自転車に30分で乗れるようになるというへんしんバイク
とっても人気で、今はストライダーなどのランニングバイクの代わりにへんしんバイクを最初から購入する人も多いようです。
我が家の息子は身長が低く、もうすぐ5歳になる現在でも100センチありません。
そんなちびっ子の息子でも、へんしんバイクを使って3歳で自転車に乗れるようになりました。
身長が小さくても乗れてしまうへんしんバイクは、幼児期の自転車デビューにとってもおすすめです。
けれどそんなへんしんバイクが実際のところ、何歳から何歳まで乗れるのか買う前にはとっても気になりますよね。
今回は実際に購入して息子が乗ってみたサイズ感や、サイズ以外にも実際には何歳から何歳まで乗れるかといった部分をお伝えしたいと思います。
また身長が低い息子がへんしんバイクを購入して失敗したことや、その対処法なども合わせて書いています。
現在2歳、3歳、4歳くらいの子供にへんしんバイクを購入しようか迷っているパパ、ママの参考になればうれしいです。
へんしんバイクの適応身長は何センチから何センチまで?公式HP推奨は?
へんしんバイク公式HPではへんしんバイクの推奨年齢は3歳~6歳となっていますが、正式な対応身長の記載はありません。
サドルの高さは3歳の平均股下サイズの37.5センチと書かれています。
けれど実際は、年齢ではなく子供の身長次第で乗れる乗れないというのは変わってきてしまいます。
いくら年齢が3歳でも、我が家のように身長が平均より低ければ足は届かないんですよね。
調べてみたところ、3歳~6歳の平均身長は大体93センチ~119センチくらいのようです。
なのでそれくらいの身長に対応しているということになるでしょうか。
引用:背を伸ばす医療すくすくHP(男子平均身長)
ちなみにうちの息子は低身長といわれる2SDギリギリで、成長グラフもこんな感じです。
緑のラインの1番下が2SDなので、本当に這うようにぎりぎり進んでいる感じ^^;
なので息子は3歳0ヶ月の時点ではまだ身長が86センチ、来月5歳になる今でやっと99センチです。
身長が低いと特に、対象年齢で自転車やランニングバイクを買っても足が届かなかったりするんですよね。
後ほど書きますが、へんしんバイクも実はあることをしなければ自転車として乗れませんでした。
なので自転車を購入する際には、対象年齢ではなく身長と股下を基準に選んでくださいね。
できればネットで購入せずに、一度実際に乗せてみてから購入することがおすすめです。
また2~3歳で身長が低いようでしたら、へんしんバイクよりストライダーのほうがランニングバイクとしては軽くて乗りやすいです。
詳しくは別記事でまとめていますので、気になる方は読んでみてくださいね。
へんしんバイクは何歳から乗れる?
我が家がへんしんバイクを購入した時点(3歳11ヶ月)での身長は93センチほどでした。
店頭においてあったへんしんバイクはペダルがついていない状態だったのですが、少しまたがってみてなんとかつま先はつきました。
これなら他の自転車より小さくて軽いし、体の小さい息子でも乗れそうと思って選びました。
けれど実は、へんしんバイクにはちょっと隠された秘密があったんです・・・。
へんしんバイクはペダルをつけるとサドルが高くなる!?
こちらにも書いているのですが、実は我が家ではもともとストライダーを持っていて2歳から乗っていました。
なのでランニングバイクとしての使用は考えておらず、もうすぐ乗れそうな自転車の練習用として選んだへんしんバイク。
本来は後付けするペダルも、購入時にお店の方につけてもらって持ち帰りました。
帰ってきて早速自転車に息子を乗せてみると、ひとつ問題が発生!
足が届かない・・・><
よーくへんしんバイクを見てみると、実はペダルなしで乗るときには一番下まで下がるサドルが、ペダルの部品をしたから差し込むことで下まで下がらなくなっていました。
中をのぞくと理由は一目瞭然。
なのでランニングバイクとして乗るときより、ペダルをつけるとサドルの高さが高くなってしまうんですよね。
計ってみたところサドルの高さは43センチくらいでした。
そりゃあ93センチの身長の息子には、足が届かないはずです。
へんしんバイクもおすすめの乗り方には、3歳からバランスバイク、4歳からスポーツバイクと書かれているのは、こういう部分なのかもしれませんね。
4歳0ヶ月の平均身長が100センチなので、たしかに100センチあれば届くサドルの高さなんだと思います。
けれど4歳の息子の身長は残念ながら93センチ・・・><
届かないのも仕方ありません。
身長がもう少し伸びるまではストライダーで我慢してもらうことも考えたのですが、せっかく自転車練習にやる気になっている息子を思うと、今がチャンス!
これを逃すのももったいない!
旦那と相談して、せっかくだからすぐに乗れるようにとサドルを切って少し短くしてみました。
切った部分は捨ててしまったので正確ではないのですが、だいたい2~3センチくらいは切り落としたと思います。
実際に内側で引っかかってしまう部分までの長さを測ると、大体11.5センチ
切った後のサドルのバーの長さもそれくらいだったので、ちょうど一番下までサドルが下がるようになりました。
これでやっとサドルの高さが40センチくらい。
これでももともとHPに記載がある37.5センチよりは高いですよね。
サドルを切る前の高さが43センチくらいだったことを考えると、おそらく自転車として乗れるのは身長100センチを越えるくらいでないと難しいかもしれません。
もちろん子供の足が長いか短いかにもよって変わってくるとは思います。
けれど少なくとも身長が100センチない場合は、足がしっかりつかないので自転車練習としてへんしんバイクを使用すると子供が怖がると思います。
なので、ランニングバイクとして使用する場合は身長93センチくらいからどうにかつま先立ちでまたがれますが、自転車として練習する場合は身長が100センチあるかどうかを目安に考えてみた方がいいと思います。
我が家の息子は現在ようやく99センチですが、サドルを切った自転車でようやく足がぴったりつくようになりました。
たぶんサドルを切っていなければ、今の身長でやっとちょうどよくなったくらいかなと思います。
自転車に乗る練習を始める時は、足がしっかり地面につかないとちょっとヨタッとしただけでこけてしまいます。
そうなると子供も痛い思いをして、せっかくのやる気がなくなってしまって自転車嫌いになってしまうんですよね。
そうならないためにも、購入するタイミングと子供の身長に合わせて購入をした方がいいですよ。
へんしんバイクsにすればよかった!?
実はへんしんバイクには、実は1つ小さいサイズのへんしんバイクs(2歳~5歳用)があります。
へんしんバイクsの方が一回り小さくて本体も軽いです。
引用:へんしんバイクs公式HP
今から考えれば、息子にはへんしんバイクsの方がよかったかなと思っています。
サドルの高さも5センチ低いようなので、へんしんバイクsを購入すればサドルも切らなくてよかったはず。
せっかく買うのであればできる限り長く乗ってほしいと思う親の都合で、少し大きめだったへんしんバイクを購入することに決めてしまいました^^;
結果的にはサドルは切らないといけないし、4歳ではまた別の自転車を購入することになって、へんしんバイクsでよかったなと反省しています。(オークションで売るにもサドルを切った部分がネックで安くなりそうだし・笑)
へんしんバイクは身長何センチから乗れる?
結局年齢ではなく、身長で選んだ方がいいと感じた我が家。
実際に息子を乗せてみて思った、へんしんバイクの適応身長はこんな感じです。
- ランニングバイクとして乗る場合・・・身長95センチ以上
- 自転車として乗る場合・・・身長100センチ以上
身長95センチ以上あれば、へんしんバイクでギリギリ足が届くと思います。
それ以下であればすぐに乗りたいのであれば、へんしんバイクsを購入した方がいいかもしれません。
ストライダーのように2歳くらいからと思うのであれば、確実にへんしんバイクsの方がいいです。
そして自転車練習用として購入するのであれば、身長100センチあれば大丈夫。
100センチ未満ですぐに自転車練習するのであれば、へんしんバイクsがおすすめです。
うちのように身長が低いけれど自転車の練習をしたい!という場合には、へんしんバイクsの方がいいと思いますよ。
もちろんどちらを購入したとしても、足がしっかり届くまでは少しずつ慣らしながら、怖い思いをしないようにきちんと補助してあげてくださいね。
へんしんバイクは何歳まで乗れる?
購入時に気になるのがもうひとつ、いったい何歳まで乗れるのか?ってことですよね。
せっかく購入するんだから、自転車に乗れるようになったともなるべく長く乗ってほしいな。
そう思うのはみなさん一緒だと思います。
我が家ももちろんそう思って購入したので、少なくとも6歳までは乗ってもらうつもりでした。
HPには6歳まで乗れると書かれているへんしんバイク。
先ほどの平均身長の表でいくと、6歳11ヶ月の平均身長は120センチ弱です。
けれど自転車本体の大きさがけっこう小さいので、バランスよく乗れるとしたら115センチくらいまでかなと思います。
小学校上がる手前くらいまでは、余裕で乗れるはずと思って我が家も購入しました。
けれど実際は・・・
なぜか5歳になる手前の現在、3台目の自転車が我が家にあるんですよね^^;
そうなった理由を含めて説明していきますね。
乗れるようになったら物足りないへんしんバイク
ストライダーでガッツリ足をあげてバランスをとりながら乗ることができていた息子は、へんしんバイクを購入したらすぐに自転車として乗ることができるようになりました。
30分でと書かれていますが、本当にそれくらいであっという間に乗れてしまって、こちらが拍子抜けするくらいでした。
しばらくはへんしんバイクを息子も気に入って、毎週のように楽しく乗って遊んでいました。
けれど上手に乗れるようになって感じたことがひとつ、
一生懸命こいでいるのに進まない・・・
一人で公園なんかで乗っている場合は全然平気なんです。
逆にスピードがそこまで出ないので、安心して見ていられます。
けれどお友達と一緒に自転車乗った時に感じるのが、このスピードの差。
他の子よりたくさんべダルをこいでいるはずなのに、どんどん離されておいていかれてしまうんですよね。
旦那いわく、これはギア比というものらしいです。
要はペダルを1回転回してどれくらい進むかという力が、へんしんバイクはとっても弱いようです。
なので一生懸命こいでもこいでも進まない。
タイヤも小さいので仕方ないことではあるのですが、最近自転車でお友達と遊ぶことが多くなってきた息子にとっては、みんなにおいていかれることがとっても嫌みたいでした。
見ていても人一倍足を早く回してこいでいるのに、どんどんみんなと差が出てしまう姿をみているとかわいそうになってしまいました。
それに家族でサイクリングコースでサイクリングしようとしたこともあるのですが、その時も息子が遅すぎてなかなか一緒に進めないんですよね。
普通にこいでしまうとあきらかに息子がついて来れないので、仕方ないので途中で待ったりペダルをゆーっくりこいで合わせてあげるしかありませんでした。
せっかく自転車に乗れるようになったのに、これじゃあ自転車遊びを楽しめない!
そう思って5歳を目前にした先月、まさかの3台目の自転車を購入してしまいました^^;
今度は小さめの16インチの自転車を購入したのですが、そちらはタイヤも大きくてこげばその分進むようでかなり快適に乗っています。
一緒にサイクリングするときも、大人について来れるようになってきました。
結果的にたくさん自転車を購入する羽目にはなってしまいましたが、まぁ身長の低い息子にとってはこれが一番よかったのかなと思っています。
今でもあまりスピードを出してほしくない場所で自転車に乗らせるときはへんしんバイク、お友達と遊んだりサイクリングをするときは新しい16インチの自転車と乗り分けて使用しています。
サイズ的にはまだまだあと1年以上は乗れそうなので、もうしばらくへんしんバイクにもお世話になる予定です。
そんなわけで、へんしんバイクは大きさ的にはサドルやハンドルを伸ばして使えば、身長115センチくらいまでは乗ることができると思います。
が、自転車に乗れるようになってしまうとちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません。
公園でぐるぐる回って練習したり一人で遊ぶくらい、という感じであれば特に問題ないと思います。
またスピードつけすぎて危ないからセーブしたい、って思っているパパママにはいいかもしれないですね。
けれどお友達とみんなで一緒に乗ったり、競争したりとなってくると、へんしんバイクは他の14インチ、16インチの普通の自転車に比べるとかなりスピードが遅く差がついてしまいます。
そうなると結局他の自転車がいい!ってなってしまう可能性がありますよね。
たぶんこれは子供の遊ぶ環境次第だとは思うのですが、自転車に乗れるようになって自転車遊びが増えた我が家の場合は、そんな理由でへんしんバイクは1年しか乗らずに別の自転車に乗りかえることになってしまいました^^;
まとめ
体の大きさや遊ぶ環境によって、いろいろと選択肢が変わってくる幼児期の自転車選び。
へんしんバイクは本当にあっという間に自転車に乗れるようになるので、とってもおすすめの自転車です。
けれど我が家の場合は、ストライダーを持っていたこと、自転車で遊ぶ機会が多いことが理由で、結局1年しか乗らずに別の自転車も購入することになってしまいました。
もちろん今でもへんしんバイクは乗っていますし、買ってよかったなとは思っています。
けれど場合によってはへんしんバイクを買わなくても、自転車に乗れてしまえば普通の自転車の方がいいこともあるかもしれません。
一概には言えませんが、子供の体格、性格、乗る環境などをふまえて、選んだらいいかなと思います。
参考になるかはわかりませんが、我が家が感じたへんしんバイクの適正年齢と身長について書いてみました。
こちらでは我が家が購入した3台について詳しく書いているので、よかったらご覧くださいね。
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