最近絵を描くことが大好きな5歳の息子を連れて、箱根彫刻の森美術館へ行ってきました。
普通の美術館にはまだまだ入ることができない動きたい盛りの子供でも、ガッツリ遊べて芸術にも触れることができて、とっても楽しい美術館でしたよ。
今回はそんな子連れで行った箱根彫刻の森美術館の様子とあわせて、駐車場や割引クーポン情報などをお伝えしたいと思います。
これから子供と一緒に行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね^^
箱根彫刻の森美術館で実際にかかった所要時間や、子供の年齢別楽しみ方などはこちらにまとめています。
あわせてご覧くださいね。
箱根彫刻の森美術館 アクセスと詳細情報
まずは箱根彫刻の森美術館の詳細情報と、アクセス情報からお伝えしますね。
箱根彫刻の森美術館 詳細情報
「箱根彫刻の森美術館」は1969年にオープンした日本初の野外美術館です。
東京ドーム約1.5倍の広い敷地の中に、近・現代美術を代表する彫刻等が約120点も展示されています。
また現在の館長は有名なファッションデザイナーの「森 英恵」さんです。
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121 |
電話 | 0460-82-1161(館内) 0460-82-1141(レストラン・ショップ) |
開館時間 | 9:00〜17:00 年中無休 ※入館は閉館の30分前まで |
駐車場 | 有(5時間まで500円/その後1時間越えるごとに500円) |
箱根彫刻の森美術館 アクセス情報
箱根彫刻の森美術館は、電車でもとってもアクセスのいい場所にありますよ。
- 電車:箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
- 車:【東京方面から】東名厚木IC→小田原厚木道路→国道1号線→宮ノ下交差点左折→強羅方面右折→県道723号線、約500m
- 車:【御殿場方面から】東名御殿場IC→国道138号線→宮ノ下交差点右折→国道1号線→強羅方面右折→県道723号線、約500m
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箱根彫刻の森美術館 駐車場情報
箱根彫刻の森美術館には、350台分の駐車場が用意されています。
建物の目の前に屋外駐車場と、さらにその奥に立体駐車場がありました。
奥には屋内の駐車場があります。(地下2階~1階屋上まであり)
こちらの立体駐車場は、施設のイベント状況や時期によって停められないことがあるようです。
なので基本的には屋外の駐車場になります。
今回我が家が行ったのは12月の土曜日の朝9時半前でした。
お天気はとってもよかったのですが、まだ早い時間だったためこんな感じでガラガラでしたよ。
けれど帰りの2時前には、車は結構ぎっしりと車が詰まっていました。
GWや夏休み、紅葉シーズンなどは特に込み合い、駐車場に入るために並ぶこともあるようです。
混雑を避けたい場合は、なるべく10時頃までには着いたほうが安全ですね。
駐車料金は?
駐車料金は1時間500円ですが、美術館に入館すると5時間まで500円となります。
5時間以降は1時間につき500円かかるので、長くいる場合は注意してくださいね。
また入館チケットを購入する際に、駐車券を渡して入館処理をしてもらわないと、5時間500円になりません。
必ず駐車券は、入館チケット購入時にチケット売り場のお姉さんに渡すように忘れないでくださいね。
箱根彫刻の森美術館 割引やクーポン情報
箱根彫刻の森美術館の入館料は、通常はこの料金です。
入館料 | |
---|---|
一般 | 1600円 |
大学生・高校生 | 1200円 |
中学生・小学生 | 800円 |
小学生以下は無料なのがうれしいですよね。
けれどこの料金を、さらにお安くできる方法がいくつかありましたよ。
箱根彫刻の森美術館 割引方法その1:割引クーポン利用
箱根彫刻の森美術館HPには、入館料金が100円割引になるクーポンページがあります。
印刷をして持っていってもいいのですが、私はスマホでこのページの画面を見せただけで割引してもらえたので印刷しなくても大丈夫なようです。
ほかにもコンビニで前売り券を買ったり、webチケットを購入する方法もありますが、どれも割引額は同じでした。
なので一番手間がかからないのは、こちらの画面をチケット購入窓口で見せる方法かなと思います。
ただし混雑している時期は、チケットを購入するのにも並ぶことがあるようです。
そんなときはwebチケットなどで前もって購入しておけば、そのままスマホの画面を見せるだけで入場が可能です。
並びたくない人は、前もって購入しておくのがおすすめですよ。
詳しくは彫刻の森美術館HPのこちらのページを参考にしてくださいね。
箱根彫刻の森美術館 割引方法その2:土曜日は小中学生無料
毎週土曜日はファミリー優待日で、保護者1名につき小中学生5名まで無料になります。
通常小中学生は800円、クーポンを使っても700円かかるので、子供が多い家族は土曜日に行くとかなりお得になりますよ。
ただし土曜日はその分、子連れが多くなるのでのんびりすごしたいカップルなどは土曜日は避けたほうがいいかもしれないですね。
箱根彫刻の森美術館 割引方法その3:小田急発行クーポン
小田急線の電車で彫刻の森美術館へ行く人におすすめなのが、小田急で発行しているクーポンで乗車券と入館料の割引を受けることです。
小田急線(発駅~小田原)・箱根登山線(小田原~彫刻の森・強羅間)の往復割引乗車券を購入すると、彫刻の森美術館が割引料金で楽しめます。
たとえば新宿⇔彫刻の森までの乗車券だと、片道1,550円なので往復3,100円かかります。
それに彫刻の森美術館の入館料1,600円を足すと合計で4,700円。
それがこちらのクーポンを利用すると3,800円となるので、なんと900円引きです!
かなりお得なので、小田急線を利用して行かれる方はぜひこのクーポンを買ってから出かけましょう。
➜ 小田急線の彫刻の森美術館のクーポンはこちら
箱根彫刻の森美術館 割引方法その4
もう1つお安いのがメルカリやヤフオクでチケットを購入すること。
2018/12月現在でのメルカリの相場が、ペアチケット(2枚)で2,400円~2,700円くらいでした。
前もって購入できる場合は、こういったフリマアプリやオークションで購入しておいてもいいかもしれません。
ただし有効期限があるので、それまでに必ず行かないと無駄になってしまうので気をつけてくださいね。
子供と一緒に箱根彫刻の森美術館へ行ってきました!
そんなわけで、ここからは我が家が楽しんできた彫刻の森美術館の様子をお伝えしたいと思います。
5歳の息子もずっとテンション上がりっぱなしで、帰りの車では爆睡するくらいに走り回っていましたよ(笑)
思った以上に楽しめたものや、行ってびっくり!残念ながら閉鎖されてしまっていたものまであったので、ぜひこれから子連れで行く方は参考にしてみてくださいね。
実際に回ったルート
今回はじっくりと箱根彫刻の森美術館を隅から隅まで回ってきました。
実際に回ったルートはこちらになります。
ちょうど万歩計をつけていたばぁばが、お昼ごはんを食べる時点で朝から7,000歩歩いたと言っていたので、かなりの距離歩いていますよね^^;
けれど見所満載なので、5歳の息子も1度も飽きたりグズッたりすることなく、最後まで楽しんで歩いていましたよ。
チケット購入~円形広場
まずは駐車場へ着いたら、チケット売り場へ入場券を購入しにいきました。
今回は私と主人、息子、そして義母の4人で行ったので大人は3枚。
小学生未満は無料のため、息子はチケットは不要です。
大人は通常1,600円ですが、箱根彫刻の森美術館HPのインターネット割引ページの画面を窓口で見せたら100円割引してくれました。
車で行く場合には、駐車料金を5時間まで500円にするために駐車券をチケット売り場で出すのを忘れないでくださいね。
チケットを購入したら、ガイドブックももらえます。
いよいよ入り口でチケットを見せて入館です。
再入場可能との事なので、チケットの半券はなくさないように持っておいてくださいね。
下に行くエスカレーターで、下りていきます。
この時点ですでに息子のテンションはMAX!
ガイドブックを見て、どこへ行こうかーとノリノリです(笑)
エスカレーターを降りると、暗いトンネルの向こうに広い空が見えます。
待ちきれずにダッシュする息子^^;
入り口を入ると正面には、円形広場がありいくつかの展示がされています。
岡本太郎の「樹人」1971年
こちらは土田隆生の「眩驚-V」
息子はこの作品がつぼに入ったらしく、同じ格好で同じ顔をして大笑い(笑)
フランソワーザビエ、クロード・ラランヌ(フランス)の「嘆きの天使」
あまりの大きさにびっくり!
しかも左右の目から、とめどなく涙があふれつづけています。
水面に写る顔も、また綺麗で印象的でした。
端のほうにひっそりと展示されていたのは、マリソール・エスコバルの「三つの人像」
赤青黄色の三原色に、顔がひっついています。
この3つの顔が、同じ顔のように見えてどこか違うような・・・
ついつい間違い探しのようにじっくりみてしまいました(笑)
そしてこちらは一見エレベーター乗り場のような黒い箱状の建物。
こちらも作品のひとつです。
「手をのぞく穴」
黒い箱の小さな入り口から入ると、下へ降りる螺旋階段が続いています。
その先は、こんな人間の腸の内側のようなヒダヒダが続きます。
結構細い通路なうえに暗いので、圧迫感があります。
途中に穴がいくつかあり、そこから上を見上げると空が見えます。
こんな不思議な空間も。
出口はこちら。
暗いところから一気に明るい場所へ戻ってくるので、なんだかちょっと非現実的な空間へワープしたような気分になりました。
寒くても裸足でヘッチャラ!しゃぼん玉のお城
円形広場の奥からスロープを下っていくと、しゃぼん玉のお城が待っています。
待ちきれずに坂道を走って下りる息子^^;
雨風に当たっているため思っていたよりキラキラはしていませんでしたが、透明の球体がつながってできているこの作品は子供にとってはジャングルジムのようなものですね。
しゃぼん玉のお城の注意書きがありました。
雨の日は遊べないので、お天気がいいときのみになるようです。
また小学生までしか遊ぶことができません。
エリアは小さい子供用と、小学生用で別れていましたよ。
中でもきちんとしきりがされていて、小さい子用と小学生用のエリアが行き来できなくなっていました。
息子はとりあえず小さい子供用のほうへ入ります。
下にはクッションが敷かれていて柔らかいのですが、上へ登るには靴では滑って上がれない様子。
仕方ないのでかなり寒かったのですが、裸足になりたいと言うので許可しました^^;
するとどんどん上へと登っていきます。
あっという間に頭上の上まで上ってしまいました。
ところどころに穴があいている部分があるので、中も特に温かくはないと思います。
とっても楽しかったのか、お友達を作って追いかけっこをはじめる息子^^;
もちろん大人は入れないため、親は外で待ちぼうけー。
すぐ脇に自販機がありましたが、coldのみで温かいものがなく悲しかったです><
15分ほどして、ようやく遊び飽きたのか息子が出てきました。
ほかの家族もみんな同じように、子供が出てくるのをひたすら待っていましたね。
ここでは親は、我慢して待つしかないですね。
星の迷路は閉鎖しています
しゃぼん玉のお城でひと遊びした後は、そのままネットの森のほうへと進みます。
ここから突然謎の足跡が続いています。
足跡はそのまま、つり橋の上をどんどんと進んでいきます。
つり橋の下には、池の中に巨大なモニュメントが!
「浮かぶ彫刻 3」
気になって池の脇まで下りてみましたが、横から見ると本当に水面ぎりぎりに浮いているように見えて、なんとも不思議な作品でした。
この池には鯉もたくさんいて、人が来るといっせいに集まってパクパクえさのおねだりをしていました(笑)
その後階段を登ると、たくさんの野外展示がされた広場へ戻ります。
足跡はこのまままっすぐ続いていますね。
「マイ・スカイ・ホール(天への道)」は、見上げると四方に伸びる道が続いているのが写っています。
鏡とは違って球体に写ると、なんだか別の世界のように感じますね。
足跡のその後も気になったのですが、いったんネットの森へ向かうために足跡をはずれました。
こちらは「星の迷路」
以前は中に入って実際に迷路のように遊べたようなのですが、今回は閉鎖されていました。
こちらもちょっと楽しみにしていただけに、残念。
後で美術館の方に確認したところ、残念ながらこちらの再開予定はないんだとか。
安全のため点検をしたところ、老朽化で崩れてきているところなどがあったそうで閉鎖しているそうです。
星の迷路の前にある作品がちょっと楽しくて、はげましてもらえました(笑)
見た目のインパクトがすごい!ネットの森
ということで、気を取り直して楽しみにしていたネットの森です!
こちらは外から見ても、迫力満点の木造建築?です。
入り口の手前にあったこちらは、なんだか不思議な形。
中に入るとカラフルなネットが、天井一面に張り巡らされていました。
想像していた以上の迫力です!
ネットの森にも、約束がありました。
遊べるのは小学生までで、靴を脱いで遊ぶこと。
大人はネットに登ったり、ボールに乗ることもNGです。
上を見上げると、ネットの上には一応屋根になるようなシートがあるので多少の雨でぬれることはなさそうです。
けれど雨の日はネットの森では遊べないとHPに記載されていたので、おそらく雨が降ると締め切られてしまうのかもしれませんね。
ネットの上に上るには、この小さな穴をくぐって進んでいく必要があります。
結構ちいさい穴なので、小学生高学年くらいのお兄ちゃんは、上にダウンジャケットも着ていてかなり抜けるのに苦労していました。
そんなことを思っているうちに、あっという間に息子はネットを登って一番高いところまで。
息子がしきりに『すげーっ!』って叫んでいるので、何がすごいのかと聞いてみたところ1番上からみる景色が最高なんだとか。
ママにも見せてあげたいからカメラを貸してほしいと言うので、スマホを渡して写真を撮ってもらってみました(笑)
期待もしていなかったのですが、息子が撮ってくれた写真がこちら。
とってもカラフルな丸がたくさん!
確かにこの景色はすごいっ!!
しかもびっくりするくらい上手な写真を撮ってくれました(笑)
さらに勝手に動画まで撮ってくれていたので、こちらもアップしてみます。
(かなりカメラワークが早いので、酔わないように注意してくださいね^^;)
この景色、私も実際に見たかったなーって思います。
っていうか、どうせなら子供しか入れなくてもいいから、大人は階段か何かで2階へ上がって上から見えるようにしてほしかったなぁなんて。
それなら上で遊んでいる子供の様子もよくわかるし、綺麗なネットの模様も見れるし一石二鳥ですよね。
ちなみに、ところどころにぶら下がっているボールや
タイヤ型のものは、けっこうな硬さがあります。
特にボールは重さもあるので、顔面に当たったりするとかなり痛いです。
息子もパンチして遊んでいましたが、小さい子供は気をつけてあげてくださいね。
ピカソの芸術に触れるピカソ館
ネットの森で20分ほど遊んで疲れたところで、ピカソ館へ移動します。
スロープもありますが、エレベーターもありました。
こちらがピカソ館。
大迫力の建物です。
ピカソ館の前には「歩く花」が立っています。
かなりインパクトのある作品ですね。
ピカソ館は彫刻の森美術館へ来たら、ハズすことはできません!
ピカソの絵画、版画、彫刻など300点以上の作品が収められていて、どっぷりピカソワールドにはまることができますよ。
奇抜な絵や作品だけではなく、繊細な絵や陶芸などの作品も見られます。
もちろんピカソ館内は撮影禁止なので写真はありませんが、息子にどんな絵があったかを思い出して描いてもらいました。
確かにこんな絵がありましたね。
しかもピカソの写真などもあちらこちらに展示されていたので、ピカソのイラストまで!
特徴を捉えていて、どことなく似ていますね(笑)
5歳の息子でも楽しめるような絵がたくさんあったので、ぜひ子供と一緒にピカソの世界に浸ってみてくださいね。
カフェ&緑陰ギャラリーでひと休み
ピカソ館を出たら、少し坂道を登りこちらの建物へ。
1階はカフェスペースになっており、2階は緑陰ギャラリーと呼ばれるギャラリーになっていました。
こちらでコーヒーを飲んでちょっと一休み。
カフェスペースにはお土産品なども並んでいて、かわいいお菓子などが売られていましたよ。
カフェスペースはガラス張りでとっても開放的でした。
目の前には『幸せをよぶシンフォニー彫刻』が見えます。
その後チラッと2階のギャラリーものぞいてから、あとにしました。
無料で足湯も楽しめる!
カフェの隣には、無料で入れる足湯があります。
なんでもこちらのお湯がとってもいいんだそう。
ひざが痛いのが治った人もいるんだから!と、管理しているおじさんがしきりにみんなに入っていくようにすすめていました(笑)
温度は41度と、寒い中足を入れるにはちょうどいいお湯加減です。
私とばぁばはタイツをはいていたので入りませんでしたが、息子と主人が2人で楽しんでいました。
こちらの足湯は源泉から直接引いているお湯なんだそうです。
特に時間制限などもないので、混雑する時期は並ぶことも多いよう。
タオルがない人には、オリジナルのミニタオルが1枚100円で販売されていましたよ。
我が家も記念に1枚、青のタオルを購入させてもらいました。
お金を入れて自分で取る、セルフサービススタイルです。
タオルの生地はよく粗品などで配られるタオルと同じ、薄い生地でした。
こういう生地じゃないと、新品だと水を吸わなくて意味ないんですよね^^;
幸せをよぶシンフォニー彫刻は絶景!
足湯で10分ほどここまでの疲れを癒したところで、もうひと頑張り!
目の前にそびえ立つ『幸せをよぶシンフォニー彫刻』に登ります。
一番上までこの螺旋階段が続いています。
のぼりと下りを間違えないように、ずっと足跡が書かれているのが面白いですよね。
少しあがって中に入ると、目の前に広がるのがこのカラフルなステンドグラス!
思わず『うわぁ!』と声を上げてしまいました。
いろいろな色や図柄があって、本当に綺麗でした。
息子は軽々と上っていったのですが、ついていく私たちは必死!
一気に上まで上ると、息も上がってかなりしんどかったです><
それもそのはず、この『幸せをよぶシンフォニー彫刻』は高さ18メートル。
大体マンションでいうと6階建てくらいの高さなんです。
その一番上まで一気に螺旋階段で上るんですから、息が切れるのも仕方ないですよね^^;
けれど1番上の展望台までくると、そんな疲れも吹き飛ぶくらいの景色でしたよ。
さっきまでいたピカソ館も、けっこう遠くに見えます。
真下を見ると、足がすくむくらいの高さです。
カフェで待っていたばぁばが、手を振ってくれていました^^
反対側には、これから進む先にある作品が見下ろせます。
こうやって見ると、作品1つ1つの間もかなり贅沢にとっていますよね。
下りは来た道とは別の階段から下ります。
こちらもわかりやすいように、きちんと足跡で進む方向が示されていました。
確かに間違って登りの階段を下りてしまったりすると、狭い階段なのでかなり迷惑ですからね。
間違えにくくてとっても親切だなと思いました。
下りの階段を下りるのは、けっこう怖かったです。
階段の脇から下が見えてしまうので、高所恐怖症の人は結構足がすくんでしまうかもしれませんね。
息子も怖かったようで、手すりをしっかりと持ちながらゆっくりと下りていました(笑)
子供も走り回って楽しめる野外展示
ここからは、しばらく野外展示を見ながらのんびり散策です。
転々と芝生の上に作品が展示されています。
「ミスブラックパワー」は強い女性の象徴のような作品。
本当に大きく、色がない作品の中でかなり目立っていました。
青いハンドバックがお茶目ですね^^
遠くのほうに見えるのは『密着』
お知りがとっても寒そうでした(笑)
スロープを登って下ると、左手になんだかかわいい目玉焼きを発見!
近づいてみるとかなり大きな目玉焼きで、とってもリアルでした。
息子はまたまた大興奮!
卵を見るとどうしても「ぐでたま」を思い出すようで、ぐでたまごっこを一人でしていました^^;
とってもかわいいので、隣の家族は『年賀状の写真にしよう!』と張り切って写真を撮っていましたよ(笑)
そのまま出口の方に向かうと、さっき途中で分かれてしまった足跡の結末を発見!
なんと足跡が続いている先は、道かと思ったら・・・
「壁っ!!」(笑)
思いもよらぬ結末に、息子もウケてましたね。
トリックアート的な要素もあって、意外でした。
本館ギャラリーとアートホール
屋外を一周回って、本館ギャラリーへ戻ってきました。
本館へ入ってみると、インフォメーションにこんなものが。
『彫刻の森 宝探しラリー』
内容を聞いてみると、彫刻の森美術館に眠っている7つのお宝(彫刻)を探して、マップにシールを貼っていくとのこと。
その中で1番大きい本当のお宝(彫刻)を見つければ、缶バッジがもらえるそうです。
息子がやりたい!と言い出したのですが、これをやるにはもう1周回らなくてはいけません。
っていうか、回らなくても覚えているけれど、それをやったところで缶バッチもらえるだけだし・・・意味なくない?
そう思って、なんとかなだめてやらないことになりました。
もし最初に知っていれば、参加していてもまた違った楽しみ方もできたかなと思います。
本館ギャラリーには、こんな金ピカの作品や
とんでもなく大きな隕石?と思えるような作品などが展示されていました。
2階にも作品の展示はされていましたが、特に印象に残るようなものはなかったような・・・
あまり覚えていません、すいません^^;
またほかの方のブログを読んで、楽しみにしていたのがこちら。
本館とは反対側にある、アートホール。
以前は子供が遊べるようなプレイスペースになっていたようなんですよね。
けれど今回行ってみると・・・
『よりみち美術館』という展示スペースになっていました。
中の撮影はNGだったので写真はありませんが、彫刻などの作品と一緒に子供が楽しめるようなクイズがありました。
「素材は何?」とか「この作品は何をテーマにしている?」というクイズなので、小学生向けな感じでしたね。
個人的にはプレイスペースのままで残してほしかったなーと、ちょっと残念でした。
彫刻の森研究所は最新のアートが楽しめる!
そろそろお腹も空いてきたから、お昼にしようかとレストランへ向かいます。
出口のトンネルをくぐり、エスカレーターを上がるともう1つ楽しめる場所が待っていました。
それは『彫刻の森研究所』
こちらでは、『彫刻になる』と題して自分がとったポーズを、目の前のスクリーンに映し出される彫刻が真似をしたり・・・
『声の彫刻』は、自分の声に反応してスクリーンの形がさまざまな形になったり色が変化したり・・・
低い声を出すととげとげになったり、高い声を出すと大きく膨らんだりと反応が楽しいです。
アニメーションルームでは、彫刻の「素材」「形」「空間」の3 つをテーマにした『 3年3組 彫刻クラス』が上映されていました。
もう1つ楽しかったのが、こちらの『自分彫刻』というもの。
画面の前に立つと、自分の顔がブロンズや石などの素材になるんです。
そして後ろにある大きなスクリーンに、次々と自分の顔が入った彫刻や像が現れます(笑)
たまに画面の横から大きな自分の顔が出てきたりして、息子はかなりツボだったようです。
お腹がすいて早くレストランへ行きたいのに、またここでしばらく遊んでしまいました^^;
ランチはレストランが2店舗あり
そんなわけで、ようやくレストランへたどり着いたのが12時半頃。
彫刻の森美術館には、ランチができるレストランが2つあります。
1つはビュッフェレストランの『Bella Foresta』
お値段はこのとおり。
並んではおらず、中にはすぐ入れる感じでした。
お腹は空いていたのですが、ビュッフェにするほどは食べれないなと思ったので、もう1店の『彫刻の森ダイニング』に決めました。
土曜日のお昼時ということもあり、少し並びましたが10分ほどで店内へ通されました。
店内は細長いつくりになっており、外の景色が見える窓に沿って座席が並んでいます。
遠くには海も見え、真下には箱根登山鉄道の電車が走っているので電車好きの子供は楽しめますよ。
メニューはあまり多くありませんが、スペアリブやカレー、サンドイッチにパスタと洋食中心です。
お子様メニューもキッズカレーとキッズプレートの2種類ありました。
パスタとシーフードカレー、そして息子もキッズカレーにしました。
お子様メニューのキッズカレーは、ジュースとプリンもついて結構なボリュームです。
パスタは生パスタなので、麺がモチモチでとっても美味しかったです。
シーフードカレーも魚介がたっぷり入っていて、ボリューム満点!
そこまでお値段がお高くない上に、お味も美味しくて満足でした。
ショッピングモールでお土産購入
お腹も満たされたところで、出口手前のショッピングモールでお買い物です。
こちらもかなり楽しいグッズや食べ物がたくさん販売されていたので、30分ほどお買い物してしまいました^^;
かわいいモビールや
パイプで作るパイプロイドという工作のようなもの
マグネットの風車は、外国人の方が好みそうですよね。
先ほど息子が書いたピカソの絵は、たぶんこちらを真似したんだなってこの写真見て気づきました^^;
こちらはとっても細かい紙細工のキット。
気が遠くなるくらいの細かさでした^^;
これ以外にも、文房具やアクセサリー、おもちゃなど本当に面白いグッズがたくさん。
ピカソの作品がデザインになったものなども、たくさんあって見ていて本当に飽きませんでした。
またお菓子や食べ物のお土産は、彫刻の森ダイニングの前にたくさん並んでいます。
こちらは1番人気と書かれていた、森のデュエットというオリジナル商品。
試食も用意されていたので1ついただきましたが、アーモンドにミルクパウダーがコーティングされていて美味しかったです。
ピカソ館をかたどったパッケージに入った、ラスクの詰め合わせもかわいかったです。
こちらのロールクッキーが入った缶は、カラフルで後でも使いたくなるような入れ物ですね。
タンブラーやショットグラスには、中にクランチクッキーが入っています。
しっかりしたガラスのグラスだったので、かなりお買い得ですよね。
ほかにも箱根名物の温泉饅頭などもあったので、箱根土産を購入するにもぴったりでしたよ。
気づいたら30分ほどたっていて駐車場の時間も迫って来たので、目ぼしいお土産をいくつか選んで後にしました。
子供と一緒に箱根彫刻の森美術館 まとめ
そんなわけで本当に楽しかった箱根彫刻の森美術館。
3時間くらいで回れるかなと思っていたのですが、実際は4時間半も満喫してしまいました^^;
けれど息子は帰ってきてから、ピカソをちょっと意識した絵や工作をするようになってきたので、多少なりとも影響があったのかなと思います。
それに私達夫婦も久々にのんびりした時間をすごすことができ、また息子も思う存分遊ばせることができたのでよかったです。
公園とは一味違う、充実した時間がすごせたなと感じています。
通常の美術館へ息子といけるようになるにはもう少し時間がかかりそうですが、箱根彫刻の森美術館へはまた機会を見つけて行きたいなと思います。
ぜひ子連れで箱根彫刻の森美術館へ行こうと思っている方は、参考にしてみてくださいね。
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東急ホテルハーベスト 箱根甲子園は子連れにおすすめのホテルでした!
箱根彫刻の森美術館で実際にかかった所要時間や、子供の年齢別楽しみ方などはこちらにまとめています。
あわせてご覧ください。
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