先日行ってきた富士サファリパークで、初めてジャングルバスに乗ってきました。
手が届きそうなくらい目の前までやってくるライオンやクマに圧倒されながらも、エサをあげたりとっても楽しかったです。
3月の日曜日でしたが、当日朝にチケットを買うこともできましたよ。
今回はそんな富士サファリパークのでのジャングルバスの乗り方や、実際の流れなどをお伝えしたいと思います。
これから富士サファリパークへ行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
富士サファリパークの料金割引や、ジャングルバス以外の楽しみ方についてはこちらにまとめています。
あわせてご覧ください。

目次
富士サファリパークジャングルバスの予約方法
無事に入園できたら、早速ジャングルバスの予約が必要です。
ジャングルバスの予約方法は2つあります。
- 現地へ到着してから購入する
- 富士サファリクラブ会員になってネットから予約しておく
我が家はサファリクラブ会員になってカードも届いていたのですが、ネット予約はせずに現地で購入することにしました。
なぜかというと、実はネットで予約できるジャングルバスはかなり限定されていて、1日6便くらいしかないんです。
で、行きたい日の2日前にカードが届いた時点だとほぼ予約は埋まっていて、あいているのは午後の時間だけでした。
せっかく朝から行こうと思っていたので、午後のバスよりは早めの午前中のバスに乗りたいなと思って現地で購入することにしました。
ちなみにジャングルバスは平日だと30分間隔、土日祝なら10分間隔で出ているので、かなり本数はあります。
ジャングルバスの予約はだいたい翌月末までのものを予約できるので、もしかなり早めに行く日が決まっていて乗りたい時間が空いていれば予約するのが確実です。
ジャングルバスのチケット購入のために並ぶ必要もないので、入園してから行列に並ぶという無駄な時間を過ごすこともなくなります。
特に混雑する時期は、入園してもジャングルバスのチケットを買うために30分~1時間以上並ぶということもかなり多いみたいです。
ジャングルバスに乗りたい場合は、なるべく早めに日程を決めてネットで予約するか、もしくは朝一に入園してすぐにジャングルバスのチケットを購入するのがおすすめですよ。
けれどwebからの購入だと、何の動物のバスなのかが書かれていません。
乗りたい動物があるのであれば現地で購入するしかないようですのでご注意を。
ジャングルバスのチケット売り場の場所
ジャングルバスのチケット販売機は、入場ゲートの脇にある案内所にあります。
なので入場したらみなさん近い場所に車を停めて、ダッシュで案内所まで戻ってチケットを買いに来ていました。
駐車場は自由に停めることができるので、なるべく入ってすぐの場所に停めたほうがいいですよ。

案内所の中にはチケット販売機が2台しかないので、かなり混み合います。

我が家はキャンピングカーだったので、入り口のゲートを通らずに右の入り口から入ることができたんです。
そしてその入り口のすぐ脇の案内所で入場料を払いました。
そのついでにジャングルバスの列にも並べたので、5分ほどでチケットを購入することができました。
開園して20~30分くらいの間でズラッと行列ができてしまうので、とにかくジャングルバスのチケットを買いたい場合は駐車場についたらダッシュが鉄則ですね。
バスチケットの売り場近くの駐車場に停めないと、奥のほうまで行ってしまうとチケット購入まで戻るのが大変なので注意してくださいね。
チケット売り場では販売機の上の部分に、その日運行予定のバスの出発時間と動物が書かれています。
私がチケット売り場についた時点(9時20分くらい)では10時くらいからのバスがまだ空いていました。

1日1本しかないチーターラン・プラス(チーターの疾走を見ることができる)の便は、すでに売り切れていました。

息子が乗りたいといっていたトラのバスがちょうど40分後くらいに出発だったので、その便を予約しました。
ちなみにジャングルバスは3歳から有料で、一律1,300円です。
また座席を使用する場合は2歳以下でも有料と書かれていました。
1,300円を払うと動物にあげる餌が1人分もらえるので、2歳以下でも席に座ってたくさん動物にもえさをあげたい場合は有料にしたほうがいいかもしれませんね。
逆に抱っこ紐などでバスに乗る場合は、無料で問題ないと思います。
ちなみにwebからジャングルバスを予約した場合には、チケット販売機の隣にある受付カウンターでチケットがもらえるようでした。
やっぱりwebから購入できると列に並ぶ時間がいらないのでかなり効率的ですが、なかなか自分の思った時間に空きがなかったりもするんですよね。
とにかく並びたくない人はwebで早めに予約、子供が乗りたい動物が決まっていたり希望の時間が空いていない場合は現地で買うのがいいかなと思います。
けれどGWやお盆時期などは本当にすごく並ぶようなので、もし予約に空きがあるのであればwebのほうが絶対に確実ですよ。
富士サファリパーク スーパージャングルバスの予約方法
富士サファリパークには、ジャングルバスよりさらに楽しめるスーパージャングルバスというものがあります。
ジャングルバスとの違いは、なんと天井までスケルトンになっていて熊やライオンなどの動物がバスの上まで乗ってくるということ。
かなりデンジャラスな乗り物なのですが、普段見れないような角度からも動物を間近に見れて動物好きにはたまらないですよね。
駐車場に停まっていたので中をのぞかせてもらいました。

本当に天井まで網しかない状態で、上からライオン達に見下ろされると思うとちょっと怖いですね。

このスーパージャングルバスは、小学生以上でないと乗ることができません。
なので今回は断念したのですが、息子が小学生になったらぜひ一度は乗ってみたいなと思っています。
ちなみにスーパージャングルバスは、完全予約制になりますのでご注意を。
当日席が空いていたら現地でも購入はできるようですが、ほとんど空いていることはないようです。
富士サファリクラブ会員でなくても購入できるスーパージャングルバス予約ページから、前もって予約をしておきましょうね。
⇒スーパージャングルバス予約ページ
ジャングルバスの出発まで園内を散策
ジャングルバスのチケットを購入したら、バスの出発時間まで時間をつぶしました。
30分ほど鹿時間がなかったので、動物を見に行ってしまうとすぐに戻ってこなくてはいけません。
なのでとりあえず駐車場に停まっていたいろいろなジャングルバスを見に行くことに。
駐車場にはたくさんのジャングルバスが停まっていましたよ。

今回乗るのは一番奥のトラのジャングルバスです。
しまじろうが好きだからトラがいい!と言っていた息子ですが、しまじろうとはだいぶ違った迫力のあるお顔です(笑)

どれもかなり個性的なお顔で、クオリティが高かったです。
けっこういろいろなバスが停車されているので、バスの前で記念撮影をするのも楽しいですよ。
お土産はサファリショップで混む前に購入するのがベスト!
駐車場からすぐにあるサファリショップへも、バスを待っている間に行ってみました。
後ろには富士山がきれいに見えます。

サファリショップの中はけっこう広く、お菓子から動物モチーフのおもちゃ、雑貨、衣類などまでたくさんありました。

ライオンやトラなどのぬいぐるみや

こんなかわいい食器類

ちょっと笑える個性的な衣類まで。

これはおしりにつける動物のしっぽ。

園内につけている子供がいてとってもかわいかったのですが、家へ帰ってからはいつ使うんだろうとおもってしまいました(笑)
ディズニーランドのミッキーやミニーのカチューシャとおんなじ感じですね。
サファリショップは午前中はかなり空いていたのですが、午後になると結構混み合ってレジにも人が並んでいました。
みんな帰る前にお土産を買いに寄るんでしょうね。
もしゆっくりと見たいのであれば、午前中などの早めの時間のほうが空いているのでおすすめです。
駐車場も近いので、買ったお土産はそのまま駐車場の車へ入れておけば園内を回るときにも邪魔になりません。
ジャングルバス乗り場もすぐ近くなので、バスを待つ間の時間にでもサファリショップへ寄ってお土産を選んでおけば、子供がぐずってもすぐに帰れるのでいいと思いますよ。
富士サファリパークでいよいよジャングルバスに乗車!
そんなこんなで動物はまだ見ずにバスを見たりお土産を買ったりしているうちに、ジャングルバスの出発時間が近づいてきました。
バスを予約したときにもらえるチケットに、何番の乗り場かが書かれているのでその乗り場で待ちます。

我が家が乗ったトラバスは1番乗り場からの出発でした。

10分くらい前についたのですが、まだ誰も並んでおらず。
なので先頭に並んでバスを待ちます。
ジャングルバスの座席は前後左右どこがおすすめ?
バスが到着すると、先頭から順にバスに乗り込みます。
その時に迷うのが、左右どちらの座席がいいの?ってことですよね。
バスの中はこんな感じに外向きに並んだシートに順番に詰めていく感じです。

結果的に言うと、左右どちらもそんなに見れる動物に差はありませんでした。
それに餌をあげる場面では、動物がバスの回りに集まってくるので、右でも左でも問題ありません。
が、外を向いて座っているので、バスが動いている間はほとんど後ろ側の動物を見ることはできません。
もちろん後ろに人も座っているので、覗き込んだりもできないです。
動物は左右どちらかにいて、その間の道を進んでいくので多少見れる動物が変わってくるのも確かです。
私達は進行方向を向いて右側に乗ったのですが、どちらかというと左側のほうが見れるものが多かったような気が・・・
特にぞうとキリンは左側でないと見れなかったので、あえて言うなら左のほうがおすすめかもしれません。
けど左にキリンがいたのは、ウォーキングサファリなどの人たちがエサをあげていたからそこに集まっていたからかもです。
逆に右だと見れなかった動物もいるかもしれないので、あんまり参考にならないかもです。ごめんなさい。
基本的には左右どちらに座っていても、楽しめるようにはなっているので安心してくださいね。
ちなみに前と後ろだと、前の方が係りの人の説明をしっかり聞けるので小学生くらいの子供がいるのであれば前の方がおすすめです。
うしろでももちろん聞こえるのですが、前にいる子供はその場で質問したりして答えてもらっていました。
逆に小さい子連れだと後ろの方が気にせずに楽しめるかもしれません。
バスの乗り口は前にあり、乗った時点で奥から詰めるように言われてしまいます。
なので後ろに乗りたい場合は我が家のように一番先頭に並べば確実に後ろに座れますよ。
もし前に乗りたい場合は、列の一番最後に並べばいいかもしれないですね。
けれど一番最後だと状況によって左右に分かれて座らなければいけないことになってしまうかもしれないので、人数が多い場合は注意してくださいね。
バスの一番後ろからみるとこんな感じで、一番前で係りのおじさんが動物などの説明をしてくれながらバスが進んで行きます。

バスに乗るときに渡される餌は3種類。

- 野菜と果物→熊用
- 肉→ライオン用
- ドライフード→ラマ・ラクダ用
もうちょっとたくさんあげたいなと思いましたが、1日ジャングルバスが何便もあるのでこれ以上食べてしまうと食べすぎなんでしょうね。
みんなが乗り込んだところで簡単に説明があり、早速出発です!
バスは駐車場を突っ切って、サファリゾーンへ向かいます。
サファリゾーンでは猛獣などが逃げ出さないように、2重のゲートになっているようです。
10台くらいの車が1つ目のゲートの中に入った時点でゲートが閉まり、その後に2つ目のゲートが開いて中に入るような仕組みです。
やっぱり厳重になっているんだなと実感しました。

自家用車でもサファリゾーンを回れるので、たくさんの一般の車と一緒に並んで中へ入ります。

2重ゲートの1枚目が閉まったら、前のゲートが開いていざサファリゾーンへ!!

最初に現れたのは熊でした。
バスの姿を見ると、みんなぞろぞろと集まってきます(笑)

そして餌を差し出す前から立ち上がって催促。
もう完全にわかっているんですね^^;

熊とライオンには、この長いはさみのようなもので餌をあげます。
口をケガしてしまうので、白いマークのある網より下から下向きにあげるように注意がありました。
早速はさみを出してみると熊が寄ってきます。

案外熊って食べ方がかわいいんですね。

別の熊もやってきました。
いろいろな場所で差し出される餌を食べに行くので、1頭だけじゃなくて入れ代わりで別の熊がやってきます。

こちらの熊は、餌を食べたくて網の外に餌を出す前から歯茎全開の必死の形相で笑ってしまいました(笑)

お口の中までしっかりと見えますよ。

あまりに面白かったのでGIFにしてみました(笑)

どうです?
旦那はわざとりんごをギリギリのところに出して、この顔を楽しんでました(笑)
もちろんちゃんと最後にはあげましたが、ちょっとかわいい熊の一面が見れて面白かったです。
そして餌を全部もらうと、みんなおとなしく定位置まで戻っていきます。

全部なくなったら催促しても何も出てこないってわかっているんでしょうね。
ほんとにあっという間にみんな去っていく姿がまた面白かったです。

またこの後10分後に次のバスが来るまで、寝て待つんでしょうねー。
熊ゾーンはしばらく続いて、餌やりをした場所から先にもいろいろな種類の熊がたくさんいました。
なんだか遠くで見る分には、みんなゴロゴロダラダラしていてとってもかわいかったですよ。

お次はライオンの餌やりゾーンです。
ライオン達もバスの姿を見ると一斉に近づいてきました。

オスもメスもいましたが、我が家の前に陣取ったのはこのオスライオン。

ケンカをしたのかおでこに傷がありました。
お肉を差し出すと、思っていたよりかわいい食べ方をしてくれます。

こうやって近くでみると、かなりの顔の大きさで大迫力なのですが食べ方は猫そっくり。
やっぱり猫の仲間なんだなって改めて思いました。
もっと骨付きのお肉なんかを食べると迫力があるんでしょうけど、小さい切り身だけなのであっという間に丸のみです。

息子もパパと一緒にがんばって餌をあげようとしていましたが、この迫力に負けてつい手を離してしまいます(笑)

結局息子一人では上げられなかったですが、こんなに近くでライオンを見れて怖いといいつつも喜んでいました。
あっという間にエサあげタイムは終了~
ライオン達もえさがなくなるといっせいに退散していきましたよ(笑)
ライオンゾーンが終わってからは、しばらく動物いろんな動物が続きます。
トラ

サイ

ヒョウ

ぞう

いろいろな動物が右や左に順番に現れます。
きちんとガイドの人が動物の名前や特徴なども教えてくれるので、子供も飽きずに楽しむことができました。
車のスピードはゆっくりですが、2車線あるのでそこまで渋滞するということもありません。
けれどたまたま車高の高い車が横にいて並走してしまうタイミングがあり、その時は動物がちょうど車の向こう側にいて見ることができなくて残念でした。
車線は右へ行ったり左へ行ったりしていたので、特にジャングルバスはどちら側の車線ということは決まっていないようでしたよ。
最後の餌やりは、らくだやラマなどの草食動物です。
係りの人が鐘を鳴らすと一斉に集まってきました。

今までのはさみでの餌やりとは違って、足元にある入れ物に餌を入れてあげるだけ。

クマやライオンと比べると餌やりをしている感じはありませんが、近くにラマやラクダが寄ってくれるのでかわいかったです。

その後もシマウマや草食動物などのゾーンを抜けて、予定通り50分ほどでバス乗り場へ戻ってきました。

ジャングルバスの感想
楽しみにしていたクマやライオンの餌やりは、思った以上に迫力があって動物たちを近くで見ることができたので楽しかったです。
クマもライオンも可愛くって笑ってしまいました。
自分の車でサファリゾーンを回っても餌やりはできないので、一度は乗ってみたほうが楽しいかなと思いました。
けれどそれ以外の動物を見るだけの場所では、基本的に見れるものは自家用車で回るときと同じです。
1人1,300円という値段が、特に子供も同じ値段がかかってしまうのでちょっと高いかなと思ったのが正直なところ。
我が家は4人で乗ったので、ジャングルバスだけで5,200円の出費になりました。
次回行くとしたら、歩いて回れるウォーキングサファリくらいでいいかなと思いました。
ジャングルバスに乗る場合の注意点
全面網だけなので、暑くても寒くても外の温度と同じジャングルバス。
この日は曇りなうえに風がとっても強い日でした。
しかも富士山の麓なので風がとっても冷たい!
50分間バスに乗っていると体が冷え切ってしまいました。
逆に真夏だとかなり暑いだろうなと思います。
気候のいい時期であればいいのですが、冬と夏に行く場合は防寒対策、暑さ対策を確実にしていったほうがいいですよ。
特に小さい赤ちゃんやお年寄りと一緒に乗る場合は注意してくださいね。
富士サファリパーク ジャングルバスまとめ
今回初めてジャングルバスへ乗ったのですが、本当に目の前の手の届きそうなところでライオンやクマを見ることができてとても楽しかったです。
思っていた以上に迫力もあり、けれど近くで見れる分可愛い一面を見れたりもして、やっぱり動物園とは違う楽しみがあるなと感じました。
4歳の息子もかなりおっかなびっくりではありましたが、エサをあげることができて楽しかったようです。
息子が小学生になったら、今度はスーパージャングルバスにもぜひ乗ってみようと思います。
富士サファリパークでジャングルバスへ乗ろうと思っている人は、参考にしてくださいね。
富士サファリパークの料金割引や、ジャングルバス以外の楽しみ方についてはこちらにまとめています。
あわせてご覧ください^^
