南紀白浜アドベンチャーワールドや白浜海岸へ海水浴へ旅行へ行った時、
『雨が降ったから室内で遊びたいな…』
『半日くらい遊べるいいスポットないかな?』
なんて少し時間が余ってしまうことも多いはず。
そんな時におすすめなのが、『白浜エネルギーランド』です。
我が家も旅行の1日目は朝から夕方までアドベンチャーワールドで遊んだので、2日目の行き先を探していました。
ネットで調べていて白浜エネルギーランドをたまたま見つけて行ってみたのですが、思った以上に楽しめるスポットでしたよ。
5歳の息子と60代の両親と一緒に行きましたが、アトラクションなどもたくさんあり、みんなで楽しむことができました。
南紀白浜での遊び場に困っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
白浜エネルギーランドへ行ってきました
前日アドベンチャーワールドで遊び、そのまま古賀の井リゾート&スパに1泊した我が家。
2日目の午後には奈良へ帰る予定だったので、午前中いっぱい遊ぶ場所として白浜エネルギーランドを選んでみました。
あまり口コミもなく、5歳の息子が楽しめるかなと不安だったのですが・・・
ついてみると9月の平日だったからか、駐車場もガラガラでした(笑)
とりあえず車を目の前の海側駐車場に停めて、中に入ります。
入り口には早速恐竜の化石風のオブジェが。
エネルギーランドという名前ですが、マスコットキャラクターも恐竜の『エネゴン』ですし、なんだか恐竜にも力を入れているようですね。
※ちなみにハロウィンシーズンに行ったので、ハロウィンのディスプレイがされていました。
入り口入ってすぐのチケット売り場で、入館料を支払います。
我が家はHPにあったクーポンを利用し、100円引きで購入しました。
こんなお得なプランもあるようです。
ただし串本海中公園は、ここから車で1時間半かかるとのこと。
もともとこの2カ所を回る予定であればいいですが、ここにきてこの割引を受けるために串本海中公園へも行くというのはちょっと難しそうですね^^;
中のアトラクションには上映時間があるものがあり、その日の上映時間がかかれた紙をもらいました。
この日は平日だったので、1時間に1回しか上映していないものがほとんど。
とりあえずこの時点でもうすぐ始まりますと言われた、②映像ホール へ向かうことに。
一緒にもらったパンフレットにも、地図やそれぞれのアトラクションの内容が書かれていてわかりやすかったです。
入館料を払ったら、エントランスから奥へ続くエスカレーターに乗って上に上ります。
エスカレーター脇にはコインロッカーもありました。
白浜エネルギーランドの中は、かなりアップダウンが激しくって階段での移動が多いです。
なので重い荷物がある人は、コインロッカーに預けておく方が安心ですよ。
赤くてちょっと怪しいエスカレーターで上って、いよいよエネルギーランドへ突入です!
白浜エネルギーランドのアトラクション
白浜エネルギーランドのアトラクションは、全部で11個あります。
驚き映像エリア
①太陽の街
②映像ホール
③ジュラシックアワー
④SUPER 3D 360 エネゴンシアター
不思議な森エリア
⑤音の森
⑥エネルギッシュの森
⑦トリックアートハウス
体験迷宮エリア
⑧ミステリーゾーン
⑨足つぼ足湯
⑩Da迷路
⑪パラレルワールド
全部は回れなかったのですが、1つずつ紹介しますね。
①太陽の街
エントランスから続くエスカレーターを上ると、すぐ正面にあるのがこの①太陽の街 です。
未来都市のミニチュアになっており、風力発電や太陽光発電などの様子が見れます。
前のスクリーンでは、エネゴン(恐竜のキャラクター)が、自然エネルギーの仕組みやエネルギーの地産地消、近未来のエネルギーについてなどを博士と一緒に説明してくれます。
上から見るとこんな感じで、かなり精巧につくられていますよ。
上映時間は決まっていますが、基本的には自動的に開始されて15分間前のスクリーンでエネゴンたちの映像が流れるだけです。
周りに椅子もあるので、ちょっと休憩したい時や涼みたいときなどにもちょうどいい感じ。
我が家も休憩に使わせてもらいました(笑)
②映像ホール
映像ホールはミニ映画館のような作りで、3Dメガネをかけて楽しむことができます。
上映されていた『シティパラディソ』は、女の子とロボットの物語。
声などは一切なく、無音声でも楽しめる内容になっているので5歳の息子も集中してみていましたよ。
近未来的な街の中を飛んだり、大きなロボットが目の前に手を伸ばしてきたり、3D映像もかなり楽しめます。
少しほろっとしてしまうようなストーリーですが、特に怖い場面などはないので小さい子供でも大丈夫だと思います。
③ジュラシックツアー
続いてはジュラシックツアーです。
こちらのアトラクションが、白浜エネルギーランドの中で1番お金がかかってるんじゃないかなって感じですね。
かなり大掛かりの仕掛けが多く、まるでディズニーランドやUSJのような雰囲気でした。
ストーリーとしては、恐竜が現代にタイムスリップしてきてしまったので、その理由を調べて恐竜を昔の時代に戻そう!という感じでしょうか。(説明が下手ですいません^^;)
男の子が大好きなレンジャー系のキャストのような人たちが、ところどころで出てきて案内してくれます。
突然恐竜が上から襲ってきたり…
なんだか大人もぐっと引き込まれる世界観でしたよ。
最後はこんな通路をどんどん下まで降りて、タイムトラベルに乗車します。
本当にいろいろ大掛かりで、なめていただけに驚いてしまいました。
こちらが乗車するタイムトラベルです。
タイムトラベルに乗って恐竜の時代へ行くのですが、基本的には前の大スクリーンに映像が映って、それに合わせて乗っているタイムトラベルが動きます。
音は大きいですが揺れはそこまで激しくないので、小さい子供でも平気です。
大人にとってはもう少しスリルも欲しかったですが、5歳の息子は大満足したようですね^^
遊園地へもあまり行ったことがないので、かなり興奮して楽しんでいました。
④SUPER 3D 360 エネゴンシアター
こちらも上映時間が決まっているエネゴンシアターです。
エネゴンシアターは別途入場料が300円かかります。
今回は上映時間がちょうど合わなかったこともあって、入りませんでした。
内容としては360度前面にスクリーンがあって、リアルな3D映像が楽しめるみたいです。
ストーリーは3種類あるようですが、1つはホラー系の内容みたいなのでお子さんと行く際には気を付けてくださいね。
⑤音の森
続いては屋外のアトラクション『音の森』です。
こちらは名前の通り、音にまつわる体験ができます。
パイプを1本ずつ順番にたたいていくと、ある曲になったり…
このくねくねのパイプは…
山の上と下とでお話ができるパイプです。
ばぁばと息子が何やら内緒話をしていました(笑)
こちらは足で踏むタイプの鉄琴のような楽器。
古くてイマイチきれいな音はなりませんでした^^;
こちらもかなり離れた場所にあるアンテナにいる人と、お話できるというもの。
基本的に音の森はすべて山側にあるので、とっても階段が多かったです。
しかも屋外なので、9月でもとっても暑かった…
こちらは真夏や真冬は、ちょっと遊ぶのは大変なアトラクションかもしれませんね。
⑥エネルギッシュの森
もう一つ屋外のアトラクションが、『エネルギッシュの森』
見ての通りアスレチックの公園のような感じです。
11カ所あるアスレチックをクリアしていくだけなのですが、結構難易度が高いものが多かったです。
どちらかというと、小学校高学年以上くらいの子供や大人向けといった感じですね。
こちらはメタボの人は通れないという柱(笑)
これくらいなら5歳児でも遊べました。
遊び盛りの男の子なんかには、ちょうどいいアトラクションですね。
息子ができないものが多く、ほとんどスルーしてしまいましたがとりあえずゴール!(笑)
アスレチック以外にも体力測定ができるエリアもあったので、普段運動不足のお父さんにもいいかもしれませんよ。
⑦トリックアートハウス
続いてはじぃじとばぁばが1番楽しんでいたトリックアートハウスです。
こちらは小さな一戸建てのお家のような作りで、入り口から順番に部屋を回っていくのですが、それぞれの部屋に仕掛けやトリックアートがあって楽しめます。
こちらはよく見る、遠近法で体の大きさが変わるアトラクション。
もともと小さい息子が、さらに小さくなってしまいました(笑)
逆にばぁばと入れ替わると、息子が同じサイズに!
遠近法を使ってやっと同じサイズってことにも笑えますが、なんだか身長100センチの息子が大人サイズに見えて違和感がすごかったです^^;
怖い顔した鬼の鼻に、指を突っ込む息子(笑)
部屋自体はそれぞれそこまで広くないのですが、写真を撮る位置からだとこんな面白い写真が撮れますよ。
どちらかというと、子供より写真を撮る大人が楽しんでいる感がありますが、トリックアートってそういうもんですよね^^;
こちらは息子がはまった場所。
お尻を出した男の子に大ウケでした。
男の子ってほんとこういうのが好きですよね(笑)
他にも壁には視覚の錯覚を利用した絵等がたくさん飾られています。
以前トリックアートミュージアムへ行ったことのある息子にとっては、『これ知ってるー』というものが多かったのですが、初めてこういう体験をした両親はスマホ片手に写真を撮りまくってましたよ。
⑧ミステリーゾーン
こちらも錯覚を使ったエリアの、ミステリーゾーンです。
木造のログハウスのような建物なのですが、もともと坂の途中に立っている上に、中の階段や地面がまっすぐではなくて入った瞬間から平衡感覚を失ってしまいます。
どこがまっすぐかわからないような階段や
座ると立てなくなるソファー
鏡をのぞいて自分がまっすぐ立つと、まるで倒れながら立っているようです。
ボールを転がせば、なぜか下から上へと上っていきます。
水も低い方から高いほうへ流れていくー。
ミステリーゾーンが白浜エネルギーランドの中で、1番疲れるアトラクションでしたね。
平衡感覚がおかしくなって、出てからもしばらくは船酔いしたようにフラフラしていました。
足腰が弱い人や、酔いやすい人はやめておいた方がいいかもしれませんね^^;
⑨足つぼ足湯
白浜エネルギーランドの中で1番高い場所には、足湯があります。
こちらは本当の温泉で、源泉100%だそうですよ。
暑い時期だったのとタオルがなかったので入りませんでしたが、寒い時期なんかだと気持ちよさそうですね。
あとはアトラクションに目が行っていて気にしなかったのですが、ここから白良浜を一望できるようですよ。
山の上から白良浜と海を見下ろせるので、ぜひ忘れずに見てみてくださいね。
足湯の脇にはこんな、体重噴水というものがありました。
人が乗るとその重さの分だけ噴水が噴き出すのだとか。
本当に私が乗ると上の写真の様に勢いよく噴水が出ましたが、体重3分の1の息子が乗るとこれくらい。
ちょろちょろっとしか噴水が出ませんでした。
噴水がたくさん出なかったので、息子的にはちょっと面白くなかったようですね(笑)
⑩Da迷路
白浜エネルギーランドの中で有料のアトラクションは2つあるのですが、その1つがこちらのDa 迷路です。
スタンプを探して謎解きを市ながらゴールを探すアトラクションのようなのですが、1人300円別料金がかかりました。
内容を見てみると、ちょっと5歳児には難しそうで親がする羽目になりそうだったので、入りませんでした。
脇の階段を上ってみてみると、中はこんな感じでかなり大き目の迷路になっています。
何カ所か途中で上から見下ろせるようになっているのですが、けっこう難しそうな内容でした。
幼児は必ず保護者の付き添いが必要とのことです。
小学生以上なら保護者の付き添いなしでできるようなので、子供同士で遊ばせて親は隣の足湯でのんびりするのもよさそうですね。
⑪パラレルワールド
最後はこちらのパラレルワールドです。
こちらも人間の錯覚を使ったようなアトラクションですね。
どこまでも続くような長いトンネルですが、実は鏡になっていてあっという間だったり…
ミステリールームは、先ほどのミステリーゾーンと同じで、平衡感覚がおかしくなる部屋です。
階段を上っていくのですが、突然下りになったりして歩きにくい^^;
こちらの部屋は、マジカルグラフィックスと言ってライトを使ったアトラクション。
壁の怪しい壁画を見ていると…
突然怪しい光が浮き出てきて、気持ち悪かったです(笑)
他にも全面鏡の部屋や、真っ暗の中でブラックライトが光る部屋など、怪しい部屋がたくさんありました。
私的にはそこまで面白くなかったですが、息子は結構気に入った様子でしたね。
白浜エネルギーランドの回り方
白浜エネルギーランドは、山沿いに建っているためかなり複雑な作りになっています。
地図を見るだけだと、『いったいどことどこがつながっているの?』って感じですよね^^;
実際は中には看板等で分かりやすく目印があるので、迷うことはありませんでした。
けれど1番下まで降りてきてから、また1番上のアトラクションへ行くとなるとかなり大変なので、前もってどのように回るか決めておいた方がいいかもしれませんね。
また上映時間があるアトラクションが4つあるので、その時間を中心に回り方を決めるのもおすすめです。
ちなみに我が家は、この順番で回りました。
- 映像ホール
- ジュラシックツアー
- パラレルワールド
- 足つぼ足湯
- ミステリーゾーン
- 太陽の街
- エネルギッシュの森
- トリックアートハウス
- 音の森
Da迷路とエネゴンシアターは有料の為遊ばなかったのですが、この回り方だとあまり無駄な動きはなかったですよ。
もし時間がなくて全部回れそうにない時は、
- 映像ホール
- ジュラシックツアー
- ミステリーゾーン
- トリックアートハウス
を中心に回れば、最低限楽しめると思います。
後は時間によって、調整してみてくださいね^^
白浜エネルギーランドの所要時間は?
我が家は南紀白浜旅行の2日目の午前中を、白浜エネルギーランドで遊びました。
とっても空いていたことと、体験しなかったアトラクションもあったので滞在時間は2時間半ほどでした。(9時半~12時)
けれどそれでもかなり満足ができる内容でしたよ。
白浜エネルギーランドは子連れで丸1日遊ぶほど時間はかかりませんが、すべてのアトラクションを体験しようと思うと、余裕を持って3時間ほどは見ておけば大丈夫だと思います。
レストランもあるので、間にお昼を挟めば午前中からお昼過ぎくらいまでは遊べますよ。
ただし大型連休など混雑する時期は、アトラクションに並ぶことも考えられるのでもう少し時間がかかるかもしれません。
その場合は1日で予定を組むか、もしくはアトラクションをすべて回ることは諦めて気になるポイントだけを回る方がいいかもしれませんね。
ちなみに開始時間の決まっているアトラクションの所要時間がパンフレットに書かれていたので、参考にしてくださいね。
アトラクション | 所要時間 |
---|---|
①太陽の街 | 約15分 |
②映像ホール | 約14分(シティ パラディソ) |
③ジュラシックツアー | 約25分 |
④エネゴンシアター | 約10分 |
白浜エネルギーランドのHPに、子連れやカップル連れなどタイプ別のおすすめの回り方が載っているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
白浜エネルギーランドは雨でも楽しめる?
白浜エネルギーランド内は3つのエリアに分かれていますが、ほとんどの通路に屋根があるので雨でも問題なく遊べますよ。
⑤音の森と⑥エネルギッシュの森だけは屋外のアトラクションなので、雨だと傘をささないと濡れてしまいます。
後は⑨足つぼ足湯も、屋根はありますが一部雨だと濡れてしまうエリアがあります。
ですがそれ以外のアトラクションはすべて室内や屋根がある施設になるので、雨でも全く問題ないです。
また真夏の暑い時期にも日差しを避けて遊ぶことができるので、とっても嬉しいですよね。
白浜旅行が突然雨予報になってしまった時でも、子供も大人も楽しめるのでおすすめですよ。
白浜エネルギーランド営業情報
白浜エネルギーランドはアドベンチャーワールドから車で10分ほど、白良浜からもすぐの場所にあります。
とっても便利な場所にあり、駐車場も無料なのでアドベンチャーワールドの次の日にもおすすめです。
住所 | 〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3083 |
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電話番号 | 0739-43-2666 |
営業時間 | 9:30~17:00/9:00~17:30/8:30~18:00 ※時期によって変わるので詳しくは営業カレンダーで確認してください |
定休日 | 火曜日(繁忙期は営業) |
駐車場 | 有(280台) |
HP | https://www.energyland.jp/ |
夏の海水浴シーズンは白浜エネルギーランドの駐車場が、海水浴場の駐車場になっているかもしれません。
その場合は1日で料金がかかってしまうので、注意してくださいね。
白浜エネルギーランドの入場料
白浜エネルギーランドの入場料は以下の通りです。
エネルギーランドの入場料 | |
大人(高校生以上) | 1800円 |
小中学生 | 1200円 |
幼児(3歳以上) | 500円 |
シニア(60歳以上) | 1620円 |
身体障がい者割引 | 基本料金の半額 |
白浜エネルギーランド まとめ
南紀白浜旅行の2日目に行った白浜エネルギーランド。
そこまで期待せずに行ったのですが、実際は家族3世代で楽しめる穴場スポットでした。
幼稚園児くらいからならかなり楽しめると思います。
ぜひ南紀白浜へ行った時には、アドベンチャーワールドだけでなく白浜エネルギーランドへも行ってみてくださいね。
白浜旅行の予定を立てている人は、ぜひ参考にしてください!
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