今月海外旅行(ハワイ)へ行く我が家。
私は15年ぶりぐらいの海外旅行、そして5歳の子連れ旅行ということで今から緊張しています(笑)
海外旅行の準備で忘れがちなのが、外貨の両替ではないでしょうか?
当日空港で両替するっていう手段もありますが、何があるかわからないのでなるべく当日までに両替しておきたいところ。
交通事情などで飛行機ギリギリになったら怖いしね
家から行きやすい郵便局で両替ができるということを聞いたので、早速行ってきましたよ。
どうにか無事に両替はできたのですが、手数料や必要なものなどわからないことだらけ。
それに実際に行ってみると注意しなければいけないこともあったので、こちらにまとめておきたいと思います。
これから郵便局やゆうちょ銀行で外貨両替をしようと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
どこの郵便局でも外貨両替はできる?
郵便局で外貨両替ができるとは知っていたのですが、どこの郵便局でもできるのかは知りませんでした。
郵便局ってどこでも一緒じゃないの?
けれど調べてみると、どこの郵便局でも外貨両替ができるわけではないんです。
基本的にはゆうちょ銀行が入っている郵便局は全店、あとは地域で大き目の郵便局といった感じでしょうか。
全部で対応している店舗は、全国で700店舗以上あるようです。
対応している郵便局は、郵便局のHPで確認が可能ですよ。
郵便局を探すページの下のほうに、『利用条件からさがす』という欄があります。
この中の『貯金サービスを探す』(緑)をクリックし、外貨両替の欄にチェックをして検索すれば、各県ごとの対応郵便局がわかります。
私も検索してみたところ、かなり県によって外貨両替できる郵便局の数が異なりました。
東京は104件、神奈川61件、大阪49件とかなり数がありましたが、少ないところは県内に2件(和歌山・佐賀)や1件(山梨)しかないところも。
かなり数に差があるようなので、まずは近くの郵便局で外貨両替ができるのかHPで調べてみてくださいね。
郵便局で外貨両替できる曜日や時間は?
近くに外貨両替ができる郵便局がある場合は、いつ両替ができるのでしょうか?
基本的に郵便局やゆうちょ銀行での外貨両替は、平日のみで土日祝日はできません。
そして平日の何時から何時まで対応しているのかは、その郵便局によって異なります。
10時~16時という店舗もあれば、9時~18時というかなり長い時間対応してくれる店舗まで。
確認の方法は、その郵便局に直接連絡してみるのが確実です。
または、先ほどの郵便局を探すページの該当郵便局のページに、このような対応時間がかかれています。
この『貯金窓口』と書かれている欄の時間が、外貨両替ができる時間になりますよ。
郵便局によってかなり窓口時間が異なるので、確認をしてから行くようにしてくださいね。
郵便局で外貨両替する手順
調べてみたところ、我が家の近くの大き目の郵便局でも外貨両替ができることがわかりました。
早速お金を持って、窓口が開いている時間に行ってきましたよ。
ゆうちょ銀行の看板があると、外貨両替は可能と思ってOKです。
入り口にもきちんと、外貨両替の文字がありました。
預金の申込書などがある場所を探してみたのですが、外貨両替用の用紙は見当たりませんでした。
なのでとりあえず、貯金窓口の番号札を取って呼ばれるのを待ってみました。
番号が呼ばれたので、窓口のお姉さんに『日本円をUSドルに両替したい』と伝えました。
すると、この『外国通貨 購入申込書』を書くようにと渡されました。
金額欄は後程相談するので空欄のままでいいとのこと。
それ以外の名前・住所・電話番号の記入と、両替したい通貨の欄にチェックをしました。
申込書を書けたので再度窓口に持っていくと、いくら両替したいかを聞かれます。
日本円で〇万円分、もしくは100ドルや200ドルという交換どちらでも大丈夫だそう。
私はわかりやすく、日本円で1万円分を交換してもらうことにしました。
するとその日のレートで、1万円が何ドルになるかを電卓で計算してくれ、87ドルになると教えてくれました。
後はその87ドルを、どういった金種にするかを自分で選択できます。
例えば1ドル札を87枚でもいいですし、10ドル札を8枚と1ドル札を7枚でもOKです。
硬貨への両替はできないので、1ドル・5ドル・10ドル・20ドル・100ドルの組み合わせは自由に決められます。
私はとりあえず1番使いそうな
- 1ドル札×7枚
- 5ドル札×4枚
- 10ドル札×6枚
で両替をしてもらうことにしましたよ。
すると先ほどの申し込み用紙の欄に、郵便局の担当の方がこのように書いてくれました。
そして1万円を渡してしばらく待つと、87ドル分のUSドルと両替してもらえましたよ。
そして控えの用紙と、両替した際の端数の102円も戻ってきました。
後々考えてみたら、100ドル分ちょうどで両替してもらったほうがわかりやすかったですね^^;
なんだかついわかりやすいかと思って1万円分と言ってしまったのですが、逆に計算が必要だったりおつりが出るなど面倒くさくなってしまいました(笑)
次回はちょうど○○ドルで両替しようと思います。
郵便局で外貨両替するときに必要なもの
今回郵便局へ行くときに必要なものを確認しなかったのですが、特に外貨両替をするにあたっての必要なものはありませんでした。
免許証やパスポートなどを見せるのかな?と途中で心配になったのですが、そういった身分証の提示も一切不要。
印鑑もいりませんでしたよ!
とりあえず両替したい日本円だけを持っていけば、両替することができますよ。
ただし日本円の現金のみ両替ができるので、例えばドル⇒中国元への両替などはできません。
郵便局で両替できる通貨や限度額は?
ゆうちょ銀行、および外貨両替ができる郵便局で扱っている通貨は、全部で9種類です。
- 米ドル
- ユーロ
- 韓国ウォン
- 英ポンド
- オーストラリア・ドル
- カナダ・ドル
- 中国元
- スイス
- フラン
各通貨の販売と買取りができるようなので、日本円⇒外貨だけではなくドル⇒日本円など外貨から日本円への両替も可能です。
ちなみに扱っているのは紙幣のみなので、硬貨の両替は日本円⇔外貨どちらもできません。
また1度の両替で申し込める金額にも上限があります。
- 日本円⇒外貨への両替…日本円で200万円まで
- 外貨⇒日本円への両替…日本円で30万円まで
※中国元は持ち込み・持ち出し制限があるため別途制限有
ただし後程にも書きますが、各店舗によって外貨の在庫状況が異なります。
無駄足にならないように、郵便局へ行く前には前もって電話確認をすることをおすすめします。
郵便局で外貨両替するときのレートや手数料は?
外貨両替をするときに気になるのが、レートや手数料ですよね。
少額の両替ではあまり気にならないですが、10万円単位の両替だと1円違うだけでも1,000円近く違ってしまいます。
ゆうちょ銀行の換算レートは、ゆうちょ銀行独自で定めています。
ゆうちょ銀行の窓口には、このようにその日のレートが張り出されていましたよ。
この日は販売(円⇒ドル)は113.8円、買取(ドル⇒円)は107.98円となっています。
毎営業日、米ドルは午前11時、その他の通貨は正午に更新されるようです。
ちなみに私が行った日は2/15のAM10時前だったので、貼りだされていたレートは前日2/14のものでした。
その日のレートについては、ゆうちょ銀行や外貨両替を行っている郵便局、またゆうちょコールセンターへ問い合わせても教えてもらえます。
もし少しでもお得なタイミングで両替したい場合は、何度か問い合わせて1番いいタイミングで両替するといいかもしれませんね。
- 電話番号:0120-108-420
- 営業時間:平日 8:30~21:00/土・日・休日 9:00~17:00
※12月31日~1月3日は9:00~17:00
また手数料については、郵便局での外貨両替の際には『手数料』という言葉での請求はされません。
ただしだからといって全く手数料がかかっていないのかというと、そういうわけではありません。
えっ?そうなの??
実はもともとのレートの金額に、手数料が3円ほど含まれた金額になっているんです。
ただ都市銀行などの外貨両替レートとほとんど変わりない金額です。(1ドルあたり5銭程度高いくらい)
郵便局だから手数料が高いというわけではないので、安心してくださいね^^
もし多額の両替をするので少しでも手数料が安いほうがいい!というなら、外貨宅配の外貨両替マネーバンク
銀行や郵便局よりも、1ドルあたり2~3円ほどお安いレートになります。
口座の開設や面倒な手続きも不要で、自宅に届くのでとっても便利ですよ。
\お得なレートで両替するなら/
と、ここまでの様子だと、案外簡単に郵便局で外貨両替ができたように見えると思います。
けれど私がドルに両替ができたのは、実はなんと3店舗目の郵便局だったんです。
なぜかというと…思わぬ落とし穴があったんですよね。
以外にすんなりとはいきませんでしたよ
郵便局で外貨両替するときに注意すること
近所の郵便局2店舗を回っても両替できなかった理由、それは私が住んでいる地域にも関係がありました。
1件目、1番家から近い郵便局へ行った時のことです。
郵便局の中に入ると、番号札を取る場所に担当の方がいたので聞いてみました。
私『日本円からUSドルに両替したいのですが』
担当者『いくら必要ですか?』
私『日本円で3万円くらいなのですが…』
担当者『ちょっと確認してくるので、お待ちくださいね。』
と言って、奥へ確認しに行く
数分後…
担当者『すいません。今日はドルの在庫がなくて、10ドル3枚と1ドル4枚、全部で34ドルしかないんです…』
私『えっ?在庫切れなんてあるんですか?』
担当者『そうなんです。次回いつ入ってくるかも未定なんです…』
そうなんです。
外貨両替をしている郵便局でも、ドルの在庫がないということがあるんです!
まさか在庫がないなんてことは頭になかったので、びっくりしてしまいました。
しかたないので少し離れた場所にある、他の外貨両替をしている郵便局にもそのまま行ってみました。
するとなんと、そちらの郵便局でも在庫は2,000ドルくらいあるけれど、1ドル札と10ドル札が1枚もないとのこと。
大きな買い物はカードでするつもりなので、チップの支払いやちょっとした時の支払いのための両替です。
1ドル札と10ドル札が1番欲しいのに、その2種類の紙幣がないなら両替する意味がないよー
担当の方に、普段からこんなに在庫がないものなのか聞いてみました。
すると我が家が住んでいる地域は外国の方が多いため、一気に多額のドルを交換される人がいるのだとか。
なので在庫がある時はたっぷりあるけど、そういった方が両替に来てしまうと一気になくなってしまうそうです。
そして次回いつドルが入ってくるかも、発注はしているけれどわからないとのこと。
これは予想外の出来事でしたね。
後々ゆうちょ銀行のHPで確認してみたところ、確かにこう書かれていました。
販売する通貨の種類および在庫状況は、取扱店(局)により異なります。
詳しくは、ゆうちょ銀行または外貨両替取扱郵便局の貯金窓口にお尋ねください。
お金に対して在庫という感覚がなかったのですが、確かに円からドルにしか両替しないので、ドルがたくさん出てしまうとなくなってしまうんですよね。
なので結果的には、3件目の隣町の郵便局に電話をして在庫の確認しました。
するとようやくドルの在庫があるということだったので、その郵便局へ行って無事両替ができたのでした。
これから郵便局で外貨両替をしようと思っている人は、扱っているかだけではなく必ず在庫があるかを確認してから行くようにしてくださいね。
特に外国人が多い地域の郵便局は要注意です!
そうでないと、私のように無駄に郵便局に足を運ぶことになってしまうので、気を付けてくださいね^^
ゆうちょ銀行は外貨宅配もできる?
実は1店舗目の郵便局で在庫がないと教えてもらった時に、お姉さんからこんなサービスを教えてもらいました。
それがこちら。
ゆうちょの外貨宅配というサービスです。
『出発までに時間があるなら、こちらのほうが確実なのでよければ…』
と教えてもらいました。
内容を確認してみると、平日の14時までに申し込めば即日発送をしてくれるんだとか。
しかも送料も無料で、手数料もかからないとのこと。
せっかくなのでどんなものかと、全部の金額を郵便局の窓口では両替せずに、一部をゆうちょの外貨宅配サービスを利用して両替してみましたよ。
ちょっと手続きで面倒な部分もありますが、直接両替のために足を運んだり、また今回のように在庫がなくて両替ができないということもないので便利なサービスでした。
ただし先ほど紹介した外貨両替マネーバンク
1ドルにつき2円以上違いがありました。
もし少しでもいいレートで両替したいなら、こちらのほうがおすすめですよ。
\ゆうちょの外貨宅配よりレートが2円以上安い!/
郵便局(ゆうちょ銀行)での外貨両替 まとめ
そんなわけで、ようやく3店舗目の郵便局で無事にドルへの両替ができました。
手続き自体はとっても簡単で、特に必要な持ち物などもないのであっという間に終わりました。
けれど今回の私のように、ドルや両替したい紙幣の在庫がないってこともあると思うので、必ず両替に行く前には直接電話をして確認してみることがおすすめです。
また電話で在庫を確認できても、取り置きなどはできないそうです。
なので必ず、行こうと思う寸前に確認してくださいね。
郵便局やゆうちょ銀行で外貨両替をしようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
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