秋といえば食欲の秋!
そしてこの時期、よくお友達からもらうのがサツマイモ!
今年もお友達からたくさんいただきました。
さつまいもってとっても美味しくて大好きなのですが、なかなか時間があるときじゃないと調理しようと思えないんですよね。
泥を洗って皮むいて、切ってから茹でたり蒸したり…
時間のない平日の食卓に上がることはほぼありません。
なので今回は台風が来てお外に遊びに行けなかった日曜日に、息子と一緒にサツマイモ料理&お菓子を一緒に作りました。
全部とっても美味しくできたので、ご紹介しますね。
https://mainichi-rainbow.com/tenshin-amaguri
さつまいもの加熱方法
さつまいもはもちろん加熱しないと食べれないのですが、加熱方法によってかなり時間が変わってきますよね。
気になって調べてみたのですが、時間がかかるのはこの順番のようです。
短 電子レンジ→ゆでる→蒸す→焼く 長
そして実は加熱方法によって同じさつまいもでも糖度が変わってしまうそうなんです。
糖度の順番はというと…
甘くない 電子レンジ→ゆでる→蒸す→焼く 甘い
そうです。気づきましたか?
時間をかけた加熱方法のほうが甘くなるんですよね。
たしかに焼き芋の甘さって特別ですもんね。
なのでお菓子などには焼き芋を使うのが一番ベスト、逆におかずにしたいときなんかは時短でできる電子レンジを使うといいと思います。
けれどなかなか1時間近くかけて焼き芋を作るのも大変です。
普段は蒸すことも多いのですが、今回は子供と一緒にするので時短で美味しいゆでる方法で調理しました。
さつまいも大量消費メニュー
今回作ったのはこの3品です。
- さつまいもマッシュサラダ
- さつまいも白玉だんご
- スイートポテト
全部マッシュして作るものを選びました。
そのほうが全部同じ大きさに切って、まとめて茹でることができるので楽チンですしね。
お鍋に大きなサツマイモ3個を皮をむいてある程度の大きさに切ってから入れて、水からやわらかくなるまで茹でました。
その間息子に手伝ってもらうことはなかったので「遊んでていいよー」と言っていたのですが、息子はずっとキッチンに張り付いてました(笑)
食べることに興味がある息子、料理も大好きみたいなので普段あまりみない大きいさつまいもに興味津々でした。
もう少し大きくなったらピーラーでの皮むきなんかも手伝ってもらえるかな。
さつまいもマッシュサラダ

材料
- 加熱したさつまいも・・・1本分
- シーチキン・・・1缶
- きゅうり・・・半分
- マヨネーズ・・・大匙2
- ゴマドレッシング・・・大匙1
- 塩こしょう・・・適量
- 白ごま・・・好きなだけ
作り方
- きゅうりはスライスして塩もみしておく
- 加熱したさつまいもを熱いうちにマッシャーでつぶす
- 全部の材料を混ぜるだけ(味はお好みで調整してください。)
オニオンスライスを水にさらしたもの、にんじんのスライスを少しゆでたもの、りんごやレーズンを入れても美味しいです。
サラダは少しつぶつぶが残っているくらいのほうが美味しいので、マッシャーかフォークでつぶすのがお勧めです。
さつまいも白玉だんご

材料
- 加熱したさつまいも・・・1本分(250グラム前後)
- 白玉粉・・・100グラム
- 砂糖・・・25g
- ぬるま湯・・・40~60グラム
- あずき缶・・・好きなだけ
作り方
- 加熱したさつまいもをブレンダーかフードプロセッサーでなめらかになるまでまわす。(なければマッシャーでつぶす)
- ボウルにさつまいも、白玉粉、砂糖をいれ、ぬるま湯を少しずつ足しながらこねる。耳たぶくらいの柔らかさになったらOK
- 鍋にお湯を沸かし、2を丸めたものを入れてゆでる
- 浮いてきたら氷水にうつして冷やす
- 白玉にあずきをかけてできあがり。
なるべくさつまいもは粒がなくなったほうが美味しいので、もしブレンダーやフードプロセッサーがない場合はマッシャーでつぶしてから裏ごししたらいいです。
が、とっても大変なのでつぶすだけでもいいと思います。つぶつぶがちょっと残っていても、ほっくり美味しいですよ。
あとお団子の形はまんまるでもかわいいですが、丸めたものの真ん中をすこし指でつぶすようにするとゆで時間が早くなります。
子供にものどにつかえにくくていいと思います。
さつまいもを入れた白玉だんごは冷たくなってももちもちでやわらかいままです。
小さいお子さんは白玉がのどにつかえる危険があるので、小さめのお団子にしてあげて食べる時には注意をしてくださいね。
たくさん作った場合は、冷凍保存も可能です。
クッキングペーパーを敷いたバットにくっつかないように並べて冷凍庫へ。
凍ったらジップロックなどへ移し変えて保存します。
食べる時はもう一度ゆでるか自然解凍でもOKです。
スイートポテト

材料
- 加熱したさつまいも・・・1本分(250グラムくらい)
- 砂糖・・・25グラム
- バターもしくはマーガリン・・・15グラム
- 塩・・・ひとつまみ
- 牛乳・・・適量(入れなくていい場合も)
- 卵黄(つや出し用)・・・1/2個
作り方
- 加熱したさつまいもをブレンダーかフードプロセッサーでなめらかになるまでまわす。(なければマッシャーでつぶす)
- 1に砂糖、バター、塩を加えて混ぜ、柔らかさを見ながら牛乳を入れる
- 形を整えたらアルミケースなどへ乗せる
- 表面にハケで卵黄を塗る
- オーブンやグリルに入れて、少し焦げ目がつくまで焼く。(5~10分くらい)
牛乳の量には注意してください。
入れすぎるとクリームになってしまい、丸めることができなくなってしまいます。
今回私はさつまいもをゆでる方法で加熱したので、ゆでた時点で結構しっとりしたかんじ。
バターを加えるとクリーム状になってしまいました。
なので牛乳を加えなかったのですが、それでも手で形を整えるのは無理な状態。
仕方なくカップに入れて焼きました。
スイートポテトを作る時は、さつまいもはゆでる以外で加熱したほうがいいかもしれないですね。
けれど結果的にできたものはかなりしっとりで美味しかったです。
おせち料理の栗きんとんみたいな感じで、息子も喜んで食べてくれました。
逆にこれくらいしっとりさせて、カップに入れて焼くのもありかなとおもいました。
子供にお手伝いしてもらうパート
今回息子に手伝ってもらった作業はこちらです。
- さつまいもを洗う
- さつまいもをマッシャーでつぶす
- お団子をこねる
- お団子を丸める
- きゅうりの塩もみ
- サラダを混ぜる
けっこういろんなことを手伝ってもらいました。
本当はスイートポテトも一緒に作って、丸や三角なんかのいろんな形にしたかったんですけどね。
けれど本人的にはたくさんお手伝いができて大満足な様子でした。
特にマッシャーでつぶす作業とお団子を丸めることは一生懸命頑張っていました。

今回はサラダ分だけマッシャーでつぶして、残りは全部フードプロセッサーでまわしました。
さつまいもをゆで終わってから3品作るのに、全部で1時間ほどでできました。
私は息子と料理を一緒にする時には、必ずいろんな問題を出しながら楽しく作るようにしています。
「さつまいもを切ったら何色でしょうか?」
「さつまいものほかにお芋の仲間は何がある?」
「きゅうりとお塩を混ぜておいたらどうなると思う?」
「白玉はどうなったら出来上がりでしょうか?」
なんていろいろ問題を出していると、よりいっそう料理に興味を持ってくれますよ。
おかげで1時間1度もキッチンを離れることなく、ずっと手伝ってくれました。
まとめ
いかがでしたか?
さつまいもをたくさんもらって困ってしまった時には、休みの日にまとめて調理してしまいましょう。
甘くてホクホク美味しくてそのまま焼き芋でも美味しいですが、子供と料理をするとさらに美味しく飽きずに食べられます。
さつまいもが美味しいこの時期、ぜひお子さんと一緒にさつまいも料理&お菓子作りを楽しんでくださいね。
