みなさんオギノパンって知ってますか?
神奈川県相模原市にあるパン屋なのですが、ただのパン屋ではありません。
工場見学ができたり揚げたての揚げパンが食べれたりと、パンのアミューズメントパークのようなお店なんです。
なので土日や連休には行列ができたり、観光バスのコースに組み込まれていたりしちゃうんですよ。
テレビでも何度かその人気が紹介されています。
そんなただものではないオギノパン、私も大好きでよく意味もなく行ってしまいます。
土日の予定がないと、「じゃ、オギノパンでパン買ってからどこ行くか考えようか。」というのが我が家の定番(笑)
そんなついつい行ってしまいたくなる、オギノパンの魅力をお伝えしたいと思います。
オギノパンの魅力その1 工場見学が自由にできる
オギノパンは通常のパンも販売していますが、普段は相模原市や厚木市の小学校などの給食パンを作っているパン屋さんです。
なのでパンを販売しているお店の裏側は、とても大きなパン工場になっているんです。
そしてなんと、その工場を自由に見学できてしまうんですよ。
なかなか工場見学ができるパン屋さんなんてないですよね。
工場見学をするには、パン屋さんと同じ扉から入ります。
ドアを開けると左手はパンの販売店になっていますが、右側にはこんなドアが。
このドアから勝手に入って、ぐるっと工場内をガラス越しに見学することができます。
廊下はL字型になっていて、途中に大きなガラス窓から中をのぞけるようになっています。
中はこんな感じ。
この日は日曜日で、しかもすでにお昼前だったのでパンの焼成はほとんど終わってしまっているようでした。
それでもこんなバーガー用のバンズが流れていましたよ。
壁にはこういったパンの手順が書かれたパネルが貼ってあります。
工場内にもこのパネルと同じ番号札が貼られているので、どこで何をしているのか順番に子供と一緒に探してみると楽しいかもしれませんね。
こんな案内もありました。
もしオギノパンの給食パンを食べている子供なら、リクエストしてそのパンが本当に給食に出てきたら嬉しいですよね。
なんだか大きいパン屋なのに、きちんと地域に密着しているいいパン屋だなと関心してしまいました。
工場見学の端っこには、こんなレゴでつくったオギノパンの工場が。
きちんと細かいところまでそっくりに作られていて、とってもかわいいです。
土日のお昼過ぎだとなかなか工場が動いておらず、パンを作っている様子を見られないことも多いです。
けれどタイミングよくパンを作っていると、たくさんのパンがレーンを流れていて見ているだけで楽しめますよ。
もしパンをたくさん作っている様子を見たければ、平日に行ってみたほうが見れる確率は高いのかなと思います。
少なくとも土日の午後だと、ほとんどパンは流れていないです。
けれどこんな場所で給食のパンが作られているんだっていうことを見れるだけでも、子供にとっては楽しいと思うので、ぜひオギノパンへ行った際には工場見学をしてみてくださいね。
ちなみにこちらのyoutubeでも、オギノパンの工場見学の様子が見れますよ。
オギノパンの魅力その2 揚げたての揚げパンが食べられる
神奈川フードバトルで2年連続金賞を受賞したあげぱん。
普通のコッペパンに砂糖をまぶしただけのあげぱんなのですが、揚げたてのあげぱんってなかなか食べれることってないですよね。
揚げたてはあつあつで砂糖がしゃりしゃりして、本当においしいですよ。
いつでも揚げたてのあげぱんを食べられるので、あげぱんコーナーにはいつも行列ができています。
以前はパンの販売店舗内であげぱんも購入できたのですが、いつからかこんな特設のあげぱんコーナーができていました。
土日などの混んでいるときは、あげぱん・あんドーナツ・カレーパンのみこちらで販売されています。
券売機が手前にあるので、そこで券を購入してからパンと引き換えてもらいます。
5,000円札と10,000円札は券売機に入らないので、並ぶ前に小銭か1,000円札があるか財布を確認してくださいね。
平日など空いている日には、あげぱんも店舗内で販売されています。
揚げたてのあげぱんはこんな感じです。
砂糖もたっぷりまぶされていて、熱々でふわふわジャリジャリなのがなんとも言えない美味しさです。
ぜひ一度食べてみてほしいですねー。
持ち帰りももちろんできますが、なるべくならその場で揚げたてを食べるのがおすすめです。
オギノパンの魅力その3 丹沢あんぱんの種類が豊富
オギノパンにはあげぱんと並んでもうひとつの人気パンがあります。
それが丹沢あんぱん。
小さめのアンパンなのですが、あんがぎっしりと詰まっていてとっても重いです。
しかも種類がとっても豊富!
引用:オギノパンHP
通常メニューのつぶあん、こしあん、しろあん、玉露あん、くりあんなどに加えて、季節によっていろいろなフレーバーのあんぱんがあります。
このときはいちごやみるくのあんぱんがありました。
小さめなので和菓子感覚で食べれ、お土産にする人もとっても多いようですよ。
よく10個とか20個と大量に買っていく人も見かけます。
丹沢あんぱんも店舗内ではなく、いつも外で販売されています。
たくさん種類があって迷ってしまいますが、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
ちなみに私のお気に入りは、『ゆず』と『玉露』です。
本当にお饅頭のような上品な味で、どちらもとってもおいしいですよ。
オギノパンの魅力その4 むかしながらのパン屋さん
オギノパンで販売されているパンは、いまどきのパン屋においているようなおしゃれなパンではなく、昔ながらのパン屋にあるようなパンばかりです。
惣菜パンや菓子パンが多く、すごくおいしい!ここでしか食べれない!といったパンはないのですが、なぜかついつい思い出したら食べたくなるんですよね(笑)
店内はこんな感じで、小学校にある机にパンが並んでいます。
焼きそばパンやかつサンド、チーズバーガーやコロッケパンなど惣菜パンもたくさん種類があります。
給食のパンを作っているだけあって、コッペパンもそのまま売っていますよ。
お家でジャムとマーガリンをはさんで食べたいですね。
本当にたくさんの種類のパンがあるのですが、子供が喜ぶようなパンがたくさんあるのもオギノパンの魅力です。
我が家の息子が好きなパンをご紹介しますね。
子供におすすめ アイスパン
見た目からして子供が大好きですよね(笑)
うちの息子もいつも真っ先にこれがほしい!と言います。
けれどこのパン、実はクリームも何も入っていないので味があんまりないんですよね。
なので上のチョコスプレーの部分だけかじったら、いつも「もういらない」という息子^^;
たしかにコーンとパンじゃ、甘くもないしなかなか食べれないですよね。
できればコーンの部分までおいしく食べれるように、チョコやジャムなんかを入れてほしいなといつも思ってしまいます。
オギノパンさん、できれば改良お願いします!!
子供におすすめ クリームパンダとチョコアラ
こちらも子供に大人気のクリームパンとチョコバン。
見た目のかわいさにやられてしまいますよね。
しかもネーミングが『意外と美味しいクリームパンダ』と『クリームパンダのともだちチョコアラ』
ついつい笑ってしまいます。
けれど本当にこの2つのパンは、意外と美味しいです(笑)
クリームもチョコもたっぷり入っていて、子供でもペロッと食べてしまいます。
なので最近は息子があいすパンがほしいと言っても、ごまかしつつこちらのどちらかに誘導しています^^;
子供におすすめ りんごちゃん
もうひとつのおすすめがこのりんごちゃん。
りんごの形のかわいいパンの中に、カスタードクリームとリンゴのシロップ煮が入っています。
これは私が大好きなのですが、子供も好きなので食べているとよく横取りされます。
リンゴの茎がプリッツでできているのですが、それがまたなんとも美味しいんですよ。
いつも買ってしまう我が家の定番です。
オギノパンの魅力その5 その場で食べれる
オギノパンの魅力はなんといっても、買ったらその場で食べれてしまうこと。
右側のとんがり帽子のような屋根の下にはテーブルといすが並んでいて、自由に買ったパンを食べれるようになっています。
自動販売機もたくさんあり、コーヒーや紅茶、ジュースなどいろいろあります。
アンパンマンのパックジュースの販売機もあるので、うちの息子は2歳くらいの頃よく「アンパンマンのパン屋さん」と言っていました(笑)
ちなみにアンパンマンジュースの販売機は、この三角屋根の下ではなく丹沢あんぱん売り場の前にありますよ。
土日には不定期でコーヒーの移動販売車が来ていることもあるので、そんな日は美味しいコーヒーとパンでゆっくり過ごすのもいいですね。
ちなみに三角屋根の裏側にこんな自転車を停めるスペースがあるのですが、ひとつだけテーブルつきのベンチがあるんです
意外とみなさん知らないのか、混んでいてもこのテーブルは空いていることが多いです。
もし空いていたらこちらのほうがゆっくりできるのでおすすめですよ。
オギノパンの魅力その6 人気の近隣施設
オギノパンの近くには、県立あいかわ公園、服部牧場や宮が瀬湖といった観光スポットがたくさんあります。
そんな子供と一緒にお出かけしたい場所の近くにあるというのも、人気の理由ですね。
公園へ行く前にパンを買っていく人も多いです。
オギノパン→あいかわ公園→服部牧場が我が家の定番コースです。
もしくは帰りに翌日のパンを買って帰ることもよくあります。
あいかわ公園は見晴らしのいい場所も多いので、ぜひパンを買って行ってみてくださいね。
大型連休や夏休みに、パンを買ってあいかわ公園へ行く場合の注意
今書いたようにオギノパンでパンを買ってからあいかわ公園へ行くのは、とってもおすすめのコースです。
が、そこでひとつ注意!
大型連休やお盆休みなどの混む時期に、オギノパンでお昼のパンを買ってからあいかわ公園へ行くのはかなり危険です。
なぜならオギノパンの営業時間は9時半から。
パン屋なのに開店時間が遅いんですよね^^;
あいかわ公園の駐車場は8時半から開いているのですが、混む時期は9時半にはもう駐車場が満車になり並んでしまうことが多いです。
なのでオギノパンの開店にあわせて9時半にパンを買ってから向かうと、あいかわ公園の駐車場渋滞に並ぶはめになってしまうんです。
そういった時は普段あかない北駐車場が開放されることも多いですが、そちらに停めるとかなり公園まで歩くことになってしまいます。
混雑時期はオギノパンをお昼ご飯にすることは諦めて、あいかわ公園の帰りにお土産にパンを買って帰ってくださいね。
オギノパンが8時から営業してくれたら一番うれしいんですけどね(笑)
あいかわ公園の駐車場情報はこちらに詳しく書いています。
ちなみに混む時期は、あいかわ公園のパークセンター内でもオギノパンのパンが売っていることがありますよ。
あいかわ公園でのランチ情報はこちらにまとめています。
オギノパン本社工場の店舗情報
住所 | 神奈川県相模原市緑区長竹2841 |
電話番号 | 042-780-8121 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 年中無休 |
工場見学ができるのはこの本社工場直売店のみです。
他にも店舗はいくつかありますが、そちらはパンの販売のみとなっています。
なので行くならぜひ本社工場直売店へ行ってくださいね。
道沿いにこの大きな看板があるので、通り過ぎることはないです。
駐車場がいっぱいのときは、第2駐車場が少し離れたところにもあります。
場所は厚木方面からだとオギノパンを通り過ぎた少し先の左側になります。
そちらも看板が出ているので、迷わずに停めれると思いますよ。
オギノパン まとめ
いかがでしたか?
本当にただのパン屋とは思えないくらいの人気店で、いつも土日には店の前に渋滞ができてしまうオギノパン。
決して便利な場所にあるわけではないのに、ついつい行ってしまう理由がわかってもらえたかなと思います。
もし行ってみたことがない人は、ぜひ一度足を伸ばしてでも行ってみることをおすすめします。
きっとオギノパンの魅力にハマッてしまうと思いますよ。
子供も大人も楽しめるオギノパン、一度行ってみたいと思っている人の参考になればうれしいです。
荻野パン近くには、人気のあいかわ公園があります。
とっても楽しい公園なので、ぜひ一度遊びに行ってみてくださいね。
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