先週の台風の後に公園へ行った時のこと。
大量の雨が降って喜んでいたのか、広場のそこらじゅうでアマガエルがぴょんぴょん跳ねていました。
以前は怖がって触れなかった息子も、今はカエルを見つけると捕まえれるようになったので、あっちこっち追いかけまわしてカエル採りに必死。
一緒にジャンプしたりして、見ているといつか踏んでしまわないかと気が気ではありません^^;
私もカエル等の爬虫類は平気なので、一緒になってカエルを捕まえていると・・・
ん?なんか色が違う子がいる?
緑のカエルの中がそこらじゅうでぴょんぴょんしている中で、一匹だけ目立たない子が。
なんと白いカエルを発見しました。
その写真がこちら。
(カエル嫌いの方は見ないでください><)
白いカエルなんて初めて見た!
緑のかえると比べると、かなり白いですよね?
実際は写真よりもっと白く見えましたよ。
初めて見た白いカエルに私も息子も大興奮!
けれどどうして、こんな白いカエルがいるんでしょうか?
早速家に帰って白いかえるについて調べてみたので、お伝えしますね。
白いカエル 動物が白くなる理由
白い動物はいろいろといますが、白くなる理由によっていくつかに分かれます。
アルビノ
遺伝子異常により先天的にメラニン欠乏する遺伝子疾患。
真っ白なウサギやハムスター、ねずみなどがこれに当てはまります。
あと白い蛇もそうですね
他にもいろいろな動物にも、アルビノはいるようです。
今年9月にロシアで発見されたアルビノのオットセイ。確率は10万分の1だそうですが、こうした個体はしばしば群れから追放されてしまうこともあるそうです。今のところは元気そうですが、アルビノ個体は視力が弱く、生存率が低いため、研究者らは注意深く様子を見ています。pic.twitter.com/imrds9PKKV
— エピネシス (@epinesis) October 6, 2020
9月24日、1歳と6ヶ月の若さで遠く高く旅立ってしまったオオカンガルー、ルー。
金沢動物園では2頭目、アルビノで白く、とても可愛らしく。
お母さんと一緒にだんだんと大きくなっていくところ、それは何より温かい。
目立つからか、みんなが名前を覚えてくれる。
動物園の中においてそれ、幸せの一つ pic.twitter.com/sWqMkp2QmW— 都築英哲 (@tsuzukiani) October 2, 2020
左からアルビノ、ホワイトタイガー、ゴールデンタイガー、ベンガルトラだそうです。 pic.twitter.com/1n9nzdRTf7
— 笑える画像いろいろ (@waraeru_gazou21) October 7, 2020
特徴としては瞳孔の色素もないため毛細血管が透けて目が赤いことがあげられます。
初めて知ったのですが、人間でもアルビノの方はいらっしゃるそうです。
— ナスチャ(喜美 小林) アルビノモデル (@albinonastya) October 8, 2020
肌も髪もすべての色素がなくて白くて、とても綺麗ですよね。
遺伝子変異による白変種
アルビノではなく、色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物のことです。
ホワイトタイガーやホワイトライオンなどが当てはまります。
アルビノと違って、メラニン生産能力は正常なので目は通常の色をしています。
突然変異ではないので、白変種の子供はもちろん白変種が生まれます。
白変種が生まれた理由についてはいろいろな説があるようですが、氷河期に一面真っ白な世界の中で敵から身を守ったり、獲物を取る時に見つかりにくくなるためにだんだんと白く変化した説が有力だとか。
要は氷河期を生き抜くために自然と白くなっていったということ
ただその白い毛が終わってからは逆に目立ってしまうため、数がとても少なくなってしまったんだそうです。
現在は動物園などの保護された環境でしか目にすることができない、貴重な動物になります。
白いカエルが縁起がいいと言われる理由
アルビノのカエルもいるようなのですが、今回みつけたカエルは目は赤くなく普通の黒い色をしていました。
なのでアルビノではなく、おそらく突然変異で白くなってしまったのかと思われます。
アルビノもそうでない白いカエルも、やはり自然の世界では目立ってしまうため生き抜くことが難しいです。
その結果数が少なく珍しいものなので、昔から縁起がいいと言われるんですね。
昔から縁起がいいもの代表とされる白い蛇も、同じ理由です
アルビノのカエルは高く売れるようで、実際にヤフオクで調べてみたところ3,000円以上の値段で売られていました。
お金を払ってでもほしい人もいるってことですね。
そしてオタマジャクシの時点から、アルビノは真っ白のようです。
ツノガエルのオタマジャクシ様。なぜかアルビノさんが一番食べて大きくなってきた。 pic.twitter.com/FxHg3lehtX
— 幹之 美里 (@thKD2SKf5iNvJLn) October 3, 2020
これだけ目立つと、確かに自然界で生き抜くのは大変そうですね。
白いカエルについて まとめ
白いカエルを見つけたことで、いろいろ白い動物にも種類があるということがわかりました。
今回息子は白いカエルが気に入って「お家へつれて帰りたい!」と言っていましたが、さすがに飼うのは大変なので公園に戻してやりました。
元気に生き抜いて、また公園へ行ったときに会えればいいなと思っています。
白いカエルを見つけて、何だろう?と思った人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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