冷凍食品を通販で購入した時などについてくるドライアイス。
氷よりも低い温度になるので、暑い時期の生ものの保管や、また冷凍庫の入れ替えなどの時等にもとっても使えます。
それに文化祭や発表会で、スモークの演出に使うにもぴったり。
けれどいざドライアイスが欲しい!と思った時に、いったいどこで買えばいいのか悩んじゃうんですよね。
そういえばドライアイスがお店で売っているのって、見たこともないような気が…^^;
今回はそんなドライアイスを購入したいときに、手軽に入手できるお店や販売しているお店の探す方法をお伝えします。
合わせて購入したドライアイスの保存方法や、ドライアイスを扱う時の注意点もまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
ドライアイスはどこで買える?購入できる店舗を調べる方法
ドライアイスを購入したい時は一般的に氷屋さん、梱包部材屋さん、プロパンガス屋さんなどで手に入れることができます。
また近くに港があれば、漁業組合などで販売してくれる場合もあります。
とは言っても、なかなか近所の氷屋さんや梱包部材屋さんがどこにあるかなんて知らないですよね^^;
そんな時に役に立つのがタウンページ!
そう、昔からあるあの分厚くて黄色い電話帳です。
とは言っても、今はタウンページが家にあるって人も少ないはず。
なので現在は『iタウンページ』という、ネットで調べられるタウンページがあるんですよ。
iタウンページでドライアイスを購入できるお店を探す方法
探し方はとっても簡単。
まずはiタウンページのトップページにアクセスします。
開いたページの上にある検索窓に、『ドライアイス』と入力して検索!
するとなんと740件も出てきましたよ。
PCの場合は左側に県ごとに情報が出てくるので、自分の住んでいる地域をクリックすれば近くでドライアイスを販売しているお店が出てきます。
またスマホで検索するときには、まずは自分が住んでいる場所やお店を探したい場所を中心店として登録すると、近いお店が探しやすいですよ。
iタウンページにアクセスしたら、地図の中の十字のポイントを探したいエリアに動かします。
中心点を登録をクリックして、場所を登録。
1番上の検索ワードを入力する場所に『ドライアイス』と入力して検索すればOKです。
赤やグレーのポイントが出てくるので、そこをクリックすれば何というお店なのかがわかります。
スマホだとそのまま電話もかけられるので、便利ですね。
基本的にiタウンページでドライアイスと検索して出てくるお店は、氷屋や葬儀屋、ガス屋などになります。
どこも販売はしているはずですが、情報が古い可能性もあります。
なので念のため、電話で確認してからお店へ行くようにしてくださいね。
手軽にドライアイスを手に入れたいなら?
もっと量は少なくていいから手軽にドライアイスを手に入れたい!という人には、おすすめの入手方法がありますよ。
それがアイス専門店でアイスを購入することです。
ケーキ店だとケーキが凍ってしまうので保冷剤しかない場合が多いのですが、アイスが販売されているお店ならドライアイスも扱っている場合が多いです。
身近な店舗で言うと、サーティーワンやシャトレーゼが全国的にもたくさんあって、手に入れやすいですよね。
ただしドライアイスを手に入れるためには、アイスをどれくらい買えばいいのかなど気になるところ…
なので直接問い合わせて確認してみましたよ。
アイスと一緒にドライアイスを多めに購入するときには、必ず保冷バッグなどを持っていきましょうね。
ドライアイスをいくらたくさんもらっても、ビニール袋に入れて持って帰ってきてしまうとどんどん気化して小さくなってしまいます。
この後にも保存方法はお伝えしますが、なるべく保冷バッグや発泡スチロール、またドライアイスを包む用の新聞紙やタオルも一緒に持っていくのがおすすめです。
サーティーワン
日本全国に1,100店舗以上もある『サーティーワンアイスクリーム』
日本で1番大きなアイスクリームチェーン店なので、あなたの家の近くにも1店舗くらいはあるんじゃないでしょうか?
そんなサーティーワンでドライアイスを手に入れる方法を聞いてみましたよ。
まずサーティーワンでは、ドライアイスのみの販売というのは行っていません。
なので必ずアイスを購入したうえで、ドライアイスをつけてもらうという形になります。
アイスを持ち帰りにすれば、30分用のドライアイスは無料でつけてくれます。
それ以上のドライアイスが必要な場合は、有料で追加のドライアイスを購入することができますよ。
有料で追加する場合の値段は
- 1時間分…80円
- 2時間分…130円
たとえば1時間分にすると、無料でつけてくれる30分分のドライアイスの倍量もらえるということですね。
ただもともと無料でつけてくれるドライアイスの量も、購入したアイスの大きさなどによって異なってきます。
確認してみたところ、これくらいの目安だとのこと。
- シングルカップ…150g
- バラエティパック(スモール)…300g
- バラエティパック(レギュラー)…350g
たくさんアイスを購入すれば、その分ドライアイスの量も増えるということですね。
アイスケーキなどを購入すると、もう少し大きいドライアイスになるようです。
なのでどれくらいの量のドライアイスが欲しいかによって、購入するアイスの量や大きさも変わってくるということになりますね。
ただし店舗にどれくらいのドライアイスの在庫があるかはそれぞれ異なるので、大きなドライアイスが欲しいという時には足りない場合もあるので注意してくださいね。
サーティーワンの最寄りの店舗は、こちらで調べられます。
シャトレーゼ
もう1つ身近にあるお店でドライアイスを購入できるのが、『シャトレーゼ』です。
洋菓子や和菓子がお安く販売されているスイーツショップですが、アイスもとってもお安いんですよね。
そんなシャトレ―ゼでも、ドライアイスを手に入れることができますよ。
シャトレーゼでも、ドライアイスのみの購入はできません。
アイスや冷凍品を購入した時のみ、ドライアイスを有料で購入することができます。
ただ何店舗か連絡してみたのですが、それぞれ店舗によって少し決まりが違うようでしたよ。
基本的にはドライアイスはすべて有料で、無料でつけてくれる分はありません。
購入できるドライアイスの単位は、30分54円からというお店もあれば15分27円からというお店も。
お値段は同じなのですが、30分単位で購入できる店と15分単位で購入できるお店があるようです。
また最大のドライアイスの量も、2時間分以上は溶けてしまう可能性が高いので断っているというお店もあれば、希望されるならどれだけでもOKというお店もありました。
この辺りはすべて店舗の判断なのかもしれないですね。
あと30分のドライアイスの量がどれくらいか確認したところ、グラム数などはわからなくて決まった大きさのブロックにお店の方が手で割って大きさを調整されるそうです。
1時間分だと30分の倍の量、2時間だと4倍の量ということですね。
けれどあまり大きくはないとはおっしゃっていました。
我が家の近くにもシャトレーゼがあるので、今度1回ドライアイスを購入して確認してみようと思います。
1つ気を付けてほしいのが、北海道の店舗。
北海道では気温が低いこともあってか、冬場はドライアイスは用意していないとのことでした。
今回5月中旬に連絡して確認したのですが、この時点でもまだドライアイスはないとのこと。
6月頃になると発注する予定とはおっしゃっていました。
北海道全店舗ではないかもしれませんが、寒い地域のシャトレーゼでは冬場はドライアイスがない可能性があるので、念のため確認で連絡をしてから行ってみてくださいね。
それ以外の店舗では、年中ドライアイスは用意しているみたいです。
最寄りのシャトレーゼの店舗は、こちらで確認できますよ。
生協や宅配食材
もし生協やパルシステムなどの宅配食材サービスを利用しているなら、冷凍食品を注文した時にドライアイスが入っていますよね。
我が家もパルシステムで毎週のように冷凍ものを購入しているので、一緒にドライアイスが届きます。
そこまで大きいものではなかったりもしますが、暑い時期や帰りが遅くなるとお願いすればドライアイスを増やしてくれることがありますよ。
私も以前、真夏に帰りがどうしても遅くなる時があって、コールセンターへ連絡してドライアイスを増やしてもらったことがあります。
会社によって異なるとは思いますが、もしどうしてもドライアイスが欲しい時は少し増やしてもらえないかお願いしてもいいかもしれませんね。
ちなみに一番身近な存在のコンビニやスーパーでは、ドライアイスは販売されていません。
まれに大き目のスーパーで魚屋さんが入っているお店なら、魚の保存のためにドライアイスを使っている場合があります。
おそらく販売はされていないので、直接ドライアイスを譲ってもらえないか相談をすることは可能でしょう。
通販でも購入できます
ドライアイスをお店に買いに行く時間がない場合は、ネット通販で入手することももちろんできます。
日時指定もして宅配できるので、1番お手軽といえばお手軽ですよね。
楽天やAmazonなどでも、ドライアイスは購入することができますよ。
またこちらの大陸というお店では、ドライアイス以外に亡くなったペット保管用の棺桶とドライアイスのセットの販売や、ステージなどでスモークの演出をするときに使えるスモークマシンのレンタルなども行っています。
そういった使い方をしたい場合には、こちらで購入するといいかもしれませんね。
ただし通販でドライアイスを購入するときには、デメリットもあるので注意が必要です。
それは運送時間が長いため、ドライアイスが気化してしまうこと。
季節や気温、輸送時間などにもよるので一概にどれくらい減ってしまうとは言えませんが、もともと購入した重さより届いた時には軽くなってしまっていることもあるので注意してくださいね。
また購入できる単位が3キロや5キロからと多いため、ちょっとだけドライアイスが欲しいといった時には向いていません。
ある程度大きなドライアイスがほしくて、自分で購入しに行ける店舗が近くになかったり時間がないという人には、おすすめの方法です。
株式会社大陸のHPには、ドライアイスの作っている行程の動画がありました。
すごく大きなドライアイスがどんどん運ばれてきて、工場見学みたいで見ているだけでも楽しいですよ。
ドライアイスを長時間保存する方法は?
ドライアイスを購入してから実際に使用するまでに時間がある場合。
どうにか少しでも長い時間ドライアイス保管したいですよね。
完全に溶かさない方法というのは不可能ですが、少しでも長く保存するためにおすすめの方法をお伝えしますね。
ドライアイスをなるべく長時間保存するためには、とにかく気化しないようにすることが大切です。
1番いい方法は、紙か布でドライアイスを包むこと。
新聞紙や包装紙、またタオルなどできちっとドライアイスを包んでみてください。
そうするだけで気化しにくくなり、長持ちするようになります。
また新聞やタオルで包んだドライアイスを、発泡スチロールの箱に入れるとさらに持ちがよくなります。
ドライアイスとの隙間もすべてタオルや新聞紙を丸めたものなので埋めて、なるべく空間が残らないようにしてください。
あとはその発泡スチロールに軽く蓋をして、涼しくて直射日光が当たらない、換気ができる場所に置いておきましょう。
もちろんこの方法で、何日もドライアイスがもつというわけではありません。
少しでも長くもたせるための方法なので、少しずつドライアイスは小さくなってしまいます。
どうしても超低温のドライアイスは、専用の冷凍庫に入れない限りどんどん溶けてしまうんですよね。
なのでなるべくドライアイスを購入するときは、使用する当日に購入するようにしましょうね。
ドライアイスは素手で持ってしまうと、皮膚がくっついて凍ってしまい凍傷になってしまいます。
ドライアイスを扱う時は、必ず厚手の手袋をするなど素手で持たないように注意してくださいね。
厚手の手袋がない場合は、軍手を二重にしても大丈夫ですよ。
ドライアイスは冷凍庫で保管できないの?
ドライアイスの温度は、なんとマイナス79度!
そんな低い温度で保管できる場所なんて、家の中にはありません。
冷凍庫でも家庭用だと約-20℃~-18℃くらいなので、冷凍庫に入れてもどんどん溶けてしまうんですよね。
水が凍る温度だとしても、ドライアイスにとっては自分の温度よりは高いので常温とおんなじです。
なので氷と同じ感覚で冷凍庫にドライアイスをそのまま入れておいても、どんどんなくなってしまうので注意してくださいね。
もしドライアイスを保存したいときに発泡スチロールの準備ができない時は、新聞やタオルにドライアイスをきちっと包んで冷凍庫に入れておくと、多少は常温より長くもちます。
もしくは通販で購入した場合は、届いたままの保冷ボックスごと冷凍庫に入れておくのも有効ですよ。
ドライアイスを扱う時の注意点
ドライアイスを扱う時に、気をつけたいことがあるのでまとめておきますね。
素手で触らない
これは当たり前ですが、マイナス79度のドライアイスを素手で触ると危険です。
急激に冷却され血行不全になり、更に接触が続くとその部分が凍ってしまうため凍傷になってしまいます。
必ずドライアイスを扱う時は、厚手の手袋などをするように気を付けてくださいね。
密閉容器に入れない
ドライアイスは、二酸化炭素を急激に冷やして固体にしたものです。
放置しておくと気化してなくなってしまうのですが、その時にはなんと体積が750倍にも膨張するんです。
その為保存容器の口を完全に密封してしまうと、爆発してしまう可能性があります。
特にペットボトルや空き瓶、空き缶等に入れて蓋を閉めると、このように爆発するのでかなり危険ですよ。
なので発泡スチロールに入れて保存する場合でも、必ず蓋は軽く閉めるくらいにしておいてくださいね。
密閉された狭い部屋で扱わない
ドライアイスの原料は二酸化炭素です。
空気中では元の二酸化炭素に戻りますが、空気よりも二酸化炭素の方が重いため下にたまりやすい性質があります。
二酸化炭素をたくさん吸ってしまうと、酸欠状態になってしまう恐れがあるので、ドライアイスを保存するときは必ず換気ができる部屋を選ぶようにしてください。
また車で大量のドライアイスを運ぶときなども、車内に二酸化炭素がたまってしまい酸欠になりやすいです。
必ず窓を開けるなど密閉された空間にならないように、気を付けてくださいね。
子供の手が届かないところに
煙がもくもくと出てくるドライアイスは、子供にとってはとっても面白いんですよね。
子供のころ、ドライアイスを水に入れてもくもく煙を出して遊んだという人も多いはず。
子供の手が届く場所にドライアイスを保存していると、面白いからと言ってついつい素手で触ったり口に入れようとしてしまう可能性があります。
そんなことがないように、必ずドライアイスは子供の手が届かない場所で保管してくださいね。
またもしドライアイスで遊ぶときも、子供だけで遊ばせずに必ず大人が付き添って注意するようにしましょう。
ドライアイスが余った場合の楽しい活用法
必要があって大量に購入したドライアイス。
もし余ってしまったとしても、長期保存ができないのでそのまま気化するのを待つしかありません。
ドライアイスを早く処理できる方法はこちら
けれどそんな時に試してもらいたい、とっても楽しくておいしい実験があるんですよ!
それが、ドライアイスを使って炭酸フルーツを作る方法です!
なんと見た目は普通のフルーツ達が、口に入れるとシュワっと炭酸が入った様に変身してしまうんですよ。
とっても簡単な上に、子供でも大人でも楽しめる実験なのでぜひ試してみてくださいね。
炭酸入りフルーツの作り方
炭酸フルーツを作るために、用意するものはたったこれだけ。
- 生のフルーツ(ブドウ、桃、マンゴー、メロン、スイカ、キウイ等)
- ドライアイス(できれば300gくらい)
- 発泡スチロールの保冷箱
作り方もとっても簡単です。
- 発泡スチロールの中に、ドライアイスとフルーツを触れないように入れる
- 蓋を軽く閉め、4~5時間ほど放置するだけ
これだけで、なんとびっくりの炭酸フルーツができてしまうんですよ。
炭酸フルーツを作る時の注意点
炭酸フルーツを作る時に注意したいポイントは2点。
まずは用意する果物の種類です。
いろいろな果物で試すと楽しいですが、せっかくだからしっかりと炭酸が入ってシュワっと感じるフルーツを選びたいですよね。
炭酸フルーツを作るには、実が詰まったリンゴやバナナなどは不向きです。
水分が多いメロン、ブドウ、モモ、マンゴー、キウイ梨などの柔らかい果物がおすすめです。
あとパイナップルなんかも美味しそうですね。
皮が厚いオレンジやグレープフルーツで試したい場合は、外の皮をむけばOKです。
それ以外の果物は、すべて皮はむかずにそのままで大丈夫ですよ。
またもう1つ注意したい点は、放置するときの通気性です。
必ず発泡スチロールのふたは、きっちりと閉めないように注意してくださいね。
ドライアイスは気化すると、もともとの体積の750倍にも膨らむんです。
その為密閉していると、中の気圧が高くなって爆発してしまう可能性があります。
蓋は軽く閉めるか、少し隙間を開ける程度で大丈夫ですよ。
ドライアイスの原料の炭酸ガスは空気よりも重いので、発泡スチロールの底にたまります。
その為蓋が少し空いていても、しっかりとフルーツにもガスが入るので安心してくださいね。
ドライアイスの購入場所や保存方法 まとめ
以外に身近なようで、いざ手に入れようと思うとなかなかどこで入手すればいいのかわからないドライアイス。
アイスをどこかへ運びたいときや、冷凍庫の入れ替えを行う時にはかなり使えますよ。
また子供の夏休みの自由研究なんかにも使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。
ドライアイスを購入したいという人は、ぜひ参考にしてくださいね^^
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