アスレチックにふわふわドーム、水遊びもできるあいかわ公園。
子供達が1日遊ぶことができる大きな公園です。
そのあいかわ公園で、実はいろいろな工芸体験ができるって知ってますか?
私も以前から気にはなっていたのですが、普段はなかなか公園で遊ぶだけになってしまってチャレンジできませんでした。
先日子供が遊具に飽きてきたので「ねんどでお皿作りに行く?」と聞いたら「行きたい!」と。
実際に行ってみたら簡単な作業で完成でき、4歳児でも楽しめる内容でしたよ。
念願のあいかわ公園での陶芸体験をすることができたので、その様子をお伝えしたいと思います。
陶芸体験はどこでできるの?
まずはあいかわ公園の場所から。
神奈川県立あいかわ公園は神奈川県愛甲郡にある公園です。
とっても広いのですが、陶芸体験はその中の工芸工房村で体験できます。
子供広場の端にたっているこのエレベーターを上ります。
橋を渡ったら正面に見えてくるので、すぐにわかりますよ。
工芸工房村詳細
開館時間 | 4月~9月 | 9時~17時 |
10月~翌3月 | 9時~16時30分 | |
受付時間 | 9時~15時 | |
体験時間 | 9:00~12:00/13:00~16:00(体験により異なります。) | |
電話 | 046-281-2438 | |
休館日 |
月曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始(12月29日から翌年の1月3日まで) | |
受付 |
当日受付可 事前予約可 | |
HP |
陶芸体験
先日行ったのは日曜日だったのですが、ひと遊びして一度11時過ぎに工芸工房村へ行ってみました。
すると午前の体験は締め切ったので、13時以降に来てくださいとのこと。
午前の部は10時過ぎまで、午後の部は14時過ぎまでに受付したほうが確実だと思います。
私達はお昼ごはんを食べてから、もう一度13時に向かいました。
陶芸をすることは決めていたのですが何を作るかまでは決めていなかったので、飾ってあったいろいろな完成品などを見ながら作るものを決めました。
陶芸体験でできるのは4種類。
- 板作り(300g500円)
- 手びねり(300g600円~1kg1500円まで)
- 電動ロクロ(1kg2500円・作品2つ可)
- 楽焼き(絵付け)(お皿500円~貯金箱1200円までいろいろ)
楽焼きはもともと素焼きされているものに色をつけるというもの。
貯金箱にいろんな種類があって、特に車や新幹線、飛行機など乗り物系が多くて男の子が喜びそうでした。
お皿や湯飲みの楽焼きの絵付けもありましたが、聞いてみると水にあんまり強くないので飾ってもらったほうがいいですとのこと。
使えるようであればじぃじやばぁばの誕生日プレゼントにいいかなと思ったのですが、飾るだけならちょっとなとやめておきました^^;
カブトムシやクワガタなどもありました。
車はいろんな車種があって、ポルシェやビートル、カウンタックまで。パパが喜ぶかもですね。
できあがりはこんな感じになるそうです。
全部貯金箱なので、作った後も使えるのがいいですよね。
こちらは手びねりのグラムと作れるものの大きさ見本。
手びねりは手動のロクロでカップやお皿などの作品1つを作れるとのこと。
本当は息子でも作れそうな箸置きとかを作りたいなと思ったのですが、手びねりの作品はひとつしか作れないそうです。
他にも部屋のドアに飾るネームプレートも作れるようで、子供部屋なんかにいいなと思いました。
板作りはもともときれいに伸ばしてある板のふちを折って皿上にし、そこに文字を書いたりスタンプを押したりするだけの簡単なもの。
我が家は板作り300gと手びねり300gを作ることに決めました。
受付をしてお金を支払ったら、陶芸ができる場所まで移動します。
陶芸のフロアは1階の奥にあります。
学校の図工室を思い出すような感じのフロアです。
一番手前のテーブルには、絵付け用の色がきれいに並んでいました。
特に開始時間は決まっていないので、みんなでいっせいに始めるのではなく受付をした人から各自始める感じでした。
席に案内されたらそれぞれ作るものの土を運んできてくれました。
まずは板作りから。
こんなきれいな板状の土がはじめから用意されていました。
この板のふちを指で少しずつ持ち上げて、お皿のふちを作ります。
4歳児でも簡単にできる感じです。
わざとぼこぼこにしたり、とんがらせてみても面白い形にできあがるかもしれませんね。
一周お皿のふちができたら、続いてはお皿の中にいろいろ文字を書いたりスタンプを押したりできます。
スタンプはたくさん種類が用意されていました。
アルファベットから動物の顔、星や月、葉っぱや花などいろんな形があり、選ぶのもとっても楽しかったです。
気に入ったスタンプを持ってきて、黙々と一人でスタンプを押していました。
スタンプはしっかり押さないと模様がきちんとつかないので、薄くなってしまったところは上からもう一度押してあげました。
最後にもう一度周りを整えてできあがりです。
息子はどこからかギザギザの道具を持ってきて、お皿の外側にも模様をつけていました(笑)
スタンプ盛り沢山のにぎやかなお皿が出来上がりました。
真ん中には息子の名前をローマ字で押しました。
続いて手びねり。
こちらは主人が挑戦しました。
手動のロクロの上に土を乗せて、手にお水をつけながら形を作っていきます。
途中で手を貸してくれたり、いろいろ教えていただけるのではじめてでもそれなりのものができます。
(ちょっと指導するおばさんがスパルタでしたけど・笑)
ロクロが手動なので、勢いよく回しては形を整えての繰り返し。
欲張って大きくしすぎると薄くなって壊れてしまうので、適度な大きさと厚みで止めるのがコツのようです。
出来上がりはこんな感じ。
何を飲むのかわかりませんが、口が広いカップが出来上がりました。
隣では小学生高学年くらいの男の子が、一人でお皿を作っていました。
それくらいの年であれば一人で手びねりにも挑戦できそうですね。
形が出来上がったら、仕上がりの色を決める釉薬を選びます。
全部で21色、渋めの色からピンクや水色、黄色などの明るい色までいろいろありました。
息子はきれいな黄色の18番を選びました。
主人は最後まで悩んで。。。結局何色にしたのかわかりません(笑)
出来上がりは30~40日後だそうです。
またあいかわ公園へ遊びに来たときに取りに来ればいいとのこと。
息子はこの日から毎日のように「お皿できたかな?」って言ってます(笑)
年明けの出来上がりまで、楽しみにしておきます。
また出来上がったら追記したいと思います。
追記・出来上がりました(2018/2/11)
2ヶ月近くたった本日、焼き上がりを取りに行ってきましたよ。
出来上がりはこちら。
息子が作った板作り。
きれいな黄色でしっかりとスタンプも残っていて可愛く仕上がっていました。
息子が最後に真剣に追加していた、皿の脇の点々までしっかりと残っています。
スタンプが深すぎるところは食べ物が詰まってしまいそうですが、お魚とか入れるのにちょうどいい大きさですね。
そして旦那が作った手びねりのカップ。
これは思っていた以上にいい出来で、本人も満足そうでした(笑)
上薬の色味が渋くていいですよね。
選ぶ釉薬によってかなり雰囲気が異なってくると思うのですが、結構売り物に近いようなものが出来上がって私もびっくりでした。
このカップでビールがおいしく飲めそうです。
思った以上に2つとも上出来だったので、今度は私が手びねりでお皿なんかに挑戦してみようかなと思います。
ちなみに今日取りに行った時には紙すき体験をしてきました。
そのときの様子はこちらから。
他には何ができる?
工芸工房村で体験できるのは陶芸だけではありません。
他にもいろいろな体験ができます。
体験できること
- 藍染め(開館日の午後のみ)
- 機織り(開館日の午前中のみ)
- 紙すき(水・土・日・祝)
- 陶芸(水・土・日・祝)
- 木竹工(開館日)
機織は織り機を使うため、身長が125cm以上、もしくは大きなものを作るときは140cm以上必要みたいです。
また内容によって行っている日程や時間が異なるようなので、もしこれをしたい!と思って出かける場合は前もって電話で確認しておいたほうがいいと思います。
特に平日はやっていない体験もあるようなのでご注意くださいね。
詳しくは工芸工房村のHPをご覧ください。
まとめ
いつも行っているあいかわ公園ですが、陶芸体験をすることで普段とは違う楽しみ方ができました。
4歳児の息子でも、簡単な作業で作品が出来上がったのでとっても楽しかったようです。
たまには体を動かす遊びではなく、手先を動かしてこういったことにチャレンジするのもいいですよね。
また物を作る楽しみを体験できるのって、子供にとっていいなと感じました。
お安く手軽に体験できるので、ぜひあいかわ公園へ行った時にはチャレンジしてみてくださいね。
あわせて読みたいあいかわ公園の情報
大好きなあいかわ公園なので、たくさんあいかわ公園についての記事を書いています。
こちらの記事にまとめているので、ぜひ一度あいかわ公園へ行く前にはご覧くださいね。
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