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【体験談】犬の歯石取りって必要?スケーリングをした料金やビフォーアフター

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みなさん犬の歯石取りってどうしていますか?

普段から毎日歯磨きをしている子もいれば、口を触らせてくれないから自分でやったことがないっていう子まで、いろいろだと思います。

我が家は今までずっと、1~2か月に1度自分でスケーラーを使って歯石取りをしていました。

けれど今回、愛犬が10歳になったこともあって以前から1度しようと思っていた歯石取り(スケーリング)を動物病院でしてもらいました。

りっこ

思っていた以上にピッカピカな歯になって帰ってきたので、その様子をお伝えしたいと思います。

ぜひ犬の歯石取りで悩んでいる飼い主さんは、参考にしてくださいね。

目次

犬の歯石取りって必要?

犬の歯磨きってみなさんしていますか?

毎日しているっていう人もいれば、犬が口を触らせてくれないからしたことないって人もいると思います。

もともと犬は虫歯になりにくいと言われています。

りっこ

なので確かに、人間のように毎日歯を磨く必要はないと思っている人も多いです。

けれど虫歯にならなかったとしても、毎日ご飯を食べたままにしていると、どんどん汚れがたまって歯石になってしまいます。

歯石とは、名前の通り石のように固くなったもの。

食べかすや歯垢が唾液によって、石灰化して固まったもののことです。

歯石がどんどんたまってしまうと、歯周病や歯肉炎になってしまったり、またひどいと膿がたまってしまってあごの骨が折れてしまうことだってあるんですよ。

そんなひどい状況になる前に、犬の歯石は取ることがおすすめです。

歯石を取るには自分でする方法と、動物病院などで取ってもらう方法があります。

我が家は普段から歯石取りを自分でしていますが、今回病院でしっかりとしてもらったのでどちらもの様子を紹介しますね。

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自分で犬の歯石取りをする方法は?

まずは我が家で行っている歯石取りから。

本当は毎日歯磨きをすればそんなに歯石がたまることもないのかもしれませんが、どうしても毎日の歯磨きって面倒でできないんですよね^^;

その代わり、我が家では1~2か月に1回、スケーラーと呼ばれる器具を使って歯石を取るようにしていました。

持っているスケーラーはこちら。

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人間の歯医者さんで使うような器具で、少しとんがってカリカリ歯を削れるようになっています。

これを使って、犬の奥歯などについた歯石をカリカリと取っていました。

取れる歯石はまだ固まっていないねちょっとしたものから、軽石のようにポロっと取れるものまで。

これを1歳になる前から、今までずっと続けていました。

歯磨きは1度もしたことがありません。

けれど我が家ののん太(ボーダーコリー・♂)はもう10歳。

どうしても歯石取りを忘れていたり、しばらくしない期間があったりして、カリカリ自分でスケーラーでは取り切れない歯石がついてきました。

そんなわけで、10歳の節目ということと、今1度きれいにしておけばこれからしっかりと歯磨きなどをすればきれいなまま維持できるってことで、初めてのスケーリングをお願いすることにしました。

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犬の歯石がひどい場合は病院でスケーリング

のん太のスケーリングをお願いしたのには、いくつか理由があります。

もちろん歯をきれいにしたかったこともありますが、歯石自体は普段の自分でしていたスケーリングのおかげか、そこまでひどくないと言われていました。

けれど実は口の中に、エプリスと呼ばれる良性のイボのような腫瘍ができてしまったんです。

それがこちら。

エプリスができてしまう理由に関しては、詳しくは解明されていませんが、やはり口の中の歯石などが原因とも言われています。

写真で分かるように、歯茎に近い部分の歯石は自分で取っていたので歯肉炎や歯周病にはなっていません。

けれど、やっぱり歯石がついているということは口の中に細菌が常にいるということなんです。

それが理由でエプリスができたのであれば、やっぱり1度口の中をきれいにしてもらってエプリスも切除してもらおうと思ったんです。

りっこ

それに合わせて、首の部分にできていたピンク色のイボも、一緒に取ってもらうことにしました。

スケーリングは全身麻酔をする方法と、麻酔をせずにそのままする方法があります。

もちろん全身麻酔をするほうが、超音波でしっかりと歯石を取ってもらえるのできれいになります。

無麻酔の場合は、私が普段やっているようなスケーラーで取るだけなので、どうしても犬が暴れてしまったり嫌がったりするときれいに取りきることはできないんですよね。

なので今回は全身麻酔を選んで

  • スケーリング
  • エプリスの切除
  • 首のイボの切除

の3つを同時にやってもらうことにしました。

10歳という年齢で全身麻酔をすることには、もちろんリスクもあります。

全身麻酔に不安もあったのですが、逆にこれ以上年齢を重ねてから歯周病がひどくなったり、またエプリスや首のイボが大きくなりすぎて切除が必要になったとしても、その時に施術してもらうとさらにリスクが高くなってしまいます。

幸いのん太は現在、ほかに病気や気になる体調不良などはなかったので、元気なうちに気になる部分はすべて取ってしまおうということで決めました。

スケーリングには血液検査が必須

スケーリングで全身麻酔をするためには、やはり血液検査が必要です。

我が家がお世話になっている病院では、スケーリングの1週間ほど前に1度血液検査だけで通院をしました。

そしてその結果問題なければ、スケーリングを行うという手順でした。

もちろん病院によっては、当日血液検査をしてそのままスケーリングなんてところもあると思います。

りっこ

けれど全身麻酔をするために、血液検査は必ず必要なのでそれは行ってくださいね。

全身麻酔をする間は、どうしても血圧が低下するので内臓にも負担がかかってしまいます。

もともと腎臓の数値が悪かったりすると、全身麻酔をすることで術後に腎不全になってしまったりもするそうです。

そのためしっかりと血液検査をして、今の状態に異常がないかを確認することが必要です。

スケーリングの料金は?

我が家がお世話になっている動物病院では、スケーリングの割引キャンペーンを行っていました。

そのため今回は、普段の費用よりかなりお安くすることができました。

のん太の体重は14キロほどなので、本来は38,000円のところ26,000円で行ってくれました。

スケーリングの費用は、麻酔の量が異なる為体重によって違います。

またもちろん、その動物病院ごとに料金も違ってくるので、普段いっている動物病院に相談をして料金を確認してみてくださいね。

ちなみに今回のん太にかかったすべての費用は、これくらいでした。

アニコムの50%負担の保険に入っているので、半額にはなりましたが、実際は58,000円ほどですね。

けれどスケーリングの中に全身麻酔や術前検査などがすべて含まれているので、他のイボやエプリスの切除がかなり安く済みました。

りっこ

合わせて1度でやってもらったおかげで、のん太の負担も軽かったと思います。

さすがに全身麻酔をしたので、帰ってきた当日は少しボーっとしていましたが、翌日にはすっかり元通りに戻ってくれたので一安心です。

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スケーリングをしたビフォーアフター

そして気になるスケーリングをしてもらった歯なのですが、びっくりするくらいにきれいになっていましたよ。

こちらがスケーリングに出す前の歯の状態。

前歯や犬歯はきれいですが、奥歯に歯石が付いてしまっています。

これが最近どうにもこうにも、スケーラーでは取れなかったんですよね。

それにさらに奥の見えない歯は、スケーラーが届かないのでやっぱり歯石がびっちりとついていました。

スケーリングから帰ってきたのん太の口を見てみると…

真っ白!!

パピーの時以来って思うくらいに、歯石が全部取れてきれいな歯になっていました。

そしてなかなか口を開けてくれないのでできなかった下の歯も、きれいに全部歯石が取れています。

あとはこれから、この白い状態を維持できるようにきちんと歯磨きを毎日しなければいけないですね。

犬の歯は、3日磨かないと歯石になるとも言われています。

なので1日1回歯磨きをしていれば、この状態を維持できるかなと思います。

せっかくスケーリングしてもらったきれいな歯なので、維持できるように頑張ります!

ちなみに一緒に行ったイボとエプリスの切除については、こちらに書いています。

普段から歯石をつけないようにするには?

今回スケーリングをしてのん太の歯石を取ってもらいましたが、これからは普段のお口ケアももっとマメにしないとなと思い知りました。

けれどなかなか歯磨き嫌いな子って口を触らせてくれないし、のん太のように歯磨きできる場合でもついつい忘れてしまうんですよね^^;

そんな私のようなズボラな飼い主さんに、おすすめの歯石や口臭ケアができるものを発見してしまいました。

それがこちらのラブリービー です。

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粉状で普段のフードにかけて与えるだけで、なんと気になる歯石や口臭、さらには体臭まで予防してくれるんですって。

りっこ

しかも60日間返金保証付きで、安心してお試しできちゃいます!

どうしても愛犬が口を触らせてくれない場合は、こういったサプリメントを上手に取り入れるのもおすすめですね。

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追記:ラブリービーを試してみました

実際にラブリービーも試してみましたよ。

その結果、リペアンほど歯石が取れるわけではないですが、たしかに口臭や歯垢はましになりました。

りっこ

特にお口の匂いは、リペアンだとそこまでよくならなかったのがラブリービーではかなり改善されましたよ

歯磨きしなくても毎日フードに振りかけて与えるだけなので、歯磨き嫌いのワンちゃんに困っているなら試す価値はあると思います。

実際にラブリービーを与えた様子はこちら。

犬の歯石取り まとめ

今回初めて全身麻酔を使ったスケーリングをしてみて、やっぱり費用はかかるし犬の体にも負担はかかるなと感じました。

もちろん今回を、最初で最後にするつもりで行ったスケーリングです。

これからは毎日歯磨きをして、なるべく歯に歯石をつけないように気を付けていこうと思います。

また本当は下のばう子もスケーリングをしようかと思ったのですが、たまたま見つけたリペアンの効果が思った以上にありそうなので、しばらくこれで歯石取りをして様子を見たいと思います。

もし犬のスケーリングや歯石取りに悩んでいる方の、参考になればうれしいです。

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