春になると地面からひょっこり顔を出してくるふきのとう。
たらの芽や蕨、こごみなんかと並び、春の山菜の代表ですよね。
先日春スキーへ行った際に、スキー場の脇の雪が溶けたところにたくさんのふきのとうを見つけました。
普段スーパーに売っていてもなかなか買うことはありませんが、取り放題となれば話は別です(笑)
子供と一緒に競うようにふきのとうを探して、たくさん採ってきました!
そんなふきのとう、持って帰ってきたのはいいものの家に着いてから
「はて、どうやって食べよう?」
と悩んでしまいました。
定番の天ぷらやふき味噌でもいいのですが、それだとあまり子供が食べてくれなさそうです。
ふきのとうは苦味があるので、いかに苦味をなくして子供にも食べてもらえるかが重要です。
いろいろ調べた結果、我が家では子供が大好きなパスタにしてみることにしました。
案外オリーブオイルやにんにくとふきのとうってすごく合うんですよ。
子供も美味しい!とたくさん食べてくれました。
そんなわけで、今回は天ぷらやふき味噌以外のふきのとうの美味しいイタリアンレシピをご紹介します。
ぜひ今しか食べられないふきのとうを、イタリアンに調理して美味しく食べてくださいね。
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ふきのとうのイタリアンレシピ
では早速、ふきのとうを使ったイタリアンのレシピをご紹介しますね。
自宅で簡単にできるメニューばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
ふきのとうのぺペロンチーノ
イタリアンの定番のぺペロンチーノにふきのとうはベストマッチです。
大人のパスタと書かれていますが、ベーコンを入れることで子供でも食べれる美味しいパスタになりますよ。
子供も食べる場合は鷹の爪は入れずに作ってくださいね。
ふきのとうはこんがりと炒めると、苦味も取れて食べやすくなりますよ。
ふきのとうとパンチェッタのチーズパスタ
こちらはチーズ・生クリーム・牛乳を使ったクリームパスタです。
隠し味に西京味噌が入るので、マイルドでちょっと和風のクリームパスタに仕上がります。
ふきのとうの苦味も感じにくく、子供でも食べやすいレシピですね。
ふきのとうのリゾット
生米から炒めていくリゾットは、手間と時間はかかりますがお米の中までしっかりと味が入るのでとっても美味しいです。
ふきのとうも細かくして入れるので、あまり苦味を感じないで食べることができますね。
チーズとベーコンを少し多めにすれば、さらに子供でも食べやすくなります。
色合いもとっても春らしくてきれいなリゾットです。
ふきのとうのグラタン
ふきのとうのグラタンは、市販のベシャメルソースを使えばアッという間にできてしまいます。
ベーコン以外にもたまねぎを炒めたりきのこを入れたりすることで、具沢山のグラタンにもできますよ。
ふきのとうは少し細かめに切れば、子供にも食べやすいですね。
子供が大好きなグラタンで、春の香りを感じましょう。
ふきのとうのペンネ
こちらはふきのとうにアサリ、桜エビと春の味覚を詰め込んだペンネです。
アサリの出汁が出て、ふきのとうの苦味が食べやすくなります。
ペンネの茹で上がりに合わせて具材の調理時間を計算するのが美味しく作るコツです。
早すぎると火が入りすぎてしまいアサリの身が縮んでしまい、遅すぎるとペンネが伸びてしまいます。
ペンネの湯で時間を逆算してフライパンで調理をしてくださいね。
もちろんペンネでなくパスタでも美味しく食べれますよ。
イタリアンなふきのとう
こちらはパパとママのお酒のおつまみにぴったりな、とっても簡単レシピです。
少し多めのオリーブオイルで強火でさっとふきのとうを炒め、塩とチーズで味付けするだけ。
ほろ苦くてワインとぴったりです。
あっという間にできてしまうので、たくさん作って作り置きしておくのもいいですね。
ふきのとうの塩オリーブオイル漬け
こちらはもっとシンプルに、オイルで煮るだけのオイル煮です。
そのままだと苦味が強くて子供には食べれませんが、ふきのとうの保存方法としては最適。
細かく刻んでパスタやリゾットに入れたり、サラダやピザ、グラタンなど何にでも入れることができます。
そのままバーニャカウダーソースにつけて食べるのもおすすめ。
ふきのとうをたくさん採ってきたときには、まずはオイル漬けにすればいろいろとレシピが広がりますよ。
ふきのとうのチヂミ
こちらはイタリアンではありませんが、とっても美味しそうだったのでご紹介しますね。
新たまねぎとふきのとうで作ったチヂミは、春の味満載でとっても美味しそうです。
新玉ねぎの甘みでふきのとうの苦味も和らぐので、子供でも食べやすいと思います。
豚バラを入れることでさらにボリュームもアップして、子供も大好きな味になりますね。
粉は片栗粉も加えることで、もちもちの食感がアップするのでおすすめです。
お好み焼きのようにソースで食べても美味しい一品ですよ。
定番の天ぷらとふき味噌の作り方も
念のため、一番定番のふきのとうの天ぷらとふき味噌の作り方もご紹介しますね。
どちらも子供うけはあまりよくないですが、せっかくなので春を感じるために作りたい一品ですよね。
ふきのとうの天ぷら
春の味覚、ふきのとうの天ぷらです。家庭ではなかなか天ぷらをすることも、ふきのとうを一から下ごしらえすることも少ないかもしれませんが、天ぷらはふきのとうを一番おいしく食べられる方法だと思いますので、天ぷらの基本を動画と合わせてご参考にしていただければ幸いです。(ちなみに私の実家が山形でこの時期になるとふきのとう仕事がたくさん。笑)
ふきのとうで一番定番なのはやっぱり天ぷら!
カラッと揚げればサクサクの天ぷらが出来上がります。
食べると鼻から爽やかなふきのとうの香りが抜けて、なんともいえない美味しさですよね。
天つゆで食べるのもいいですが、やっぱりふきのとうの天ぷらは塩で食べるのが美味しいです。
少し普通の天ぷらの衣より薄い衣のほうがサクッと美味しいですよ。
あげる前にしっかりと周りの葉の部分を開くのが、しっかりと中まで火を通して美味しく食べれるコツです。
ふき味噌
お酒を飲む人にはたまらないふき味噌。
これをあてに日本酒を飲むなんて、最高ですよね。
ふき味噌を作っておけば、ご飯に乗せてもいいですし、麺類なんかにも実は合うんですよ。
そうめんやうどんを食べるときにちょっぴりふき味噌を乗せるだけで、味のアクセントになってとっても美味しいです。
ぜひ試してみてくださいね。
我が家でも作ってみました。ふきのとうパスタは子供も食べた!
我が家が今回作ったのは、一番簡単なぺペロンチーノです。
素材の味を生かすためにさっと炒めるだけですが、息子にも食べてもらうためにベーコンを入れて食べやすくしました。
スキー場で採ってきたふきのとうはこちらです。
結構開いているものもあったので、ちょっと苦いかなと思いつつまずはしっかりと汚れを洗いました。
そしてしばらく水にさらしたら、適当な大きさにぶつ切り。
大きいものは4等分、小さいものは半分に切りました。
あとはパスタを茹でている間にベーコンとにんにくをオリーブオイルで炒め、ベーコンがこんがりしてきたらアンチョビを少し入れます。
味がなじんだところでふきのとうを投入!
さっと炒めたら茹で上がったパスタを入れて、後は塩で味を調整して出来上がり。
こんな感じでとっても美味しいぺペロンチーノがあっという間にできました。
子供も食べれるように鷹の爪は入れていません。
食べてみるとふきのとうの爽やかな苦味がいい感じでベーコンとマッチして美味しい!
息子には少し苦いかな?と思いましたが、ベーコンが入っていたから平気だったようでモリモリ食べてくれました。
春しか食べれない旬の味を息子にも味わってもらえれよかったです!
ふきのとうの食べ頃と苦味をとる方法は?
そんなふきのとう、まだ膨らむ前、つぼみが膨らんだ状態、葉が開いて花が見えてきた状態などいろいろな姿を見かけますが、どの状態が一番食べ頃なんでしょうか?
調べてみたところ、一番苦味が少ないのはまだつぼみが膨らむ前の黄色い状態だそうです。
けれどなかなかその状態のふきのとうを探すことって難しいですよね。
大体は今回私が採ってきたような、ぷっくりとしたつぼみの状態が多いんじゃないでしょうか?
中でつぼみが膨らんでいると多少苦味はありますが、花が開いている状態ほどは苦くありません。
もし子供が食べるので苦味はなるべくないほうがいいという場合は、中のつぼみの部分を取ってしまえばさらに苦味が感じなくなります。
しっかりと水洗いをして10分ほど冷水につけ、あく抜きをすることでも苦味を抑えることができますよ。
さらに前もって下茹ですることで、もっと苦味は取り除けます。
けれど今回生のままパスタに入れても4歳の息子でも食べれたくらいなので、そこまではしなくても問題ないかなとも思います。
もしどうしても苦味を減らしたいっていう場合には、
- 冷水につけてあく抜き
- 熱湯で1分ほど下茹で
をした後に調理すれば、子供でも食べやすくなりますよ。
またふきのとうの下処理や保存食の作り方は、こちらの動画でとっても丁寧に紹介されていました。
生のまま味噌とふきのとうだけで作る蕗味噌は、今度私も作ってみたいなと思いましたよ。
良かったら参考にしてくださいね。
ふきのとうの保存方法は?
ふきのとうはとても乾燥しやすいので、なるべくビール袋に入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。
濡らしてかたくしぼったキッチンペーパーなどで包んでおくとさらに乾燥しにくくていいです。
茎の部分は切ったらすぐに茶色く変色してしまうので、調理するときに切ったほうがいいですよ。
外側の黒くなってしまった葉は食べないので取り除いて保存してください。
どうしても長時間保存したい場合は、先ほど紹介したようなオイル漬けにしたりふき味噌にしたり、もしくは下茹でした状態のものであれば冷凍することも可能です。
あまり長期間保存しようとは思わず、採ってきた(もしくは買ってきた)タイミングですぐに食べるのがおすすめです。
まとめ
一年のうち、春のこの季節しか食べれないふきのとう。
子供にも春の訪れを感じられる食材として、せっかくなら美味しく食べてもらいたいですよね。
今回は美味しく食べる方法として、イタリアンで調理する方法をご紹介しました。
4歳の息子も初めて食べましたが、思っていた以上に気に入ったようでまた食べたいと言っています。
今年の春はもう1回くらいふきのとうを買ってきて、今度はグラタンにでもしてみたいと思っています。
子供にも食べれるふきのとう料理を探しているママの参考になればうれしいです!
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