させてもらいました。
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ハワイ島キラウェア火山ヘリコプターツアーの流れ
私はもともと海外現地ツアーサイトのベルトラで、ヘリツアーの予約をしようかどうか出発前まで迷っていました。
けれど実際に当日になってみないと天気はわからないし、万が一曇りや雨でよく見えなかったり、最悪中止になったら悲しいなと思い、予約はしないまま出発の日を迎えました。
現地へついて滞在していたホテル(グランド・ナニロア・ホテル)に、アクティビティの予約ができるデスクがありました。
こちらに『ヘリコプター』の文字を発見!
そこで相談してみたところ、ヘリツアーは当日の予約でも大丈夫とのこと。
予定を何日か開けている日があったので、朝の時点で天気がいい日にその日の空きを確認してもらいました。
朝9時半頃に相談して、当日の14時からの枠なら空いているのでOKとのこと。
午後まで天気が変わらないことを願いつつ、そこで取り次いでくれたブルーハワイアンヘリコプターのツアーの即日予約をしました。
ブルーハワイアンヘリコプター搭乗まで
ブルーハワイアンヘリコプターは、ヒロ空港からのツアーがあります。
滞在していたグランド・ナニロア・ホテルからヒロ空港はタクシーで10分ほど。
13:10にタクシーをチャーターしてくれたので、ヒロ空港のブルーハワイアンヘリコプターのカウンターまで送ってもらいました。
14時からヘリに乗るので、説明や準備などで40分くらいは前に到着しないといけないようです。
ヒロ空港内の、飛行機に搭乗する場所とは少しずれたところにヘリツアーのカウンターがありました。
到着したのが13:20頃。
着いたらこちらに名前を告げて、一人ずつ体重を量ります。
その後グッズ売り場の奥にある部屋で、ツアーの注意点などのビデオをみます。
日本語ガイドのツアーではないので全部英語だろうなと思っていたのですが、きちんと日本語で字幕を出してくれたのでわかりやすかったですよ。
説明のビデオを見終わったら、ヘリコプターの中で座る場所のナンバーを一人ずつ伝えられます。
座席は重さが偏らないように体重で指定されるので、こちらの希望は通りません。
2組以上での相乗りになった時も、体重によっては隣の席になれないこともあるかもしれませんね。
今回は我が家の5人だけで1台のヘリに乗せてくれました。
ちなみにもう1台は、海外の4人組グループでしたがそちらも4人で1台でした。
5歳の息子の隣は誰が乗るか?と聞かれたので、私が乗ると言ったのですが、写真を撮る私は息子の隣を選ばずにばぁばにお願いすればよかったとちょっと後で後悔^^;
座席については後程詳しく説明しますね。
緊急時用のフロートを腰に装着し、荷物を全部預けたらいよいよヘリが止まっているところまで歩いて移動です。
ここまでで約30分ほどかかったので、ヘリに乗るのは予定通り14時ごろ。
時間ピッタリな感じで進みました。
説明のお姉さんは少し怖い感じでしたが、時間が決まっていて急いでいたからかもしれませんね。
ビデオ以外の部分は英語のみでしたが、しゃべれない私の英語力でもわかるくらいでした。
ブルーハワイアンヘリコプター ツアー内容
ヘリコプターの乗り場まで歩いていくと、ちょうど前のツアーのお客さんたちが戻ってきたところでした。
50分飛んで10分で入れ替え、そしてその10分間の間に燃料を入れたりとかなり忙しそうでした。
これが今回乗るヘリです。
ブルーハワイアンヘリコプターの名前の通り、真っ青でカッコいいですね。
ヘリコプターまでは、座る座席の順番に1列に並んで向かいます。
ちょっと離れた場所で1度ストップし、呼ばれた人から乗り込みます。(この辺りは説明のビデオの内容にあります)
ヘリの座席はかなり広く、足も余裕で伸ばせるくらいでしたよ。
ヘリの座席について
乗り込んだらシートベルトとヘッドホンを装着します。
今回我が家が乗ったヘリの座席は、全部で7席ありました。
前は3席で、左側はパイロット席です。
今回は女性のパイロットさんでした。
真ん中には義母、右に母が乗りました。
そして後ろは4席あり、左の窓側には1番体重の重い父が、右の窓側は5歳の息子、そしてその隣に私が座りました。
座席で周りの様子がよく見えるのは、やはり前の2席ですね。
足元もかなりガラス張りのようになっているので、下までしっかり見下ろすことができます。
後ろの席の窓側ももちろんよく見えるのですが、5歳の息子にとっては少し窓の位置が高めでした。
真下を見るには、ちょっと窓の方に乗り出さないといけない感じですね。
そして後ろの真ん中の2席が、1番外は見にくいです。
私は息子の隣だったので多少は見えやすかったですが、全員大人だった場合は真ん中2席はちょっと残念な席になってしまいますね。
これはもちろん運なので仕方ないですが、できることなら前の2席に座れるとラッキーかなと思います。
天井もガラス張りで、空もよく見えます。
そして耳にはヘッドホンをするので、基本的には何も聞こえないです。
けれど2人に1つマイクを渡され、スイッチを押しながらしゃべるとみんなのヘッドホンから声が聞こえるので飛行中も会話をすることができます。
全員乗り込んでマイクの説明をしてもらったら、いよいよ離陸です。
ヘリコプターには初めて乗ったのですが、もちろん飛行機のような助走がないのでGを感じることもなく、ふわっと気づけば浮いているという感じでした。
みるみるうちに上っていきます。
飛行機は怖いと言っていた息子も、特にヘリは怖がる様子もなく落ち着いていましたよ。
ヘリツアーは日本語じゃなくても大丈夫?
ガイドさんはいろいろと説明をしてくれるのですが、全部英語なので私はほとんどわかりませんでした^^;
時たま英語が得意な母(昔英語の先生をしていた)が、通訳をして説明をしてくれました。
説明の内容的には、『今から○○の火山を見に行く』とか『ここは何年に噴火した場所』とか、後は見える建物の説明だったりですね。
けれど内容がわからなくても、景色が最高なので楽しむことはできます。
また息子に声をかけたいときは、私が日本語でマイクを使って話しかけたりもしましたよ。
けれど今回は1台に乗っているのが我が家のメンバーだけだったのでそういった使い方もできましたが、相乗りの場合はちょっと難しいかもしれませんね。
ヘッドホンからは誰もしゃべっていないときは常に音楽が流れていて、そのまま話しても全く聞こえません。
もし少ない人数で乗る時は、自分たちだけで話す手段としてLINEや、またノートとペンを持って行って筆談するなどのほうがいいかもしれませんね。
ハワイ島ヘリコプターツアーの服装は?
前もって口コミを見て、ヘリツアーは少し寒かったなどの口コミもあったので我が家は全員上に羽織るものを1枚持っていきました。
下では半そででも過ごせるくらいの陽気ではありましたが、1枚羽織っていってちょうどよかったです。
2月の雨期だということもあり1年で1番気温も低い季節なので、おそらく真夏であれば全然半袖で問題ないと思います。
また同じタイミングでヘリに乗ったもう1組の外人グループは、このような恰好でした。
入れ違いで降りてきた外国人グループも、同じようにキャミソールや半そでばっかりだったので上に上がってもそこまですごく寒いということもありません。
実際に私はパーカーを羽織っていきましたが、なくてもよかったかなという感じ。
けれど天気が良くて日が差し込んでいたから暖かかったという部分もあります。
曇りなどで天気があまりよくない日は、1枚羽織っておいた方が安心かもしれません。
ただし基本的にヘリに乗り込むときなどに衣類が飛んでしまうと危険なので、上着を手にもって乗ることはできません。
1枚薄めのものを羽織っておくか、もしくは普通にTシャツなどの半そででも問題ないと思いますよ。
ヘリツアーから見える景色
ここからは私が撮った写真を少し載せますね。
スマホのカメラで撮ったのですが、ある程度きれいに撮ることができましたよ。
雲が町半分を覆っていて、天気が変わりやすいというのがよくわかりました。
見渡す限り一面が溶岩です。
この辺りは1番最近噴火した場所なんだとか。
何十年も昔に大噴火した場所は、今はもう木が生えて一面緑になっています。
こちらも現在水蒸気が出ているので、実際はとても熱そうですね。
噴火口の真上まで近寄って見せてくれました。
溶岩が流れてきて、森が半分飲み込まれている様子。
溶岩が海へ流れ落ちた様子がよくわかります。
改めて地球の偉大さというか、自然の恐怖を感じますね。
青い空にプカっと浮かぶ雲がかわいかったです。
後半は海の方へ出て、海の上をずっと飛んで戻ります。
クジラやイルカが見えることもあるようですよ。
海の色も真っ青で、とってもきれいでした。
少し入り組んだ先に小さな滝が見えました。
ハワイ島には滝がたくさんありますが、ヘリで見るとかなり小さく見えますね。
イルカやクジラがいないか、必死に探す息子。
ガイドさんが言うには一瞬潮を吹いたクジラが見えたそうですが、ヘリの真下だったようで私たちは誰もわからなかったです。
空港へ近づいてきたときには、滞在しているホテルも上から見えました。
自分たちが泊っている場所が上から見えるなんて、ちょっと不思議な感覚でした。
空港が近づいてきて、そろそろツアーも終了です。
ヘリが着陸したら、1人ずつ順番におります。
係の人にお願いして、ヘリの前で記念撮影もしてもらえました。
この時もプロペラは回ったままなのでかなりうるさいですが、ちゃんとカメラを渡すと応じてくれましたよ。
こんな感じで約50分間のフライトが終了しました。
ここからはもう一度先ほどのカウンターまで戻って、荷物を受け取ってアンケートを記載して終了です。
お水を出してくれたり、少し休憩もさせてもらえましたよ。
またツアー中見えた様子やマイクで案内した内容を、映像で撮影してくれます。
そのデータを40ドルで購入できるとのことでしたが、我が家は写真をたくさん撮ったので購入はしませんでした。
けれど実際に見た景色を後からゆっくりもう一度楽しむことができるので、今になって購入してもよかったかなとも思いました^^;
特に窓際は前の席でなくてあまり下の方の景色が見れなかった人は、購入してみてもいいかもしれませんね。
ハワイ島ヘリツアーの感想・口コミ
今回ぎりぎりまで迷ったヘリツアーでしたが、実際に体験してみると『思い切って参加してよかった』と思いました。
お値段は普通のツアーに比べるとかなりお高めではありますが、ハワイ島を上から見ることで全体の様子を知ることができ、どこまでも続く溶岩の様子や地面に突然ボコッとあいた噴火口を上から見れたのがとっても印象的でした。
現在(2019年2月)は真っ赤な溶岩の様子などは見ることはできませんでしたが、それでも十分火山の噴火の大きさや怖さを思い知ることができました。
半年ちょっと前には噴火して、赤々とした溶岩の映像が日本でも毎日のようにTVに映されていたハワイ島。
現在はだいぶ落ち着いている様子ではありますが、それでも十分に迫力のある火山の様子が見れました。
もっと海へ流れ落ちる溶岩が見たい、とか、ドロドロで真っ赤な溶岩を見たいという人には物足りないかもしれませんが、ぜひ機会があれば乗ってほしいなと思います。
ヘリは飛行機と違い、高度を上げたり下げたり、また火口に近づいたりもできるためとても迫力がありました。
かなり機体を傾けて真下を見せてくれたりするので、ジェットコースターのような気分を味わえます。
三半規管が弱い人や乗り物酔いをする人は、前もって酔い止めを飲んでおいた方がいいかもしれませんね。
我が家は下は5歳、上は84歳という年齢幅があるメンバーでしたが、84歳の義母だけは最期のほうは少し揺れがつらかったようです。
けれどヒロ発の場合は50分間なので、そこまで長くはありません。
ワイコロア発の場合は2時間近くフライト時間があるので、特に注意してくださいね。
こまたのツアーは2歳から参加はできますが、基本的には座席に対して大人と同じ料金がかかります。
2~3歳だと記憶もあまり残らないかもしれませんが、5歳にもなるとしっかりと景色を楽しむこともできましたし、帰ってきた後はこんな絵をかいてきちんと思い出にも残っているようです。
保育園でも『マグマを見てきた!』なんて自慢しているようですし(笑)、彼にとってもかなり貴重な体験になったのかなと思います。
一生に一度かもしれないと思い、思い切って申し込んだヘリツアーですが、一生忘れられない経験になりましたよ。
ハワイ島のヘリツアーはどこで申し込む?安く済ますには?
今回我が家が参加した、ブルーハワイアンヘリコプターのツアーは1人289ドルでした。
ブルーハワイアンヘリコプターは、ヒロ発とワイコロア発のツアーがあります。
月~木曜のワイコロア発のツアーでは、日本人ガイドのツアーもあるようですね。
日本語のHPもありわかりやすいので、詳しくはこちらのHPをご覧ください。
またキラウェア火山のツアーはたくさんありますが、海外ツアーの予約サイトVELTRA(ベルトラ) ではブルーハワイアンヘリコプター以外のヘリコプターツアー会社もあり、いろいろなツアーから選択することができますよ。
特におすすめは、ドアがないヘリコプターのツアーです。
完全にドアがないので景色が鮮明に見えますし、ガラスの映り込みなどもないので写真をきれいに撮るにもぴったりですよ。
ただしドアなしツアーは子供は8歳以上しか乗ることができませんので、注意してくださいね。
またキラウェア火山のヘリツアーは、距離やフライト時間が短いヒロ空港発のツアーのほうが、かなりお安いです。
実際2時間程度と拘束時間も短いので、安く済ませたい場合はワイコロアなど滞在の場合もレンタカーでヒロまで来たタイミングで参加するのがおすすめです。
こんなヘリツアーとヒロ観光がセットになったツアーもあったので、こういったプランを予約してもいいかもしれませんね。
ベルトラのハワイツアーはかなりたくさんの種類があり、内容やお値段を比較するにも便利ですよ。
専用アプリでの予約も可能なので、ハワイ旅行前にぜひ1度ツアーをいろいろ調べてみてくださいね。
ハワイ島ヘリコプター火山ツアー まとめ
今回行き当たりばったりで決行したハワイ島のヘリツアーでしたが、本当にハワイ旅行で1番の思い出になりました。
家族5人で乗ったので正直出費はかなり高額になるので迷いましたが、それに勝る思い出が残りましたね。
一生に一度かもしれないと思って、まさしく清水の舞台から飛び降りる気持ちで申し込んでよかったです。
これからハワイ島へ行く人やヘリツアーを迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハワイ島関連記事あれこれ
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