箱根彫刻の森美術館!かかった所要時間や子供の年齢別楽しみ方まとめ

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先日初めて子供と、箱根彫刻の森美術館へ行ってきました。

行く前に気になったのが、5歳の息子でも楽しめるのか?ってこと。

そしてもうひとつ気になったのが、実際にどれくらいの時間がかかるのか?ってこと。

レビューを見ると子供が楽しめるという内容の口コミが多いのですが、1分もじっとしていられない5歳男児が本当に美術館なんて行って大丈夫??

それにあまり長い時間かかるようだと、飽きてしまう可能性も大。

けれどこんな心配は、行ったら全部ふっとんでしまいましたよ(笑)

それくらい箱根彫刻の森美術館は、子供も大人も楽しめて大満足な美術館でした。

今回はそんな箱根彫刻の森美術館で実際にかかった所要時間と、子供の年齢別でのおすすめ楽しみ方をまとめてみました。

これから行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

箱根彫刻の森美術館の所要時間はどれくらいかかる?

箱根彫刻の森美術館は、国内ではじめての野外美術館(オープンエアーミュージアム)なので、約120点もの作品が屋外に展示されています

なので実はとっても敷地が広く、なんと東京ドーム約1.5個分もの広さがあるんです!

通常美術館といえば、建物の中に絵等が展示されているため、かかっても1時間くらいでしょうか。

けれど箱根彫刻の森美術館は、屋外の展示作品を一つ一つ回るので、通常の屋内の美術館鑑賞よりかなり時間がかかります。

さらに子供が遊べるような体験型の展示品もいくつかあるので、そこで遊ぶとなるとさらに時間がかかるんですよね。

箱根彫刻の森美術館の施設マップを見ても、その広さがわかりますよね。


引用:箱根彫刻の森美術館HP 館内マップ

ただし天候や行くメンバーによっても、所要時間はかなり異なってきます。

パターンごとにおおよその所要時間をまとめてみたので、参考にしてくださいね。

子連れでいく場合の所要時間⇒3時間

箱根彫刻の森美術館は、子供でも楽しめる美術館です。

というか、どちらかというと子供のほうが楽しめるかもって思うくらい、子供向けの美術館だなと行ってみて感じました。

その理由は、『ネットの森』や『しゃぼん玉のお城』といった体験型のアート作品があるから。

公園で遊ぶのと同じように、遊びながら回ることができます。

そのため3歳以上の子連れの場合にかかる所要時間は、余裕を持って3時間は見ておいたほうがいいと思います。

特に5歳以上になると、ネットの森で20分、しゃぼん玉のお城で20分くらい遊べてしまいます。

しかもこの体験型アート作品、大人は入ったり一緒に遊ぶことはできません。

なので親は下で待っている事しかできないため、子供がなかなか降りてきてくれなければ強制終了させることもできません(笑)

時間に制限がある場合は、終わりの時間を決めて遊ばせないとどんどん遅くなってしまいますよ。

特にホテルのチェックイン時間や、遅くなると帰り道の渋滞に巻き込まれる・・・なんて時は気をつけてくださいね^^;

さらに1周回った後にご飯を食べるとなると、そこから早くても30分、土日の混雑している時だとレストランも並んでいるので1時間はかかります。

なので全部あわせると、4時間は見ておいたほうがいいですよ。

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子供なしでいく場合の所要時間⇒2時間

大人だけや中学生以上の子供しかいない場合は、体験型のアート作品は見ることしかできません。

その為子連れよりも早く回ることができます。

と言っても、箱根彫刻の森美術館の園内はかなり広いです。

1周歩いて回るだけで1時間はかかると思ってください。

さらにピカソ館をゆっくり回ったり無料の足湯を楽しんだり、カフェでお茶をしたりショッピングモールでお土産を選んだりと、楽しめるポイントがたくさんあります。

普通にゆっくり回ったら、2時間くらいはかかります

さらに食事もするとなると、3時間は見ておいたほうがいいですよ。

雨の日にいく場合の所要時間⇒1時間半

子連れでも、雨の日にいくとなるとかなり所要時間が変わってきます。

というのも、先ほど紹介した『ネットの森』や『しゃぼん玉のお城』は雨の日は遊ぶことができません。

なのでそういった子供が遊んで時間がかかるポイントがなくなります。

その為子連れでも2時間かからないかなと思います。

代わりにピカソ館や本館ギャラリーといった屋内の展示の鑑賞が中心となると思いますが、絵や彫刻が並んでいるだけなので小さい子供だとそこまで楽しめないかなと言うのが正直なところ^^;

どちらかというと、ショッピングモールでお土産を見たり、あと唯一屋内での体験ができる『彫刻の森研究所』が楽しめると思います。

また屋外の展示を回るときには屋根などは一切ないので、傘をさすかレインコートなどを着て歩くことが必要になります。

ピカソ館やカフェ、緑陰ギャラリーは入り口から1番離れた場所にあるため、そこまで行くだけでも結構な距離を傘をさして歩く必要があります。

雨の日は来場者が少ない分ゆっくり見て回れるかとは思いますが、雨の中で子連れだとかなり大変ですよね。

なので小雨程度ならまだしも、大雨の日などは箱根彫刻の森美術館はあまりおすすめはできないです。

可能なら日程をずらしたり、雨が激しい時間は避けるほうがいいかなと思います。

そして子連れの場合は特に、長靴やレインコートは必須なので忘れないでくださいね。

急いで回りたい場合の所要時間⇒1時間

時間があまりないけれど、どうしても彫刻の森美術館へは行ってみたい!

そんな時、早足で彫刻の森美術館を1周したとしても40分~1時間はかかります

本館ギャラリーと屋外展示をササっと見る程度ならもう少し短い時間でも可能かもしれませんが、せっかく来たのにピカソ館を見ないのはもったいなさすぎです。

ピカソ館まで行くには、園内を端から端まで歩かないといけないのでどうしても移動時間がかかってしまうんですよね。

その為やっぱり最低でも、40分程度は見ておいたほうがいいですね。

彫刻の森美術館のHPには、園内を急いで回りたい場合のお急ぎコースの例も載っているので参考にしてくださいね。

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実際に5歳子供とかかった所要時間

今回我が家は、朝9時半に箱根彫刻の森美術館に到着し、午前中いっぱい美術館内を一周回りました。

そしてお昼ご飯をレストランで食べて、さらにお土産屋さんでお買い物までのフルコース。

思っていた以上に楽しかったので、あっという間に時間がたってしまいました。

詳しいレビューはこちらにまとめています。

歩いたルートはこんなかんじで、ほとんど美術館内をほぼ1周回りました。

で、実際にかかった所要時間はと言うと、9:20着⇒13:50退館でなんと4時間半も滞在していました(笑)

着いたときは駐車場の料金が、5時間まで500円ということだったので『そんなに長い時間いるわけないよねー』なんていたのですが、出てみてびっくり!

案外ぎりぎりでしたね^^;

詳しい時間はこんな感じです。

9:20 箱根彫刻の森美術館到着 チケット購入

9:30 入場⇒屋外展示鑑賞

9:40 しゃぼん玉のお城で遊ぶ(15分)

10:00 ネットの森で遊ぶ(20分)

10:30 ピカソ館で鑑賞(15分)

10:50 カフェでお茶&緑陰ギャラリー鑑賞 

11:10 足湯につかる(15分)

11:25 幸せをよぶシンフォニー彫刻へ上る

11:35 屋外展示を見ながら本館ギャラリーへ

11:50 本館ギャラリー鑑賞&アートホール『よりみちギャラリー』鑑賞

12:10 彫刻の森研究所で遊ぶ

12:30 レストランに並ぶ

12:40 レストランに入り食事

13:20 ショッピングモールでお買い物

13:50 退館

食事をしなかったとしても、やっぱり3時間はまるまるかかっていましたね。

かなりゆっくりと全部を回ったので、もう少し時間を短くしたい場合は足湯をしなかったりショッピングモールをサクッと回れば短縮できると思います。

またもうひとつ時間を短くできるポイントが、お昼ご飯を持参することです。

実は箱根彫刻の森美術館では、屋外展示場の中に食事をしてもいいポイントがあります


参照:箱根彫刻の森美術館HP 美術館のご案内館内マップ

赤いポイントにはベンチがあったり、椅子やテーブルがあるので持ち込んできた食事をすることができるんです。

地図上7番のカフェの前のポイントでは、芝生に入れるエリアがあるのでシートを広げてお弁当を食べることもできますよ。

館内で食事ができるレストランやカフェは3店舗ありますが、土日などの混雑している日のお昼時だと並ぶことが必須です。

今回我が家も12月の土曜日に行ってきましたが、12時半に彫刻の森ダイニングで10分ほど並びました。

もしなるべく混雑を避けて食事をしたい場合は、お弁当やお昼ごはんを持ってきて外で食べるのがおすすめですよ。

電車で来る人は、駅弁を買ってきて食べるのもいいですよね^^

ただし屋内には持ち込みした食事を広げられる場所はないので、雨の日や寒い日などは持込をしないように注意しましょうね

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子供の年齢別 箱根彫刻の森美術館の楽しみ方

子供がとっても楽しめる箱根彫刻の森美術館なのですが、実際に行ってみて感じた年齢別の楽しみ方をお伝えしますね。

年齢によってはちょっと楽しめないかもなと思うスポットもあったので、参考にしてみてくださいね。

1~3歳くらいの楽しみ方

まだよちよち歩きの赤ちゃんや、3歳くらいまでの小さな子供でも、もちろん彫刻の森美術館は楽しめます。

『しゃぼん玉のお城』や『ネットの森』も年齢制限はないので、遊ぶことが可能です。

けれど土日や混雑している時だと、小さい子供はちょっと危ないかなと思ったのが正直なところ。

しゃぼん玉のお城は、小学生以上と小学生以下のエリアは分かれているのですが、それでも3歳くらいだと1人で上るのはちょっと大変です。

中はこんな感じでクッションが敷いてあるので、小さい子供でもハイハイなどで遊ぶことはできます。

けれど上から突然お兄ちゃんお姉ちゃんが降りてきたり、また本当に滑って落ちてきたりもするので混んでいるときは危険かなと感じました。

実際に見ていても、小さい子供の上に6歳くらいの男の子が足を滑らせて落ちてきて、危機一髪!という場面もありました。

小さな子供を遊ばせるときは、上に誰もいないかを確認してから遊ばせてあげてくださいね。

またネットの森も、同じように小さい子供も遊ぶことはできます。

靴を脱いで入るようになっていて、下の白い部分はクッションになっているのでハイハイやヨチヨチ歩きでも問題はありません。

けれどこちらも混雑していると、小学生が走り回ったり突然ネットから飛び出てきたりするので、小さい子供にはちょっと危険かなと感じました。

またもし1人でネットの中に上れたとしても、下り方がわからなくなってしまう危険もあります。

上の部分まではこんな細いネットの穴をくぐりぬけていくので、万が一勝手に上ってしまって下りれなくなると親が救出するのも大変ですよね^^;

こんなボール型のものやタイヤ型のものもありますが、かなり硬めなので当たったりするととっても痛いです><

写真映えするのでぜひネットの森へ足を運んでみてはほしいのですが、小さい子供だとあまり長い時間遊べるというスポットではないなと感じました。

あと何よりどちらも屋外なので、冬場などはとっても寒いです

私も靴を脱いで白いクッションに乗っていましたが、足元からかなり冷えてしまいました。

ハイハイする赤ちゃんなんかだと、かなり冷たいので気をつけてあげてくださいね。

そんなわけでこの年齢に私がおすすめなのは、『足湯』や『幸せをよぶシンフォニー彫刻』『目玉焼きベンチ』です。

足湯はそこまで熱すぎず、小さい子供でも足の先がつかることができるので気持ちいいですよ。

また『幸せをよぶシンフォニー彫刻』は、色とりどりのステンドグラスがとってもきれいです。

かなり階段がきついので抱っこが必須にはなると思うのでパパに頑張ってもらいましょう。

あと目玉焼きベンチも、子供がゴロゴロ寝転がったり遊ぶのにぴったりです。

インスタ映えもしますよ!(笑)

小さい子供連れの場合は、園内はとても広いのでベビーカーがあるほうがいいですよ。

階段がある場所でもスロープがあったりするので、美術館内のほとんどがベビーカーでも回ることができます。

上り下りも結構あるので、途中で抱っこー!となる可能性もかなり高いですよ^^;

ベビーカーは新館と本館のインフォメーションで無料レンタルできるので、持ってこなかったときはレンタルしたほうが安心ですね。

また授乳室は本館にしかないので、乳児連れの場合は注意してくださいね。

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4歳~小学校低学年の楽しみ方

私が個人的に思ったのが、この年齢が箱根彫刻の森美術館で1番楽しめるんじゃないかなということ。

入園料がかかる公園に行くのなら、彫刻の森美術館へ行ったほうが確実に楽しめると思いますよ。

楽しめるポイントとしては、先ほどご紹介した『しゃぼん玉のお城』や『ネットの森』が1番の遊びスポットです。

また新館のマルチホールにある『彫刻の森研究所』も、体感型のいろいろなアトラクションがあるので楽しめます。

また園内では、子供向けのこんなイベントもやっています。

【彫刻の森 宝探しラリー】

内容を聞いてみると、彫刻の森美術館に眠っている7つのお宝(彫刻)を探して、マップにシールを貼っていくとのこと。

その中で1番大きい本当のお宝(彫刻)を見つければ、缶バッジがもらえるそうです。

そんなに難しくもないですし、館内を回るのが楽しくなるのでこの年齢にぴったりですよね。

我が家は帰り際にこのイベントの存在を知ったので参加しなかったのですが、はじめから知っていればぜひ参加したかったなと思いました。

さらにもう1つ、子供が彫刻の森美術館を楽しむためにぜひ前もって見せておいてほしいものがあります。

箱根彫刻の森美術館【あそぶえほん「ハナさんとコウちゃん」】

7分ほどのアニメーションなのですが、彫刻の森美術館を舞台としたストーリーになっていて、とてもイラストがかわいいです。

そしてストーリーの中に次々に、彫刻の森美術館で展示されている作品がキャラクターとして出てくるんですね。

この動画を前もって子供に見せておくと、美術館の中で見たことがある作品が次々に見つかるので子供のテンションもかなりアップします^^

素通りしてしまいそうな彫刻にも、興味を持ってしっかりと見てくれたり、次は何が出てくるかな?と屋外展示場を飽きずに回ってくれます。

息子にもこの動画を見せておいたので、美術館では『これ知ってる!』とかなり盛り上がっていましたよ(笑)

大人が見てもほんわか癒される動画なので、ぜひ箱根彫刻の森美術館へ行く前には見ておいてくださいね。

小学校高学年以上の楽しみ方

小学校高学年以上の子供でも、彫刻の森美術館は楽しめますよ。

小学生なら『しゃぼん玉のお城』や『ネットの森』でも遊ぶことができます。

ただし中学生以上はNGなので、気をつけてくださいね。

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もう1つ高学年なら楽しめるかなと思ったのが、こちらのイベント。

【彫刻の森と星の塔~芸術家ステラ最後の謎~】という謎解きプログラムです。

大人向けで結構難度は高いという口コミなのですが、中学生以上で推理などが得意な子供にはいいかもしれませんね。

パパやママと一緒に協力して解いても、楽しいと思いますよ。

所要時間は2~3時間と結構時間がかかる内容のようなので、時間に余裕がある方はぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

箱根彫刻の森美術館の所要時間と、子供の年齢別楽しみ方をまとめてみました。

今回我が家は5歳の息子と一緒に行ってみて、とっても楽しむことができました。

今までなかなか美術館と言うと、子供が騒いだらいけないし走り回られると困ると思って、足が遠のいていたんですよね。

けれど箱根彫刻の森美術館は屋外展示がたくさんなので、子供も元気いっぱいに走り回っても気にする必要もなく、親としても安心して鑑賞することができました。

また体験型のアート作品は、親が見ていてもうらやましいくらいに楽しんでいて、連れて行ってよかったなーと思いました。

もちろん途中で見たピカソの絵や、いろんな色や形の彫刻などにも少なからず影響を受けたみたいで、帰ってきてからも『ピカソの絵!』なんていって絵を描いていますよ(笑)

もし箱根で子連れで楽しめる場所を探しているのであれば、ぜひ箱根彫刻の森美術館がおすすめです!

そして、行くならぜひとも4時間くらいの時間の余裕は持って出かけてくださいね。

箱根彫刻の森美術館での所要時間について調べている方の、参考になればうれしいです^^

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実際に箱根彫刻の森美術館へ行ったレポートは、こちらにまとめています。

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